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 “動かない鳥”で知られるハシビロコウ。漢字で書くと嘴広鸛。学名はBalaeniceps rex 、英語ではShoebill。一時、テレビのコマーシャルにも登場した 実にユニークな鳥です。

 

 ちなみに鳥の分類においては、ペリカン目ハシビロコウ科ハシビロコウ属。大きいものでは体長が約152cm位にもいたる大型の鳥です。

 

<まるで証明写真のようにカメラ目線のハシビロコウ>

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Schuhschnabel_(Frontal)_-_Weltvogelpark_Walsrode_2010.jpg

Olaf Oliviero Riemer [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], from Wikimedia Commons

 

 それにしてもフラミンゴの前に立つと、ハシビロコウのグレーがより引き立ちます?!

 

<メスでも勇ましく見えるハシビロコウ>

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Shoebill_3_(nao-cha).jpg

By nao-cha from Tokyo, Japan (Shoebill #3) [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons

 

 さて、ハシビロコウを見たいと思ったら上野動物園(※)が一番近いかとは思いますが、ここはやはり、このハシビロコウが本来、一体全体どんな環境で暮らしているのか、その風景も見たくなります。

 

 ※悲しいニュースとして今年3月1日に上野動物園のハシビロコウでオスのシュシュ・ルタンガが病で亡くなったとのことです。現在は合計4羽になってしまったとのことです。

 

 そこで今回ご紹介したいのが、やや遠くにはなりますが、東アフリカのウガンダです。ちなみにハシビロコウはアフリカのどこにでも生息しているわけではなく、 その姿を見られるのは主に、南スーダン、タンザニア西部、ザンビア北部、コンゴ 民主、そしてウガンダ、ルワンダなどです。

 

 そして彼らが好む場所は、淡水の湿地帯ということで、ウガンダではヴィクトリア湖(Victria Lake)に接したマバンバ湿地帯(Mabamba  swamp)となります。そこはまさにパピルスが生い茂るハシビロコウの楽園。

 

 ウガンダと言えば、ルワンダやコンゴと同じく野生ゴリラが有名です。日本人観光客のツアーでも、ゴリラウォッチングを目的にこれらの国を訪れることがほとんどのようです。

 

 このため、ハシビロコウの存在は主役のゴリラに対し、脇役・・・ですが、森の中で上り下りもきついゴリラウォッチングと違い、ボートでパピルスの沼地をゆったり進みながら、その姿を探すため、これならばどなたにも可能ですし、一度見つけられたなら、“動かない鳥”ですから、じっくり観察できます。

 

 それでは早速、どんな場所かご覧いただきましょう。

  

       

 

 ハシビロコウが生息するマバンバ湿地帯(Mabamba  swamp)は、上記の地図にあるウガンダの首都カンパラ(Kampala)から南西35kmエンテベ(Emtebbe)の 西側に位置しています。

 

 ここからカヌーに乗ってパピルスの生い茂る湿地帯を進みます。

 

 <周りの緑とは明らかに違う薄っすらグレーの物体>

 

<これは明らかにハシビロコウ>

 

<大きなくちばしが見えています>

 

<これはまさしくハシビロコウ>

 

 

<動かないというのは良い反面・・・>

 

 この続きはぜひ現地にてご覧ください!

 

 ハシビロコウがなぜ“動かない鳥”と言われるのか、それは彼らの好物である 沼地に住む魚類やカエルなどを確実に捕まえるため、その絶好のチャンスをただただ信望強く待っているのです。そして一度、その瞬間が来た時には、素早い動作で獲物をとらえるとのこと。

 

 動物の習性とは本当におもしろものですね。

 

 少し、いえかなり遠いウガンダではありますが、マバンバ湿地帯にハシビロコウが いることをお忘れなく・・・

 

 

 ハシビロコウにおもわず夢中になってしまう一冊!

 

 

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