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こちらでは『海外のユニークな旅先ばかり』をご紹介しています。
サンチャゴ島(Santiago) 、フォゴ島(Fogo)に続いてご紹介するのは、カーボ・ベルデを形成する島々の中で最西端に位置するサント・アンタン島(Santo Antão)です。
*カーボ・ベルデの地図はこちらの記事をご参照下さい。
この島へ行くにはまず、国内線にてお隣のサン・ヴィセンテ島(São Vicente)へ。そこからフェリーとなります。
サン・ヴィセンテ島の空港がある西部サン・ペドロ(São Pedro)から、港のある北部のミンデロ(Mindelo)までは車移動です。
ミンデロは同国第二の町であり、19世紀に大西洋航路で重要な役割を果たした港は今も同国の漁業を支えています。
またミンデロの町は、2003年にグラミー賞を受賞したセザリア・ エヴォラ(Cesária Évora)の出身地として有名です。
彼女の音楽はまさに“アフリカ”と“ヨーロッパ”が融合したクレオール文化。『モルナ(Morna)』と呼ばれるカーボ・ベルデの独特な音楽を世界に広めました。
ブラジルのサウダージならぬ、カーボ・ベルデの“ソダージ”(「郷愁」「懐かしさ」の意)を感じさせるもので、クレオール音楽の代表と言えるでしょう。
カーボ・ベルデを訪れた際には、是非この音楽を聴いていただきたいものです。
ちょっと話が横道にそれましたが、早速ミンデロ(Mindelo)からフェリーに 乗り、サント・アンタン島(Santo Antão)へ行ってみましょう。
<サン・ヴィセンテ島ミンデロ港からサント・アンタン島へのフェリー 約1時間>
サント・アンタン島の港はポルト・ノヴォ(Port Novo)です。この島の見どころは何と言ってもそのダイナミックな渓谷美、そして丘陵地帯に広がる段々畑の景観でしょう。お時間があればハイキングも楽しめます。
それでは、下記サント・アンタン島の地図をご覧ください。(ざっくりとした位置を知るためのものですのでご了承ください)
島の東部にあるトペ・デ・コロア(Tope de Coroa)がこの島の最高峰で標高1,979mです。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3ABela-vista-net-Santo_Antao-map.jpg
By Bela-vista.net at de.wikipedia (Original text : Dr. Pitt Reitmaier / Lucete Fortes) [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html) or CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/)], from Wikimedia Commons
今回ドライブするルートは島の南にあるポルト・ノヴォ港(Porto Novo)から北部のフンタイーニャス(Fontainhas)です。
<ポルト・ノヴォ港から次第に標高を上げ、海を見渡す>
<薄っすら見える谷底の村>
<山また山の景色がつづく・・・>
<民家で出会った気さくなカーボ・ベルデ人>
<見事に耕された段畑>
<山岳地図のような山々>
<橋で隔てられた2つの渓谷>
サント・アンタン島ドライブの様子はカーボヴェルデその⑤へ。
カーボ・ベルデその③はこちらへ
カーボ・ベルデその①はこちらへ
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