日曜日に、真庭市の津黒高原に行ってきた。途中で湯原の『ハンザキセンター』にも立ち寄った。


 岡山県南部ではネジバナのシーズンは終わったけど、県北ではシーズンの真ん中あたりみたい。

 

 いっぱい咲いていた。


 ここも、ネジバナの調査フィールドに使えそうだ。


 さて、今日はネジバナがランの仲間だということに納得しようと思って、花を大きくして観察した。

 


オカヤマのフィールドノート-ネジバナの花

 

 

 ここまで大きくしてみると、ランの花だと分かる。


 花びらが、内3枚と外3枚あるのが分かる。


 ランは、花茎から半回転して、上下がさかさまになって開花するのだが、さて、ネジバナはどうだろう?


 残念なことに、この花が花茎から半回転ねじれて咲いているかどうかを確認する為の画像が上手く得られなかったので、来年の話となる。

 

 中途半端な記事だが、来年に続く・・・

 

 

 

 

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 ネジバナの話題は、1年ほど飛んでいることが「このテーマでの直前記事」でわかってしまう。

ネジバナの花の話に触れなかった年だということが、ばれてしまった。


 まあ、そんな年もあるさ・・・。             夕陽に向かって走れ夕焼け バカヤロ~~

 

 気を取り直して、後期初日目。

 

 ネジバナが、夏眠を終えて、生長をはじめた。三角で示してあるのがネジバナの株です。三角(ピンク)は宿根からの芽ばえた株で、三角(赤)は実生のように思う。


 さて、この実生、いつ花を咲かせるんだろう?来年はまだ難しそうだな~。


ネジバナ実生

 

 ラン科の植物は、種子が小さく、発芽するために必要な養分を種子が賄い切れないために、土壌細菌と共生して、発芽を助けてもらうそうだ。その共生する菌は、Rhizoctonia 属菌(以後、菌根菌と呼ぶ)がいいらしい。ネジバナの種子が菌根菌と共生を始めると、発芽して菌根菌との共生体となって球形のプロトコームを形成する。そして、分化生長して、緑色の葉を形成するようになって、やっと、ネジバナは、独立栄養生物となることができるようだ。ネジバナが生長しても、菌根菌との共生関係を解消することはなく菌根菌の菌糸を周辺の土壌中へ伸展させるためにネジバナは一役買っているようだ。


 以前からランの発芽には菌根菌が必須とはいわれていたが、ランの種を特定して、屋外での共生する菌根菌の種を同定したことと、その優占性を解析し、このネジバナの発芽における菌根菌の種類の生態学的研究は、平成4年くらいに解明された新しい事柄のようだ。


 この記事は、増原学(ますはらがく)農学博士の博士論文を参考にさせていただいた。

 

 

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 夏眠を終えたネジバナたち、

4年前、5株だったのですが、

増減を繰り返し、

今年は9株になりました。




ネジバナ20


 凍てつく冬を葉っぱで越して、

初夏にかわいらしい螺旋状の花を咲かせてもらおう。

 

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