フェリンヌのブログへようこそ!

こちらでは『海外のユニークな旅先ばかり』をご紹介しています。

 

『私の旅づくりへの思い』はこちらへ 

 

 さて、その①では1959年ダライ・ラマ一行が誰も予想しなかった最も過酷な ルートでインド亡命を果たした・・・という話でした。

 

     「ダライ・ラマ亡命ルート」を辿る旅 その①はこちら

 

 そしてその場所が、一般的なインドのイメージとも言えるヒンドゥ教の世界では なく、ご自身が最も信頼され、同時に信頼をおくチベット仏教徒モンパ(族)の  大地、現在のアルナチャル・プラデーシュ州(Arunachal Pradesh)であったこと。。

 

 ここで、改めて1959年「ダライ・ラマ亡命ルート」を下記の地図でみてみましょう。

 

 チベットの中心ラサ(Lhasa)➡国境を越え➡ゼミタン村(インド北東部アルナチャル・プラデーシュ州ゴルサム・チョルテンのある村)➡ダライ・ラマを頂点と するチベット仏教ゲルク派の僧院があるタワン➡亡命時にダライ・ラマ一行が最も 長く滞在したボンディラ➡列車の駅があるアッサム州のテズプール➡最初の受け入れ場所マスーリー

 

<ダライ・ ラマ著「My Land & My PEOPLE」より。一部日本語を加えています>

 

 ラサマスーリー間において、インド入国後は、テズプール(Tezpur)までは、テズプールからマスーリー(Mussoorie)までは列車で移動したとのことです。

 

 そこで今回、「ダライ・ラマ亡命ルート」の旅は、アルナチャル・プラデーシュ州の部分に焦点を当ててご案内したいと思います。

 

 そして、亡命時に沿って北から南へと旅を続けましょう。(実際に旅を実行する 場合は逆のルートになります)

 

 早速、このインド国境第一歩の地となったゼミタン村(Zemithang)ですが、ラサからほぼ真南へ450km、中印国境わずか12kmに位置し、標高は約2,100mです。 

 

 その観光の魅力と言えば何と言っても、1年に一度開催される『ゴルサム・チョルテン祭』でしょう。

 

<14世紀建立の目玉チョルテンが会場の「ゴルサム・チョルテン祭」>

 

 その様子は、インドを極める旅!第1回『モンパ(族)のゴルサム・チョルテン祭』の記事を是非ご覧ください!

 

 記事では“インドの異国”アルナチャル・プラデーシュ州について、さらにゼミタン村への行き方も詳しくご紹介しています。

 

 歴史文化・自然そのいずれをとっても、一度訪れると思わず“病みつき”になってしまうとっても魅力的な地域です!

 

 さて、ゼミタン村のゴルサム・チョルテンからはじまった旅、次は南へ約94kmのタワン(Tawang)です。

 

 ゴルサム・チョルテンに別れを告げ・・・

 

 

 途中、右手には深い渓谷が続き、急斜面にモンパ(族)が耕す段々畑の風景が印象的です。

 

<険しい急斜面に点在するモンパ(族)の村々>

 

 クローズアップすると、かなりの急斜面・・・

 

 

 そして周囲は山、また山・・・

 

 

 山間に谷底深く流れる川ナムジャン・チュー(Namjang Chu)は、遥かチベットから流れてきます。

 

   

 そして雪を頂くヒマラヤ・・・

 

 

 雪解けの季節には、迫力あるが見れることも・・・

 

 

 街道沿いにあるモンパの村は、みな人懐っこくのどかな雰囲気です。

 

<素朴なモンパ(族)の村>

 

 ゼミタン~タワン間に限らず、山好きな方にはたまらない景観ドライブがこの旅では楽しめます。

 

 そしていよいよタワン(Tawang)へ到着。

<ラサに次ぐ規模を誇るタワンのチベット僧院>

 

 これまでも幾度か、タワン僧院を訪問されたダライ・ラマ14世。2017年にも 訪問されました。その時の様子は下記を参照ください。

http://tibet.net/2017/04/his-holiness-the-dalai-lama-arrives-at-historic-tawang-monastery/

 

 その③ではタワン僧院をご紹介します。

 

 

 アルナチャル・プラデーシュは、ダライ・ラマ14世がチベットから亡命した際、 最初に踏んだインドの地です。  

 

 

 アルナチャル・プラデーシュの民族を徹底解説したディープな一冊

 

 

 インドを極める旅!第1回『モンパ(族)のゴルサム・チョルテン祭』はこちら

 インドを極める旅!第2回『アパタニ族のドリー祭』はこちら

 インドを極める旅!第3回『ワンチョ族のオリア祭』はこちら

 インドを極める旅!第4回『イドゥ・ミシュミ族のレー祭』はこちら

 インドを極める旅!第5回『ナガ族のホーンビル・フェスティバル』はこちら

 インドを極める旅!第6回『ミゾ族のチャプチャル・クット祭』はこちら

 インドを極める旅!第7回『カシ族のノンクレム祭』はこちら

 

環境問題を考える究極の旅!アラル海 水が蘇ったのはウズベク?カザフ?こちら
        カザフスタンで必ず訪れたい世界遺産はこちらへ    

         今ブータンに行くなら東ブータンはこちら

     こんなに違う!茶畑の景観 ダージリンとアッサムはこちら

 インダス文明の真の担い手は誰か?!歴史の闇に葬られたトリプラ王国はこちら

 

アフリカに初めて旅する方おすすめ!西アフリカの島国カーボ・ヴェルデはこちら

     “動かない鳥”ハシビロコウを見にウガンダへ行こう!はこちらへ  

ウサギではなく、国のアンゴラ!アフリカ第2の滝カランドゥーラ大瀑布はこちら

 マダガスカルに今行くなら!乾季だけ陸路が可能な世界遺産ツィンギーはこちら

 

  “インカ帝国のルーツ”プレ・インカの遺跡を求めてペルー北部へはこちら

 やっぱり遠い!ブラジルの世界遺産“フェルナンド・ジ・ノローニャ”はこちら

【ベネズエラ】野生動物ウォッチングはゆったり5連泊!オリノコ大湿原はこちら

    日本の夏に“ベストシーズン”を迎える南米の秘境はどこ?はこちら

南米チリの秘境・絶景「マーブル・カテドラル」を目指し北パタゴニアへはこちら

           今、南米に行くなら迷わずコロンビア!「黄金郷の国」はこちら

      南米のお祭りなら!メデジン年に一度のフラワーフェスティバルはこちら

    日本人観光客のいないカリブの島サン・アンドレス島へ!はこちら

   秘境ファン必見!“虹色の川”カニョ・クリスタレス神秘の川はこちら

       秘境ダリエン!ジャングルに住むウーナン族はこちら

    秘境アマゾンなら“ボリビア”!ピンクイルカに出会う旅はこちら

これからブレイク間違いなし!ブラジルの秘境シャパーダ・ジアマンチーナはこちら

       日本のお城まで存在する!パラグアイってどんな国?はこちら

        観光で訪れる時代が再来!ハイチはこちら

  “幻のニカラグア運河”をクルーズ!淡水ザメの棲むニカラグア湖はこちら

          乾季におすすめ!ウユニ塩湖はこちら

                  マヤ文明を極めるなら“中米のポンペイ”はこちら

       鉄道ファンへ!ブラジルのオリエント急行?!はこちら

          “知られざるアルゼンチンの絶景“はこちら

 

 ヨーロッパ最大かつ最古!のアラブの城 千百年の歴史ゴルマス城はこちら

   ロマネスクファンは必見!7世紀の秘蔵プレ・ロマネスクはこちらへ    

古くて壊れかけた家ばかりなのにカメラを向けたくなる村カラタニャソルはこちら

  イニエスタの故郷アルバセテってどんなところ?スペインの絶景はこちら

写真撮影に失敗しない完璧なロケーション!“アルバセテの宝石“ホルケラはこちら

       パラドールとしておすすめアラルコン城はこちら

   本場で食べたい!”ハモン・イベリコの故郷ハブーコ村の記事はこちら

  ユニークなフラメンコ巡礼!スペイン最大の巡礼地エル・ロシーオこちら

 山歩きが好きな方におすすめ!スペインの名峰“ピコス・デ・エウロパ”はこちら

 

      離島マニア必見!アウター・ヘブリディーズ諸島はこちら

    “北アイルランド”で訪れるべきはここ!デヴェニッシュ島はこちら

  ベルギーではなく、フランスのディナン!素敵なコロンバージュの町はこちら

 一度は観たい!世界無形文化遺産『人間の塔』カタルーニャ魂さく裂!はこちら

  スコピエに行ったら必ず訪れたい!圧巻の鍾乳洞 マトゥカ峡谷はこちらへ 

 “運が良ければ行ける!世界遺産”アイルランドのスケリッグ・マイケル島はこちら

 クロアチアを再訪するならここ!『黄金の谷』スラヴォニア地方の記事はこちら

  バルカンで絶対訪れたい国コソボ!そこは“バルカンのエルサレム“はこちら

     “カタリ派“の歴史を知って訪れたいオクシタニー地方はこちら

    ベルギーファン必見!中世のミニチュア都市ベギナージュはこちら

   VWファンにはたまらない!スイスの湖畔にワーゲンバスが大集合はこちら

  オレロン島“日本人観光客のいない”フランスの島でヴァカンス!はこちら

 イエールがなぜ“コート・ダジュール”の名称発祥の地であるのか?はこちら

【バルカン半島】サラエボだけじゃないボスニア・ヘルツェゴビナの魅力はこちら

 

   フランシュ・コンテ地方で必ず訪れたい!世界遺産シタデルはこちら

 フランシュ・コンテ地方でチャレンジしたい究極のスポーツとは?!はこちら

チーズではなくて“モンブラン山群を一望”!モン・ドー(モン・ドール)はこちら

  フランシュ・コンテ地方のハイキングにおすすめ!サン・ポワン湖はこちら

 フランスで体験したい!パラグライダーのベストスポット“モン・プペ”はこちら

  フランシュ・コンテ地方のおすすめ世界遺産サラン・レ・バンはこちら

     人生をも変える!“寝そべり自転車(リカンベント)はこちら

       パラモーター世界チャンピオンと大空を舞うはこちら

 

 “目を守るため”ならぬ“身を守るため”のサングラス!固定概念を捨てるはこちら

 “語学習得”は旅を充実させることはもちろん旅づくりの可能性も広げるはこちら

 

                 

     

 

フランシュ・コンテは冬の美しさも実は魅力です。雪景色が“癒し“そして”パワー“をも与えてくれます。“ヒーリング”効果ありのフランシュ・コンテ地方写真集ですので、是非のぞいてみてください!

 

雪景色に癒されるフランスの田舎: コンテチーズのふるさと フランシュ・コンテ地方 真の美しさに... 雪景色に癒されるフランスの田舎: コンテチーズのふるさと フランシュ・コンテ地方 真の美しさに...

 

Amazon

 

   

 

       よろしければ「旅づくりへの思い」もご覧ください。

 

 本日も『世界を深く知る旅』ブログをお読みいただきありがとうございました。

 

                                           読者登録してね

 

                
                海外ランキング