八丁堀のフレンチレストラン『CHIC peut-être(シック プッテートル)』へ伺いました。

ビストロのような外観とかわいい店内。14席と小規模のお店ですが、素晴らしい

お料理とサービスのお店です。ミシュランでも一つ星を獲得している人気店ですが

シェフの生井さんが独立されるとのことで、オーナーソムリエの星壽仁さんと

ツーショットも残すところわずかになりました。最後にもう一度とお伺いしました。

 

 

内装はこじんまりした店内はアンティークな雰囲気。

 

 

ちょっと乙女モードでしょ。規模は小さいですが、ビストロではなくレストラン。

肩肘張らずに落ち着いて美味しい食事ができます。

家族で寛ぎの食事でもいいですが、

ちょっと頑張りたい時の初デートなんかにもオススメかも。

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厨房を仕切るの、生井祐介シェフ。

ふわりと品のある「シック(=仏語。オシャレな、洗練された)」中に

キラリとセンスの光るお料理を作ります。食通の中にも多くのファンをお持ちです。

 

 

シック プッテートルの食事の前に儀式は、このお手拭。

 

 

お水を注ぐと、にょろにょろ~っと縦にふくらみ、お絞り状になっていきます。

 

 

バスク豚のサラミからスタートです。


 

素敵キラキラ こんなに薄くスライスしてくれました。

生ハムとかサラミって薄いほうが舌触りなどが良く美味しいんですよね。

舌の上で脂がとろけるようで、より旨味が広がります。

 

ピエール・オテイザ社( Maison Pierre oteiza)のもの。

淡いピンク色で頭とお尻が黒く、足に黒いまだらの点があるため

「ピー・ノワール・デュ・ペイ・バスク」と呼ばれるバスク豚です。

 

 

CHIC peut-êtreはメニューがないので、

こんな料理・・・という説明仕立てでご紹介いたしますね。

 

 

白い石の中に交じってまんまるいものが入っていました。

口の中に一口で入れると、プチっと薄い皮が弾けて、

マッシュルーム、トリュフ、ガーリックの香りをまとった液体が広がりました。

その正体はマッシュルームのエスプーマにトリュフをいれ

カカオバターでコーティングしたマッシュルームボールでした。

 

 

次はメレンゲです。

洋ナシの皮の上にフォアグラのペーストを薄くしき、

八角の香りを付けたメレンゲを重ねています。上には洋ナシのパウダー。

 

 

小さなメレンゲを口の中に入れていくと、フォアグラのペーストを強く感じましたが

様々な香りが少しずつ混じり合い、すっと口の中に溶けていきました。

 

 

岩塩プレートの上に無塩バター。

 

 

パンは2種類。

 

 

雪の中から、植物の芽が出てきたような美しいグリーンのお皿です。

グリーンピースとスナップエンドウの豆を房から丁寧に外して使っています。

生井シェフのお料理は、こういう手の込んだ緻密な作業と

丁寧な仕事に上に作られているんです。だから美味しい。

 

 

豆の間から、粒貝が出てきました。

味付けをされたクルトンのサクサク感のコントラストもたまりません。

軽くシェリービネガーなどで味付けされていてさっぱりいただきました。

 

 

お魚も春もまた春の訪れを感じるものでした。

雪のようなソースはジャガイモのにエスプーマ。

低温でふんわり火をいれた真鱈。

表面には蕗の薹のビィエノワーズを重ねて焼いています。

 

 

口の中で、ふわっと焼けた真鱈の食感と共に蕗の薹の香りが広がりました。

 

 

メインはフォアグラとミルクのフォームが添えられた大山地鶏でした。

ガルニチュールは、アヤメ蕪とオクラ。

ポルチーニとシェリーのパウダーがかかっています。

 

 

素晴らしいかったのはお肉の火入れ。

56度の低温で火入れをしているとのことですが、

しっとりと滑らかな肉質が素晴らしく、

細かなフォームがお肉のうまみを引き立て

ほのかにポルチーニが香る素晴らしいお皿でした。

 

 

ホールを仕切るのはオーナーの星さんです。

ウイットに富んだ柔らかなサービスをしてくれます。

とても優秀なサービスマンだと思っています。

初フレンチのカップルだって、星さんのサービスならば緊張せずにフレンチを

たのしめます。分からないことがあったらきっと笑顔で接客してくれるはずです。

あ、ただし初デートだった場合は・・・緊張してあたりまえですかね。

 

 

名残惜しい限りですが、もうデザートに。

キャラメルのムースにクリームと塩味のメレンゲが重ねられています。

下にはアングレーズソースがひかれ、

塩味、甘味、苦味の3味が一体になったデザート。

もちろん軽いメレンゲのサクサク感とムースの滑らかな舌触りも楽しめました。

 

 

隣にいた友人のものはメレンゲが横に寝ちゃってますが、

こちらはクリームがよりきれいに見えたのでアップしちゃいます。

 

 

あれ・・・。私、デジャブ???

と勘違いしそうですが、小菓子もアミューズグールと同じカタチ。

 

 

だたし、こちらは梅の飴に筍のパウダーを使ったりとちょっと違う味わいです。

同じ食材を違う装いで出してきたりするのも面白いですね。

 

 

生井シェフのお料理は本当にまとまりが良い。

素材の風味や味わい同士が絶妙なバランスで混じり合い

そこにシェフの個性が優し加わり、

食べるたびに"はまる"料理だと感じました。

 

 

星さんの温かなサービスと生井シェフの素敵なお料理が共演する

『CHIC peut-être(シック プッテートル)』が体験できるのは3月19日までです。

是非最後にお二人の『CHIC peut-être(シック プッテートル)』を感じてみてください。

 

 

お料理教室で伺った時の記事

 

 

 

 

家シック プッテートル (CHIC peut-etre) 

東京都中央区八丁堀3-6-3 高野サンパレスビル 1F 

03-5542-0884 

[月~金] 12:00~13:00(L.O.) 18:00~21:00(L.O)

 [土] 12:00~13:00(L.O.) 18:00~21:00(L.O) 

日曜日・祝日定休

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