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こちらでは『海外のユニークな旅先ばかり』をご紹介しています。
ジュラその①では世界遺産の町サラン・レ・バン(Salins-les-Bains)をご紹介しましたが、ここから北へ約8㎞のところに『モン・プペ(Mont Poupet)』という山があります。訳して『人形の山』とは何とも可愛らしい名前です。
フランシュ=コンテ地方については、地図も含めてこちらの記事をご参照ください。
山の高さは標高851mということで、こちらも可愛らしい。
しかしながら、このさほど高くない山、密かにパラグライダーのベスト・ スポットとなっています。
“Mont Poupet”と検索すると“Randonnée(ハイキング)”の文字が目立ちます。
もちろんジュラの森林ウォークやドライブも、ここモン・プペで大いに楽しめる アトラクションですが、今回はパラグライダーに注目してみましょう。
ちなみにパラグライダーはフランス語でパラポント(Parapente)と言います。
モン・プペから約1kmのサン・ティエボ(Saint-Thiébaud)には、パラグライダーのスクールがあります。スクール名は「プペ・ヴォル・リブル(Poupet Vol Libre)」。
実際にモン・プペのパラグライダー出発点に行ってみると、このスクールのオーナーは何と良い場所を見つけたことかと感心させられます。
<サン・ティエボにあるパラグライダースクール「プペ・ヴォル・リブル」>
オープン当初は知名度もなく、さほど客足も多くなかったようですが、今は沢山のパラグライダーファンで賑わっています。もちろん体験ビジターもOKです。
<パラグライダースクールの案内板>
モン・プペには幾つかパラグライダー・スポットが設けられています。早速訪れてみましょう。
<どこまでも緑の大地が続くモン・プペからの眺望>
<インストラクターと準備中の少年。近くでは家族が見守ります>
そして・・・
あっという間に空へ飛び立った少年!
多くの場合、多少は勢いを付けるために走りますが、ここでは数歩前に進むとすでに空中へ。
<空中散歩の始まりです>
<空で少年は何を思うのでしょう・・・>
モン・プペは上昇風をとらえるベスト・スポットと言えるでしょう。そして熱上昇風を捕らえたなら、ビジター体験でもかなり長い間の空中散歩が期待できます。
さて、パラグライダー・スポットから車で7~8分の場所に、お決まりとも言える十字架の建つ丘があります。
<モン・プペにある十字架の建つ丘>
階段が設置されていますのでこれを登ると、モンブラン山群を遠望する大パノラマが広がります。
<眼下にサラン・レ・バンの町が見えます>
<見えました!見えました!モンブラン峰4,810m>
いかがでしたでしょうか。もしフランシュ=コンテ地方にいらしてパラグライダー体験となれば、是非このモン・プペ(Mont Poupet)をお勧めします。
世界遺産サラン・レ・バン ジュラその①はこちらへ
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