映画1946演劇プロデューサー殺人事件/ヴァージニア・グレイ、ケント・テイラー、ジョン・ライテル
Smooth as Silk女優のポーラ・マーロウは弁護士のマーク・フェントンと付き合っていたが、機会があってドン・エリオットと付き合うようになった。さらにドンの叔父で有名な演劇プロデューサーのスティーヴンと付き合うようになった。マークはポーラを恨み、ドンは再び酒に溺れた。そしてスティーヴンが殺される事件が起こった。状況証拠はポーラを示していた。映画関連目次(闇雲映画館)製作年:1946,監督:Charles Barton,脚本:Florence Ryerson,Colin Clements,Dane Lussier,Kerry Shaw,原作:Colin Clements■ はじめに◆ 登場人物ポーラ・マーロウ(ヴァージニア・グレイ) 女優スーザン・マーロウ(ジェーン・アダムス) ポーラの妹マーク・フェントン(ケント・テイラー)弁護士ドン・エリオット(ダニー・モートン)スティーヴン・エリオット(ジョン・ライテル)ドンの叔父ジョン・キンブル(ミルバーン・ストーン) 検事フレッチャー・ホリデー(チャールズ・トローブリッジ)弁護士◆ 補足原題の意味が不明ですな。邦題は私がつけた。我々には殺害場面が表示されて犯人は分かっている。私はヴァージニア・グレイ(1917年3月22日-2004年7月31日:87歳)をかなり好きである。もしかすると「そんな女優は知らない」と言われる方がいらっしゃるかもしれない。だが出演作は(ほとんどがモノクロだが)100作以上もあって女優としてはかなり多い。男優を脇に置いて大活躍するような役はないが、ほとんどの映画のキャスト紹介では女優の中ではトップになっている。当時大量生産された西部劇映画にはほとんど出演していないし悪役もしていない。なので役柄の幅が狭いとも言えるが、知的な感じのキャラクターが多い。彼女の出演作をすべて観るのは不可能だが、私は本作が一番好き。キッパリとしたキャラクターで生き生きしているからである。ハリウッドではめずらしく婚姻歴がない。クラーク・ゲーブルとは2作の共演があり、妻のキャロル・ロンバートが墜落事故で死亡した後、ヴァージニアと結婚するものと思われたが、突然シルヴィア・アシュレイと結婚。3年ほどで離婚した後、ヴァージニアと縒りを戻そうとしたが、ヴァージニアが拒否した。このような事情がある。■ あらすじ◆ ポーラの新作への出演は断られたマーク・フェントンは有望な弁護士である。女優のポーラ・マーロウが恋人。最近、ポーラの妹スーザンが田舎から出てきた。マークは飲酒運転で歩行者を撥ねてケガをさせたという廉で起訴されたドン・エリオットという若者の弁護を引き受けて、見事に無罪を勝ち取った。ドンの叔父スティーヴン・エリオットは有名な演劇プロデューサーである。マークはポーラを彼の新作に出演させてくれと持ちかけたが断られた。マークはポーラ、スーザンと食事をした時に、スティーヴンへの話を報告した。ポーラはその結果に怒りを現した。◆ ポーラはドンと付き合ったその店にはマークの知人で検事のジョン・キンブル、弁護士のフレッチャー・ホリデーがいたので、姉妹に紹介した。さらにカウンターでドンが飲んでいた。マークはポーラにドンがスティーヴン・エリオットの甥で、ドンがスティーヴンが管理している一族の財産の相続人であることを話した。ポーラはドンに興味をもったようである。そのうちに二人はデートするようになった。ドンは酒を止めてマジメな青年となった。ある時、ポーラはドンにスティーヴンの次の劇に出演できるように依頼した。だがドンは、その役は悪辣な女性の役で、ポーラには似合わないという理由で依頼を拒否した。◆ ポーラはスティーヴンにアプローチドンからポーラの話を聞いたスティーヴンは、ポーラとスーザンをディナーパーティーに招待した。ポーラはドンは確かに一族の財産相続人だが、30歳までに結婚すると相続できない条件になっていることを知った。ポーラはスティーヴンに「ドンが興味があるのは私ではなくスーザン」と告げて、さらにスティーヴンへの感情を暗示しつつ、スティーヴンに自分を劇の主役に出演させてほしいと頼んだ。◆ ポーラとスティーヴンは交際を始めたそれをきっかけにスティーヴンとポーラは交際を始めた。マークは単なる友人となり、さらにドンはまた酒を飲むようになった。ポーラが主役を演じたスティーヴンの新作は大成功であった。パーティでスティーヴンはポーラとの婚約を公言した。怒ったマークはスティーヴンに殴りかかったが、ポーラの求めに応じて、その場を立ち去った。◆ マークは私立探偵を雇ったマークは私立探偵を雇ってスティーヴンとポーラを監視した。二人の旅行計画や、ドンがスティーヴンを脅していることなどを掴んだ。マークはポーラのアパートに忍び込んで、ブレスレットとタバコの吸い殻を掠めた。◆ スティーヴンは殺されたドンはスティーヴンとポーラのことでケンカをして殴り倒し、自分のアパートに戻った。マークはスティーヴンを訪れて拳銃で彼を脅した。怖くなったスティーヴンはポーラとの婚約破棄を約束するが、マークに殺された。そしてブレスレットと吸い殻を置いた。◆ ポーラは逮捕されたポーラがやってきてスティーヴンの遺体を発見した。慌てて外に跳び出した。外でマークに会った。マークは彼女をアパートまで送り届けた。その後、マークはキンブル検事に「スティーヴンを殺した」と連絡した。だが現場の状況はポーラが犯人であることを暗示しており、キンブルはマークがポーラを庇っているものと考える。スティーヴン殺害のニュースが大きく報道された。容疑者はポーラと書き立てられた。だが死因は伏せられた。ポーラは逮捕された。マークはホリデー弁護士にポーラの弁護を依頼した。◆ キンブルは「犯人を知っている」と答えたホリデーは現場を調査したが、結果はポーラ有罪を示唆するものだった。いくらかでもポーラに対する愛情が残っていたのか、マークはポーラのことが心配になった。マークはドンに電話をかけて「スティーヴンを殺したのは自分」と告げた。さらにドンはキンブル検事に電話をかけて「殺したのは自分、これから自殺する」と言った。対してキンブルは「本当の犯人を知っている」と答えた。◆ マークが逮捕されたマークにドンからの小包が届いた。「自殺しようと思ったができなかった」との手紙と拳銃が入っていた。マークは拳銃を持ってドンのアパートに向かった。ドンの寝室へ入った。ドンは寝ている。ドンから送られた拳銃でドンを射殺し、その拳銃をそばにおいておけば、ドンが自殺したという状況になる。マークは拳銃を構えてドンに向けて引き金を引いた。そのとたん、キンブルと警官が飛び込んできた。ドンもベッドから起き上がった。マークはスティーヴン殺害容疑で逮捕された。キンブルとドンは、マークを罠にかけるために、空包が入った拳銃を送ったのだ。■ 出演作◆ ヴァージニア・グレイ(1944)幻の文通相手/Strangers in the night(1950)明日なき男/HIGHWAY 301(1955)アラモ砦の戦い/The Last Command(1946)燃える密林:ルイジアナの沼地/Swamp Fire(1946)恐怖のアトリエ:彫刻家と殺人鬼/House of Horrors(1941)カルトと毒歯磨き/Whistling in the Dark(1948)ジャングル・ジム/Jungle Jim(1949)脅迫:脱獄犯が刑事と歌手を拉致/The Threat(1942)グランドセントラル駅殺人事件/Grand Central Murder(1957)伝記映画:女優ジーン・イーグルス(ジャンヌ・イーゲルス)/Jeanne Eagels(1959)無言の殺し屋/No Name on the Bullet(1961)裏街/Back Street(1948)恐竜の島:ジュラシック・アイランド/Unknown Island(1954)ロボット大襲来/TARGET EARTH(1941)デパート乗っ取り陰謀/The Big Store(1961)タミーの真実/ハウスボートで育ったタミーは大学に/Tammy Tell Me True(1960)黒い肖像/Portrait in Black(1966)母の旅路/Madame X