後日、少し詳しく話を書くが、土曜日に百間川の二の荒手から上流200mくらいまでの右岸に生えているヤナギ類を伐採した。


 そのときに、少し歩いて、川岸の様子を見た。


 赤褐色の茹でられたようなタコの足が何本も見えた。

 

 

オカヤマのフィールドノート-タコノアシ01


 

 タコノアシだった。


 絶滅危惧種だが、毎年、同じ場所にはなかなか生えてこないが、川筋のどこかには必ず生えている。


 

オカヤマのフィールドノート-タコノアシ02

 

 近づいて、吸盤みたいなボツボツを見ると、一つ一つの果実だと分かる。


 川の上流部にこのような植物が生えていて、種子を散布してくれていると、少しは川を安心して観察できる。

 

 


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 以前に、ガガイモの話に触れたことがあった(こちら )。


 今回は、さやが割れるとどうなってくるのかを見ていただこう。

 

 

ガガイモの実


 細い冠毛(白い綿毛みたいなもの)が、コンパクトに収められていたのだが、これらが空気を含み、広がりだす。軽いのに、空気の抵抗をいっぱい受けるようになるので、さやの中から、どんどん広がりながら、外へ出てくる。


 風に吹かれると、一層、大きくなる。


 やがて、種子が、1つずつ、風に乗って飛んでいく。運命を風にゆだねて、飛んでいく。降りるところは、土の上なのか、水の上なのか、コンクリートやアスファルトの上なのか・・・。

 


 2005年12月8日に外来生物法で指定された外来生物のアレチウリ。河原のヨシ原やカヤ原に侵入して、ヨシやオギを上から覆って、光合成をさせない、風を通さないなどして、枯らしていく厄介者。林道や山あいの車道の拡幅工事あとにもはびこっている。

 急速に広がり、安定して、生育する。ツル植物で、草や木の茂みの表面を匍匐するため、その場所の優占種となる。雌花は、つぼみの頃から棘に守られていて、ネズミに食べられにくくなっているので、次世代は爆発的に増える。1株侵入すると、翌年には小さな茂みを作り、2年後には、群落となる。この植物だけを駆除することは、つる植物だけに大変である。


アレチウリ冬

 初夏の花が咲く前に1株ずつ引き抜いていっても、どこかに1株抜き忘れていると、作業が徒労に終わる。まったく持って、厄介なヤツだ。冬になると、棘は一層硬くなり、刺さると痛い。こいつの生える茂みを分け入るのは、後で刺抜きをするときまで恨めしい。

 河川の草むらを駆逐していく様を目の当たりにして、冬にまで手こずらされると、「このもの なからましかば、よからしものを」とうそぶいてしまう。