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こちらでは『海外のユニークな旅先ばかり』をご紹介しています。
コロンビアその②でご案内しました首都ボゴタ(Bogota)そして近郊のシパキラ(Zipaquira)に続くみどころとして、コロンビアが誇るアンデス・コーヒーの産地をご紹介します。
ここは正式には「コーヒー産地の文化的景観」という名称で世界遺産にも登録 されています!
コロンビアについてはその①をご覧ください。
通称「カフェ・トライアングル(Triánglo del Café)」と呼ばれる地域ですが、具体的にはカルダス県(Caldas)、キンディオ県(Quindio)、リサルダ県(Risaralda)の3県です。
そして、観光で訪れるなら、カルダス県はマニサレス(Manizales)、キンディオ県はアルメニア(Armenia)、そしてリサルダ県はペレイラ(Pereira)が拠点となるでしょう。
注)この地図は「Carte du Triangle du café.svg」に一部日本語を加えています。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Carte_du_Triangle_du_caf%C3%A9.svg
By Shadowxfox Translation : Lepsyleon (Mapa del Eje Cafetero.svg) [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], via Wikimedia Commons
なるほど、3つの県が合わさるとトライアング(逆三角形)ですね。
コロンビアその①でもご説明しました通り、コロンビアには、東山脈、中央山脈、西山脈と大きく3つの山系に分かれ、5000m級の峰も6つあります。
そして、これら3つの山系の間に流れる2つの河川、東のマグダレナ川と西のカウカ川が大地を潤しそこには肥沃な農耕地が広がっています。
実際、首都ボゴタを含む主要な町の多くがこの一帯に見られ、コロンビアの人口の約75%はそこで生活しています。
よってアンデス東山脈にある首都ボゴタ(Bogota)から西へ、中央山脈に位置するカフェ・トライアングルへは、最高所で3,000mの峠を越える迫力あるドライブです。
そしてカフェ・トライアングルへ着くと、このように緑の丘陵地帯が現れます。
<カフェ・トライアングルの景観>
さて、ここカフェ・トライアングルでコロンビアコーヒーを極めていただきたく、お勧めするのがコーヒー農家の訪問です。
大小幾つかありますが、今回ご紹介する 「レクカ(Recuca)」という農家では、いわゆる“コーヒー文化ツアー”なるものがあり、コーヒー豆の収穫からコーヒーの 生産など楽しく学べます。アルメニア(Armenia)から車で20~30分です。
男女ともに、民族衣装の試着ができるのも楽しみのひとつです。
<コーヒー農家「Recuca」>
<伝統的なコーヒー農家のスタイル>
<コーヒー農家の男性の衣装はこんな感じ>
<農園にはパパイヤの木も・・・>
ここでは、約1年半で最初の収穫。アラビカ種は標高約900m~1,800mのところで栽培しています。
1年のうち10月~12月が大収穫期だそうです。脱肉→水洗→乾燥→脱穀→選別→ 焙煎と一連の過程が分かります。
コロンビアコーヒーの特徴は、“ほんのり酸味”と“まろやかさ”。是非、本場のコロンビアコーヒーをここ“カフェ・トライアングル”でお試しください。
コロンビアその④では、花の都メデジンをご案内します。
コロンビアその②の記事はこちらへ
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