フェリンヌのブログへようこそ!
こちらでは『海外のユニークな旅先ばかり』をご紹介しています。
まだまだ日本では知られていないボリビアアマゾン。
その①、その②では、拠点となるルレナバケ(Rurrenabaque)から東へ、ヤクマ川(Rio Yacuma)沿いのヤクマ自然保護区(Yacuma Nature Reserve)をご紹介しました。
<ピンクイルカとの出会い>
そこで今回は、ルレナバケ(Rurrenabaque)から西へ、トゥイチ川(Tuichi)沿いに広がるマディディ国立公園(Parque Nacional Madidi)をご案内したいと思います。
今一度、下記の地図でマディディ国立公園の位置をご覧ください。
注)この地図は「Bolivia regions map (es).png」に一部日本語を加えています。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Bolivia_regions_map_(es).png
By Peter Fitzgerald [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html) or CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], from Wikimedia Commons
マディディ国立公園の広さは、岩手県よりさらに大きく18,957.5㎢。ここには1,865種の植物、867種の鳥類、156種の哺乳類、84種の両生類、71種の爬虫類、192種の魚類・・・
地球上で生物学的に最も多様性をもつ地域とも言われています。ちなみに多くの 科学者が、さらに未発見の動植物が数多くいる!との見方です。
さて、ここでの自然観察に利用する宿としてご案内するのは、チャララン・エコ・ロッジ(Chalalan Eco Lodge)です。
マディディ国立公園の心臓部とも言えるチャララン湖岸(Lago Chalalan)にあります。
そしてこのロッジへのアクセスは、ルレナバケ(Rurrenabaque)から、モーターボートでベニ川(Rio Beni)、続いてトゥイチ川(Rio Tuichi)を下ること約6時間。
実際、マディディ国立公園へは公共の交通手段がないため、こうしたロッジや現地旅行会社での手配が必要です。
ボートでロッジへ向かっていると、いよいよマディディ国立公園内へ。
<マディディ国立公園の看板>
そしてロッジの船着き場へ到着。
<ルレナバケからチャララン・エコ・ロッジへのモーターボート>
ボートを降りてロッジへ。
見えてきました!チャララン・エコ・ロッジの看板。
ロッジは、ジャングルの中にあって、この地域に昔から住むインディヘナ“タカナ族(Tacana)”の家屋スタイル。
チャララン・エコ・ロッジは、プライベートバスルーム付きのロッジとバスルーム共有のロッジがあります。
ここを拠点にして、ボリビアアマゾンの自然観察を楽しみましょう。
早々に顔を出してくれたのは・・・
そしてジャングルを歩くと、根が赤いこの木、まるで色鉛筆が並んでいるかのようですね。
Wasai といって、利尿作用があるとのこと。インディヘナたちは薬草として使用。
そして、まわりの緑とすっかり同化しているこの生き物?!
幹にたくさんのとげがあるトボロチ(Toborochi)。和名はトックリキワタと言って、その名の通りまるでトックリのように膨らんだ幹が特徴。
と、ここで野生のイノシシ登場。
さらに巨大なカポック(Kapok tree)
再び、足元に目を向けると・・・働く、働くハキリアリ
今度は目線を上に・・・
ホエザルが威嚇しはじめます!
今度はボートに乗って・・・
3羽並んでいるこの鳥は?
コンゴウインコ(Macaw)です!
こちらはオオハシ(Tucan)
水の中からは愛嬌のあるワニ
こうしてボリビアアマゾン『マディディ国立公園』の1日が終わります
自然観察の旅は、少なくとも3泊はしたいところですね。
いかがでしたでしょうか。秘境アマゾンなら是非ボリビアへ!
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