世間の常識から外れた結婚相談の答え（47話目）

松井先生は会った人を見るだけで、どんな人なのか分かるようなところがありました。

以前、松井先生が女性の方から結婚相談を持ちかけられた時、ある時には「反対」し、ある時には「賛成」し、結果的に幸せな相手を見つけられたお話をしたことがあります。

【魂の器（7話目）】

https://ameblo.jp/mikatakakumei/entry-12364033484.html

その判断は「魂の器」だということで、世間一般の肩書きは関係無いのですね。

そんな松井先生のことを慕って、結婚相談をされにきた女性がおりました。

松井先生が相談を受けた時、まず「連れておいで。」と言うのですよね。

で、直接会って、目で見てから判断するのですが…。

相談されてきた女性に対して、松井先生は次のように答えます。

「騙されているから、結婚する前にちゃんと調べてみた方が良いよ。」

耳を疑うような答えながらも、女性もご両親に相談して色々と調べてみると…。

松井先生の言った通りだったのです。

その女性は良い所のお嬢さんなのですが、相手の男性は財産目当てのような所もあったようです。

結果、騙されずに済み、無事に別れることが出来ました。

実は、その女性のお父さんが泥パックDXを製造する際にお手伝いして下さった、某有名化粧品会社の元研究所長さんであるTさんです。（24話目参照）

娘さんの出来事があったからこそ、松井先生のことも信じて下さって、色々とご協力して下さったのです。

その女性は「松井先生のようになりたい！」と柔道整復師の学校に通われ、同じ道を目指す男の人と出会い結婚します。

まだ松井式講座が始まったばかりの頃、逗子までお手伝いに来て下さって、一緒に講座に参加したりしておりました。

とても感じの良い男性で、二人でお店を出すのが夢だと言っていたのを覚えています。

また別の話になりますが、Oさんという女性が息子さんを連れて相談に来られます。

息子さんが恋愛して相手の女性が子供を宿したそうです。

結婚をしようと思い、女性を両親に会わせます。

レストランで食事をしながら紹介されて、両親とも娘さんの気立ての良さを気に入ったということでした。

ところが、食事の最中に女性が突然倒れ、救急車で病院に運ばれます。

「てんかんの大発作」でした。

それも重傷で、度々発作を起こしていたそうです。

松井先生が神様に伺いを立てると、「二人は結婚してはいけません。そして子供はおろしなさい。」とのこと。

彼が泣きながら「子供が可哀想。そんなことは出来ません！」と言うと、神様は次のような答えをされます。

「誰が子供を育てるのですか。身体の弱い奥さんが育てられますか。子供が一番可哀想な目にあいます。それに結婚しても二人とも苦労ばかりでしょう。一時の感情に走らず冷静に考えなさい。相手の両親に会って事情を話せば分かってくれます。あなたもその後結婚します。その時出来た子供は、今娘さんのお腹にいる子です。子供のことは心配しなくてよい。」

相手の両親に話すと、「娘の病気のことを隠していた私どもの方が申し訳なかった。こちらから断るべき筋のことで、娘にもよく言い聞かせるから。」と詫びられたそうです。

その後、息子さんには良い人が現れて結婚し、子供も誕生します。