フェリンヌのブログへようこそ!

こちらでは『海外のユニークな旅先ばかり』をご紹介しています。

 

『私の旅づくりへの思い』はこちらへ 
 

 フランスでヴァカンスと言えば、やはり一番に思い浮かぶのは、地中海沿岸の

“コート・ダ・ジュール(紺碧海岸)”でしょうか。

 

 そこで今回は、フランスのヴァカンスにあえて“日本人観光客のいない”大西洋をご紹介したいと思います。

 

 それはオレロン島(L’ile d’Oléron)。と言っても「どこそれ?」と いう感じかと思いますが、大西洋岸にあって、海外領土を除いたフランスの島としては、地中海に浮かぶコルシカ島に次いで2番目に大きい島です。

 

 では、実際にフランスのどのあたりでしょう・・・

 

<フランスの地図*地方制度改革後(2016年1月1日)の地方名称(Région)及び海外領土>

注)この地図は「Regions France 2016.svg」に一部日本語を加えています。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Regions_France_2016.svg

By Monsieur Fou [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], from Wikimedia Commons

 

 行政的には、2016年1月1日以降の新たな地方名称として、ヌーヴェル=アキテーヌ地方(Nouvelle Aquitaine)シャラント=マリティム県(Charente=Maritime)に属します。

 

 さて、オレロン島を訪れるにあたって、一番近い本土の町と言えば、下の地図にもありますように、マレンヌ(Marenne)、その北にはロシュフォー(Rochefort) などがありますが、ここでは、さらにその北にあるラ・ロシェル(La Rochelle)をオレロン島とあわせておすすめしたいと思います。パリからはTGVで約3時間。

 

                   

<ラ・ロシェルからオレロン島の入り口まで約70km>

 

 「ラ・ロシェル」・・・ムッシュ坂井がオーナーを務めるフレンチレストランの 名前ですね。映画好きであれば、1960年代アラン:ドロン主演の「冒険者たち」の 舞台として知られています。

 

<ラ・ロシェルの旧港とかつて要塞の役割も担った二つの塔>

 

 町として千年以上の歴史をもつこのラ・ロシェル、かつて貿易で潤った街並には エレガントな建物が多く、フランス人にはヴァカンスとしても人気です。

 

<存在感あふれる時計塔(Tour de l’horloge)>

 

 

 オレロン島を訪れるなら、このラ・ロシェルも是非とも立ち寄っていただきたいです。

 

 ということで、話をオレロン島に戻しましょう。

 

 下記の写真は上空から撮影したオレロン島です。ちなみに1966年以降は、ご覧のように約3km の橋で本土と繋がっています。そして現在、この橋の通行料は無料となっています!

 

<フランス大西洋岸のオレロン島>

注)この写真は「Île d'Oléron aerial view.jpg」に一部日本語を加えています。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:%C3%8Ele_d%27Ol%C3%A9ron_aerial_view.jpg

By Till Niermann [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html) or CC BY-SA 3.0  (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], from Wikimedia Commons

 

 島は、面積が174㎢、長さ30㎞、幅8㎞です。

 

 さて、この島ではどんなアクティビティができるでしょうか。島にホテルもありますが、おすすめはやはりキャンピング場

 

 大西洋を前に、波の音を聞きながら眠りにつき、波の音で目覚める・・・

 

 

 平な島は、サイクリングに最適ですので、地図を片手にレンタル自転車でビューポイント巡りが楽しめます。

 

 そして“潮の干満“に合わせた海のアクティビティもおすすめです。

 

 干潮時には潮干狩り。それもオレロン島と言ったら“オイスター(牡蠣)”

です!「マレンヌ・オレロン産」の牡蠣として、世界的に知られていますね。

 

 島にはオイスター狩りが許可されているところがありますので、島の観光局で確認しましょう。

 

 満潮時なら、海水浴はもちろん、場所によってサーフィンが楽しめます。

 

 また、島の北端の町サン・ドニ・ドレロン(Saint-Denis-d’Oléron)からは、クルーズ船も出ており、中でも大西洋沖にそそり立つフォー・ボワヤー(Fort Boyard)へのクルーズはおすすめです。(後ほど詳しくご案内します)

 

 ということで早速、本土から橋を渡ってオレロン島を訪ねてみましょう。

 

<3kmの橋を渡ってオレロン島へ>

 

<橋の上から見えるかつての要塞>

 

<潮干狩りをする人々の姿が見えます・・・>

 

 いよいよオレロン島に入ります!

 

 

 オレロン島の旅はその②に続きます・・・

 

 

           離島マニア必見!アウター・ヘブリディーズ諸島はこちらへ     

 ベルギーではなく、フランスのディナン!素敵なコロンバージュの町はこちら

 一度は観たい!世界無形文化遺産『人間の塔』カタルーニャ魂さく裂!はこちら

  スコピエに行ったら必ず訪れたい!圧巻の鍾乳洞 マトゥカ峡谷はこちらへ 

 “運が良ければ行ける!世界遺産”アイルランドのスケリッグ・マイケル島はこちら

 クロアチアを再訪するならここ!『黄金の谷』スラヴォニア地方の記事はこちら

  バルカンで絶対訪れたい国コソボ!そこは“バルカンのエルサレム“はこちら

     “カタリ派“の歴史を知って訪れたいオクシタニー地方はこちら

    ベルギーファン必見!中世のミニチュア都市ベギナージュはこちら

   VWファンにはたまらない!スイスの湖畔にワーゲンバスが大集合はこちら

 オレロン島“日本人観光客のいない”フランスの島でヴァカンス!はこちら

 イエールがなぜ“コート・ダジュール”の名称発祥の地であるのか?はこちら

【バルカン半島】サラエボだけじゃないボスニア・ヘルツェゴビナの魅力はこちら

 

    ヨーロッパ最大かつ最古!のアラブの城 千百年の歴史ゴルマス城はこちら

   ロマネスクファンは必見!7世紀の秘蔵プレ・ロマネスクはこちらへ    

古くて壊れかけた家ばかりなのにカメラを向けたくなる村カラタニャソルはこちら

  イニエスタの故郷アルバセテってどんなところ?スペインの絶景はこちら

写真撮影に失敗しない完璧なロケーション!“アルバセテの宝石“ホルケラはこちら

       パラドールとしておすすめアラルコン城はこちら

   本場で食べたい!”ハモン・イベリコの故郷ハブーコ村の記事はこちら

  ユニークなフラメンコ巡礼!スペイン最大の巡礼地エル・ロシーオこちら

 山歩きが好きな方におすすめ!スペインの名峰“ピコス・デ・エウロパ”はこちら

     

アフリカに初めて旅する方おすすめ!西アフリカの島国カーボ・ヴェルデはこちら

     “動かない鳥”ハシビロコウを見にウガンダへ行こう!はこちら

ウサギではなく、国のアンゴラ!アフリカ第2の滝カランドゥーラ大瀑布はこちら

 マダガスカルに今行くなら!乾季だけ陸路が可能な世界遺産ツィンギーはこちら

 

  “インカ帝国のルーツ”プレ・インカの遺跡を求めてペルー北部へはこちら

 やっぱり遠い!ブラジルの世界遺産“フェルナンド・ジ・ノローニャ”はこちら

【ベネズエラ】野生動物ウォッチングはゆったり5連泊!オリノコ大湿原はこちら

南米チリの秘境・絶景「マーブル・カテドラル」を目指し北パタゴニアへはこちら

    日本の夏に“ベストシーズン”を迎える南米の秘境はどこ?はこちら

    秘境アマゾンなら“ボリビア”!ピンクイルカに出会う旅はこちら

これからブレイク間違いなし!ブラジルの秘境シャパーダ・ジアマンチーナはこちら

     日本のお城まで存在する!パラグアイってどんな国?はこちら

          観光で訪れる時代が再来!ハイチはこちら

    今、南米に行くなら迷わずコロンビア!「黄金郷の国」はこちら

    日本人観光客のいないカリブの島サン・アンドレス島へ!はこちら

  南米のお祭りなら!メデジン年に一度のフラワーフェスティバルはこちらへ 

   秘境ファン必見!“虹色の川”カニョ・クリスタレス神秘の川はこちら

  “幻のニカラグア運河”をクルーズ!淡水ザメの棲むニカラグア湖はこちら

      秘境ダリエン!ジャングルに住むウーナン族はこちら

         乾季におすすめ!ウユニ塩湖はこちら

                  マヤ文明を極めるなら“中米のポンペイ”はこちら

       鉄道ファンへ!ブラジルのオリエント急行?!はこちら

          “知られざるアルゼンチンの絶景“はこちら

 

環境問題を考える究極の旅!アラル海 水が蘇ったのはウズベク?カザフ?こちら

        カザフスタンで必ず訪れたい世界遺産はこちらへ    

         今ブータンに行くなら東ブータンはこちら

     こんなに違う!茶畑の景観 ダージリンとアッサムはこちら

                      「ダライ・ラマ亡命ルート」を辿る旅はこちら

インダス文明の真の担い手は誰か?!歴史の闇に葬られたトリプラ王国はこちらへ 

 

 インドを極める旅!第1回『モンパ(族)のゴルサム・チョルテン祭』はこちら

 インドを極める旅!第2回『アパタニ族のドリー祭』はこちら

 インドを極める旅!第3回『ワンチョ族のオリア祭』はこちら

 インドを極める旅!第4回『イドゥ・ミシュミ族のレー祭』はこちら

 インドを極める旅!第5回『ナガ族のホーンビル・フェスティバル』はこちら

 インドを極める旅!第6回『ミゾ族のチャプチャル・クット祭』はこちら

 インドを極める旅!第7回『カシ族のノンクレム祭』はこちら

 

   フランシュ・コンテ地方で必ず訪れたい!世界遺産シタデルはこちら

 フランシュ・コンテ地方でチャレンジしたい究極のスポーツとは?!はこちら

チーズではなくて“モンブラン山群を一望”!モン・ドー(モン・ドール)はこちら

  フランシュ・コンテ地方のハイキングにおすすめ!サン・ポワン湖はこちら

 フランスで体験したい!パラグライダーのベストスポット“モン・プペ”はこちら

  フランシュ・コンテ地方のおすすめ世界遺産サラン・レ・バンはこちら

     人生をも変える!“寝そべり自転車(リカンベント)はこちら

       パラモーター世界チャンピオンと大空を舞うはこちら

 

 “目を守るため”ならぬ“身を守るため”のサングラス!固定概念を捨てるはこちら

 “語学習得”は旅を充実させることはもちろん旅づくりの可能性も広げるはこちら

 

      

     

 

フランシュ・コンテは冬の美しさも実は魅力です。雪景色が“癒し“そして”パワー“をも与えてくれます。“ヒーリング”効果ありのフランシュ・コンテ地方写真集ですので、是非のぞいてみてください!

 

雪景色に癒されるフランスの田舎: コンテチーズのふるさと フランシュ・コンテ地方 真の美しさに... 雪景色に癒されるフランスの田舎: コンテチーズのふるさと フランシュ・コンテ地方 真の美しさに...

 

Amazon

 

 

 

       よろしければ「旅づくりへの思い」もご覧ください。

 

 本日も『世界を深く知る旅』ブログをお読みいただきありがとうございました。

 

                                           読者登録してね

 

                
                海外ランキング