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スペインの都市の中でも、リピーターが多いバルセロナ(Barcelona)。標高800メートルの首都マドリード(Madrid)が冬は極寒、夏は酷暑の典型的な内陸性気候であるのに対し、温暖な地中海性気候のバルセロナは雰囲気も明るいですね。
初めてのバルセロナでは、ガウディの世界遺産建築はじめ、見どころあふれる市内観光でタイムオーバーぎみ。
もし時間が許されれば、きっとバルセロナ周辺の魅力的な街や村を訪れる人もいるでしょう。
そこで今回は、“バルセロナリピーター“かつ“体験型”を望む方におすすめしたい「マグロと泳ぐツアー」のご紹介です。
“イルカと泳ぐ”、“マンタと泳ぐ”、“ジンベイザメと泳ぐ”・・・などに比べると、“マグロと泳ぐ”は渋いで感じでしょうか。
ともあれ、「マグロと泳ぐツアー」を主催しているのが『TUNA TOUR』。まさにマグロツアーですね。
予め予約が可能ですので、下記のサイトをのぞいてみてください。(毎年4月~9月末頃まで)
『TUNA TOUR 公式サイト』:https://www.tuna-tour.com/en/
①サイト右上には言語の選択ボタンがあります。(日本語x/英語○)
②「TUNA TOUR」ボタンをクリックすると、実際の遊泳が見られますよ!
③「BOOK」ボタンをクリックすると、カレンダーと予約画面です。
おすすめは気軽に楽しめるプログラムTTE(シュノーケリング+マグロのお刺し身試食)です。
それでは早速、カタマランが出港するラメトラ・デ・マル(L’Ametla de Mar)へ。地中海沿岸コスタ・ブラバ(Costa Brava)にあるバルセロナから鉄道で約2時間。駅に着いたら 港までは歩いて20分くらいです。
<マグロと泳ぐツアーが出港するラメトラ・デ・マル>
<マグロと泳ぐツアーのカタマラン>
ちなみにラメトラ・デ・マルがあるのは、古代ローマ劇場で有名なタラゴナ県(Tarragona)。その海岸はコスタ・ドラダ(Costa Dorada)と呼ばれます。
カタマラン号に乗り込み、いざ出港!デッキに腰掛け、見上げる空の青と、波打つ海の青・・・ヴァカンス気分に浸ります。
向かうのは水産会社『BALFFEGÓ』が所有するマグロの養殖場。船内では映像を 使ったマグロレクチャーも行われますよ。
この養殖場のマグロは、クロマグロ(本マグロ)。大型なら体長3メートル、重さ400キロにもなります。
束の間の地中海クルーズを楽しんだあと、いよいよ養殖場に到着のようです。辺りは水深約35メートル。そこに直径50メートルのロープが張られています。つまり、 そのロープ内で遊泳というわけです。
<直径50メートルのロープが張られた養殖場>
シュノーケリング希望の人は、船員から簡単な説明を受けて次々とマグロが泳ぐ 水の中へ!!!
このエリアにいるマグロは重さが平均200キロ、その数は約600匹だそうです。
マグロのスピードを実感するのにこれほどスリリングなことはありませんね。もしあなたがエサと間違えられたら?!
興奮冷めやらぬまま再びカタマランへ。そこで味わうマグロのお刺身・・・
そして、地中海のマグロに“サルー(乾杯)!!!“
ということで、バルセロナリピーターかつ、体験大好きトラベラーの方におすすめ『マグロと泳ぐツアー』でした。
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