セカンドビギナーのランニング日記(Road to SAROMAN BLUE)

サロマンブルー。それはサロマ湖100kmウルトラマラソン(100kmの部)を10回完走した勇者に与えられる称号です。いつの日か胸にブルーのゼッケンをつけてサロマ路を走ることを夢見ています。   by Ogaman(おがまん)


テーマ:
 熱海から小田原の間は、東海道本線の絶景ポイントであると教えられていました。そこで私は海側の窓側の席に座り、じっと外を眺めていました。トンネルに出たり入ったりする間に見える景色は、青く輝く海が映える、素晴らしい景色でした。どんなタイミングでどんな景色が現れるかわからないので、写真は諦め、自分の目に焼きつけることとして、じっと外を見つめていました。

 やがて電車は小田原駅に滑り込みます。小田急ロマンスカーさがみ84号の発車までは1時間近くありますが、インターネットで予約した指定券は、発車の20分前までに購入しなければなりません。私はまず、切符売り場に向かいました。

$Road to SAROMAN BLUE-小田原駅前


 それにしても、どうしてこんな席が買えたのでしょう?静岡から羽田へ移動する際、小田原から小田急ロマンスカーを利用するという選択肢は、以前からアドバイスを受けていました。でも、なかなか予定を確定できずにいました。

 出発直前になって、別の方からも同様のアドバイスを受け、しかも飛行機に間に合う時間の展望車に、若干の空席もある、というアドバイスもありました。そこで私は、展望車の席が取れるようならそれを取ってしまって、その時間まで観光するように予定を組もうと決めました。

 10月31日の夜。私はホテルで、小田急のサイトを開き、ロマンスカー展望車の空席状況を確認しました。新宿駅から羽田空港までの所要時間などから逆算して、間に合いそうなロマンスカーの空席状況を見ると、後展望席はけっこう空いていますが、前展望席の空席はさすがに少ないようです。その中で、さがみ84号の前展望席は、1席しか空いていませんでした。

 その席の番号は13Aです。ところが、どうも不慣れなためか、私は座席図の見方を間違っているようです。だって、この13Aという座席、新宿方向へ向かう最前列の席のように見えるのです。まさか、1席しか残っていないのが最前列の席なんて、ありえないでしょう。

 そう思って、何度も見直すのですが・・・。いや・・・これは・・・まさか・・・ホントか・・・?

 何度見直しても、間違いなく最前列の席のようです。直前にキャンセルでもあったのでしょうか?

 こうなると、モタモタしてはいられません。すぐにこの席を押さえないと・・・。ところが焦ってしまうと操作ミスをしてしまいます。慌てて何度かやり直しをしながら、どうにか予約を完了しました。

 発券されるまで、本当にこんな席を取れているのか不安でしたが、間違いなくそこには13Aと書かれています。間違いありません。私は安心してホームで待つことにしました。

 やがてさがみ84号が入線してきます。私は最前列右側の席に腰を下ろしました。

$Road to SAROMAN BLUE-さがみ84号


 最前列の残り3席は家族連れでした。お母さんと小さな子どもが2人です。でも子どもたちは、発車してからも携帯ゲームに忙しく、あまり景色を見ている様子はありません。どうやらこの席からの景色に(心の中で)はしゃいでいたのは、私だけだったようです。

 新松田付近では、富士山の姿もはっきりと見えました。今回の旅は最初から最後まで富士山に見守ってもらったような感じです。薩た峠を除いて・・・。

$Road to SAROMAN BLUE-富士山


 2度とできないかもしれない経験を残しておくために、動画でも撮っておきました。



 新宿が近づくにつれて、徐々に車窓からの景色は都会の景色に変わっていきます。1時間あまりのロマンスカーの旅は、すっかり堪能させてくれました。

$Road to SAROMAN BLUE-新宿が近い


 新宿からは山手線と京急を乗り継ぎ、羽田空港へ向かいます。これで3泊4日の「旅」は終わりました。あとは帯広までの移動です。

 帯広をたってからの4日間。北海道を寒気が襲いました。帯広も、11月2日には初雪が降ったようです。でも私は、この間、24度という暑さに悩まされるという、贅沢な思いをさせてもらいました。

 そんな私を現実に引き戻すのが、帯広の気温です。飛行機は10分遅れでとかち帯広空港に降り、荷物を受け取ってから市内行きの連絡バスに乗り、終点から自宅までの1kmあまりを歩きます。このときの気温は0度。荷物の重さとともに、すっかり現実に引き戻されてしまいます。

 これまでは、せっかく道外に遠征しても、日程上の都合で、行って走って帰るだけ、ということが大半でした。でも今回は、レース後の2日間、羽田空港までの移動も含めて、密度の濃い旅をすることができました。次回以降の道外遠征も、レースと同じ程度に旅も重視して計画を立てたいと思いました。

 そのためには、カレンダーの協力も必要です。3泊4日にするには、今回のように火曜日に祝日があると、月曜日の休暇を取りやすくなります。来年はというと・・・11月21日がそうですね。あるいは、ハッピーマンデーで増えている3連休に、火曜日の休暇もつけるか・・・。そういう日程で行われる第1回大会があれば、またどこかへすっ飛んでいくかもしれません。そのときは、観光情報の収集にご協力をお願いしますね。(おわり)



 いつもマナーについてはこのブログでも発信させていただいてますが、R×L SOCKS 部長さんが、素敵なグルっぽを作ってくれました。

 ご覧の皆さんもこのグルっぽに参加して、エチケットとマナーについて一緒に考えて、一緒に行動しませんか?


↓ ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。 ↓

人気ブログランキングへ
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)

テーマ:

 さてこの蓬莱橋。完走記本編にも書きましたが、明治12年に架けられた、897.4mの人道橋です。平成9年に「世界一長い木造歩道橋」としてギネス社に認定されました。


Road to SAROMAN BLUE-ギネス
ギネス認定証


 1回あたり(往復)100円の料金を支払い、いざ、渡ります。重い荷物を背負ったまま渡り始めた私。すぐに後悔しました。


Road to SAROMAN BLUE-蓬莱橋
蓬莱橋


 実は私・・・高所恐怖症なんです。子どもの頃から、橋を渡るのは苦手でした。でも今は、冬の外ランは十勝大橋を往復するコースを使っています。それなのに、なぜ?


 この写真をよくごらんください。


Road to SAROMAN BLUE-低い高欄
低い高欄


 高欄の高さは50cmくらいでしょうか。これは高所恐怖症の私にとっては、大きなプレッシャーです。しかも12kg弱の荷物を背負って、バランスが悪くなっています。さらにこの日は、8mの風(静岡空港アメダス)。怖くて怖くて、端には寄れません。ひたすら、前を見て渡っていきます。こうなると、世界一の長さが恨めしく思えてきます。ようやく渡り終えて、一息つきました。


 この先に進むと、おそらく牧之原台地の茶畑に出ることでしょう。富士山静岡空港に下りるとき、眼下に広がる茶畑も見事なものでした。見たいという気持ちもありましたが、時間的にはちょっと難しそうです。私はまた蓬莱橋を渡り始めました。


 渡り始めて驚きました。なんと、富士山がきれいに見えるじゃありませんか!怖がって渡っていた私は、立ち止まって橋の上からの景色を楽しむこともできず、左後方に富士山が見えていることにもまったく気づかずにいたのです。右前方に富士山が見える復路は、何度か足を止めて景色を楽しみました。・・・怖かったけど。


Road to SAROMAN BLUE-富士山
霊峰富士


 蓬莱橋を渡り終えて、さらに上流に向かって歩きました。一昨日の会場となった大井川緑地の陸上競技場付近は、多くのランナーがトレーニングをしています。そんな中を上流に向かって歩きました。


Road to SAROMAN BLUE-陸上競技場
陸上競技場


 2日前に走ったコースを逆送する形で、大井川川越遺跡に向かいます。国指定島田宿大井川川越遺跡町並という表示もあり、江戸時代の旅人がこうした風情の中を行き交いしていたのかと思うと、心にしみるものがあります。しかもこの狭い道を、2日前には6,000人のランナーが駆け抜けたのです。コース幅は6,000人がスタート後間もなく走る道としては適しているとはいえませんが、市民マラソンの大会としては、その町を代表するエリアを走れるというのは、嬉しいことだと思います。


Road to SAROMAN BLUE-大井川川越遺跡
大井川川越遺跡町並


 内部も公開されている施設も数多くあり、それらを見ながら進みます。好天に恵まれ、のんびり歩くのには相応しい町並です。


Road to SAROMAN BLUE-内部公開されている
内部公開中


 川越遺跡を後にして、2日前に走ったコースをJR島田駅に向かって歩きます。ちょうど2km地点だったところでは、歩道上にこんな痕跡が残っていました。


Road to SAROMAN BLUE-2km地点
2km地点


 さらに歩き続けると、大善寺がありました。このお寺の鐘は昼夜六時(2時間おき)に鳴らされたようで、明け六つ(日の出時刻)と暮れ六つ(日の入り時刻)の鐘の音は、大井川川越の始まりと終わりの合図となっていたそうです。


Road to SAROMAN BLUE-大善寺
大善寺


 残念ながら当時の鐘は、昭和19年に太平洋戦争のため供出されたとか。残念でたまりません。


 島田市内の散策を終えて島田駅前に到着したのが、10時40分過ぎでした。この時間ならば、小田急の時間に間に合うでしょう。今日の総歩行距離は11.8km。予定では8km程度と思っていたのですが、プチアクシデントもあったおかげで思いの外歩きました。荷物を背負っての歩行だっただけに、体にもけっこう応えています。


 電車の時刻を確認すると、1番最初に来るのは興津行きです。興津からは三島行きに乗り換えなければなりません。そしてさらに三島で、熱海行きに乗り換えなければなりません。


 乗換えが少なくなる電車を選ぶべきか、それともとりあえず乗ってしまうべきか。とりあえず乗りました。島田でじっと待つよりも、乗換駅も観光です。


 最初の乗換駅は、昨日静岡行きの電車に乗った興津駅です。ホームから見る駅前の景色。昨日はあそこを歩いていたと思うと、なんだか変な感じがしました。


 三島行きの電車に乗って見た興津から由比に向かう車窓風景は、薩た峠から見た景色を思い出させてくれます。一瞬ですが、昨日の昼食をとったあの店の庭も目に焼き付けることができました。


 三島の手前の沼津駅でちょっと停車時間があるということなので、ここでいったん下車して、ホームで立ち食いそばを食べました。三島行きは出て行ってしまいますが、どうせ次の熱海行きに乗り換えなければなりません。


Road to SAROMAN BLUE-立ち食いそば
立ち食いそば


 そばを食べたあとホームにやってきた熱海行きに乗り換えて、無事に熱海に到着しました。そして今度は、東京行きに乗り換えです。いよいよ静岡県とお別れです。(つづく)・・・明日は最終話です。






 いつもマナーについてはこのブログでも発信させていただいてますが、R×L SOCKS 部長さん が、素敵なグルっぽを作ってくれました。

 ご覧の皆さんもこのグルっぽに参加して、エチケットとマナーについて一緒に考えて、一緒に行動しませんか?




↓ ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。 ↓


人気ブログランキングへ
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

 さて、いよいよ遠征最終日です。どこをどう観光するか。最後の最後まで悩んでいました。蓬莱橋と大井川川越遺跡を見てから小田原に向かうか、あるいはまっすぐ小田原に行って、小田原城などを観光するか。私の性格からすると、小田原から乗る電車は決まっているので、早めに小田原入りして、安心して観光をしたいところです。そのようなこともあって、小田原観光をしようという予定にしていました。


 でも、どうしても蓬莱橋を渡りたいという強い気持ちも残っていました。せっかく島田に3泊もしているのですから、島田を観光しないと・・・。


 悩んだあげく出した結論は、島田観光でした。小田原は、もしかするとこれからも観光する機会があるかもしれません。でも島田となると、この大会に出ないことには、2度と訪れることはないかもしれません。


 そう考えると、結論は簡単に出ました。


 小田原からは、14時23分発の小田急ロマンスカー、さがみ84号の展望車を取っています。島田から小田原まで、2時間半程度と見込んでおけば大丈夫でしょうか。昼食時間も含め1時間程度のゆとりを考えると、11時までに島田駅へ行けば大丈夫でしょう。


 そうと決まればモタモタしていられません。急いで朝食を済ませ、荷造りを始めます。パソコンをしまう前に、インターネットで蓬莱橋までの道を確認します。ホテルを出て東に向かい、最初の信号を右に曲がってまっすぐ行けば蓬莱橋のところに出るようです。荷造りをして、大きなリュックを背負って(空港で預けるときに量った重さは、12kg弱でした)チェックアウトしたのは、午前8時過ぎでした。


 しかし・・・このとき、私は痛恨のミスを犯していたのです。


 そうと知らない私は、のんきに島田散策を始めました。昨日まで、ホテルを出て西へ向かったり南へ向かったりはしていたものの、東へ向かうのは初めてです。ここも東海道の一部ですから、歩いてみないわけにはいきません。


 問屋場跡や刀匠碑、一里塚などを見て、さらには甘露の井戸水という表示もあり、ここで喉を潤しました。


Road to SAROMAN BLUE-問屋場跡
問屋場跡


Road to SAROMAN BLUE-刀匠碑
刀匠碑


Road to SAROMAN BLUE-甘露の井戸水
甘露の井戸水


Road to SAROMAN BLUE-一里塚
一里塚


 そして目印としていた信号のある交差点を右に曲がったのです。


 地図を見たときは、ホテルから蓬莱橋まで1.5km程度と思っていました。ところが、Run&Walkの走行距離を見ると、すでに1.5kmになるというのに、大井川に到着しません。「蓬莱橋はこちら」といった道案内もまったく見あたらず、だんだん不安になってきます。でも、私はたしかに地図で道を確かめています。間違いないはず。そう信じて歩き続けました。


 ようやく、堤防が見えてきます。ほっと一安心をして、堤防に上がりました。そこに見える光景は・・・。


 堤防の上は県道になっています。その向こうには蓬莱橋が見える・・・はずでした。でもありません。左を見ると、数百m先に橋が見えます。でもそれは蓬莱橋ではありません。右を見ると、こちらも数百m先に橋が見えますが、やはり蓬莱橋ではありません。頭の中が真っ白になりました。


 再度左右をよく見ると、右の橋のはるか彼方に蓬莱橋のような橋が見えます。軽く1km以上は離れていそうです。


 「どうして?地図が間違っていたのか?」


 自分が間違えたなどとはまったく思わない私でした。


 次の瞬間私が取った行動は、来た道を戻ることでした。


 「どこで間違えたのか、はっきりさせよう」


 しかし20mほど歩いてから冷静さを取り戻します。


 「待て!このまま河川敷に出て蓬莱橋を目指した方が早くないか?」


 その通りです。そんな子どもでもわかるようなことがわからなくなりかけていました。それほどこのときの動揺は大きかったのです。


 もちろん原因は、地図が間違っていたわけではありません。正しい道は、最初の信号を右折ではなく、その100mほど手前の道を右折するのが正解だったのです。


Road to SAROMAN BLUE-予定のコース
予定のコース


 この道が平行していれば100mずれただけで済んだのですが、結局はこんなに遠回りすることになってしまいました。


Road to SAROMAN BLUE-ミスコース
ミスコース


 まあ、ハプニングは旅の魅力の一つではありますが、12kg近い荷物を背負って1km以上も余分に歩かなければならないというのは、笑えない笑い話です。2日前に走ったリバティに下りて、とぼとぼと蓬莱橋を目指して歩き始めました。走るとあっという間ですが、歩くと遠いんですよね・・・。


Road to SAROMAN BLUE-遥か彼方に蓬莱橋
島田大橋の向こうに蓬莱橋


 走るとあっという間なのに・・・と思ったけど、考えてみればこのあたりは30kmを過ぎたところ。すでに失速して、1kmという距離が長く感じ始めていたあたりです。だんだん視野が狭くなり、まわりの景色を楽しむ余裕はなくなっていました。こうしてじっくり蓬莱橋を横から眺められるのは、道を間違えたからこそです。まっすぐたどり着いていれば、私は生涯この景色を見られなかったかもしれません(負け惜しみです・・・)。


Road to SAROMAN BLUE-遠くに蓬莱橋
蓬莱橋の遠景


 そう思えば、12kg近い荷物も軽く感じられる・・・かもしれません。


 ホテルを出たのは8時10分頃だったでしょうか。そこから1.5km程度・・・のはずが、蓬莱橋に到着したのは9時近くになっていました。(つづく)


Road to SAROMAN BLUE-蓬莱橋到着
蓬莱橋到着



【公開処刑】

 体重 69.8kg(前日比 -0.2kg) 

 体脂肪率 16.0%(前日比 -1.0%)




 いつもマナーについてはこのブログでも発信させていただいてますが、R×L SOCKS 部長さん が、素敵なグルっぽを作ってくれました。

 ご覧の皆さんもこのグルっぽに参加して、エチケットとマナーについて一緒に考えて、一緒に行動しませんか?




↓ ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。 ↓


人気ブログランキングへ
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。