ロンダ・フレミングが入浴・水浴をする映画

ご覧のようにロンダが水浴・入浴する映画はかなりある。もしかするとギネスでは？「入浴・水浴場面を一番多く演じた女優」。代理申請はできないのだろうかっ！？

私の推薦は「ゴールデン・ホークの復讐」「楽園の決闘」。

■ (1951)欲望の河/Crosswinds

出演はジョン・ペイン、ロンダ・フレミング、フォレスト・タッカーなど。場所はニューギニアで河ではなく海。

スティーヴ・シングルトン船長(ジョン・ペイン)とシーカー号はジャンボ・ジョンソン(フォレスト・タッカー)の真珠採りの作業に雇われたが、違法操業だったため船を没収された。

スティーヴは他の船の船長に雇われた。

当地に沈んでいる船には金塊が積まれているとの噂。

ニック・ブランドンが操縦する飛行艇に乗ってキャサリン・シェリー(ロンダ・フレミング)という女性が来た。

キャサリンは岸辺に寝たり、海で泳いだりする。

ニックとキャサリンは金塊を引き上げて飛行艇で飛び立ったが、飛行艇が行方不明となった。スティーヴたちは二人を追いかけた。

■ (1952)ゴールデン・ホークの復讐/The Golden Hawk

出演は、スターリング・ヘイドン、ロンダ・フレミング、ジョン・サットン、ヘレナ・カーター。本作ではロンダは大活躍する。

イングランド＋スペインvsフランスの対立構図の中でフランスの海賊ゴールデン・ホーク(スターリング・ヘイドン)は母親を殺したルイス・デル・トロ(ジョン・サットン)に復讐しようとしている。

ジェーン(ロンダ)は行きがかりから、ゴールデン・ホークとことごとく対立する。ある時は女海賊、またある時は農園主として登場。

ゴールデン・ホークはルイス・デル・トロの屋敷に忍び込んで捕らえられる。裁判が開かれるが、無罪の流れになったところ、ジェーンが登場して死刑にひっくり返す。

その後、ジェーンはルイス・デル・トロの妻と話して考えを変える。牢獄に忍び込んで見張り番を殴り倒して助け出す。さらにスペインの要塞に忍び込んで火薬庫を爆破して、ゴールデン・ホークの復讐を助ける。

ご覧のように大活躍。大拍手。

さて風呂の場面。最初のころ、ゴールデン・ホークの船とルイス・デル・トロの船が海上で対峙する。ジェーンはルイス・デル・トロに囚われている。

ジェーンはルイス・デル・トロの船から海に飛び込んで、ゴールデン・ホークの船に泳いでくる。

助け上げられた後、風呂に入って着替える。男性用の服なのでダブダブ。それからしばらくして、島にいくために、また海に飛び込んで泳いでいく。

■ (1953)ミズーリ大平原/Pony Express

出演はチャールトン・ヘストン、フォレスト・タッカー、ロンダ・フレミング、ジャン・スターリングなど。

バッファロー・ビル・コーディ(チャールトン・ヘストン)とワイルド・ビル・ヒコック(フォレスト・タッカー)の西部劇の有名人物が二人登場する。

ミズーリ州セントジョゼフからカリフォルニア州サクラメントまでの郵便速達サービスを実現するストーリー。

当時セントジョゼフまでは有線電信があり、それより西は非常に時間がかかっていた。時間を少しでも短縮するようにサクラメントまでを(駅馬車ではなく)馬で運ぶ計画。

イヴリン(ロンダ)は弟と一緒に駅馬車に乗ってセントジョゼフにいく。コーディやヒコックも一緒。

イヴリンはカリフォルニア州をアメリカ合衆国から独立させる運動をしているのだが、それとは反対の考えのコーディとわりと仲良く話しながら行く。

セントジョゼフに到着。するとコーディの恋人のデニー(ジャン・スターリング)が駆け寄って抱き着いた。

コーディが冗談でイヴリンを「俺の妻」と紹介したので、二人は殴り合い、そして地面に転がって格闘。その時は雨上がりだったので、二人とも顔も服も真っ黒に汚れた。

その後イヴリンとデニーは風呂に入る。一人用風呂部屋が並んでいる構造で隣同士。その時にいろいろ話して仲良くなる。もちろん、この二人なので、また後でいろいろ小競り合いする。

■ (1953)地獄の対決/焦熱地獄/Inferno

出演は、ロバート・ライアン、ロンダ・フレミング、ウィリアム・ランディガン。ロンダには珍しく悪役である。

ドナルド・カーソン(ロバート・ライアン)は大富豪。妻はジェラルディン(ロンダ)。

夫妻は仕事の関係で知り合ったジョー・ダンカン(ウィリアム)とモハーヴェ砂漠に出かける。

しかしドナルドは足を骨折して動けなくなった。場所はちょうど岩山の天辺。

ジェラルディンとジョーは救援を求めるためにドナルドを置いて助けを求めに行く。

実は、ドナルドを置き去りにして、そのまま死亡させるつもり。自らは手を下さず、犯罪の証拠を残さない上手い方法である。

二人は、三人が現場から離れた場所にいたという証拠を偽造した後、警察に「ロナルドが行方不明」と届け出た。

ドナルドは、いつまでたっても救援が来ないので「嵌められた」と分かった。傷ついた体で、険しい岩山をなんとか下りて行こうとする。ずっと太陽が照らしているので、とんでもない熱さ・暑さである。

ドナルドが岩山の焦熱地獄で苦しんでいる間、ジェラルディンとジョーはプールに入って楽しんでいる。

補足。ドナルドは最後には生還する。証拠を残さない方法としては良いが、しかし確実性にかける方法である。またドナルドのケガが、偶然なのか意図的なのかは明示されない。しかし二人が意図的にケガをさせたものと推測される。

■ (1953)楽園の決闘/Tropic Zone

出演はロンダ・フレミング、ロナルド・レーガンなど。ロナルドとは本作を含めて四作で共演。

メキシコ。フランダース・ホワイト(ロンダ)はバナナ園を経営している。働いている人々の子供に勉強を教えてもいる。

しかし地主のルカート(ジョン・ウェングラフ)とトラブっている。ルカートは手下を使って襲撃したりしてくる。またバナナの出荷権もルカートが持っている。

風来坊風の元軍人のダン・マクラウド(ロナルド)が当地に現れる。ダンがフランダースに惹かれるのは当然である。

二人はバナナ園の労働者たちと協力してルカートと対決する。農園の建物が焼討ちされたりするが、それを跳ね返す。

最後は、労働者たちと車、馬車などにバナナを満載して港に行く。自分たちの力でバナナを輸出する。

さてダンが現れたころ、フランダースが水着を着て海に入る。それを見てダンはニタニタしている。

■ (1954)風雲のバビロン/バビロンの女王/The Queen Of Babylon

出演はロンダ・フレミング、リカルド・モンタルバンなど。

本作はイタリア映画。設定は紀元前八世紀、アッシリアに征服されたバビロニア。

羊飼いの女性セミラミス(ロンダ)がアッシリアへの抵抗運動をしている若者を助け、最後には女王になるという、わりと荒唐無稽なストーリー。しかしグッド。

セミラミスは川べりにいると、そこに一頭の馬が現れる。近づくと馬はセミラミスを誘導していく。

その馬についていくと、男性が傷ついて倒れている。アマール(リカルド)という若者。一緒に生活するようになる。

アマールと親しい仲になる。セミラミスが滝で水浴びをする場面がある。アマールが現れて一緒に水浴び。

しかしアマールは抵抗運動をしている自分と一緒にいると危ないので姿を消す。

その後、セミラミスは王の兵に誘拐される。王に気に入られて妃になるが、アマールたちに共感して協力する。

■ (1955)対決の一瞬/Tennessee's Partner

出演は、ジョン・ペイン、ロンダ・フレミング、ロナルド・レーガン。

ダッチェス(ロンダ)はクラブの経営者。テネシー(ジョン)は賭博師。ダッチェスとは一応恋人同士だが、グダグダしていて腐れ縁状態。

ダッチェスの店の二階はダッチェスの自宅になっている。

テネシーがダッチェスの店で賭博をして勝った後、階段を上っていく。

ダッチェスは風呂に入っていて大声で歌っている。テネシーは外からダッチェスに話しかける。

この後の展開はというと、カウポーク(ロナルド)という人物が現れる。

金鉱を掘り当てて金(かね)を得た。そして結婚するという。相手はゴールディという、やたらと可愛い女性。何しろコリーン・グレイが演じている。

だがしかしテネシーはゴールディを知っている。実は悪人である。以前に痛い目にあっている。

テネシーは親友となったカウポークのことを心配する。

なお本作はロナルド・レーガンが死亡する唯一の映画である。

■ (1956)オドンゴ/odongo

出演はロンダ・フレミング、マクドナルド・ケリーなど。

獣医のパメラ・ミューア(ロンダ)はケニアで動物園に売るための野生動物を捕らえているスティーヴ・ストラットン(マクドナルド)に雇われる。

スティーヴは新任の獣医が女性だったので心配になる。しかしパメラはしっかりと仕事をこなしていく。またオドンゴという少年と仲良くなる。

パメラは狩猟の旅に参加する。(専門外であるが)原住民の女性の出産を助けたりする。スティーヴとも仕事以上の感情が沸き上がってくる。

狩猟の旅の中で、パメラが池の中で水浴する場面がある。それをスティーヴが見ている。

その後は、不正をして解雇された人物が、動物を勝手に解き放ち、それをオドンゴのせいに見せかける。疑われたオドンゴは姿を眩ます。

真実を掴んだスティーヴやパメラがオドンゴを探しに出かける。

■ (1964)インスタント・ラヴ/Instant Love

出演はロンダ・フレミング、ロッサノ・ブラッツィなど。

この二人の出演なので、誤解を恐れずに言えば、真面目に見る映画ではなく、軽い気持ちで見る映画である。

アメリカの女優パメラ(ロンダ)はブラジルに観光に来た。

コーヒー園のオーナーのクラウディオ・デ・サンティス(ロッサノ)と出会った。もちろんお互いに惹かれたわけだが、軽い気持ちで結婚した。

パメラは豪邸でブラブラした。しかしクラウディオは仕事で忙しい。少々退屈である。

仕事のこともあるしアメリカに帰ろうとした。しかし空港で「夫の同意がないと出国できない」と言われた。「私はアメリカ人よ」と行って食い下がったが出国できない。思いもしなかった障害である。

しかし諦めるようなパメラではないのはもちろんである。カーニヴァルの夜。パメラは仮装して群衆に紛れ込んだ。

群衆は港に行って停泊している船になだれ込んだ。パメラも一緒である。もちろんこれが狙い。パメラは仮装を解いた。

クラウディオは行方不明になったパメラを探して港まできた。船の甲板にパメラの姿を確認した。船に乗り込んだ。

船が出港するとのことで群衆は一斉に船から下りた。パメラは抵抗したが、一緒に下ろされた。

一方船に残ったクラウディオは岸壁にパメラを見た。すでに船は岸壁を離れている。

クラウディオは海に飛び込んで岸壁に泳ぎ着いた。見ていた人々は拍手。パメラは海から上がってきたクラウディオを助け上げた。

さて水浴をする場面。クラウディオの屋敷は豪邸なので当然プールがあって、パメラはプールに入る。