フェリンヌのブログへようこそ!

こちらでは『海外のユニークな旅先ばかり』をご紹介しています。

 

『私の旅づくりへの思い』はこちら

 

インドと言えば『インドは世界・州は国』と表現されるように、実に 多彩な民族、そして文化が存在します。

 そこでインドでも日本のガイドブックにほとんど載っていない地域をご紹介します。

 

 「インド北東部ユニークな民族の祭典」として全7回シリーズをお届けしておりますが、その第6回目となるのは、ミゾラム州から『ミゾ族のチャプチャル・クット祭』です。毎年3月初旬頃に行われます。

 

 インド北東部については、こちらの記事にて詳しく記載していますのでご参照ください。

 

 “インドファンでインドのリピーター!”とおっしゃる方も、おそらくミゾラム州と聞いてピンと来る方は少ないのではないでしょうか。

 

 ということで、まずはインド北東部におけるミゾラム州の位置を確認しましょう。

 

注)この地図は「India states and union territories map svg」に一部日本語を加えています。https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3AIndia_states_and_union_territories_map.svg                By w:user:Planemad [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons

 

 ご覧いただきますように、北はアッサム州(Assam)マニプール州(Manipur)、西はトリプラ州(Tripura)バングラデシュ(Bangladesh)、そして東はミャンマー(Myanmar)に接しています。

 

 それではミゾラム州とは一体どんなところでしょう?

 

 州のほとんどが丘陵地帯ということで、実に“景観が素晴らしい”ところ です。

 

 それを実感できるのが、州都のアイゾール(Aizawl)から西へ約30㎞のReiek   です。その道のりは山越え、谷越えということで四駆が必要です。

  

       

 

<標高1,548mのReiekにある展望タワー>

 

<断崖絶壁でスリル満点!>

 

<山また山・・・>

 

<美しい稜線です>

 

<どうしても下をのぞきたくなりますね>

 

 そして、首都のアイゾールは標高1,132m。朝方は雲海が印象的です。

 

<ミゾラム州の州都アイゾールの雲海>

 

 

 州の大部分が丘陵地帯というのもお分かりいただけますでしょう。

 

<丘陵に民家がひしめいています>

 

 そしてこちらはアイゾールの夜景・・・

 

<首都アイゾールのイルミネーション?!>

 

 さらにこちらは早朝・・・

 

 

 ヨーロッパの“鷲ノ巣村”?!とはいきませんが、インド的でもない気が しませんか?

 

 しかし、ズームアップするとこんな感じ・・・

 

 

 やはりインド?!

 

 さて、ミゾラムの州民はと言えば、チベット・ビルマ系のミゾ族(Mizo)が大半 です。いわゆるサリーやバンジャブスーツ姿の“アーリア系インド人”の姿はほとんど見かけません。

 

 これぞ“インドの異国”ミゾ族の国です。

 

 しかしこのミゾ族も、ナガランド州のナガ族(※)同様、とりわけ1960年代はミゾ国民戦線(MNF)が独立を目指して闘った時代でした。

 

  ※独立を夢見るナガランド州の記事はこちら

 

 というのも、ナガランド同様、州として独立する1987年(ナガランドは北東インド8州で最も早く1963年に州として独立)までアッサム州に組み込まれていたため、 ミゾ族はこれに納得していませんでした。

 

 ともあれミゾラム州として独立して以降は、インドの奥地にあって穏やかに暮らしています。

 

 そしてミゾラム州の特徴として、他の北東インド7州と違い、英国統治時代のキリスト教布教が成功したことがあります。

 

 実際、人口の9割を占めるミゾ族100%がキリスト教徒です。さらに識字率も高く9割を超えています。

 

 ところで、農業で生計を立てるミゾ族ですが、竹細工など工芸にも長けており、 その“竹”こそが、今回ご紹介する祭り『チャプチャル・クット』に大きく関係しています。

 

 以下は、アイゾールにある博物館の展示品です。

 

 <太鼓>

 

<楽器類>

 

<各種道具>

 

<頑丈そうな籠>

 

 そしていよいよミゾ族の登場です!彼らはを使って何をするのでしょうか?

<民族衣装に身を包むミゾ族>

 

 ということでその②では『ミゾ族のチャプチャル・クット祭』の 様子をご覧いただきます。

 

          

 インドを極める旅!第1回『モンパ(族)のゴルサム・チョルテン祭』はこちら

 インドを極める旅!第2回『アパタニ族のドリー祭』はこちら

 インドを極める旅!第3回『ワンチョ族のオリア祭』はこちら

 インドを極める旅!第4回『イドゥ・ミシュミ族のレー祭』はこちら

 インドを極める旅!第5回『ナガ族のホーンビル・フェスティバル』はこちら

 インドを極める旅!第7回『カシ族のノンクレム祭』はこちら

 

                  「ダライ・ラマ亡命ルート」を辿る旅はこちら

   こんなに違う!茶畑の景観 ダージリンとアッサムはこちら

        今ブータンに行くなら東ブータンはこちら

       カザフスタンで必ず訪れたい世界遺産はこちらへ 

環境問題を考える究極の旅!アラル海 水が蘇ったのはウズベク?カザフ?こちら

 インダス文明の真の担い手は誰か?!歴史の闇に葬られたトリプラ王国はこちら

  

アフリカに初めて旅する方おすすめ!西アフリカの島国カーボ・ヴェルデはこちら

     “動かない鳥”ハシビロコウを見にウガンダへ行こう!はこちら

ウサギではなく、国のアンゴラ!アフリカ第2の滝カランドゥーラ大瀑布はこちら

 マダガスカルに今行くなら!乾季だけ陸路が可能な世界遺産ツィンギーはこちら

 

  “インカ帝国のルーツ”プレ・インカの遺跡を求めてペルー北部へはこちら

 やっぱり遠い!ブラジルの世界遺産“フェルナンド・ジ・ノローニャ”はこちら

【ベネズエラ】野生動物ウォッチングはゆったり5連泊!オリノコ大湿原はこちら

南米チリの秘境・絶景「マーブル・カテドラル」を目指し北パタゴニアへはこちら

    日本の夏に“ベストシーズン”を迎える南米の秘境はどこ?はこちら

    秘境アマゾンなら“ボリビア”!ピンクイルカに出会う旅はこちら

これからブレイク間違いなし!ブラジルの秘境シャパーダ・ジアマンチーナはこちら

    日本のお城まで存在する!パラグアイってどんな国?はこちら

         観光で訪れる時代が再来!ハイチはこちらへ     

    今、南米に行くなら迷わずコロンビア!「黄金郷の国」はこちら

    日本人観光客のいないカリブの島サン・アンドレス島へ!はこちら

  南米のお祭りなら!メデジン年に一度のフラワーフェスティバルはこちらへ 

   秘境ファン必見!“虹色の川”カニョ・クリスタレス神秘の川はこちら

  “幻のニカラグア運河”をクルーズ!淡水ザメの棲むニカラグア湖はこちら

      秘境ダリエン!ジャングルに住むウーナン族はこちら

         乾季におすすめ!ウユニ塩湖はこちら

                  マヤ文明を極めるなら“中米のポンペイ”はこちら

       鉄道ファンへ!ブラジルのオリエント急行?!はこちら

          “知られざるアルゼンチンの絶景“はこちら

 

 ヨーロッパ最大かつ最古!のアラブの城 千百年の歴史ゴルマス城はこちら

   ロマネスクファンは必見!7世紀の秘蔵プレ・ロマネスクはこちらへ    

古くて壊れかけた家ばかりなのにカメラを向けたくなる村カラタニャソルはこちら

  イニエスタの故郷アルバセテってどんなところ?スペインの絶景はこちら

写真撮影に失敗しない完璧なロケーション!“アルバセテの宝石“ホルケラはこちら

   本場で食べたい!”ハモン・イベリコの故郷ハブーコ村の記事はこちら

 山歩きが好きな方におすすめ!スペインの名峰“ピコス・デ・エウロパ”はこちら

 

      離島マニア必見!アウター・ヘブリディーズ諸島はこちら

    “北アイルランド”で訪れるべきはここ!デヴェニッシュ島はこちら

  ベルギーではなく、フランスのディナン!素敵なコロンバージュの町はこちら

 一度は観たい!世界無形文化遺産『人間の塔』カタルーニャ魂さく裂!はこちら

  スコピエに行ったら必ず訪れたい!圧巻の鍾乳洞 マトゥカ峡谷はこちらへ 

 “運が良ければ行ける!世界遺産”アイルランドのスケリッグ・マイケル島はこちら

 クロアチアを再訪するならここ!『黄金の谷』スラヴォニア地方の記事はこちら

  バルカンで絶対訪れたい国コソボ!そこは“バルカンのエルサレム“はこちら

     “カタリ派“の歴史を知って訪れたいオクシタニー地方はこちら

    ベルギーファン必見!中世のミニチュア都市ベギナージュはこちら

  VWファンにはたまらない!スイスの湖畔にワーゲンバスが大集合はこちら

  オレロン島“日本人観光客のいない”フランスの島でヴァカンス!はこちら

 イエールがなぜ“コート・ダジュール”の名称発祥の地であるのか?はこちら

【バルカン半島】サラエボだけじゃないボスニア・ヘルツェゴビナの魅力はこちら

 

   フランシュ・コンテ地方で必ず訪れたい!世界遺産シタデルはこちら

 フランシュ・コンテ地方でチャレンジしたい究極のスポーツとは?!はこちらへ 

チーズではなくて“モンブラン山群を一望”!モン・ドー(モン・ドール)はこちら

  フランシュ・コンテ地方のハイキングにおすすめ!サン・ポワン湖はこちら

 フランスで体験したい!パラグライダーのベストスポット“モン・プペ”はこちら

  フランシュ・コンテ地方のおすすめ世界遺産サラン・レ・バンはこちら

     人生をも変える!“寝そべり自転車(リカンベント)はこちら

       パラモーター世界チャンピオンと大空を舞うはこちら

 

 “目を守るため”ならぬ“身を守るため”のサングラス!固定概念を捨てるはこちら

 “語学習得”は旅を充実させることはもちろん旅づくりの可能性も広げるはこちら

 

     

 

フランシュ・コンテは冬の美しさも実は魅力です。雪景色が“癒し“そして”パワー“をも与えてくれます。“ヒーリング”効果ありのフランシュ・コンテ地方写真集ですので、是非のぞいてみてください!

 

雪景色に癒されるフランスの田舎: コンテチーズのふるさと フランシュ・コンテ地方 真の美しさに... 雪景色に癒されるフランスの田舎: コンテチーズのふるさと フランシュ・コンテ地方 真の美しさに...

 

Amazon

 

 

 

       よろしければ「旅づくりへの思い」もご覧ください。

 

 本日も『世界を深く知る旅』ブログをお読みいただきありがとうございました。

 

                                           読者登録してね

 

                
                海外ランキング