セカンドビギナーのランニング日記(Road to SAROMAN BLUE)

サロマンブルー。それはサロマ湖100kmウルトラマラソン(100kmの部)を10回完走した勇者に与えられる称号です。いつの日か胸にブルーのゼッケンをつけてサロマ路を走ることを夢見ています。   by Ogaman(おがまん)


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(7)来年こそは

 ところが手を引いて走ろうとすると、孫姫は「ママ・・・」とベソをかいて娘の方を見て、走ろうとしません。これではいけません。泣きじゃくる娘の手を無理矢理引っ張ってというのでは、ただの虐待じじいです。いったん娘の元に返しました。

 手を引いて走れないならだっこして走ることはできないかと試みましたが、やはり孫姫はすぐに娘のところに行きたがります。

 諦めるしかないようです。孫姫とのゴールは来年以降の楽しみとしておきましょう。

 後ろ髪を引かれる思いで(後ろ髪がないだろ!というツッコミは受け付けません)孫姫と別れ、ゴールを目指しました。ゴール直前でタイムロスはありましたが、1時間54分13秒と堂々の2時間切りを果たしてのゴールでした。

 ゴール後、いつものように走ってきたコースに向かって深々とお辞儀をして、動線に従い中央公園に向かいます。チップを外しスポーツドリンクを受け取りました。

 このあとスポーツアロママッサージを予約しています。申し込んだときは11時05分と11時30分が空いていると言われたのですが、11時05分ではゴールできないことも考えられたので11時30分で予約していました。

 着替えをする時間はたっぷりあります。スタート直前に預けたウインドブレーカー等を中央公園で受け取り、更衣室がある市役所に向かいます。市役所の10階に行き預けた荷物を受け取り、3階の更衣室で着替えをします。すると時間は11時20分を回ります。ちょうどいい時間となりました。

 中央公園に戻り、スポーツアロママッサージのノチウのブースに行きました。予約をしている旨を告げ、施術台にうつぶせになります。その姿勢になっただけで足の裏がつりそうになります。これは危険です!マッサージの最中につらなければいいのですが・・・。

 今回は無料コースは10分間、有料コース(500円)は20分間ということでしたので、私は迷わず有料コースで予約をしていました。施術を受けていると、予約をしていない希望者が次々とやってきます。ところがこの時点で、無料コースは13時過ぎ、有料コースでも12時30分過ぎまで埋まっていたようです。マッサージを受けるとなると、予約をしておかなきゃ難しそうですね。

 実はこうしたマッサージを走ったあとで受けたのは初めてでしたが、とてもいいものでした。翌日以降も足の疲労は残っておらず、マッサージの効果を実感しました。これからもこうしたチャンスがある大会では、積極的に予約をしたいと思います。

 ちなみに足裏ですが、右足を一通り終えて左足にかかり、足裏をもんでもらってもつることはなくホッとしました。でもそこで気を緩めたのが失敗だったのでしょうか。左足ふくらはぎのマッサージの最中に、左足の親指があらぬ方向を向き始めます。

 「つりましたか?」

 「はい」

 そう答えるしかありません。ところが不思議なことに、痛みをまったく感じないのです。今まで足裏がつったときは、激痛を伴っていました。脂汗を流しながらあらぬ方向を向いている親指を眺めていたものです。

 ところが今回はまったく痛みを感じません。つるのが治まったと思う頃に足指を握ったり開いたりしましたが、やはり痛みはありません。これはやはりマッサージの効果だったのでしょうか。大変助かりました。

 マッサージを終えたあと奥さんや娘一家と合流して昼食です。駅の近くのレストランに行き、私は豚丼を食べました。

Road to SAROMAN BLUE-豚丼


 お腹いっぱいになると、先ほど一緒に走るのを拒否した孫娘も機嫌が直っています。

$Road to SAROMAN BLUE-ツーショット


 昼食後は秋のホコテンをぶらつきます。この大会に合わせて行われているホコテンです。ちょうどハロウィンのパレードが行われていました。

 またこのあとはゆるキャラの運動会も予定されているようで、あちこちに着ぐるみの姿も見られます。上の孫姫は、そんな着ぐるみが大好きなようです。

Road to SAROMAN BLUE-着ぐるみと


 やがて孫たちとも分かれて帰路に着きます。途中で温泉に寄り、疲れを落としてから安全運転で帰りました。途中、旅の疲れが出たのか睡魔に襲われましたが、車を停めて10分ほど眠ったおかげですっきりしました。時間は短いけど熟睡できたようです。なにしろ、自分のいびきで起きてしまうほどの高いびきでしたから。

 今年最後の大会でしたが、練習不足ながら2時間を切れ、しかも後半のペースを上げるという楽しい走りができたので満足です。ただ孫姫と走れなかったのは・・・。

 来年に向けて大きな課題が残ったレースとなりました。(おわり)



(1)孫姫たちと会いに
(2)孫姫たちと歌いに
(3)歩いただけで汗が出る
(4)2時間切りを確信する
(5)ロングスパートを開始する
(6)いよいよ孫姫とゴールへ
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(6)いよいよ孫姫とゴールへ

 ところが、栄通を左折してアルバータ通に入ってからは、往路で心配していたとおり向かい風との闘いになりました。ただでさえ急な下りからほぼ平坦な道に変わり、感覚的には上っているコースを走っているようなのに、加えてこの向かい風。思うように体を前に運べません。

 強風に倒されたか、あるいは風に倒されると危険なので倒しているのか、1kmごとの距離表示は倒されているところも多く見かけるようになってきました。それを手前から見つけて1kmごとのラップをとっていきます。14km地点のラップは5分31秒と、往路並のラップにまで落ちてしまいました。

 ここは我慢のしどころです。向かい風の間はひたすら耐えて、追い風になる白樺通からスパートしましょう。大丈夫。腰は痛みが出ていますが、体にはスパートをするだけの余力は十分に残っています。

 15km地点のラップは5分22秒とちょっと上がりました。そして15km地点を過ぎると間もなく右折をし、白樺通に入ります。

 待ちに待った追い風です。これまでと比べて風の抵抗力がまったく違います。意識的にスパートしなくても、体が勝手に前に進みます。

 白樺通に入ると沿道の応援の数も一段と増えました。「沿道型ランナー」である私にとって、力を発揮できる条件が整ってきました。横断幕を持つ町内会の皆さんや家族連れ、沿道の会社の皆さん。拍手をしながら応援してくれる皆さんに手を振ったり「ありがとう」と応えます。そうすると応援の皆さんも「がんばって」と声が出てきます。この一瞬の交流が楽しくてやめられません。

 16km地点のラップは5分06秒でした。ペースが上がったのは、追い風の影響だけではないでしょう。沿道からの声援がさらに私の背中を押してくれています。ペースが上がったおかげで1人、2人と先行するランナーをとらえていきます。それが気持ちよくてさらにペースが上がります。17km地点のラップは4分50秒まで上がりました。

 17km地点を過ぎてしばらくすると、楽しみにしていた私設エイドがありました。前日受付の会場でポスターを見た、西陵中学校の応援隊です。生徒さんたちはそれぞれ元気いっぱいで応援をしてくれています。最前列に並ぶ生徒たちは手を伸ばしハイタッチを求めています。私はその全員とハイタッチを交わします。手のひらが触れるたびに、そこから体の中にエネルギーが広がっていきます。人数の違いはありますが、昨年の神戸マラソン、長田付近で100名を超える生徒さんたちとのハイタッチを思い出しました。

 後ろの方、歩道側にはテントを出してカレーうどんを提供していたようです。本当は立ち寄りたかったのですが、すでにラストスパートにかかり勢いがついています。後方から迫ってきているかもしれないHITOMIさんの存在も気になります。そのまま通過しました。

 相変わらず快調に走る私。18kmの表示は見落としてしまったようですが、19km地点を見落とすわけにはいきません。ゴール10分前くらいになったら電話をするから、ちゃんとゴール前で応援するようにと奥さんに言い残してあります。19km地点が見えたら電話しようと思っていました。

 やがて19km地点が見えてきます。背中のポケットから携帯電話を取りだし、奥さんに電話をしました。

 「あと10分くらいでゴールするから、待っててくれよ」

 そしてまたポケットに携帯電話をしまい、ゴールを目指します。ところが電話をするのに夢中で、ラップをとるのを忘れてしまいました。18km、19kmとどのようなペースで通過できているのかわかりません。でもペースが落ちているような走りではないはずです。

 20km地点が見えてきます。ここは間違いなくラップをとろうと、しっかり構えながら通過しました。1時間48分06秒。17km地点からの3kmは15分01秒です。予定通りのキロ5分で走っていました。

 あとから5kmごとのラップを見ると、27分37秒-27分31秒-26分41秒-24分57秒としっかりビルドアップしています。こういう走りができているレースは楽しさも格別です。

 残り1kmあまり。もう2時間を切ることは間違いありません。9月10月とほとんど走れなかっただけに、2時間を切れるかどうか自分でも不安でした。今の自分としてはベストの走りができたといってもいいでしょう。

 残す目標はただひとつ。孫姫とのゴールです。孫姫とともにゴールできたら、その写真は一生の宝物となるでしょう。

 左折してゴールの中央公園に向かいます。どのあたりで待っているのかわかりませんので、少しペースを落とします。特に狙っているタイムもないので、ここは1秒2秒詰めるより孫を発見することの方が重要です。

 宮脇建設の前には社員の皆さんがずらっと並んで迎えてくれています。その先を見ても孫の姿は見えません。

 大勢詰めかけている観衆の中からは、「おがまんさーん」と仲間からの声もかかります。その声に対して手を振って応えるものの、目は孫を探しています(声をかけてくれた皆さん、ごめんなさい)。

 最後のコーナーを右に曲がると間もなくゴールです。その角を曲がると、いました。奥さんと娘一家が。上の孫姫は娘が抱いています。

 私はそこに駆け寄りました。そして孫姫をコースに下ろし、手をつないで一緒に走ろうとしました。(つづく)


(7)来年こそは


(1)孫姫たちと会いに
(2)孫姫たちと歌いに
(3)歩いただけで汗が出る
(4)2時間切りを確信する
(5)ロングスパートを開始する
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(5)ロングスパートを開始する

 白樺通を軽快に走ります。スタート前は、携帯電話のカメラで写真を撮りながら走ろうという気持ちもありましたが、あまりにも調子がいいうえに2時間切りというタイムの目標もできたので、カメランは封印して走ることにしました。

 相変わらず向かい風は強く吹いていますが、留萌で風とお付き合いしていますから、このくらいの風ならばいつものことです。むしろこの風が復路では味方に変身すると思うと楽しく感じてきます。

 6kmのラップは5分37秒と、安定したペースを刻んでいます。そのままのペースを保って白樺通からアルバータ通へと左折しました。

 間もなく最初の給水所があります。ハーフマラソンであることと気温が低いことで油断してしまい、スタート前の給水がちょっと不足していた私。こんな時に限って、最初の給水までちょっと距離がありました。ここでスポーツドリンクをとりました。

 紙コップはしっかりゴミ箱に捨てそのままのペースをキープして走ります。

 7kmのラップは5分26秒と、しっかりペースを守っています。しばらくするとコースは再び左折して南東に向かう形になります。ここから帯広の森に向かって斜めに走る道路となるのですが、ここは追い風と変わりました。復路は追い風基調と思っていましたが、ここは向かい風になってしまいます。ここで失速しなければいいが・・・と、ちょっと不安になりました。

 間もなく先頭のランナーが反対車線に現れるからでしょうか、多くのランナーが中央分離帯寄りを走る中、私はかたくなに左端を走り沿道からの声援に応えていました。

 コースはやがて右折して栄通に入り、帯広の森に向かいます。ここはけっこうな傾斜の上りとなり、ペースも落ちてしまいます。でも私には2年前の利尻でQちゃんから上りの走り方を教えてもらいました。上りは得意です。

 そう思っていたのに、どんどん抜かれていきます。最近は体重が増えています。それが上りではかなり私のスピードを抑えてしまっているようです。

 8km地点の表示を見落としてしまったようで、9km地点の表示を見つけます。この間のペースは5分39秒です。やはり上りにさしかかっている分、ちょっとペースは落ちていますが、ここを上りきってしまえばまた戻るはずです。まだ頑張るには早いところです。

 急坂を上り終えてさらに直進します。このあたりはまだ緩い上り坂のはずですが、先ほどまでの上りと比べたらとても楽に走れます。

 やがて通過した10km地点。タイムは56分28秒です。この間のラップは5分10秒と上がってしまいました。これは上げすぎです。まだ半分以上残っていますので、いまからペースを上げてしまうとゴール前で失速しかねません。気持ちだけペースを落としてみました。

 やがて折り返し点に到達します。頭の中に入っているコース図では、折り返し店付近が最高標高だったはずです。あとは下り基調で、しかも白樺通に入ると追い風も待っています。ここまでじっと我慢してきたのですから、あとは下りと追い風を味方にかっとんでいくだけです・・・と思っていたのですが、もうちょっとこのペースを維持して走ることにしました。

 さきほどの上りのあたりから、心配していた腰の痛みが現れています。ウルトラマラソンやフルマラソンでは痛み止めを使うこともありますが、今回はハーフマラソンです。ハーフマラソンを痛み止めなしで走れないほどならば、フルマラソンやウルトラマラソンは難しくなります。だから今回はあえて痛み止めを持ってきませんでした。

 腰痛に襲われると、腰が痛くて走れなくなるというばかりではありません。走れないというほどの痛みではなくとも、この痛みのために気持ちが蝕まれ、やがて足が止まってしまう。そちらの方がかえって影響は大きいかもしれません。このときも腰の痛みを感じ始めると、「オレ、なにやってんだろ」というような気持ちが首をもたげ、レースを投げたくなる気持ちも生まれてきました。

 その気持ちに負けないように走っています。でもスパートは少し遅らせることにしました。このあといったん左折して野球場付近へ行き、そこに設けられている給水所前を通過して折り返してくるコースとなっています。そこで給水をとってから、往路では苦しんだ急坂を駆け下りるあたりからのスパートでちょうどいいでしょう。私はレースプランを微修正しました。

 11km地点を通過します。この間のラップは5分17秒と少し遅くなりました。まだこのくらいでいいでしょう。下り坂でスパートをかけるまでは我慢です。

 中間点の表示はありませんでしたが、この間のラップタイムから推定すると59分19秒と、ギリギリ2時間を切れそうなペースです。体そのものは余力がありますから、後半の失速はあまり考えられません。唯一の不安は腰だけです。

 給水所では水を口にして、紙コップは確実にゴミ箱に捨て、折り返します。再び栄通に出て下りに入ります。12km地点のラップは5分23秒でしたが、ここからは徐々にスパート開始です。

 上りは苦しかった急坂も、下りは味方と変わります。ところが腰に痛みが出ている今、下りは着地の衝撃が大きいだけに、あまり喜んでもいられません。できるだけ腰に負担をかけないように坂を駆け下りていきました。

 13km地点のラップは5分08秒です。このままのペースを保ってロングスパートにかかります。(つづく)


(6)いよいよ孫姫とゴールへ



(1)孫姫たちと会いに
(2)孫姫たちと歌いに
(3)歩いただけで汗が出る
(4)2時間切りを確信する
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