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こちらでは『海外のユニークな旅先ばかり』をご紹介しています。

 

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インドと言えば『インドは世界・州は国』と表現されるように、実に 多彩な民族、そして文化が存在します。

 そこでインドでも日本のガイドブックにほとんど載っていない地域をご紹介します。

 

 「インド北東部ユニークな民族の祭典」として全7回シリーズをお届けしておりますが、その第4回となるのは、第1回、2回さらに3回に続きアルナチャル・プラデーシュ州から『イドゥ・ミシュミ族のレー祭』です。毎年2月頃に行われます。

 

 日本人観光客にはほとんど知られていないインド北東部アルナチャル・プラデーシュ州(Arunachal Pradesh)についてはこちらの記事にて詳しく記載していますので ご参照ください。

 

 それでは早速、インド北東部アルナチャル・プラデーシュ州の地図をご覧ください。

 

注)この地図は「India Arunachal Pradesh districts English.PNG」に一部日本語を加えています。

又、2012年以降、kurung Kumey県からKra Daadi、Tirap県からLongding、Lohit県からNamsai,

West Siang県 及び East Siang県からSiangがそれぞれ県として独立しています。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3AIndia_Arunachal_Pradesh_districts_English.PNG

By Сергій Зінченко (Own work) [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], via Wikimedia Commons

 

 第3回『ワンチョ族のオリア祭』では、アルナチャル・プラデーシュ州(Arunachal  Pradesh)南端のロンディン県の県都ロンディン(Londing)が開催地でした。

 

 今回の祭りの舞台は、低ディバンバレー県(Lower Dibang Valley)ローイン(Roing)です。オリア祭と同じく、アッサム地方(Assam)ディブルガール(Dibrugarh)からアクセスすることとなります。

 

 その後パシガート(Pasighat)ローイン(Roing)へ。ディブルガールへは首都デリーからの国内線があります。

 

 パシガートからローインへの道のりでは、シアン川(Siang)さらにディバン川(Dibang)と呼ばれる2つの川を渡りますが、とりわけ後者は川の状況など事前確認が必要です。水量などの理由で渡るのが困難な場合もあります。

 

 さて『イドゥ・ミシュミ族のレー祭』ですが、ローイン(Roing)にメイン会場というものを設けるとともに、イドゥ・ミシュミ族各村でも祭りが行わています。

(毎年2月頃)

 

 ということでイドゥ・ミシュミ族の村も訪れながらご案内しましょう。

 

 パシガート(Pasighat)を出発しシアン川(Siang)を渡ります。

 

<シアン川(Siang)>

 

 西チベットのヤルツァンポ(Yarlung Tsangpo)を源流とし、インドの大河ブラマプトラへ(Brahmaputra)と流れ入るシアン川(Siang)については、こちらの記事に 詳しくご案内していますのでご参照ください。

 

 そして最初にご紹介するイドゥ・ミシュミ族の村はアオハリ村(Aohali)です。

 

<遠方には雪山も見えるアオハリ村(2月初旬撮影)>

 

 イドゥ・ミシュミ(Idu Mishmi)はミシュミ族の中の一部族で、主にアルナチャル・プラデーシュ州の上ディバン・バレー県、下ディバン・バレー県、東シアン県、上シアン県、ロヒト県及び中国チベット自治区にも住んでいます。

 

 アルナチャル・プラデーシュ州の中でも、イドゥ・ミシュミ族の祭りは、特に神への供物が多いことで知られています。

 

 “Nanyi”“Inyitaya”“Masello Zino”と呼ばれる女神が絶対的な神であり、よって供物は彼らに捧げられます。

 

 このため、祭りでは祈祷師(シャーマン)の儀式が最も重要とされています。アオハリ村の家の中をのぞいてみましょう。

 

<祈祷師(シャーマン)の出で立ち>

 

<シャーマンとともに男性たちが踊ります>

 

<ヘルメットにも似た個性的なイドゥ・ミシュミ族の帽子>

 

<村の中心広場に集まるイドゥ・ミシュミ族の女性たち>

 

<アオハリ村イドゥ・ミシュミ族の家屋>

 

 そしていよいよディバン川(Dibang)の川岸へ。

 

<ディバン川のカーフェリー発着所>

 

<アルナチャル・プラデーシュ州の洗礼とも言えるディバン川のカーフェリー・・・>

 

 ディバン川の向こうにローイン(Roing)があります。

 

     旅は4『イドゥ・ミシュミ族のレー祭』その②に続きます。

 

 

 

 アルナチャル・プラデーシュは、ダライ・ラマ14世がチベットから亡命した際、 最初に踏んだインドの地です。

 

     

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 本日も『世界を深く知る旅』ブログをお読みいただきありがとうございました。

 

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