話は、半年くらい前に遡るが、買ってしまった。

 

 


新版 メダカ学全書/岩松 鷹司
¥10,500
Amazon.co.jp

 

 

 1993年に『メダカ学』という本が出版された。当時の最先端のメダカに関する書籍だった。2006年冬、最新のデータや知見を盛り込んで、倍以上の内容になって新版が出版された。数ヶ月、本屋さんの書架に鎮座して、ボクの手垢で本が黒くなるのではないかというくらい内容を確かめた。

 春に、取り計らってもらって、手元にやってきた。支払いは夏のボーナスだ。やっと、ページにメモを書くことができる。がばっと大きくページを広げると、今まで以上にたくさんのことが書かれているような気がした。


 研究室のボス(教授)は、ボクが淡水魚を好きなことを知ってか、知らずか、今の研究テーマを広げるために、メダカを実験動物に選んだみたい。どうなるか判らないので、学生や院生には与えられないので、ボクに回ってくる。うまく行って、目処が立てば、学生・院生にわたせるのだろう。


 メダカの概論を勉強し、必要な各論を勉強し、文献調査をして・・・。実験もしながら、メダカのことをよく知らないと、メダカの代謝の分子生物学的なアプローチなんてできやしない。脊椎動物に特異な代謝、魚類に特異な代謝、淡水魚に特異な代謝、メダカに特異な代謝、特定の器官や組織の細胞に特異な代謝・・・。揚げ足をすくわれないように気をつけなきゃ~。


AD

 昨年だったけ?遺伝子組み換えのメダカが出回ったの?即、回収したけど、全てが回収できたのだろうか?


 今回は、サンゴの遺伝子を組み込んだ赤い個体のゼブラダニオ、「レッド・ゼブラ・ダニオ 」だそうだ。もろに、カルタヘナ法(遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律)に引っかかるヤツだ。


 遺伝子組み換えメダカ(ナイトパール) で、懲りているだろうに・・・。


 このあたりの個体になると、新種、掛け合わせなどといわれると疑いようがない。個人で、遺伝子解析までして確かめる人はいないだろう。・・・となると、海外とネット売買している個人購入者による国内持込が危惧される。確信犯ではなく、知らずに購入してしまうケースが起らないとは限らない。


 海外では、商業ベースで組み替え品種が作られて、売買が初まっているんだね。

 

 

 昨日、2月12日夕方6時頃のニュースで、メダカとカダヤシのことが報じられていた。


 岡山市建部町の『メダカの学校』での報道に驚いた。全国版の枠での報道に戸惑うこともあった。その程度のことで、全国版?岡山平野には、メダカとカダヤシの混在する水域があることは知っていたが、建部町にいたとは・・・。ここは、カダヤシの分布が分かったので、情報としてはよかった。しかし、『メダカの学校』の敷地内の水路に・・・。これが、解からない。ニュースをよく聴いて、思い返せば返すほど、頭に?「ハテナマーク」が増える。報道をストレートに解釈するとだけどね。

 更に、報道は、岡山市の別の水路でのカダヤシの話に移った。救い上げると、メダカはいないという発言だった。何十匹もいる小魚を一目で同定できるなんて・・・、すご過ぎだね。


 結局、岡山では、メダカがカダヤシに食べられて、いまではカダヤシだけになっているという感じの内容だったように思う。


 うちの近所では、メダカがまだ、泳いでいるが・・・。 危機的状況なのか? う~ん。メダカの卵や仔魚・稚魚は、メダカや他のサカナにも食べられるんだけど・・・。


 っで、今日、別の局のHPから同じソースのニュースをビデオで見た。何のことはない。『メダカの学校』(岡山市建部町)で、カダヤシが増えたので、駆除して、メダカが消滅するのを防ごうという。行事の紹介だった。


 あれ? 話が違う。 報道って、こんなもんかな~。



 まっ、とにかく、 『メダカの学校』は、旭川本流の脇に位置するので、そこより下流域の本流にいるメダカが心配になった。2000年、2003年、2005年には、メダカの群れをいくつも確認しているが、いまでは、カダヤシの群れに替わっているのだろうか。