全く知らない世界で社会勉強
入院をきっかけに
20年の運転から解放されました。
やっと自分の時間ができた。
20歳の時から興味のあった
マインドマップ、記憶術、マーケティング、
易経、心理学など
セミナーや講演会にいけるだけ参加しました。
ジェイ・エイブラハム「生Jで体験。
前夜祭で「高砂」謡いました。
ジョンCマクスウェル、
アンソニーロビンス、
ジム・コリンズ、
ブライアン・トレーシー、
本田健、
ジェームススキナー、
本でしか知らない方に直接あえました。
中井塾、日本メンタルヘルス協会、
アチーブメント、
ジェフ・ウォーカー、
丸の内起業塾、
これも最後のコースまで参加、
「すごい会議」セミナーも4回主催できました。
トニー・ブザン氏は舞台にも
来ていただきました。
記憶術アクティブ・ブレインセミナーは
50回ほど開催。
何かと行きまくっていた時期でした。
本も図書館で借りて
1日5冊くらいは読んで
その中の1冊をメルマガで発信していました。
この後で重大なことに気づきます。
7年半たって
入院したときの曲「楊貴妃」を
同じ舞台で勤めることがありました。
このときに驚愕の事実
「7年半たって全く進歩していない」。
そんな舞台人としての自分に気づきました。
学ぶということに
踊らされていたのか、
本当にしなくてはいけない稽古よりも
人生の勉強を優先し続けた結果でした。
世阿弥も時分の花と
真の花の違いを語っています。
人格を求るのもよいですが、技術を通して
人格を高めるようにしないと本末転倒です。
ほんとに
自分は何をしたいのか考えた結果
「自分の満足する音が出したい」
という結論に行き着きました。
私の舞台は依頼がほとんどです。
自ら会を主催することはほぼありません。
出演するごとに
切符ノルマというものはありません。
それでも何か危機感を感じていて、
販売やマーケティングなど、
様々なビジネスセミナーに
参加していました。
そんな知識が増えていっても
実際に舞台の成果に
進歩がなければ本末転倒です。
能楽に
より集中していく必要を
感じたのもこのときです。
この7年半の経験は
後でじんわりと生きてくると信じています。
それでも直近の舞台がよくなければ
全く意味のない勉強になってしまいます。
「最高の芸術作品」としての
舞台成果に目標を定めました。
ひとつの舞台を大切にする。
ひたむきに取り組む姿勢の方が
大切だと感じています。
次は第46章 「自分を変えなければ何も変わらない」です。
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