あの、焼肉で有名なトラジが、2月21日、恵比寿の本店と同じビルの3階に、

NYスタイルのステーキハウス『T's STEAK HOUSE(ティーズステーキハウス)』を

オープンしました。このお皿の焼き目を見て、ピンっ!と来た方は、かなりのステーキ通!

恵比寿エリアでは初のブロイラーオーブンで焼いたステーキがいただけます。

 

 

恵比寿駅西口から徒歩3~4分ほど。

トラジ本店の場所が新たなビルに生まれ変わり、1階・2階は焼肉のトラジ、

3階にあるこの場所には、トラジの新業態となるラグジュアリーなNYスタイルの

本格的なステーキハウスが2月21日グランドオープンしました。

本店3階にオープン。これは、何を意味するか・・・

ズバリ、トラジの本気の証でしょう!!

 

 

トラジが本店のある恵比寿で挑戦したのは

ブロイラーオーブンで焼くUSDAプライム

 

これはトラジならではの五輪やワールドカップに向けた

日本ならではの肉の提案を行いたいと考えられたそうです。

 

焼肉業態を長く続けてきた、トラジならではのステーキハウスを目指し

その結果、トラジが辿り着いたのは、

 

USDAサーロインにハラミや和牛を組み合わせ一皿で4種のステーキが食べられる

”カルテット”というスタイル!

 

今まで焼肉で培った哲学やテクニック、そして仕入れをフル活用し作ったのが

この新業態『T's STEAK HOUSE(ティーズステーキハウス)』なのです。

 

まず、こだわったのが、ハラミ

現在NYでもこのハラミが大流行していて、現地ではスカートステーキと

呼ばれていたそうですが、トラジはつかさずここに目を付けました。

日本では内臓扱いのハラミですが、NYでは正肉として扱われいるほど

人気の高い部位となっているハラミをステーキとして取り入れたのだとか。

 

 

USDAプライムTボーン

ドライエイジングしたUSDAプライムTボーンを約1か月熟成。

これを900度にもなるブロイラーオーブンで表面はパリッ中はジューシーに焼き上げています。

サーロインとヒレからなるTボーン。サーロインもしくはヒレでご提供とのことでした。

※熟成期間は肉によってさまざまだとか。

 

 

よりお肉を楽しく味わっていだくために3種のソースを用意。

トマトソース、ペッパーコーンソース、そして赤ワインとバルサミコ酢のオリジナルソースには

隠し味にトラジの焼肉のタレがブレンドされていてトラジイムズも継承されています。

 

そしてワイン!

部位に合わせたきペアリングでワインがいただけす。

今回は4種盛りのカルテットには2種のワインが組み合わされているというキメ細かさ!

 

 

店舗デザインは、数々のラグジュアリーなホテルの内装などを手掛けた、橋本夕紀夫氏。

 

ゴールドを基調とした、上品で華やかな店内は、ぐっとグレードも高く

会食や特別な日のディナーなどにぴったり。きらめく時間が過ごせそうな雰囲気です。

 

天井を飾るのはまるで照明自体が間接照明となっているようなゴールドのライト。

店内に仕切りはないものの、照明使いなどによって、テーブルの上を明るく灯し

そのエリアを囲みこむような、しっかりテーブルごとのエリアを確保した空間作りをしています。

 

 

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新しいお店へのこだわりや挑戦は十分ご理解いただけたと思うので

今回いただいたメニューをご紹介しましょうか。

 

シーフードプラッター

シュリンプ、ロブスター、北海道の帆立、スモークサーモンの盛り合わせ

レモンやハーブに合う柑橘系やハーブなどの味のするワインは、

「ホーニッグ・ソーヴィニヨン・ブラン」。

それにしても、ゴージャスなシーフードの盛り合わせですね。

 

シーフードプラッターは食べやすい大きさにカットし、

ひとりひとりのかたまりで再度盛り付けてお持ちくださいました。

カットしても立派なロブスター。

 

シュリンプも大振りでプリっぷり。

 

スモークサーモンも美しい。

 

帆立もねっとりと甘味が広がりました。

 

ソースも2種で楽しい。

 

サルサソースをこんな風に組み合わせたりして、ソースが充実していると楽しいのです。

 

 

本日のスープはロブスターのビスクでした。

ワインは、味わいのふくよかなレイモンド・リザーヴ・シャルドネ。

 

たっぷりのロブスターを使ったビスクです。

バターのリッチな味わいにうっとり。

 

 

カルテットステーキ

そしてメインのカルテットです。

ワインは、ハラミと和牛に合わせてブエナ・ビスタ・ピノ・ノワール

USサーロインとラムチョップに合わせて、ミンティでジューシーでスパイシーな

ジョエル・ゴット・カベルネ・ソーヴィニオンを合わせています。

4種のお肉があるでよく考えたら当然なのかもしれませんが

普通だったらワインは1種。きめ細かなワインのペアリングに感謝!!

 

お皿の周りが焦げていることで、勘の良い方はおわかりだと思いますが、

今回導入したブロイラーオーブンは上火式。

下火式だと、焼いた油が落ちるとその煙でせっかく熟成したお肉の香りが台無しになって

しまうため、恵比寿エリア初となるブロイラーオーブンを取り入れたそうです。

またバターを敷いたお皿で焼くことによって、

バターがいい具合で溶けソースにもなるのだとか。

 

USDAプライムサーロイン

 

和牛サーロイン

 

ラムチョップ

 

USDAプライムハラミ

 

その場でお皿に盛り付けてくださったのですが、

お肉等にこだわっている分、NYスタイルを名乗るからには

サイドディッシュは王道で。マッシュポテトはクリームスピナッチの2種でした。

 

こんな感じで盛り付けてくださいました。

なんでこの4種にしたのか?

ハラミはNYでの流行と焼肉トラジの得意な分野での勝負とはじめにお話ししましたが

王道のTボーンを食べてしまうと他のお肉にはなかなかたどり着けない。

特にラムチョップは美味しいのに、食べたいのに・・・

いつも辿り着けないって、それはもったいなさすぎ!!ということで

美味しいお肉をいろいろ楽しんでほしいというトラジさんは、

カルテットという4種の盛りのスタイルでラムチョップまで楽しめる趣向にしたのだとか。

 

ソースは、トマトソース、ペッパーコーンソース、そして隠し味にトラジの焼肉のたれの入った少し甘目に仕上がった赤ワインとバルサミコ酢のオリジナルソース3種類。

途中ソースをかけて味に変化を持たせると、またぐんっと肉の味が生きてきました。

 

 

デザートは、これまたニューヨークと言えば、定番のティーズチーズケーキです。

これにもまたワインを合わせていただきましたが、

デザートワインまで楽しんでほしいということで、ムートン・カデ・レセルヴ・ソーテルヌでした。

 

かたまるギリギリの固さで作ったというチーズケーキは美味しすぎ。

 

最後はエスプレッソもいただきました。

 

 

ワインにこだわっているというので、セラーも見せていただきましたが

今回のお店のオープンに当たり、1000種くらいのワインを試飲したとか。

 

ワインのことは、ソムリエでもある梅松支配人にいろいろ相談してみてくださいね。

 

ちなみに、品揃えはカルフォルニアがほとんど。

長期熟成させてからリリースするという異色のワイナリー「KALIN CELLARS」

 

ケンゾーエステートの「藍/ai」や「紫鈴/rindo」もあり、

カリフォルニアワイン好きにはたまりませんね。

 

2月21日にオープンした

焼肉トラジが挑んだ、ラグジュアリーなNYステーキの世界。

是非ワインと共に、4種の個性豊かなお肉をご堪能くださいませ。

 

 

T's STEAK HOUSE(ティーズステーキハウス)

東京都渋谷区恵比寿南2-2-4 山燃2ビル 3F

03-5725-3629

17:00~23:00(L.O.22:00)

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T's STEAK HOUSEステーキ / 恵比寿駅代官山駅中目黒駅
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