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こちらでは『海外のユニークな旅先ばかり』をご紹介しています。
コロンビアの首都ボゴタ(Bogota)は、南米大陸の中でもボリビアのラパス(La Paz)、エクアドルのキト(Quito)に次いで3番目に標高が高い首都で2,640mあります。
以下の地図をご覧ください。コロンビアその①でも触れましたように、コロンビアにはアンデス山脈が大きく3つに分かれており、ボゴタはアンデス東山脈の盆地に あります。
注)この地図は「Map de Colombia (relieve).svg」に一部日本語を加えています。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Mapa_de_Colombia_(relieve).svg
By Shadowxfox [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], from Wikimedia Commons
コロンビアについてはその①の記事をご覧ください。
首都ボゴタでは、まずは旧市街をご覧いただきたいです。ボリバル広場(Plaza de Bolivar)には1538年ボゴタを築いたゴンサロ・ヒメネス・デ・ケサロが埋葬されるカテドラルや大統領官邸、国会議事堂、そして裁判所などが並んでいます。
<ボリバル広場>
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Plaza_Bolivar_Monserrate.jpg
By Baiji [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html) or CC BY-SA 4.0-3.0-2.5-2.0-1.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0-3.0-2.5-2.0-1.0)], from Wikimedia Commons
ちなみに上記写真にあるカテドラルの左隣の建物が裁判所(Palacio de Justicia)ですが、ここはコロンビアが最も危険と言われた時代の1985年にメデジン・カルテル(麻薬組織)のリーダーであったパブロ・エスコバルによって77名もの命が奪われる事件があったところです。
しかし、治安の安定した今は、多くの人々が憩う広場となっています。
坂の多いボゴタの旧市街は、コロニアルな家屋も並ぶ石畳の街並が残されていて、ノスタルジックな雰囲気に包まれています。ゆっくり散策したいですね。
また、ケーブルカーで“モンセラの丘(Monsserate)”へのぼると、ボゴタ市街の 大パノラマがご覧いただけますので、お時間があれば是非!
そこには教会があり、中には「黒いマリア様」が祀られています。
<モンセラの丘にある教会とボゴタ市街のパノラマ>
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Santuario_de_Monserrate,_Bogot%C3%A1.jpg
By MARCO CARDENAS (Santuario al Señor caído de Monserrate - Bogotá) [CC BY 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons
そしてボゴタで見逃せないのは黄金博物館(Museo de Oro)でしょう。その①のタイトルにもある“エル・ドラード(黄金郷)”を納得させる金細工の数々はかなり 見応えがあります。
<ボゴタの黄金博物館>
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:BOG_04_2012_Museo_de_Oro_1278.JPG
By Mariordo (Mario Roberto Durán Ortiz) [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], from Wikimedia Commons
続いて、ボゴタから北へ50kmのシパキラ(Zipaquira)も非常にユニークな場所 です。
この辺りはすでに前コロンブス期から岩塩抗が開拓されていたとのことですが観光の目玉となっているのは岩塩抗内に建設されたカテドラルです。
1995年、地下180mに造られた“塩のカテドラル”。その神秘的な空間、そして何よりそのスケールには圧倒されます。
<シパキラの塩のカテドラル>
入口からしばし洞窟内を歩くと、上記の写真にあるような広いスペースが現れ、 ここから最奥に置かれた十字架が見られます。
この場所から見る十字架は照明の演出もあってとにかく美しい・・・という印象で、その大きさはまだ分かりません。
神秘的な洞窟内は入口からイエス・キリストの受難の道(ヴィア・ドロロサ)を 象徴する14の十字架に導かれ、歩き進んでいくと、三身廊のカテドラルへとたどり 着きます。
そして主祭壇に置かれた十字架が目の前に。
<主祭壇に飾られた十字架>
その大きさはなんと縦16m、横10mに及びます。十字架の奥行も1mはあるでしょうか。
抗内にある“塩の滝”と呼ばれる塩の結晶をご覧いただければ、なるほど「今、自分は岩塩抗にいるんだ。。。」と実感できます。
近くには、古きシパキラの街もありますので散策するのも良いでしょう。とにかく
ボゴタを訪れた際には必ず行きたい場所です。
コロンビアその③では、世界遺産となっている“カフェ・トライアングル”をご案内します。
今、南米に行くなら迷わずコロンビア!「黄金郷の国」その①はこちらへ
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