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 今回はフランシュ・コンテ地方(Franche-Comté)を訪れるなら、必見の世界遺産をご紹介しましょう。それは首府のおかれているブザンソン(Besançon)にあります。

 

 まずは下の地図でざっくりとブザンソンの位置を確認しましょう。

 

File:Besancon dot.png

 

 パリのリヨン駅からTGV で約2時間半です。

 

       

 

 ブザンソンは人口約117,000人。フランシュ・コンテ地方の4県の一つドゥ県(Doubs)の県都でもあります。町には同名のドゥ川が流れ、この川の内側に歴史 あふれる旧市街があります。 

 

<ブザンソンの町を蛇行して流れるドゥ川>

 

 ブザンソンと言えば、フランス文学史の名作「レ・ミゼラブル」の作者ヴィクトル・ユーゴーの生誕地でもあります。旧市街にある彼の生家は、現在ミュージアムとなって公開されています。

 

<ヴィクトル・ユーゴーの生家>

 

 さて、ブザンソンの町にある世界遺産とはこちら↓↓↓

 

 

 そう、町の高台に横たわる巨大な城砦シタデル(Citadelle)です。

 

 正式な世界遺産の名称は「ヴォーバンの防衛施設群」ん?“ヴォーバン“って何?誰?

 

 ヴォーバン(Vauban)とは、17世紀ルイ14世に仕えた軍事建築家セバスティアン・ル・プレストル・ド・ヴォーバンのことです。

 

 まさに“築城の名手”。彼の手掛けた要塞は150以上にのぼり、その堅固な建築を称え、“ヴォーバンの要塞がある町は陥落しない”と言われています。

 

<シタデルの入り口にあるヴォーバンの像>

 

 世界遺産に指定されているのは、このブザンソンのシタデルを含む12の要塞や城壁です。

 

 ちなみにフランス北部の町リール(Lille)にヴォーバンが築いた城砦は、函館の 観光名所である五稜郭の見本になったとも言われていますね。五稜郭はまさに“ヴォーバン様式”

 

 この星型要塞の歴史は15世紀イタリアにはじまり、ヨーロッパに広がりました。

 

<リールの星型要塞>

File:Citadelle vue du ciel.jpg

 

<函館の五稜郭>

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:%E4%BA%94%E7%A8%9C%E9%83%AD_-_panoramio.jpg

くろふね [CC BY 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by/3.0)]

 

 シタデルへのアクセスは、車でシタデル専用駐車場まで行くこともできますが、 旧市街を散策する前に、下記の写真にある町の門をくぐってすぐの階段を上っていくこともできます。

 

<ブザンソンの旧市街へ入る門>

 

 門をくぐると、左手にシタデル(Citadelle)の看板がありますので、横の階段を

上りましょう。

 

<シタデルへ上る階段>

 

 ということで、その②ではいよいよシタデルへと迫ります。

 

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