読書週間のために朝活を始める【43歳~】

本は蛇のように丸呑みするという思いになった体験です。

 

食べ物はホールフードなんて言いますが

本もやはり全部丸呑みするのがいいと思っています。

 

アンソニーロビンスのセミナーに参加したとき

700冊本を読んで

人生が変わったという話がありました。

 

昼休みに朝活を思いたち

メンバーを募集して朝活を始めました。

 

アンソニーが線路の近くの

セミナールームを使っていた事があるそうです。

電車が通ると話が出来ないのでダンスをし始めた事も、

23歳からすんでいた野方のアパートを思い出し

共感するところがありました。

 

 

本はかなり読む方でした。

そして退院してからも

本はかなり読んでいました。

 

しかし自分で選ぶ本は偏りがあります。

それを解消するための

プログラムを思いつき

メルマガで募集しました。

 

最初は5名で新宿京王プラザホテルでスタートしました。

 

その後、会員は増えて支部も6カ所に増え、

月曜日の読書会以外に

火曜日に小鼓、

木曜日にマーケティング、

土曜日に心理学とそれ

ぞれに会員が増えてきました。

 

舞台には直接関係ないようですが、

生活の中でしなければ

いけないことはたくさんあります。

これがほぼ朝活ですむようになりました。

 

 

誰でもしている生活の事務処理や

悩んでいる問題解決など

朝パッと片づきますから

稽古にもより集中することが出来ました。

 

六本木の友人の店が閉店することになり、

池袋の支部長が転勤することになり、

また私が倫理法人会の

副会長になったことで

メンバーが倫理法人会に流れたりと、

存続の意義も薄れてきたので

自分主催の朝活は3年で終了しました。

 

 

朝の習慣など割と継続できる人でも

3年くらいで一区切りのタイミングが来ます。

石の上にも3年という区切りもちょうどいいのかもしれません。

 

朝活は各回ワークシートを作って

30分で学んで

30分フリートークで終了というシンプルなものでした。

 

すべて自分用に作ったプログラムだったので

非常に効率よく疑問の答えを出すことができました。

 

月曜日は読書会として

自分にない価値観を受け取り実行する。

 

火曜日は小鼓で基礎練習をしました。

木曜日はイベントのアイディアを作り、

土曜日はワークシートをつかって

完全自己肯定ができるようにする。

 

 

朝を有効に使う

1日が有効に使えるようになるので

非常によかったです。

 

 

また吉祥寺でやっていた

朝活が母体になっている

木曜日の朝活も

様々行ったセミナーの内容を

統合するのに役にたちました。

 

 

これらの活動は

50歳の誕生日パーティーを最後に

すべて終了しました。

 

 

自分のやりたいこととずれてきたら、

継続を目的にせずスパッとやめる

勇気も大切です。

 

 

朝活は終了しましたが

有志のメンバーで

読書の習慣は継続しました。

 

一人ではなかなか

完読することが出来ない本に

一年かけて取り組む読書会は

今も継続しています。

 

今までに「地上最強の商人」二回、

「不動智神妙録

「易経」などを完読しました。

現在は「日本書紀」に取り組んでいます。

 

驚きの勘違い

今まで参加した

セミナーの中で驚いたのは

古典を引用する講師が

原本を読んでいないことだった。

 

「初心忘るべからず」が

世阿弥というのを知らないほうが普通

 

「森澤さん能をしているから守破離しってますよね」といわれ

 

「??」となっていたら

 

「世阿弥ですよ」といわれて驚いたこともありました。

 

持論の裏付けとしては

それらしければ良いのかと思いますが、

世阿弥から宮本武蔵あたりまでは

「序破急」という全く違う概念を説いてます。

 

 

また「和をもって貴しとなし」という言葉もよく使われます。

しかし全文を読んだことある人も少なく、

十七条が記載されている「日本書紀」を

読んだことがある人もいない。

 

さらに明治維新を語り

吉田松陰の意思を引き継ごうという

講座に行った事があります。

 

 

その講師から「一期一会」という

井伊直弼の言葉を力説されました。

 

元の意味からは離れてますが

ひとつひとつ修正する物では無く。

原典とは違う意味で普及していることを

受け入れるようにしています。

  

慣用句として

一人歩きしてしまった

言葉の原点を強制するのは

有益ではないと思っています。

 

私もすべて知っているわけではありません。

また一つ一つのことは知らなくても

何の問題はない。

 

ただ人前で話す人には原典を

一度は目を通してほしいものだと思っています。

 

以前はひとつひとつに

イラッとする事もありました。

いまは言葉を知っているだけでも

素晴らしいことだと思うようになりました。

 

面と向かって違うということを指摘したり、

言葉を訂正したりすることは一切しません。

 

 

自分が話す機会があったときには

「興味のある方は○○を読んでみてください」

程度に情報提供するだけにしています。

 

 

成長のチャンス

言葉は大事ですが

人間関係を壊して自己主張するのは

言葉の用法からすれば本末転倒です。

 

 

批判、修正にならないように

自分の考えを伝えるのは

非常に頭を使います。

 

 

それは人間的成長の機会でもあります。

 

全く何も感じないより

成長のチャンスが多いのはいいことです。

 

 

また発想を広げる為には

部屋で本を読むよりも、旅に出る、

人に会うというほうが

ずっと勉強になるといわれます。

 

 

それでも本の中には

何百年間もの風雪に耐えた

生命力の高い言葉があります。

 

人間の本質について

簡潔な言葉で表されてることも多く

一生に一度は通読しておきたい本もたくさんあります。

 

 

万葉集、日本書紀、源氏物語、、、

などなど、計画的に読んでいくと

意外にも一年で通読は可能です。

 

 

幼少期からの読書習慣、

退院後の

一見関係ないような勉強や読書は、

舞台成果にいかせるようにどんどん統合していきます。

 

そして本は

蛇のように丸呑みするみがいいと思います。

 

自分の感覚で飛ばし読みをすると

自分の感覚に変化がありません。

 

全部丸呑みしてこその発見があります。

 

次は「第50章 神社とお寺に立ち寄る習慣」です。

能楽の舞台に向かう理想の生活が明確になってきます。

https://ameblo.jp/yuji-nohgaku/entry-12598889392.html

 

 

生まれる前

第01章【誕生前】 選んだ家庭
第02章【 0歳 】 誕生

幼少期

第03章【  2歳  】 トイレに落ちるのをこらえていた
第04章【 4歳 】 幼稚園に送迎なしで通っていた
第05章【 4歳 】 祖母にコップで殴られる
第06章【 4歳 】 祖母に仕返しをする
第07章【 4歳 】 茶化されるのが嫌い
第08章【 4歳 】 ブランコの鉄パイプが顔に刺さる
第09章【 4歳 】 本をひたすら開いていた
第10章【 5歳 】 世田谷線を止める

小学生

第11章【 6歳 】 小学校初登校
第12章【 9歳 】 弟の病気
第13章【 9歳 】 柔道を始める
第14章【 10歳 】 給食着の紛失
第15章【 10歳 】 光に包まれる

中学生

第16章【 13歳 】 父が亡くなる
第17章【 13歳 】 ギターを始める
第18章【 14歳 】  国士舘大学の柔道部にゆく
第19章【 15歳 】 天敵が現れる

高校生

第20章【 15歳 】 サッカー部に入る
第21章【 17歳 】 交通事故
第22章【 18歳 】 柔道大会で優勝する
第23章【 18歳 】 ビンテージギターを手にする
第24章【 18歳 】 テンプル大学とのご縁
第25章【 18歳 】 引っ越し
第26章【 18歳 】 衝撃の初月給

大学

第27章【 18歳 】 テンプル大学「卵」と「バナナ」
第28章【 18歳 】 アメフトを始め防具を譲り受ける
第29章【 19歳 】 失恋劇場は上手ばかりではない
第30章【 19歳 】 座間キャンプで英語が通じない
第31章【 19歳 】 小鼓を初めて見る
第32章【 19歳 】 休学する
第33章【 20歳 】 国立能楽堂に願書提出

国立能楽堂研修生

第34章【 20歳 】 国立能楽堂の試験
第35章【 20歳 】 人生を決めた一冊「行動学入門」
第36章【 21歳 】 国立能楽堂の稽古とアルバイト

内弟子

第37章【 23歳 】 20年の運転が始まる

独立

第38章【 32歳 】 独立記念能
第39章【 41歳 】 演奏家の妻と結婚
第40章【 42歳 】 娘が誕生
第43章【 43歳 】 舞台から集中治療室に運ばれる

退院後

第42章【 43歳 】 退院後に待っていたもの
第43章【 43歳 】 いのちの電話
第44章【 44歳 】 野菜自給生活
第45章【43~47歳】社会勉強勉強でセミナー通い
第46章【 44歳 】 自分を変えなければ何も変わらない
第47章【 47歳 】 重要無形文化財能楽保持者の認定
第48章【 47歳 】 初出版『ビジネス版「風姿花伝」の教え』
第49章【 49歳 】 読書の習慣化
第50章【 50歳 】 神社とお寺に立ち寄る習慣

まとめ

これから