ツバメの巣

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 日曜日は、県の北西部へ自然観察にいってきた。


 時々、インプットしないと、自然の情勢に措いていかれるから・・・。

 

 一番の目的には、シロバナタンポポキビシロタンポポの色や形態の違いを確認することと、クシバタンポポとヤマザトタンポポを形態的に確認することだった。その話は、後日に取って置くことにする。

 

 観察会の集合場所近くでツバメが2匹、頻繁に往復しているので、ちょっと観察していると、巣を作っていた。

 


オカヤマのフィールドノート-ツバメ巣

 

 営巣の最中だということが分かる。巣の上部の土が湿って、黒っぽい色をしている。せっせと口で運んできて、上に積み重ねている。時々、藁を入れて、土を繋いでいるようだ。田んぼからの土のようだ。土の一塊が分かるが、一回に口にくわえて運んでくる土の量が分かる。

 

 

 この巣のとなり、5mほど離れたところに、別のツバメの巣があった。徳利のような形の巣だ。これは、ツバメからは少し遅れてやってくるコシアカツバメの巣だ。

 


オカヤマのフィールドノート-コシアカツバメ巣

 

 この巣は、残念ながら、スズメに乗っ取られていたようで、入り口すぐ奥あたりに藁が見えている。コシアカツバメは、奥に藁を敷くので、外から見えない。

 

 最近、家屋の外側に隙間がないためか、スズメの営巣場所がないようだ。スズメは、ツバメの巣を利用することが増えている。ツバメが渡って来て、営巣する頃には、スズメはすでに繁殖期なので、空のツバメの巣にスズメガ営巣しているようで、はるばる渡ってきたときには、ツバメの古巣は、スズメのものになっている。

 営巣をめぐって、ツバメとスズメの種間競争は、留鳥のスズメに軍配が上がるようである。特に遅く来るコシアカツバメは、被害にあっているようだ。

 

 


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ツバメ060705 学生の頃から、よくお昼を食べに行く喫茶店がある。そこの玄関には、ツバメの巣が、7つくらいあり、いつも4つくらいが利用されている。


 この巣は、昨シーズン、孵ったばかりの雛が、カラスに襲われ、巣は前半分が崩れていた。一部ぶら下がっていた状態だったが、きれいに修復されている。


 お店のヒトに話をうかがうと、今シーズンでは、2回目の子育てなのだそうだ。10月11月くらいまで、ズ~ッと子育てしていると、3回か4回は子育てしているようだ。


 毎年、カラスの襲われているため、天井からは、カラスが羽ばたくことができないように、針金を何本も下げている。ツバメは、そんな針金の林を何ごともなくスーっと飛んで巣に帰っていく。

 2004年から参加している『ツバメかんさつ全国ネットワーク 』が、今年も始まった。今年は、昨年までとは違う団体が行うことになるようだが、データベースは受け継がれているようだ。昨年のデータも表示してくれる。


 1年のうちに、2回から3回ほどヒナを育ているので、近くに巣があるヒトは、気長に観察するとおもしろいと思います。いろいろと気がつくことが出てくると思います。


ツバメ観察2006 さて、ボクの観察地点には、4月1日からツバメが帰ってきました。3匹ほど帰ってきていて、巣の外で寝たりしているのだけど、寒い夜には巣の中で体を寄せ合って寝ている。親子なのか、兄弟なのか分からないが、繁殖時期になると巣の取り合いになるのだろうか?近くにいくつか空き巣があるから、みんなが巣に収まることを期待するけど、エサのこともあるから、生息密度が大きくならないことを願おう。


 そうそう、既に、この巣をカラスが伺っているようで、恐ろしい。



 4月2日には、瀬戸内市邑久町の福山浄水場(吉井川に隣設)附近で、たくさんのツバメが飛び回っていたのを目撃した。ここって、渡りの集散地なんだろうか?