エゴにまみれた世界で綺麗な花を咲かせる(28話目)

 

「不思議なおじいちゃんとの出会い(1話目)」
 

「鬱病に至るまでの経緯(2話目)」
 

「光の見えない暗黒時代(3話目)」

 

「大好きな祖母との別れ(4話目)」

 

「心の琴線に触れた松井先生のお話(5話目)」

 

「虹の戦士の集い(6話目)」

 

「魂の器(7話目)」

 

「神様からの言葉(8話目)」

 

「嘘みたいな本当の話(9話目)」

 

「様々な病気が改善していく小顔施術(10話目)」

 

「医療関係者にも認められる気功整体施術(11話目)」

 

「常識破りの松井式(12話目)」

 

「松井先生の誓い(13話目)」

 

「気功の力で繋がるご縁(14話目)」

 

「弁財天様と白い蛇(15話目)」

 

「神通力が付いた女性への相談(16話目)」

 

「目の前に現れた神様からの神命(17話目)」

 

「数々の難病を治すゴッドハンド(18話目)」

 

「神様に伺う人生相談(19話目)」

 

「神様が降りてきた理由を求めて(20話目)」

 

「神様との対面と体に伝わる霊気(21話目)」

 

「初代のHさんを知る100歳近い方のお話(22話目)」

 

「不思議な泥とのご縁(23話目)」

 

「幹細胞が新生する泥の発見(24話目)」

 

「放射線治療の痕も綺麗になった奇跡の泥(25話目)」

 

「歯科衛生士さんも認めた奇跡の泥(26話目)」

 

「シミにも火傷にも傷痕にも効いた奇跡の泥(27話目)」

 

27話目の続きです。

 

 

 

泥パックの奇跡のような実体験を目の前で沢山聞かせて頂いて…。

 

「なんで神様が作れって言ったのか、やっと分かった。神様も粋なことをするねぇ。」

 

そう話された松井先生の言葉に目頭が熱くなりました。

 

 

 

泥パックに関しても、松井先生は利益の為に始めたわけではありません。

 

「そんなに沢山売れなくても良いんだよねぇ。会社がやっていけるくらいで必要な人の元へ届けば、もうそれで良いの。」

 

と、そんなお話をされておりました。

 

 

 

泥パックの製造の為に借金までされた松井先生。

 

60代後半からの起業は決して楽なものでは無かったはずです。

 

ある程度、販売数が出ないと会社としてやっていくことも出来ません。

 

そうなると、必要な方の元へ届けることも出来なくなってしまいます。

 

 

 

良い商品だから勝手に売れていくということは無いのだと、私もお手伝いして頂いた中で実感していました。

 

「パッケージのデザインが悪い」

 

とか、

 

「ネーミングが悪い」

 

などと、悪い所を探して指摘してくる人はいたのですが、私は心の中で「何を勝手なことを言っているのか。ここまでどれだけの苦労があったと思ってるんだ!」と思っておりました。

 

未熟ですみません(^^;)

 

 

 

実は泥パックの商品名も、松井先生とご縁があった某有名コピーライターの方が考えてくれたものだったりします。

 

文字一つとっても、色んなご縁や思いが込められているわけです。

 

だから、10円くらいの商品を見ても、それに込められた思いを考えると無碍には出来ないのですよね。

 

 

 

当時、一緒に販売を手伝ってくれている人がいたのですが、その人が紹介した人が商品を持ち逃げしてしまったり…。

 

また別の人は、自分が利益を得たいが為に、勝手なことをしでかしたり…。

 

「マーケティングのプロと呼ばれている人を紹介します!」と言われ、松井先生が会いに行ったことがあるのですが…。

 

後日、「どうでしたか?」と聞いたら、「海千山千だねぇ。」と答えられておりました。

 

※海千山千とは「物事の表と裏を知りぬいていて、したたかでずる賢い。」というような意味です。

 

 

 

ある日、体験講座に参加された女性がいらっしゃったのですが、その方はご自身で化粧水を作られているということ。

 

松井式の受講生さん達は女性が多いので、興味を持ってお話を聞きに行く人が多かったのですが…。

 

後で松井先生から次のようなことを言われました。

 

「あれはとても失礼なことだと思うんだよねぇ。要は人の講座に来て自分の物を売りつけたいんだよねぇ。僕が注意しても良かったけど、講座の雰囲気を悪くするのもあれだから何も言わなかったんだけれども。これから受講生さん達が増えてくると、自分の利益目当てにそういう輩が近づいてくることもあるから、まーくんとあっちゃんにも気を付けてもらわないとねぇ。」

 

 

 

松井先生に言われるまで何も気付いていなかった自分が恥ずかしく…。

 

「はい、すみません。以後気を付けます。」

 

と、謝ったこともありました。

 

 

 

ある時、松井先生が某大手薬剤会社から、「一緒に販売しませんか?」ということで声をかけられたことがあります。

 

その会社へ向かう途中、神様からこんなことを告げられたそうです。

 

「今日は何があっても絶対に怒るな。」

 

どうして良い話を聞きに行くのに、神様はそんなことを言われるのか…。

 

そう思っていたそうです。

 

 

 

会社へ着くと、担当の方が「じゃあ、みんな部屋に集まっているので、社員達の前で商品説明をお願いします。」と言われます。

 

説明を終えた後、その担当の方から聞いた話は耳を疑うような内容でした。

 

当初は一緒に販売を手伝うということだったのに、松井先生が一代理店扱いということになっていて、「それでも他の代理店より条件が良いのだから良いでしょう?」というような話だったのです。

 

その時、「あぁ、神様が言っていたのはこれのことか。」と怒らずに、提携の話は無かったことにして帰られたそうです。

 

 

 

またある時は、某有名化粧品サイトにて、使用されたお客様からとても良い評価を頂いていたことがありました。

 

ところが、あまりにも評価が高すぎるということで、別の化粧品会社からクレームが入ったらしく…。

 

そのサイトでは販売出来なくなってしまったということもありました。

 

それはおかしいと思った協会のお手伝いをして下さっていた弁護士さんが抗議の連絡を入れたのですが、化粧品サイトもノーコメント。

 

その弁護士さんは化粧品の問題などに詳しい方だったのですが、「おそらく大手の会社から圧力がかかったのではないかと思います。出る杭は打たれるようなところがありますから。」ということでした。

 

 

 

そんな大変なことが色々とありつつも、松井先生は文句ひとつ言わず、前を向いて歩き続けておりました。

 

利権という魔物に群がるドロドロとしたエゴと、そんな中でも真っ直ぐに歩み続ける松井先生。

 

ある日、私達にこんなことを教えてくれました。

 

「仏教では蓮の花が良く出てくるでしょう。あれは何でかというとね、蓮の花は泥の中で綺麗な花を咲かせるんだよねぇ。周りがどうあれ、自分自身が綺麗に生きていたらそれで良いの。」

 

 

感情に流される人が多い中、松井先生は感情に流されることなく、いつも背中で教えてくれておりました。

 

そんな松井先生だったからこそ、私達も背中を追いかけたいと思い、何度も転びながらも必死になって付いていっていたのです。

 

 

 

コツコツとやってきた結果、多くの方々から泥パックを使用した喜びの声や驚きの声を頂くようになり、とても有り難いことだなぁ…と思うのです。

 

今でも、松井先生の苦労を思い出すと、有り難さで涙が出そうになることもあります。

 

だからこそ、この良い商品が必要な方の元へ届くことを心から願っています。

 

 

<29話目に続く>

 

 

 

 

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