障りが伝える業の波(76話目)

 

今まで松井式が始まるまでの物語を書いてきましたが…。

 

松井先生の不思議な実体験の話は、まだいくつかあるので、それを紹介していきたいと思います。

 

※まだ読んでいない方は1話目から読まれてみて下さい。

「不思議なおじいちゃんとの出会い(1話目)」

 

 

松井先生に神様が降りてくるきっかけとなったMさんのお宅にある鳥居を立て直した話を以前にお伝えさせて頂きました。(21話目参照

 

松井先生の友人でもあり、鳥居を立て直したNさんから、松井先生の元に次のような連絡があります。

 

「家の者に不幸が重なっている。何か障りがあるかみてくれないか。」

 

Nさんのお話を聞くと、お祖父さんは病気で寝ていて、お祖母さんは家の前で車にはねられ足が折れ、娘さんは車で事故を起こして大破、奥様の身体の調子もおかしいそうです。

 

 

 

早速、松井先生がNさんの家の周りを見て回ったのですが、障りがあるところはありません。

 

そこで家の中へ。

 

お祖母さんが退院し寝ている部屋に入ると、床の間に置いてある女の人の写真が泣いているように見えた(泣いていた)そうです。

 

 

 

「この写真の人が泣いているけれど、これは誰ですか?」と松井先生が尋ねると、Nさんが「私の妻の妹だが、五十歳で亡くなっている。」とのこと。

 

写真の前で松井先生が拝むと、妹さんが出てきて「今、私の家に大変な事が起きています。助けてやって下さい。」と言われます。

 

そこでNさん夫婦が妹さんの家に行くことになりました。

 

 

 

名古屋にある妹さんが住んでいた家に飛んで行くと、家が無くなっていたそうです。

 

近所の方に尋ねても、誰も返事もしてくれません。

 

仕方なく妹さんのお寺に行き、お墓を拝んで帰ろうとすると、お寺の奥さんに会います。

 

「あなた達、妹さんの家の事は何も知らないのですか。夜中にヤクザ達が来て、家を壊していきました。家族は近くの長屋に引っ越して、そこで暮らしています。」

 

と言われたので、Nさんご夫婦は早速長屋に行ったそうです。

 

 

 

戸をたたくと、中から妹さんの息子が出て来たそうですが、その顔を見てNさんご夫婦二人ともギョッとしたそうです。

 

何故なら、息子さんの顔半分が無くなっていたのです。

 

なんでも、バイクで事故を起こしたということでした。

 

もう一人の息子さん(弟さん)は中に居たそうですが、Nさんは気持ち悪くて家の中に入る事が出来ず、Nさんの奥さんだけが入ったということでした。

 

近くのスーパーで父親が働いているとの事で、会いに行き事情を聞いたところ、「借金をして家も屋敷を取られた。」と言ったそうです。

 

「困ったことがあったら相談に乗るから。」と言って帰ってきたと、後から松井先生の元に報告があったということでした。

 

 

 

会いに行ってからは、何か困ったことがあるような連絡は無くなり、Nさんのご家庭に起きていた大変な出来事もピタリと止まったそうです。

 

もしかしたら、亡くなった妹さんが、お姉さんでもあるNさんの奥様に助けを求めようとしたのかもしれません。

 

 

 

仏教では業(カルマ)と呼ばれますが、業の波というものは、良くも悪くも周りに影響を与えていきます。

 

業の話は少し深いところまで学ばないと、何か悪いことが起きた時、過去生や霊の仕業にされてしまいがちなのですが…。

 

全てのことは自業自得です。

 

深いところまで学びたい方は、心の勉強会(こころセラピスト講座)に参加されてみて下さいね。

 

どうせなら良い波を残していけるような心を育て、行動に繋げていきたいものですね。

 

 

<77話目に続く>

 

 

 

「不思議なおじいちゃんとの出会い(1話目)」
 

「鬱病に至るまでの経緯(2話目)」
 

「光の見えない暗黒時代(3話目)」

 

「大好きな祖母との別れ(4話目)」

 

「心の琴線に触れた松井先生のお話(5話目)」

 

「虹の戦士の集い(6話目)」

 

「魂の器(7話目)」

 

「神様からの言葉(8話目)」

 

「嘘みたいな本当の話(9話目)」

 

「様々な病気が改善していく小顔施術(10話目)」

 

「医療関係者にも認められる気功整体施術(11話目)」

 

「常識破りの松井式(12話目)」

 

「松井先生の誓い(13話目)」

 

「気功の力で繋がるご縁(14話目)」

 

「弁財天様と白い蛇(15話目)」

 

「神通力が付いた女性への相談(16話目)」

 

「目の前に現れた神様からの神命(17話目)」

 

「数々の難病を治すゴッドハンド(18話目)」

 

「神様に伺う人生相談(19話目)」

 

「神様が降りてきた理由を求めて(20話目)」

 

「神様との対面と体に伝わる霊気(21話目)」

 

「初代のHさんを知る100歳近い方のお話(22話目)」

 

「不思議な泥とのご縁(23話目)」

 

「幹細胞が新生する泥の発見(24話目)」

 

「放射線治療の痕も綺麗になった奇跡の泥(25話目)」

 

「歯科衛生士さんも認めた奇跡の泥(26話目)」

 

「シミにも火傷にも傷痕にも効いた奇跡の泥(27話目)」

 

「エゴにまみれた世界で綺麗な花を咲かせる(28話目)」

 

「抗がん剤治療で抜けた髪が元通りに(29話目)」

 

「某エステ協会理事から伝えられた言葉(30話目)」

 

「精神レベルと陰陽と除霊の話(31話目)」

 

「死神のカードと皇帝のカード(32話目)」

 

「霊は陰の気の時にしか憑かない(33話目)」

 

「鬱病の人を救った松井先生のお話(34話目)」

 

「子供が5年間引きこもっていた理由(35話目)」

 

「引き継がれる布施の心(36話目)」

 

「尊い人はいるけれど凄い人はいない(37話目)」

 

「恥ずかしい昔話と心の師の教え(38話目)」

 

「自分に悩みがある人は人の悩みを聞けない(39話目)」

 

「失敗して成長する人間力(40話目)」

 

「足を切断予定の男性も回復させた松井式(41話目)」

 

「人間の寿命と生きる意味(42話目)」

 

「邪気に同調してしまう心を変える(43話目)」

 

「助けを求める声には必ず手を差し伸べる(44話目)」

 

「天眼通が身に付いた弁護士さんの話(45話目)」

 

「今生の内にアストラル体くらいは抜けて頂きたい(46話目)」

 

「世間の常識から外れた結婚相談の答え(47話目)」

 

「仕事はガラスの城ではダメ(48話目)」

 

「神様に伺う人生相談2(49話目)」

 

「良くも悪くも責任を取る「占い」という名の人生相談(50話目)」

 

「神様に伺う人生相談3(51話目)」

 

「信仰というものの思い違い(52話目)」

 

「心の道を極めるということ(53話目)」

 

「師の後を引き継ぐということ(54話目)」

 

「教える立場の人は3倍の努力が必要(55話目)」

 

「松井先生が倒れた日(56話目)」

 

「師が倒れた後の講座と勉強会(57話目)」

 

「松井先生に救われた受講生さん達からの支え(58話目)」

 

「松井先生の優しさと人間力(59話目)」

 

「看護士さんの目を盗んで行った松井式施術(60話目)」

 

「くも膜下出血から回復していく師(61話目)」

 

「松井先生が亡くなられた日(62話目)」

 

「師と共に過ごした濃密な2年間(63話目)」

 

「過去の集大成としての今(64話目)」

 

「夢に現れた師に教えられたこと(65話目)」

 

「師亡き後の協会運営(66話目)」

 

「三軒茶屋会場への引っ越し(67話目)」

 

「苦労人の父の協力(68話目)」

 

「ゴッドハンドおじいちゃんが残した施術(69話目)」

 

「ゴッドハンドおじいちゃんが残した心根(70話目)」

 

「聞こえてきた不協和音(71話目)」

 

「松井先生の思いを引き継いだ一般社団法人の設立(72話目)」

 

「子供は天からの預かりもの(73話目)」

 

「おうち整体への思い(74話目)」

 

「死への観念(75話目)」

 

 

 

 

10月14日(日)、ブッダの見た神とは?
心の勉強会能力開発編

 

10月21日(日)、人生の道を示す「この世の道理」を知る
おうち整体®こころセラピスト入門前編講座第二期

 

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