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こちらでは『海外のユニークな旅先ばかり』をご紹介しています。
“秘境の花園”北東インドの北シッキムでワイルドフラワー・ウォッチングその①
“秘境の花園”北東インドの北シッキムでワイルドフラワー・ウォッチングその②
“秘境の花園”北東インドの北シッキムでワイルドフラワー・ウォッチングその③
その①、その②、その③では、下記の地図のようにシッキム州の州都ガントック(Gangtok)から北上し、二つの川ラチュン・チュー(Lachung Chu)とラチェン・チュー(Lachen Chu)の合流点チュンタン(Chunthang)へ着くと、右手ラチュン・チュウー沿いに進んでフラワーウォッチングの拠点ラチュン村へ。
今回は、ラチュン村から一旦チュンタンまで戻り、左手ラチェン・チューに沿って進みます。
<ショウガ科シュクシャ(Hedychium)>
続いて、ダイナミックな1つ目のビモー滝。
さらに2つ目のチューブンブン滝。
ネイチャーツアーでは、道中も色んな発見があってワクワクしますね!
こうしてやって来たのは北シッキムフラワー・ウォッチング第2の拠点ラチェン(Lachen)。
<のどかな生活が伺えるラチェン村>
朝方、ラチェンを出発し、まずは北へタングー谷(Thangu Valley)を目指します。
次第に辺りは霧に覆われ、もはやこの先に道無し、と思われるタングー谷の最奥へとやって来たとき、目にしたのは・・・
ヤクの群れ。行商のための旅支度中でした。こんな山奥に我々の知らない人と 動物の世界があるんですね。
しばし、このラッキーな光景を眺めながら霧の晴れるのを待ちます。なぜなら、 この辺りには神秘的なあのワイルドフラワーに出会えるチャンスがあるからです。
辺りを歩きながら、その花を探します。そして現れたのが・・・
タデ科のダイオウ属(Rheum nobile)です。和名はセイタカダイオウと呼ばれるように、大きいものでは1.5mにもなります。この時、近くで見られたのは赤ちゃんダイオウですね。
もう少し大きいのがこちら・・・この先、どんどんと高さを増していくことでしょう。
霧が晴れるとこんな険しい風景が広がります。
ところで余談ですが、タデ科ダイオウ属といえば、皆さんは“ルバーブ(Rhubarb)”をご存じでしょうか。食用ダイオウとして知られ、ジャムにしたり、料理にも使われますね。
茎の赤はポリフェノールの一種です。生では酸味が強いですが、砂糖と一緒に
加熱すると甘酸っぱくて美味しいですね。
<食用ダイオウ“ルバーブ(Rhubarb)”>
続いて訪れたのは、チョプタ谷(Chopta Valley)*上の地図をご参照・・・
<キキョウ科ツルニンジン(Codonopsis)>
<サトイモ科テンナンショウ(Arisaema)>
<アズマギク(Erigeron)>
こちらは地味ですが、メコノプシス・シンプリキフォリア(Meconopsis Simplicifolia)
<メコノプシス・シンプリキフォリア(Meconopsis Simplicifolia)>
<シオガマ(Pedicularis)>
<ユキノシタ(Saxifraga)>
<メコノプシス・パニクラータ(Meconopsis Paniculata)>
チョプタ谷にもメコノプシス・パニクラータの花畑がありました。
その後、再びタングー谷へ。
<ケシ科キケマン(Corydalis)>
<キキョウ科キアナンタス(Cyananthus)>
<スイカズラ科アカントカリックス(Acanthocalyx)>
<バラ科キジムシロ(Potentilla)>
<ムラサキ科オノスマフッケリ(Onosma Hookeri)>
<サクラソウ科プリムラ・グロメラータ(Primula Glomerata)>
<シャクナゲ(Rhododendron>
<キク科ウスユキソウ属“エーデルワイス”(Leontopodium)>
ということで北シッキムのワイルドフラワー・ウォッチングの旅はお楽しみいただけましたか。
“秘境の花園”北東インドの北シッキムでワイルドフラワー・ウォッチングその③
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