良くも悪くも責任を取る「占い」という名の人生相談(50話目)
松井先生がご縁のある方だけ集めて行っていた心の勉強会。
以前、天眼通が身に付いたメンタル体・コーザル体の弁護士ご夫婦のお話をしたこともありました。
「今生の内にアストラル体くらいは抜けて頂きたい(46話目)」
心の勉強会を誰でも参加出来るようにした時、勉強会の前の時間帯に毎回3名程度のみ、松井先生との個別相談の時間を受け付けていました。
一人10分~15分程度お時間を取って、カフェなどのお店で離れた所に席を取った松井先生の元に一人ずつ行って相談して、次の方や終わった方は、私達のテーブルでお話をするというようなスタイルで行っていました。
色々な方が相談に来られておりましたが、松井先生のお答えはとても現実的なのです。
例えば「仕事が無い。」というような相談があったとしましょう。
そんな時、松井先生は「出来ることを頑張るしかない。」というような回答をすることもあります。
「神様が何とかしてくれるから大丈夫。」というようなことは言いません。
スピリチュアルな回答を求めてくる人は、そのとても現実的な答えが受け入れられない方もいたようで、怒って帰ってしまう人もおりました。
時には、聞いてもいないことをズバズバと言い当ててしまうこともありましたが、基本的にはその人が自分の力で何とか出来る現実的な回答をするのです。
ある日、心の勉強会が終わった後の懇親会で、占いの話になったことがあります。
私は松井先生と出会う前、手相やタロットを学んでいた時期もあったのですが、学んでいる中である先生にこんなことを言われたことがあるのです。
「相手が元気になることを言ってあげたら、それでOK!」
それを聞いた当時の私は、相手が元気になるなら、それでも良いと思っておりました。
と、そんなお話になった時、松井先生がこう言います。
「占い師っていうのはいい加減な人も多いよねぇ。だって、言ったら言いっ放しで責任取らないでしょう?」
「例えば、悩んでいることがあって占い師に相談したとするよねぇ。で、その占い師に『あなたがやりたいことを突き進んでいけば大丈夫です。』と言われたとするよねぇ。」
「言われた通りにやりたいことをやっていって失敗したとしても、占い師は責任を取ることをしないでしょう?」
あぁ、確かに…。
今まで何度か松井先生の人生相談のお話をさせて頂きましたが、ただ元気づけるだけではなく、ダメな時はダメだとハッキリお伝えしておりました。
泣かれようと、怒られようと、嫌われようと、相手のことを思って答えているのです。
以前、こんな占い師さんのお話をしたこともありました。
上記の記事内で書かなかったのですが、その占い師さんが松井先生に言っていた言葉が、正にそんな言葉だったのです。
「相手の悪いところを言ってはならない。良い事だけを言えば良い。占いには相談を受けたら解答する本があるので、それで答えている。」
私が学んでいたタロットの先生には、こんなことを言われたこともあります。
「このカードが出たら何をやってもダメだから。悪いことが起こるというのもハッキリ伝えないとダメだよ。」
占いの教え方というのも人それぞれなのでしょうけれど、良いことにしても悪いことにしても、話す方は責任を取ることはありません。
松井先生は自分の発言に対しては、良くも悪くも全て責任を取ってきていたのです。
ある時、「事業がうまくいかない。」と言ってKさんが相談に来られます。
神様に伺ったところ、次のような回答をされました。
「あなたは全財産をなくす。御先祖・御両親に感謝の気持ちが全くない。」
それを聞いたKさんは怒り出し言い返します。
「私ほど先祖に尽くしている者はいない。寺の総代をしているし、りっぱな墓も建てた。それなのに!」
すると神様は厳しい言葉を仰います。
「お前は全て自分の為。総代でもやっていれば皆が褒めてくれる。墓もそうだ。自分の見栄の為だ。」
そう言われたKさんは黙って帰ります。
「全財産を無くす。」という言葉まで言ってしまって良いものか…と思いますが、神様の言われた通り、18億円ほどあった財産が全て無くなったそうです。
最後に残ったお金も投資に使ってしまい、一銭も残らなかったのです。
そのKさんが、後で来られた時、こんなお話をしていたそうです。
「今は息子名義の家に住んでいるが、無一文なのは松井先生が知っているだけだ。世間はまだ持っていると思っている。何もないのに有るフリをするのはとても大変。辛いものだ。先生に色々相談したが、実は相談する前に投資もやってしまっていた。」
松井先生は、ダメな時はダメとハッキリ伝える人でしたが、それを聞かずに行った人は、やっぱり上手くいかないのです。
ただ、私は疑問に思っていたことがありました。
松井先生が人生相談を受けた時、九星気学を使って答えていたこともあったのです。
なので、質問をしたことがあります。
「松井先生、気学で答える時があるじゃないですか?あれは占いじゃないんですか?」
と、それを聞いた松井先生は…。
「あぁ、あれは占いじゃないのね。」
その時は意味が分からず、それ以上突っ込んで聞くことも無かったのですが…。
言葉の意味が分かるのは、後々になってからのことでした。
「今生の内にアストラル体くらいは抜けて頂きたい(46話目)」
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