セカンドビギナーのランニング日記(Road to SAROMAN BLUE)

サロマンブルー。それはサロマ湖100kmウルトラマラソン(100kmの部)を10回完走した勇者に与えられる称号です。いつの日か胸にブルーのゼッケンをつけてサロマ路を走ることを夢見ています。   by Ogaman(おがまん)


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(8)そしてふたたび名古屋めし

 ほんの3時間程度ですが、ベッドに横になって体を休めます。帰りは翌日の13時30分の飛行機ですから、夜、朝、昼と3食のチャンスがあります。このうち朝はホテルの朝食を食べますので、夜と昼の2回は名古屋めしを食べようと思っていました。

 今夜の夕食の店として気になっていたのが、「広小路キッチンマツヤ」です。伏見駅からホテルに向かって広小路を歩いているとこの店の前を通ります。昭和37年創業の店ということで、ぜひ食べてみたいと思いました。

 もう一軒、その近くにある味噌煮込みうどんの山本屋本店にも興味はあったのですが、昼にけんちんうどんを食べてしまったこともあり、マツヤに行くことにしました。

 この店の前を通るたびに気になっていたのがとんテキです。名古屋めしと考えたときに頭に浮かばなかったメニューですが、どうしても食べてみたくなりました。

 ということで、店に入るとすぐにとんテキのセットを頼みました。

トンテキ

 走った後なので体も良質のたんぱく質を求めています。そんな私の体にも最高のご褒美だったことでしょう。

 食べ終えた後はホテルの部屋に戻って荷物を整理してからエビスビールを1本飲みました。これで心身ともに大いに回復してから眠りにつくことができました。

 そして迎えた名古屋最終日。テレビを見ると名古屋も最低気温はひと桁になり寒い朝だと伝えています。なにしろ土曜日には最高気温が25度に達し、北海道との気温差に驚かされました。ようやくしのぎやすい気候になりました。

 朝食を終えて荷物の最終確認をしてからホテルを出ます。昼近くまで名古屋市内にいてもいいのですが中途半端な時間なのとお土産を買わねばならないことから早めに空港に向かうことにしました。

 時間の余裕もあるので名古屋駅まで歩きます。そして名鉄特急に乗ってセントレアまで行きました。

 主な手回り品はリュックに入れてキャリーバッグは預けてしまいます。それから土産物屋を巡りました。家へのお土産と職場へのお土産のお菓子を買います。そしてさらに自分のお土産を……。

 伊勢の赤福は北海道のデパートで開催される「全国うまいもの市」などの目玉になっていることがよくあります。ところが人気が高いためなかなか買うことができません。その赤福が普通に売られていることがとても嬉しく思えました。

赤福

 お土産を買い揃えたら今度は昼食です。味噌煮込みうどんを食べたいと思ったのですが、セントレアのサイトで探しても味噌煮込みうどんを売りにしている店は見当たりません。出している店を見つけてもカレーうどんがメインの店のようです。

 そこで味噌煮込みうどんは断念し、矢場とんのみそかつを食べることにしました。

味噌かつ

 昨日も豚、今日も豚ですが、豚肉好きの私には苦になりません。大変美味しくいただきました。

 走った後も名古屋めしを楽しむことを忘れずに、最後の最後まで名古屋を堪能しました。

 千歳までのフライトは順調で、ちょっと早めに到着しました。しかも預けた荷物もすぐに出てきてくれて、予定していたより1本早いエアポートに乗って札幌まで移動できました。おかげで札幌から留萌までのバスにも悠々乗ることができ、順調に帰宅することができました。

 肝心のマラソンは散々の走りとなりましたが、それを除くと満足のいく名古屋旅行でした。また名古屋めしを堪能するために、来年はリトライを考えようかな。そんな思いも少し残る名古屋遠征でした。(おわり)


(1)大都市のローカル大会
(2)観光と名古屋めし
(3)愛知県知事と名古屋市長
(4)給食のういろう
(5)階段、階段、また階段
(6)向かい風
(7)ワーストタイム


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(7)ワーストタイム

コースマップ

 一息入れたら少しでも体力が回復して走れるようになるだろうと思って休みました。ところがコースに復帰しても体は思うように動きません。むしろ休む前より動きが悪くなっています。それに加えて強い向かい風です。私はついに足を止めてしまいました。

 これでマラソンは3レース連続で歩いてしまいました。でも今回は35キロまで走りました。過去の2レースよりは頑張りました。

 歩いていれば少しずつ回復してくるはずです。そうすれば走ることもできます。そうして走りと歩きを繰り返していけば、網走のタイムを上回ることも可能なはずです。

 ところが歩いても歩いても回復しません。焦って走ろうとしても走ることができません。体が完全に消耗しきっています。

 北海道マラソンやオホーツク網走マラソンは、体が限界に達するより先に心が折れました。そのため歩き始めた後でもときおり走りを交える体力が残っていました。

 しかし今回は限界まで走ってきました。歩かないという気持ちを強く持っていたおかげで35キロまでは走ってきました。そのため過去の2レースのような余力がありませんでした。

 35キロを過ぎてからは距離表示が見当たらないためどのくらいのペースまで落ちているのかわかりませんでした。そしてようやく現れた距離表示は「あと5キロ」です。残り距離表示に変わってしまいました。

 でももうラップタイムはどうでもいいです。ともすればリタイアの誘惑に負けそうな気持ちも出てきていますが、ここまできたら歩いていても制限時間内のゴールはできます。無理して走らなくてもいいからと自分を甘やかして歩き続けます。

 残り3キロくらいからはようやく走りも交えられるようになりました。しかし走っても歩くスピードと大きな違いはありません。時間はどうでもいいから、残る距離が少なくなっていくことだけが楽しみになります。

 残り2キロくらいからは時間も気になり始めました。35キロ地点では網走のタイムを上回るつもりでいましたが、その後の大失速のため網走のタイムも北海道マラソンのタイムも下回ることは確実です。それどころか5時間を超える可能性も出てきてしまいました。

 さすがに4時間台だけは死守したいと思い、なんとか走りも交えます。でもペースは上がりません。

 残り1キロをすぎて堤防を越えます。上り坂は歩いて下り坂は走るのですが、下りも足に衝撃が響くためペースを上げられません。その後はメイン会場の入り口まで歩き、ゴールゲートが見えてからゆっくり走り始めました。

 ゴールゲートの時計を見ると、どうにか5時間を切ることができそうです。私は安心してようやく笑顔も出てきました。

 どんなにタイムが悪くとも、ゴールをするときは両手を広げて笑顔でゴールします。そしてゴール後は回れ右をして深々と一礼をしました。

 4時間57分07秒。フル仮装をして走った東京マラソンを除くとワーストタイムです。苦しんで苦しんで苦しんだレースでした。

 ゴール後はすぐに荷物の受け取りに行きます。網走とは違って非常にスムーズな受け渡しでした。受付テーブルのすぐ後ろに荷物棚がありましたから、ほんの数秒で荷物が出てきました。受付テーブルと荷物の収容場所が離れていた網走と比べてその間の移動のロスタイムだけでも大きく違います。

 荷物の中から昼食の引換券を取り出し、昼食配布テントに行きました。やはりカレーライスよりけんちんうどんです。けんちんうどんと紙パックのお茶を受け取りました。

 芝生の上に腰をおろし、まず写真を撮ろうとスマホを取り出します。ところがなかなか起動をしません。出ているマークを見ると……バッテリー切れ?使っていないのに、なして?省電力モードに入れておいたのに、使っていないアプリを終了させるのを忘れていたのでしょうか。大誤算でした。

 そのようなわけで写真はありませんが、大変美味しくいただきました。

 食べ終えてから更衣テントで着替えをしました。体のダメージが大きいため普段の3倍くらいの時間をかけての着替えとなりました。

 着替えを終えて会場を後にします。本当は浅間町で地下鉄を降りて名古屋城まで行き写真くらい撮ってこようかと思っていたのですが、スマホのバッテリー切れのため写真は撮れません。ダメージが大きかったこともあり、まっすぐホテルに向かうことにしました。途中下車するつもりだったから1日乗車券を買っておいたのに……。

 痛む足を引きずりながら地下鉄の階段を上り下りしてホテルに向かいます。ホテルの近くのコンビニでエビスビールの500ml缶を2本買ってからホテルに入りました。

 ホテルではまずスマホを充電器に繋ぎ、それからおもむろにエビスビールをあけます。1本を胃袋に流し込んでからシャワーを浴びます。体中から噴き出している塩を洗い流し、さっぱりしました。

 それからベッドに横になり、ボーっとしながらテレビを見ます。名古屋での滞在時間は残り少なくなっていますが、まだまだ楽しみは残っています。(つづく)


(1)大都市のローカル大会
(2)観光と名古屋めし
(3)愛知県知事と名古屋市長
(4)給食のういろう
(5)階段、階段、また階段
(6)向かい風


(8)そしてふたたび名古屋めし


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(6)向かい風

コースマップ

 折り返し点を回ると正面から強い風が吹きつけてきました。

 スタート前、庄内緑地公園にいたときは、風が強いと思っていました。ところがこうして河川敷を走るようになってから、ときおり強い風を感じることはありましたが無風に感じることが多かったのです。どうやらそれは無風だったのではなく、強い追い風を背に受けて走っていたということのようです。

 往路は河川敷を上流に向かって走り、復路は下流に向かって走ります。ですから復路の方が楽に走れると思っていたのですが、どうやら甘かったようです。わずかな勾配以上に強い風との闘いが待ち受けていました。

 ただでさえペースが落ち気味になっていたところです。そこにこの向かい風ではペースを上げるなんてとんでもないことです。ペースを維持するだけでも精一杯です。

 ともかく30キロまでは頑張ろうと決めます。なにしろ今年は歩かずに30キロ地点を迎えたことがないのですから。どんなに遅くなっても歩かずに30キロまでたどり着こう。そう思いました。

 しばらく距離表示にお目にかかりませんでしたが、28キロ地点でようやく距離表示を発見しました。22キロから6キロ走ってきましたが、わずかに36分を切っています。平均ペースはかろうじて6分を切っており、5分58秒でした。22キロ地点でチェックしたペースとほぼ変わりません。折り返してからも6分を切るペースで走れているということは大きな自信となりました。残すは15キロ弱。なんとか押し切れそうです。

 ところがそう思ったとたん、足の動きがおかしくなり始めました。足がなかなか前に出ず、一気にダメージを感じ始めたのです。やはり練習不足の影響でしょう。30キロ付近までしか走れる足ではなかったようです。

 しかし今回の目標は歩かずに走りきること。ここまできたらまずはあと2キロ。30キロまでは走りきりましょう。

 私の走行ペースは明らかに落ちました。そしてペースが落ちると、風の力も増してきたように感じます。風に立ち向かう力も急激に落ちてきたようです。

 やっとの思いで足を運びながら30キロ地点に到達しました。この間の2キロは1キロあたり6分57秒まで落ちていました。急激な落ち込みです。せめて6分半くらいは維持しておきたかったのですが仕方ありません。7分でも8分でも、走っていれば大丈夫です。

 30キロの通過タイムは3時間00分54秒と、わずかに3時間を超えてしまいました。オホーツク網走マラソンのときは3時間をわずかに切っていたのですがそれより若干遅れています。

 しかし網走では30キロのはるか手前から歩きを交えていました。今回はまだ歩いていません。このまま最後まで走り続ければ、網走のタイムは大きく上回ることができるはずです。

 ともかく歩かないこと。それだけを自分に言い聞かせました。まず35キロまで走りきろう。それができたら次は40キロまで走ろう。そう思いながら足を前に運びます。そんな私を後続のランナーは次々と抜いていきました。

 やがて33キロ地点を通過しました。ペースはさらに落ち、1キロ7分18秒になりました。しかしもはやペースの数字もタイムも気にならなくなってきました。ともかく歩かずに走ってさえいればそれなりのタイムが出るはずです。

 復路の弱った足には階段が応えました。最初、コース内に階段があると聞いたときには、練習でも階段のあるコースを走ることはあるんだから、多少の階段は問題ないと思っていました。しかしこれだけ弱ってしまうと階段の上り下りも怖く感じます。手すりにしがみついての上り下りとなりました。

 エイドではしっかりと足を止めて呼吸を整えます。喉の乾きも激しくなってきたので、水やスポーツドリンクをしっかり飲みます。あんぱんやういろうもしっかり食べます。そして呼吸が整うと先を目指します。

 しかし足はどんどん重くなっていきます。練習不足の体には、アドベンチャーなコースが思った以上に応えたのかもしれません。

 35キロまではなんとしても走りぬくんだ!自分にそう言い聞かせながら一歩一歩足を進めていきました。

 そしてようやく35キロ地点にたどり着きました。33キロからの2キロはとてつもなく長く感じました。ペースは1キロ8分15秒まで落ちていました。

 私はここでコース脇にそれていったん立ち止まります。膝に両手を当てて呼吸を整えます。

 残すは7キロあまりです。ペースは落ちていますが、あとわずかです。次は40キロまでなんとか走りましょう。そう思ってコースに復帰します。

 しかし走り出してまもなく強い向かい風が吹いてきて私の体を押し戻そうとします。その瞬間、私の心が折れました。(つづく)


(1)大都市のローカル大会
(2)観光と名古屋めし
(3)愛知県知事と名古屋市長
(4)給食のういろう
(5)階段、階段、また階段


(7)ワーストタイム


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