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こちらでは『海外のユニークな旅先ばかり』をご紹介しています。

 

『私の旅づくりへの思い』こちら

 

 “テーマのある旅”が求められる昨今、フラワー・ウォッチングもそのひとつと言えるでしょう。

 

 そして国内であれ、海外であれ、その道のりが困難であれば困難であるほど、出会えたときの喜びはひとしお・・・たとえ一輪の花であっても!

 

 たとえば、ヒマラヤの青いケシと称されるメコノプシス(Meconopsis)は、その多くが標高4千メートルを越える高地。険しい岩山に隠れるようにひっそり咲く姿は神々しさすら感じます。

 

 ということで今回は、このメコノプシスを求め、いえそれだけではない多彩なワイルドフラワーが咲き乱れる、とっておきのワイルドフラワー・ウォッチング』スポットをご紹介します。

 

 国はインド。そして、これまでこのブログで何度も登場した北東部1975年 インドに併合されるまで、チベット仏教の王国が存在したシッキム州です。今もチベット仏教徒が多く暮らしています。

 

 花園があるのは、シッキム。インドビザに加えて『入域許可証』の取得も必要です。簡単にアクセスできない聖域?!ということでしょうか。実際の理由は違いますが・・

 

 さて、シッキム州へ向かう前に、折角なので世界的な紅茶ブランドとして有名な ダージリン(Darjeeling)も訪ねたいものです。というのも、ダージリンはシッキム州の中心ガントック(Gangtok)へ向かうルート上にあるからです。

 

 首都デリー(Delhi)からは、国内線で西ベンガル州(West Bengal)バグドグラ(Bagdogra)へ。バグドグラからダージリンは約70キロ。3時間弱です。

 

       

 

 湿気の高いバグドグラから、北上しながら次第に緑多い山道へ。標高約2,100mのダージリンへ着くとややヒンヤリします。

 

 ダージリンについては、以前このブログで書いた下記の記事を是非ご覧くださいね!名物『トイ・トレイン』も登場しますよ。

 

     こんなに違う!茶畑の景観ダージリンとアッサムはこちら

 

 ダージリンでは、タイガーヒル(Tiger Hill)をお忘れなく。状況が良ければ、 世界第3位カンチェンジュンガ(Kangchenjunga)8,586mが見えるかも!

(高い可能性としては乾季の11月~2月頃)

 

<世界第3位のカンチェンジュンガ(8,586m)>

 

 ダージリンを後に、シッキム州の州都ガントックへ。途中、急斜面の茶畑で働く人々の姿が印象的です。ダージリンティを飲むときはいつも思い出されます・・・

 

<急な斜面で栽培されているダージリンの茶畑>

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Darjeeling_tea_plantation_(7168707657).jpg

shankar s. from Dubai, united arab emirates / CC BY (https://creativecommons.org/licenses/by/2.0)

 

       

 

 ガントックでは、ダージリン近郊のタイガーヒル同様に、タシビューポイント(Tashi Viewpoint)も訪ねましょう。ここもカンチェンジュンガ展望スポットですよ。

 

 さあ、このガントックからいよいよワイルドフラワー・ウォッチングの拠点を目指します。

 

 しばらくドライブすると、最初の滝セブンシスターズ(Seven Sisters)。霧ががかって見づらいですが、実際には高さのある7つの滝が並びます。

 

<セブンシスターズ滝>

 

 その後、マンガン(Mangan)にある北シッキム入域チェックポイントを過ぎると、この時期(6月後半)だからこそ、水量も多く迫力あるナガ滝(Naga Waterfall)に圧倒されます。

 

 実際、この地のフラワーウォッチングベストシーズンは、“潤いある“、つまり雨季になりますが、だからこそ、迫力ある滝も見られるんですね!

 

<北シッキムのナガ滝>

 

 続いて、二つの川ラチュン・チュー(Lachung Chu)ラチェン・チュー(Lachen Chu)の合流点チュンタン(Chunthang)にやって来ますので、まずは 最初の拠点に向け、ラチュン・チュー沿いに進みます。

 

       

 

 ワイルドフラワー・ウォチングの拠点となるのは、ラチュン村です。かつては近郊に質素なゲストハウスしかありませんが、今はホテルが何件かあります。

 

 ところでフラワーウォッチングがテーマの旅は、滞在日数に余裕をもちたいものですね。町の 建物と違い、自然の中での植物との出会いは約束されているわけではありません。天候の影響もあります。できれば3泊以上おすすめしたいですね。

 

 ということで、標高約3,000mのラチュンを拠点にワイルドフラワー・ウォッチングを楽しむのはユムタン谷自然保護区(Yumthang Valley Natural Reserve)

 

<トウダイグサ(Euphorbia Nicaeensis)>

 

<ショウガ科のロスコエア(Roscoea Auriculata)>

 

<コデマリ(Spiraea cantoniensis)>

 

<モクレン(Magnolia)>

 

<フォックスグローブ(Digitalis purpurea)

<フォックスグローブ(Digitalis purpurea)

 

<ウツボグサ(Prunella vulgaris)>

 

 その②から、さらに標高が上がり、群生して咲き乱れる○○○○○○も登場しますよ。お楽しみに!

 

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 本日も『世界を深く知る旅』ブログをお読みいただきありがとうございました。

 

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