すっかり市民権を得た”ジビエ”。先日後輩が「ジビエのお店で初デートしたんです」

なんて聞かされ、私的には「初デートでジビエ?」などとびっくりしたものです。

 

今や日本でもたくさん消費されるようになった”ジビエ”ですが、

ちょうど池尻大橋のリアンが参加していたこともあり美味しい”ジビエ”をいただいてきました。

 

こちらはフェアで食べられる特別メニュー

岐阜県揖斐川町直送 仔鹿モモ肉のロースト

 

リアンに伺ったところ、ぎふジビエ首都圏フェア2019のパンフレットが置いてありました。

リアンは普段からジビエを扱っていますが、ちょうどにフェアに参加されている

ということで、せっかくならばと参加メニューをいただきました。

今回は首都圏の有名レストラン22店舗がこのフェアに参加しているのですが

3月15日までの期間中、ぎふジビエを食べて後日アンケートに答えられる方に

参加店舗で利用できる食事券が抽選でプレゼントされるというキャンペーンです。

人気店ばかりなので、お食事券がゲット出来たら絶対にラッキーです。

 

「ジビエ」とは、天然の野生鳥獣の食肉を意味するフランス語です。

ヨーロッパでは貴族の伝統量として古くから発展した食文化ですが

日本でもぼたん(イノシシ肉)や、もみじ(シカ肉)と呼ばれ、

古くからマタギを含む狩猟にて親しまれてきた歴史があるので、

よく考えてみると日本人にも身近なものかもしれません。

 

 

自然豊かな岐阜県の野山で育った天然のお肉は、非常に味わい深いものです。

その野生鳥獣を捕獲し、そのお肉を売るには食品衛生法などのさまざまな基準を

クリアする必要があります。岐阜県ではさらに安心安全なイノシシやニホンジカのお肉が

提供できるよう、独自のガイドラインを策定し、ぎふのジビエの美味しさを知ってもらおうと

首都圏の22軒で食べられ、今年、初の「ぎふジビエ首都圏フェア2019」が開催されました。

 

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さて、リアンの食事に戻りましょうか。リアンは池尻大橋駅から徒歩5分ほど。

閑静な住宅街にありながらも、大人気のお店です。どれも食べたくなる豊富メニュー

その美味しさ、温かなサービスそしてそのリーズナブルな価格に感動するしかない!

本当に神様みたいなレストランです。まだ行かれていない方は強くオススメしたいお店です。

 

そんな神様みたいなレストランが生まれるのは、上原シェフをはじめとする

お店の方々の並々ならぬ努力あってこそ。この日も上原シェフの手元が良く見える

カウンターでお食事をさせていただきました。

 

 

コースは、4000円~7000円の4種類。

いつものBコースをいただきました。

前菜、お魚料理、お肉料理、デザートのコースです。

お魚を前菜に変更することも可能です。

私は前菜を2種にしていただき、お肉にぎふジビエをいただくことにしました。

 

鯵のスモークと山菜のサブレ

鯵を軽く燻製し、山菜を混ぜて焼き込んだサブレとサワークリームとの組み合わせです。

 

ガラスケースに入れてあるのですが、その下には梅のイラスト。

梅と山菜で、リアンではこんな感じで四季を演出しています。

 

 

本来ならばCコースにつくフォアグラとリンゴの組み合わせですが、

今回友人が海外から来ているとお伝えしたら、特別にプレゼントしてくださいました。

こちらはお土産としても好評で、5本入りと10本入りで販売しているそうです。

ホームパーティーのお持たせにも使えそうです。

 

シニフィアン・シニフィエのカンパーニュ

 

 

オマール海老と春野菜の冷製ゼリー寄せ オマール海老のエキス サラダ添え

野菜も食べないととゼリー寄席をいただきました。

オマールを中心にいろいろな野菜が入っていて、ゼリーがきれいに輝いてキラキラ。

 

 

北海道産本白子のソテー 春キャベツ アンチョビ シェリービネガーソース

この季節は冬の食材と春の食材がいい感じで入り乱れていて面白い感じに。

散りばめられているのはチコリかな?見た目にも美しいですよね。

 

白子のソテーもしっかりポーションで、食べ応え十分。

ちょっと甘目のシェリービネガーソースがまた白子によく合いました。

 

下には柔らかな春キャベツ。そしてたっぷりの白子。

春もすぐそこま訪れてきていますね。

 

 

私はいただいておりませんが、友人の食べた2所ほどご紹介。

 

兵庫県産ホタルイカ ホワイトアスパラガス マッシュルーム 新玉ねぎのブルーテ

これはかなり春のメニュー。ホワイトアスパラガスはこの日は国産でしたが

来週くらいから海外からのものも入ってくるそうですので、ホワイトアスパラ好きの方は是非。

 

和歌山県産ウツボ 地鶏のササミ オリーブのバロティーヌ 赤ワインソース

ウツボってどうなのよ。と好奇心旺盛な友人たちはオーダーしていました。

あまりフレンチでウツボに遭遇することってありませんので、これはかなり興味深い。

ウツボは少し皮を残して、バロティーヌに。臭みもほとんどなく淡泊な感じです。

グリーンオリーブのアクセントになっていて、淡泊な味をしっかり煮詰められた

赤ワインソースでいただくという感じでしっかりフレンチ仕立てになっていました。

 

ウツボと鶏スープは出汁などでバランスを整えていて、ともて美味しい。

ウツボの皮をカリッと焼き上げ、刻んで入れてくれたのですが

これまたちょっとコラーゲンとコクをプラスした感じでとても美味しく仕上がっていました。

 

岐阜県揖斐川町直送 仔鹿モモ肉のロースト

上原シェフはジビエがお得意だけれど、この岐阜鹿肉はどうでしたか?と伺ったところ

お肉の状態がとてもよいのはもちろんですが、狩猟場と処理場の距離がとても近いので

良い状態で肉がさばけていることと、その技術もとても高かったので使うことにしたのだとか。

実際に処理場までいかれていて、プロの目から見てもいい状態で使え

安全なお肉をお客様にご提供できるのがポイントだとか。

 

実際の鹿肉は、しっかりとた肉質と旨味。

赤ワインのソースや胡椒のしっかりした味付けに負けない美味しさでした。

 

苺のパフェ仕立て(イチゴ、ムース、ソース、メレンゲ、マシュマロ)

イチゴもそろそろ最後だよねということで、楽しませていただきました。

やはり苺は永遠のアイドル。華やかでいい感じです。

 

マシュマロなどが飾られ、超かわいいの。

イチゴの甘酸っぱいソルベやソースなども酸味もしっかりあるので

最後のデザートとしてもさっぱりいただくことができました。

 

お皿がかわいかったので上空からさも撮影を。

林檎のカタチをしているのですよね。

聞けば青森の作家さんのものだそうで、これに林檎のデザートを乗せて食べたくなりました。

 

最後はハーブティーで。この日も大満足のリアンでした。

 

 

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家 Lien (リアン)

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TEL FAX 03ー6413ー8552

定休日 月曜日、第2・第4火曜日

12:00~15:00(LO14:00) 18:00~23:00(LO22:00)

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