鬱病の人を救った松井先生のお話(34話目)
松井先生は様々な症状を改善させてきたゴッドハンドでもありますが、人間的にも素晴らしい魅力のある方でした。
私もあっちゃんも、その人徳と志に惹かれて付いていったようなものです。
困っている人がいたら、自分の出来る精一杯を行うのですよね。
そんなエピソードを一つご紹介させて頂きます。
Yさんという強度の鬱病の方が松井先生の元へ施術を受けに来ていたことがありました。
私自身も経験があるので分かりますが、鬱病のような精神疾患になると、目に力が無くボーっとしているような状態になってしまうのですよね。
何をするのも怠くなるので動作も鈍くなっていきます。
そのYさんが施術に通ってきていた時、神様にお伺いを立てます。
神様によると「母親が非常に会いたがっている。」とのこと。
そこでYさんの父親に話を聞いてみると、「実は息子が赤ん坊の時に離婚していて、今の妻は再婚相手なのです。息子の本当の母親である元妻のその後のことは一切わからないのです。」ということでした。
そこで松井先生は、前妻の実家のある場所を聞き、Yさんと一緒に訪ねます。
途中、昼食でラーメン屋に寄ったそうです。
その時、Yさんが水をコップに注いで持ってきてくれたそうなのですが、いつもの緩慢な動きではなく、キビキビとした動作に変わっていて、松井先生も「おやっ。」と思ったということでした。
Yさんのお母さんの実家に着くと女性が出てきて、松井先生がYさんを紹介するとビックリして、「主人を呼んでくるから待ってて下さい!」と家から飛び出して行ったそうです。
ご主人が戻って来られると、「Yさんの両親の了解のもとに来られたのですか?」と尋ねられ、「そうです。」と伝えると家に招き入れられます。
ご主人と女性は、Yさんのお母さんのご両親で、このように言われます。
「今、Yさんのお母さんは入院しています。電話をして会うかどうかを聞いてみるから待ってて下さい。」
入院先の病院に電話し、本人に了解を取り付け、後日Yさんが面会に行く事が決まりました。
後日病院に行ったYさんが、松井先生の所に見えられてこう言います。
「お母さんは鍵のかかった鉄格子の部屋でした。」
と、それだけ言って後は何も話さなかったので、松井先生もあえて何も聞きませんでした。
ただ、Yさんはそれを機会に、見違えるほど元気になりました。
施術中、松井先生が「彼女はいるの?」と聞くと、Yさんは「3年前に私の症状で迷惑をかけたくなかったこともあって別れました。その後は結婚したのかどうか分かりません。」とのこと。
「電話をしてみたら。」と松井先生が言うと、電話ではなく、その後お手紙を書いたそうです。
しばらくして返事が来て二人で会い、お付き合いするようになり、そのまま結婚します。
それからお子さんも二人生まれて、幸せに暮らしているそうです。
鬱病のYさんを何とかしたいと、実のお母さんを一緒に探して歩いた松井先生。
松井先生の行動は、転んだ時に打って痛めた膝に手がいくように、本当に自然で当り前のことなのですよね。
それを目の当たりに見ていたからこそ、私達も出来ることをしたい…とお手伝いをさせて頂いておりました。
31話目と32話目で、生霊に憑かれた方のお話をお伝えしましたが、生きている人の強い思いは相手にも影響を与えるのですね。
それを知ると、なかなか悪いことは出来ないわけですが、次回は、そんなお話もしていきたいと思います。
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