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これまでこのブログでも、まだまだ日本人観光客に知られていない南米の秘境をご紹介してきました。
今回はブラジルから、日本の夏にベストシーズンを迎えるシャパーダ・ ジアマンチーナ(Chapada Diamantina)をご紹介したいと思います。
まずは、広大なブラジルのどこに『シャパーダ・ジアマンチーナ』があるか、そのおおよその位置をご確認ください。
近くにサルヴァドール(Salvador)という町がありますね。シャパーダ・ジアマンチーナを訪れる際の空の玄関は、ここサルヴァドールとなります。
と言っても日本からの直行便はありませんので,一般的には米系エアラインでアメリカ主要都市乗継ぎサンパウロ(São Paulo)もしくはリオ・デジャネイロ(Rio de Janeiro)、そこから国内線でサルヴァドールへ。
<ブラジルの州>
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Brazil_states_named.png
By No machine-readable author provided. Golbez assumed (based on copyright claims). [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html), CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/) or CC BY 2.5 (https://creativecommons.org/licenses/by/2.5)], via Wikimedia Commons
サルヴァドールはバイーア州(Bahia)の州都で、1549年~1763年つまりポルトガル植民地時代に首都でした。(その後、首都はリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)に。そして1960年以降ブラジリア(Brasilia)となっています)
サルヴァドールの正式名は。サルヴァドール・ダ・バイーア。コロニアル時代の 建物が並ぶ歴史地区は世界遺産にもなっています。
ブラジルで最初に首都が置かれた町は、歴史ある建物も多いわけですね。
折角なのでサルヴァドールを観光しましょう。(というより、シャパーダ・ジアマンチーナ観光には日程的にも最低2泊は必要です)
<サルヴァドールの海岸>
サルヴァドールの海岸地帯はポルト・ダ・バーハ(Porto Da Barra)と呼ばれて います。
そしてここにある16世紀に建てられたサルヴァドール最古の建築物バーハ 要塞は、現在も灯台、かつ内部は博物館として利用されています。
続いて、コロニアル時代の建物が残る歴史地区へ・・・
<サルヴァドールの旧市街>
石畳が良い感じですね。
<豪華絢爛な18世紀サンフランシスコ教会>
この町がコロニアル時代にどれほど豊かであったかが伺えます。
ということで、世界遺産の町サルヴァドールは、シャパーダ・ジアマンチーナ観光の前後いずれかで、是非とも観光したいところですね。
それでは、ここからシャパーダ・ジアマンチーナへ。まずはその拠点となる町レンソイス(Lençóis)へ向かいましょう。
「えっ?サルヴァドールが拠点じゃないの?」
日本の22倍以上の面積をもつブラジル。サルヴァドールはあくまで空の玄関。シャパーダ・ジアマンチーナ観光の拠点となるのはレンソイス(Lençóis)です。
サルヴァドールからは、西へ約430km。車で6時間くらいです。
ここで、“レンソイス”というと、「日本の夏に“ベストシーズン”を迎える南米の秘境はどこ?」の記事でもご紹介しましたブラジル北部の“白い砂漠”と勘違いしそうですが、そちらはレンソイス・マラニャンセス(Lençóis Maranhenses)ですのでお間違いなく!
その②にていよいよシャパーダ・ジアマンチーナへ・・・
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