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 当ブログでも、すでに南米コロンビアの観光の魅力についていくつか記事を書かせて頂きましたので、コロンビアにご興味のある方は是非こちらもご参照ください。

 

 ■コロンビアってどんな国?この国お勧め観光スポットについての記事はこちら

 ■『花の都』メデジンのフラワーフェスティバルについての記事はこちら

 

 さて今回は、“コロンビアの奥地”“ひっそり”“一定の期間“

だけ“その神秘的な美しさを放つ”不思議な川をご紹介したいと思います。

 

 その名は“カニョ・クリスタレス(Caño Cristales)”

 

 早速、下記のコロンビア地図をご覧ください。

 

注)この地図は「Colombia Mapa Oficial.svg」に一部日本語を加えています。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Colombia_Mapa_Oficial.svg

By Shadowxfox [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], from Wikimedia Commons

 

 拠点となるのは、首都ボゴタ(Bogota)から南へ直線距離で300km弱の町ラ・マカレナ(La Macarena)です。ここはメタ県(Meta)になります。陸路移動では便利な道が無いため800km弱となってしまいますので、ボゴタから空路で行くこととなるでしょう。

 

 実はここは、長くゲリラの潜伏地として立ち入りが禁止されていました。8~9年前からツーリストにオープンされているものの、日本人観光客はまだまだ少ないです。

 

 カニョ・クリスタレスは大河ではなく、長さも100kmに満たず、川幅も20m以下です。但し、滝があったり、まるでプールのような岩の窪みがあるなど、バラエティに富んだ景観が楽しめます。

 

 また、ここはラ・マカレナ山脈自然保護区(La reserva natural Sierra de la Macarena)に位置しており、虹色現象(その理由はのちほど)、つまり川の水質を守るため、訪れるツーリストに対しても、遊泳の際には日焼け止めや化粧品などの 使用を禁止しています。

 

 それでは実際にこのカニョ・クリスタレスを訪れてみましょう。

 

 まずは首都ボゴタから国内線で小一時間のラ・マカレナ(La Macarena)へ。この町には幾つかホテルもあります。

 

 ラ・マカレナのボート乗り場から、グアヤベロ川(Guayabero)を北へと20分ほどクルーズします。その後、4WDに乗り換えさらに20分ほど行くとカニョ・カフチェ(Caño Cajuche)というところに着きますので、ここから30~40分歩くとカニョ・クリスタレスに到着です。

 

 カニョ・クリスタレスには幾つか見学スポットがありますので、その代表的なものをご紹介します。

 

 ちなみに、岩場が多くなりますのでトレッキングシューズなどが好ましいでしょう。また、自然保護の面から、訪問スポットは流動的ですので事前に確認が必要です。

 

<Karol Cristal>

 

 写真のような水中に見える赤い色・・・

 

 

 これは固有種の水草でマカレニア・クラビヘラ(Macarenia Clavijera)と言い  ます。ある程度の水量の中で成長したこの水草は日光によって色づくとのことです。その見え方は川の状況により、赤やピンク、黄色、緑、青と多彩色になることから カニョ・クリスタレスは“虹色の川”と呼ばれています。

 

<El Coliseo>

 

<Pianos>

 

<Piedras>

 

 また、カニョ・クリスタレスにはツーリストが遊泳できる場所もあります。

 

 

<Cuarzos滝>

 

<Pistina del Turista>

 

 いかがでしたでしょうか。コロンビアの奥地に隠された神秘の川カニョ・クリスタレス。世界のこの場所でしか見られない自然美と言えるでしょう。水草の色はその時によりますが、8月~10月頃はお勧めです。

 

 ツーリストもルールを守ることで、この“虹色の川”がいつまでも変わらぬ美しさを保てたら良いですね。

 

 

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 本日も『世界を深く知る旅』ブログをお読みいただきありがとうございました。

 

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