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こちらでは『海外のユニークな旅先ばかり』をご紹介しています。
“秘境の花園”北東インドの北シッキムでワイルドフラワー・ウォッチングその①
“秘境の花園”北東インドの北シッキムでワイルドフラワー・ウォッチングその②
その②では、北シッキム『ワイルドフラワー・ウォッチング』1つ目の拠点ラチュン村(Lachung)に宿をとり、ユムタン自然保護区(Yumthang Valley Natural Reserve)の標高4,000メートル辺りへとやって来ました。
ここでは、1つ目のメコノプシス『メコノプシス・パニクラータ(Meconopsis Paniculata)』との出会いがありましたね。
他にも、シオガマ(Pedicularis)、テンナンショウ(Arisaema)、アズマギク(Erigeron)、ユキザサ(Smilacina japonica)、ヤマハハコ(Anaphalis margaritacea)、アザミ(Cirsium)、イワヒゲ(Cassiope)、キジムシロ(Potentilla Aristata)などなど・・・
ややMistyな中、ワイルドフラワーたちの色がより鮮やかを増します。
さあ、さらに標高を上げていきますよ。すると、2つ目のメコノプシスが・・・
<メコノプシス・ベラ(Meconopsis Bella)>
ややうす紫がかって透き通るような青のメコノプシス・ベラ(Meconopsis Bella)です。ヒマラヤのワイルドフラワーファンに人気の“ブルーポピー(=青いケシ)”ですね。
こちらは、前のメコノプシス・パニクラータと違って、ヒョロリと単独で咲いて いました。
この辺りは、斜面になっていて写真を撮るのもやや苦労。。。貴重な一輪ですね。
そして霧が徐々に晴れていく中、標高は4,500メートルを越えて来ました。この辺りまでやってくると目の前に険しい岩山がたちはだかり、いよいよワイルドフラワーの聖域に入ってきたかのようです。
<標高4,500メートル辺り>
次の瞬間、目にした光景は、黄色い花畑・・・🌸🌸🌸🌸🌸
<プリムラ・シッキメネス(Primula Sikkimensis)>
思わず、ジープを止めて花畑の中へ・・・
サクラソウ属のプリムラ・シッキメンシス(Primula Sikkimensis)です。その名も“シッキム"ですね。
プリムラ・シッキメンシスの花畑の横には、ピンクのシオガマ(Pedicularis) の花畑。
さらにその奥には、ピンクのシャクナゲ(Rhododendron)の花畑です。シャクナゲはツツジ科の花ですね。
<シャクナゲ(Rhododendron)>
シャクナゲと言えば、皆さん真っ赤な↓高木のイメージがありませんか?こんな 感じ・・・
でも、ここは標高4,500メートル。丈も低く、まるで“シャクナゲカーペット”!
実は、ここ北シッキムで4月半ば~5月上旬にかけて、『シャクナゲ・ウォッチング』とも称したくなる場所があります。標高はもう少し低くなりますね。
種類も色も豊富です。
ちょっと話は横道にそれましたが、このプリムラ・シッキメンシスの花畑では、 すっかり時を忘れて花の撮影に追われます。サクラソウ(Primula)もほらこの通り・・・可愛いですね!
<サクラソウ(Primula)>
<サクラソウ科トチナイソウ(Androsace)栃内草>
プリムラ・シッキメンネスの花畑をあとにし、いよいよやって来ました通称“ゼロポイント”と呼ばれるユメサンドン(Yumesamdong)。標高は約4,700メートル。 中国国境まではわずか30キロあまり。
<中国国境まで30キロあまりのユメサンドン(Yumesamdong)通称“ゼロポイント”標高約4,700m>
この辺りではヤクの放牧がされています。
そしてユメサンドへの道の途中で見つけた3つ目のメコノプシス・・・
<メコノプシス・シンプリキフォリア(Meconopsis Simplicifolia)>
岩の間に美しいブルーが目に飛び込んで来たメコノプシス・シンプリキフォリア(Meconopsis Simplicifolia)です。
<メコノプシス・シンプリキフォリア(Meconopsis Simplicifolia)>
日本を出発して6日目。過酷な自然の中で見つけた可憐に咲くブルーポピー(青いケシ)の美しさに感動もひとしおです・・・
北シッキムのワイルドフラワー・ウォッチングはその④へ続きます。
“秘境の花園”北東インドの北シッキムでワイルドフラワー・ウォッチングその②
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