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こちらでは『海外のユニークな旅先ばかり』をご紹介しています。
第4回『イドゥ・ミシュミ族のレー祭』その①はこちらへ
さて、難関のディバン川(Dibang)をカーフェリーで渡り、アルナチャル・プラデーシュ州(Arunachal Pradesh)低デイバン・バレー県(Lower Dibang Valley)の ローイン(Roing)へとやってまいりました。
その①でも触れましたように『イドゥ・ミシュミ族のレー祭』はローインにメイン会場というものを設けるとともに、イドゥ・ミシュミ族の各村でも祭りが行われています。
早速メイン会場を覗いてみましょう。
実にローカルな雰囲気で“観光客向け”ではなく、あくまでイドゥ・ミシュミ族たち自身が楽しんでいるといったところが感じられます。
プログラムもあってないようなところは、観光として訪れるにあたっては“予定は 未定”と心得、心と時間に余裕をもつ必要があるでしょう。
<祈祷師(シャーマン)の儀式が行われるコミュニティハウス>
アルナチャル・プラデーシュ州の中でも、イドゥ・ミシュミ族の祭りは、特に神への供物が多いことで知られています。このため、祭りでは祈祷師(シャーマン)の儀式が最も重要とされています。
<シャーマンの祈祷がはじまりました>
写真の女性は祈祷師(シャーマン)です。女性のシャーマンは希少で、この方は ローインのある低ディバン・バレー県の北に位置するディバン・バレー県から招かれたようです。
現在シャーマンのみならず、イドゥ・ミシュミ族自体の人口が減り、“民族存亡の 危機”にさらされています。
<手に音の鳴る楽器のようなものをもち踊ります>
<祭り用の食事をみんなで頂く>
<祭りで振る舞われる食事>
<神に捧げられるミトン>
メイン会場では、男性の力試し的なイベントも行われています。
<素手で豚を腰の高さまで持ち上げる競技>
<体の柔軟性を競う競技>
一方、コミュニティハウスの中では、祈祷のあと、イドゥ・ミシュミ族が得意と する工芸品の名人がその技を披露。
<帽子づくりの名人>
<女性たちは民族衣装で踊りを披露>
ローカル色いっぱいのローイン(Roing)メイン会場で行われるイベントはいかがでしたでしょうか。現地の人々との交流も楽しみです。
アルナチャル・プラデーシュ州(Arunachal Pradesh)の低ディバン・バレー県(Lower Dibang Valley)に住むイドゥ・ミシュミ族を訪ねる旅は続きます。
その③へ
第4回『イドゥ・ミシュミ族のレー祭』その①はこちらへ
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