チリメンジャコ(シラス干し)に紛れ込むチリメンモンスターたち(甲殻類の幼生や子どもたち)が本になった。


 


 その名も、『チリモン博物誌』だ。


 


5年ほど前から始まり、昨年、火がつき、ブームになった。ボクも、実習に取り入れたりしてる。


ちゃんと、動物学を講義した上でのチリモン探しなので、許されようと思っている。



 まだ、取り寄せ中なので、読んでから書評を書くつもりだけど、とにかく、紹介しておこう。




 

チリモン博物誌/きしわだ自然友の会

¥1,680


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 学生実習で、チリモン(チリメンモンスター)のスケッチをしてもらっていたら・・・。


 学生って、結構、無頓着に顕微鏡下に見えた状態でスケッチしていることがわかった。


 ヘリコプター型のゾエアだと、側面から書いているのだけど、テトラポッド型になると背側からや腹側

から描いていたりする。

 そうすると、画像の上側のような状態でのスケッチになり、ゾエアの形態を良く知っていないと、ナニモノなのかスケッチを見ただけだと判らない。

 せめて、下のような側面からのスケッチができるように柄付き針などで調整してもらいたいと思い、スケッチの構図の説明をした。

 


オカヤマのフィールドノート-ゾエア

 

 顕微鏡下にモノを置いたとき、スケッチする前にクルクルと動かして、全体の立体像を頭におくことが大切だ。そして、特徴的な側面からのスケッチを1カット、背側や腹側から1カット描いて、目や口器、腹部、尾部の拡大を数カットくらい描いてくれるとありがたい。



 学生に言ったのだが、

 

 学生実習のスケッチは、10年、20年もすると、貴重な思い出の一品になる。必ず、日付、天気、気温を記録して、スケッチした場所、スケッチしたモノの名前か書いておく。できたら、描いたモノを見たときの印象を記述しておくといい。

 子どもたちと、食卓でチリメンジャコを覗き込み、スケッチを出してきて、あーだ、こーだと話が弾むだろう。なにより、若い頃に自分がどんなだったのかを子どもが直接感じることができるし、等身大の親の若い頃が、飾ることなく、ひずむことなく伝えられる。

 『家庭の科学』は、飾らないのがいい。子どもたちが、安心して、恥ずかしがらずに、変なプレッシャーも感じずに続けられるだろう。


 スケッチに書き加えられた評価については、『説明は妖しく、評価は厳しかった』と子どもに弁明することは許した。親となった学生たちにもプライドがあるし、こちらも申し訳ない。

 

 

 

 シャコの幼生をGoogleっていたら、チリモンの生前の画像をたくさん見ることができるサイトがあったので、紹介しておきます。



 『 Image Quest Marine  』 : シャコの幼生をたくさん載せてあります。英語だけど・・・。


 『海に生きる微少な動物プランクトンの世界 』 : 国立科学博物館の画像・動画データベースです。動いているところをみることができるよ。



 撮影時のライティングやバックの処理も参考になります。


 

 


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