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こちらでは『海外のユニークな旅先ばかり』をご紹介しています。
「インド北東部ユニークな民族の祭典」として全7回シリーズをお届けしており ますが、その第5回目となるのは、ナガランド州から『ホーン・フェスティバル』 です。毎年12月はじめに行われます。(2018年度は12月1日~10日)
ナガランド州については、是非その①をご覧ください。ナガランドという土地、 そしてそこに住むナガ族のことを知っていただくと、この祭りがより楽しめるでしょう。
『ホーンビル・フェスティバル』が行われるのは、ナガランド州(Nagaland)州都コヒマ(Kohima)です。標高は約1,500m。10万人が暮らすコヒマは“すり鉢状”の街。祭りのある12月初旬は、朝晩かなり冷え込みます。
<『ホーンビル・フェスティバル』が開催されるナガランド州の州都コヒマ>
朝方はよく雲海もみられます。
今一度、コヒマの位置を下記の地図にてご確認ください。
注)この地図は「India states and union territories map svg」に一部日本語を加えています。https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3AIndia_states_and_union_territories_map.svg By w:user:Planemad [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons
コヒマへのアクセスは、幾つかあります。ナガランド州に直接入るならば、コヒマの北西約70km、アッサム州との境にほど近いディマプール(Dimapur)には、首都デリーからコルカタ(Kolkata)乗継ぎで国内線があります。
また、お時間があるようでしたら、ナガランド州の南にあるマニプール州(Manipur)の州都インパール(Imphal)へやはりコルカタ乗継ぎで国内線がありますので、インパールからコヒマまで、ほぼ真北に約140km、陸路で迫るというルートです。(上記地図を参照)
このルートはまさに、その①でも触れました1944年3月第二次世界大戦中の日本軍が実行した『インパール作戦』をたどる道。インパールの約40km北には、“ミッション”と呼ばれる日本軍が占領した場所があります。
さて、コヒマにはいくつかホテルがありますが、『ホーンビル・フェスティバル』は年々、観光客も増えているため、この期間中はいずれのホテルもかなり混みあう ことが予測されます。
会場に行くと、ナガ族の戦士たちがお出迎え。(会場は通常コヒマから約10km
のキサマ村(Kisama)です。
<ナガ族は“勇敢な民族”として名高く、祭りでも男性はその多くが戦士スタイルです>
<戦士たちの踊り>
かつて“首狩り族”の名をもつナガ族が、戦闘に出かけた時の様子が伺えます。かなりの迫力です。
<メインの広場ではプログラムごとに踊りなどが披露されます>
『ホーンビル・フェスティバル』会場では、踊りを披露するメイン広場だけで なく、あちこちでナガ族の人々が集っています。
<出番に向け準備中のナガ族>
フレンドリーなナガ族、写真撮影にも対応してくれます。
<男性は耳飾りも大き目でユニークです>
<耳飾りをクローズアップ 手にはライスビールの入った竹筒>
あちこちでライスビールを振る舞うナガの人々・・・
<腕と足の飾りもユニークです>
<モンゴロイドのナガ族、顔だちは親近感がわきます>
今では世界的にもそのデザイン性で有名なナガショール。会場でも購入でき るでしょう。
会場には、ナガ族の伝統的な建築の家屋もご覧いただけます。
こうして各部族ごとに集まる場面も・・・
子供たちの姿も見られます。
<祭りを見学するナガの男性たち>
<素敵なアクセサリーの女性たち>
その③にて『ホーンビル・フェスティバル』の続き、さらにナガ族の中からコニャク族が多く住む村を訪ねます。
第5回『ナガ族のホーンビル・フェスティバル』その①はこちらへ
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入門ナガランド―インド北東部と先住民を知るために
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