37年ぶりの再会

第50章は

神仏を敬う生活に変わってきた体験です。

 

 

幼少のときに

神社に囲まれていたり、

通学路に松陰神社があったりと

神社は身近な場所でした。

 

能楽師も神社にはご縁のある職業です。

 

それが2017年5月20日

西久保八幡宮に立ち寄ってから

急激に神社とのご縁が出来るようになりました。

 

ここから神仏のご縁がつながってきます。

 

同年生まれの会67会があり

靖国神社で行われる

特攻隊の慰霊祭に誘われました。

 

このときに37年ぶりに

小学生の時に通っていた

柔道教室で一緒だった仲間に再会します。

https://ameblo.jp/yuji-nohgaku/entry-12598907164.html

 

 

かれの実家は世田谷観音です。

靖国神社と世田谷観音で

慰霊祭は行われます。こ

れも再会してはじめてしりました。

 

そして3年ほど慰霊祭で

顔を合わせていました。

 

 

そのときに

「森澤さんのおじいさんは特攻隊だったんですか?」

す聞かれたので

祖父はシベリア抑留していたと答えました。

 

それを聞いた彼は、靖国神社で

御祭神調査ができる事を教えてくれました。

 

受付で名前を言って調べてもらうと

10分もたたないうちに祖父が

祀られていることがわかりました。

 

20代の時から奉納でも

舞台を勤めているのに

祖父が祀られていることは

全く知りませんでした。

 

そして厚生労働省に問い合わせると

遺骨は千鳥ヶ淵戦没者墓苑に

納められていることもわかりました。

 

このときに10歳の

時に柔道教室が一緒だった彼と出会ったのも

祖父との出逢いのためなのかと

神仏の導きを感じずにはいられませんでした。

37年ぶりに再会し40年目に祖父の事がわかりました。

つながるご縁

そして、靖国神社からのご縁で

三笠宮彬子女王殿下の

お話を拝聴させていただく機会がありました。

 

何の前知識も無かったのですが

これも不思議なご縁でした。

 

このご講演の日は

私がエジンバラにいく前日でした。

 

準備もあるので

参加は迷ったのですが

何か感じる物があって

参加することにしました。

 

そうしたところ次の日に授業で

伺うスコットランドのお話だったのです。

 

エジンバラ大学に行く前に

エジンバラのことが拝聴できるとは

世の中は面白い偶然に満ちています。

 

人生にはパパッといろいろなことが

つながることがあります。

 

このときもそんな感じでした。

 

この後2年くらいで

300箇所くらいの神社に参拝しました。

御祭神を知って

参拝し空気感に触れてみると

能楽の台本に込められている言

葉にならない意味とか

神への言葉にならない

畏怖の念が感じられるようになりました。

 

 

日本の思想の根底にある物

本田宗久、

渋沢栄一をはじめとする

日本の企業家の思想は神道、

仏教の信仰があってこそ

意味のわかるものだということが言われています。

 

古い書物は

不思議な物で、聖書を読んでいて

日本書紀で語られている意味がわかったり、

法華経を読んでいて

源氏物語のひとことの裏側に

気づいたりすることがあります。

 

仏教のルーツをたどる旅は果てしなく遠いです。

 

神道は伊勢、三輪など日本が本拠地です。

 

自分の国で本場の空気を感じることが出来るのは

素晴らしいことです。

 

今まで前を通っても

素通りしていた場所に立ち寄るようにするだけで

すぐに参拝は300社ほどになりました。

 

何か惹かれるものがあって参拝した

大神神社には

ちょうどその年、能舞台が新設されるタイミングでした。

能楽の発展の兆しを感じるような嬉しいことです。

お寺とのご縁

今年に入ってからは

不思議なほどに寺に行くことが増えました。

 

急に予定がなくなったり、

時間が空いてふとインターネットを見ると

お寺主催の講座があったり、

お寺で仏教に触れることが多くなりました。

 

なぜか曹洞宗に絞られてきているのにも

不思議な導きを感じている。

20代の時に永平寺に立ち寄れたのも

ご縁の元だったかもしれません。

 

能楽の作者は

臨済宗よりのイメージがあります。

公案を課題にしているように感じられます。

すぐには答えが出ない世界観、

言葉で議論するのでは無いところに

芸術の価値があります。

 

神社や寺に

パワースポットを求めている人も多いが、

本当のパワースポットは

自分の中にあるものです。

 

また多くの人は

自分の中のいいものや

パワーの源は

奥の方にあるように思っています。

 

じつはむき出しに全部見えている。

 

その人そのもの、

すべてが生命として輝いていると思います。

https://ameblo.jp/yuji-nohgaku/entry-12598530973.html

 

 

生まれる前

第01章【誕生前】 選んだ家庭
第02章【 0歳 】 誕生

幼少期

第03章【  2歳  】 トイレに落ちるのをこらえていた
第04章【 4歳 】 幼稚園に送迎なしで通っていた
第05章【 4歳 】 祖母にコップで殴られる
第06章【 4歳 】 祖母に仕返しをする
第07章【 4歳 】 茶化されるのが嫌い
第08章【 4歳 】 ブランコの鉄パイプが顔に刺さる
第09章【 4歳 】 本をひたすら開いていた
第10章【 5歳 】 世田谷線を止める

小学生

第11章【 6歳 】 小学校初登校
第12章【 9歳 】 弟の病気
第13章【 9歳 】 柔道を始める
第14章【 10歳 】 給食着の紛失
第15章【 10歳 】 光に包まれる

中学生

第16章【 13歳 】 父が亡くなる
第17章【 13歳 】 ギターを始める
第18章【 14歳 】  国士舘大学の柔道部にゆく
第19章【 15歳 】 天敵が現れる

高校生

第20章【 15歳 】 サッカー部に入る
第21章【 17歳 】 交通事故
第22章【 18歳 】 柔道大会で優勝する
第23章【 18歳 】 ビンテージギターを手にする
第24章【 18歳 】 テンプル大学とのご縁
第25章【 18歳 】 引っ越し
第26章【 18歳 】 衝撃の初月給

大学

第27章【 18歳 】 テンプル大学「卵」と「バナナ」
第28章【 18歳 】 アメフトを始め防具を譲り受ける
第29章【 19歳 】 失恋劇場は上手ばかりではない
第30章【 19歳 】 座間キャンプで英語が通じない
第31章【 19歳 】 小鼓を初めて見る
第32章【 19歳 】 休学する
第33章【 20歳 】 国立能楽堂に願書提出

国立能楽堂研修生

第34章【 20歳 】 国立能楽堂の試験
第35章【 20歳 】 人生を決めた一冊「行動学入門」
第36章【 21歳 】 国立能楽堂の稽古とアルバイト

内弟子

第37章【 23歳 】 20年の運転が始まる

独立

第38章【 32歳 】 独立記念能
第39章【 41歳 】 演奏家の妻と結婚
第40章【 42歳 】 娘が誕生
第43章【 43歳 】 舞台から集中治療室に運ばれる

退院後

第42章【 43歳 】 退院後に待っていたもの
第43章【 43歳 】 いのちの電話
第44章【 44歳 】 野菜自給生活
第45章【43~47歳】社会勉強勉強でセミナー通い
第46章【 44歳 】 自分を変えなければ何も変わらない
第47章【 47歳 】 重要無形文化財能楽保持者の認定
第48章【 47歳 】 初出版『ビジネス版「風姿花伝」の教え』
第49章【 49歳 】 読書の習慣化
第50章【 50歳 】 神社とお寺に立ち寄る習慣

まとめ

これから