新型コロナウイルスについて:その51(まとめ) | Just One of Those Things

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巡回途中ではありますが、既にデータが消えていっているので取り急ぎ新型コロナウイルス関連のものを取り上げます。
 
既に身を守る段階に入っておりますので、身を守るために、下記を熟読してご対処くださいませ。
新型肺炎に関する公式発表と予防について
 
もしもの時のために下記を熟読してくださいませ。
「かぜ症状が1週間続く」に注意 新型肺炎診た医師語る
「今後1~2週間が瀬戸際」国の専門家会議が見解【全文】(2020年2月24日)
私たちはどう行動する | 特設サイト 


尚、新型肺炎についてのホットラインが厚生労働省が開いておりますので、該当する方は下記にご連絡くださいませ。
新型肺炎 電話相談窓口や予防法は?
新型ウイルス 相談・受診の目安を公表 厚労省
新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター
 
消毒用アルコールについての注意突起です。
消毒用アルコール ひと文字違いが命取り
 
ペットを飼われている方への注意突起です。
”【拡散希望】ペットにアルコール含有ウェットティッシュはNG”
WSAVAによる新型コロナウイルスと伴侶動物についてのガイドライン(PDF)
飼い主感染時は犬猫接触避けて=新型コロナで獣医師会(まとめ)
 

新型コロナウイルス―日本経済新聞

関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。


最新情報は下記でご確認くださいませ。
「新型肺炎」-NHK News Web
 
≪NHK特設サイト≫
特設サイト 新型ウイルス肺炎
SARSを上回るスピードで感染拡大を続ける新型コロナウイルス。症状は?治療は?注意が必要な人は?予防や対策は?未知のウイルスを「正しく怖がる」ための最新情報をまとめています
 
科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズより、新型コロナウイルス編。
 
≪これまでのデータ一覧≫
 
新型コロナウイルスについて。(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その2(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その3(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その4(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その5(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その6(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その7(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その8(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その9(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その10(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その11(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その12(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その13(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その14(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その15(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その16(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その17(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その18(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その19(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その20(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その21(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その22(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その23(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その24(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その25(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その26(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その27(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その28(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その29(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その30(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その31(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その32(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その33(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その34(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その35(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その36(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その37(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その38(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その39(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その40(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その41(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その42(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その43(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その44(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その45(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その46(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その47(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その48(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その49(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その50(まとめ)」。
 
流れを知るためにも、続報を時系列で以下に取り上げていきます。
 
 
2月16日。新型コロナウイルスの感染をめぐる政府の対策本部が開かれ、安倍総理大臣は、国内感染の拡大防止に向け全力を挙げる考えを示すとともに各閣僚には、先手先手で対応するよう指示しました。

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新型ウイルス 感染拡大防止へ先手の対応を 首相が指示
2020年2月16日 17時53分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの感染をめぐる政府の対策本部が開かれ、安倍総理大臣は、国内感染の拡大防止に向け全力を挙げる考えを示すとともに各閣僚には、先手先手で対応するよう指示しました。

新型コロナウイルスをめぐっては、感染が各地に広がり、感染経路の特定に向けた手がかりが見つからないケースも出ています。
 
こうした状況を踏まえ、安倍総理大臣は、政府の対策本部の会合で、国民の不安を軽減するため、感染が疑われる場合のウイルス検査の着実な実施、各地の相談センターの24時間体制での対応、それに、医療機関の診療設備の拡充に取り組んでいると説明しました。
 
そのうえで、「国内感染の拡大防止に向け、各地の自治体と連携して、今後も検査体制を大幅に強化するとともに、治療・相談体制の拡充強化に全力を挙げていく」と述べました。
 
また、各閣僚には、先手先手で対応するよう指示しました。一方、安倍総理大臣は、集団感染が発生したクルーズ船の乗客への対応について、健康状態に問題がなければ今週19日から順次下船を認めることを説明しました。
 
また、アメリカ人の乗客らは17日未明にアメリカ政府が用意するチャーター便で帰国することや、カナダとオーストラリアも同様の措置を希望していることも明らかにしました。
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2月16日。新型のコロナウイルスにタクシーの運転手が感染したことが確認されたことを受けて、赤羽国土交通大臣は16日、東京都内のタクシーの営業所を視察し、感染の拡大防止に向けて公共交通の事業者にもマスクが十分行き渡るよう対応を急ぐ考えを示しました。
 
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公共交通の事業者にもマスク供給急ぐ 国交相
2020年2月16日 17時58分 NHK
 
©NHK

新型のコロナウイルスにタクシーの運転手が感染したことが確認されたことを受けて、赤羽国土交通大臣は16日、東京都内のタクシーの営業所を視察し、感染の拡大防止に向けて公共交通の事業者にもマスクが十分行き渡るよう対応を急ぐ考えを示しました。

新型コロナウイルスの感染が広がる中、東京や沖縄ではタクシーの運転手への感染が確認されています。
 
こうした中、赤羽国土交通大臣は16日、東京 足立区にある大手タクシー会社の営業所を訪れ、運転手が乗務前にタクシーのドアや座席のシートをアルコールで消毒するなど対策を講じている様子を視察しました。
 
また、会社側から、マスクの品薄状態が続けばあと1週間から2週間で社内の備蓄が底をつくおそれもある、などと説明を受けていました。
 
視察のあと、赤羽大臣は記者団に対して「感染経路が不明の事案も出てきているので、感染を封じ込めるために交通事業者にも手洗いやうがい、マスクの着用などを改めて徹底してもらいたい」と述べました。
 
そのうえで「医療機関と同様、交通事業者に対しても優先的にマスクが供給される態勢をつくる必要がある」と述べ、感染の拡大防止に向けて公共交通の事業者にもマスクが十分行き渡るよう対応を急ぐ考えを示しました。
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2月16日。先月、中国の湖北省武漢からチャーター機の第1便で帰国した人たちが滞在した千葉県勝浦市のホテルで、消毒が始まりました。ホテルは来月1日の営業再開を目指すことにしています。
 
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畳や布団すべて廃棄…帰国者滞在のホテルで消毒始まる 千葉
2020年2月16日 18時02分 NHK
 
©NHK

先月、中国の湖北省武漢からチャーター機の第1便で帰国した人たちが滞在した千葉県勝浦市のホテルで、消毒が始まりました。ホテルは来月1日の営業再開を目指すことにしています。

先月29日、中国の武漢からチャーター機の第1便で帰国し、千葉県勝浦市のホテルに滞在していた人のうち176人はウイルス検査の結果いずれも陰性と確認され、今月13日までに全員が帰宅しました。
 
ホテルでは、21日にかけて消毒が行われることになり、16日は国の委託を受けた日本ペストコントロール協会の担当者が、すでに消毒を済ませた部屋を使いながら手順などを報道機関に公開しました。
 
滞在中に感染が判明した人が一時、使っていたという想定の部屋では、担当者が防護服やゴーグル、二重の手袋などをつけたうえで消毒液を使って拭き取りなどを行っていました。畳や布団などはすべて廃棄して交換するということです。
 
また、陰性だった人が滞在した部屋では、マスクや手袋をしたうえで通常の服装で同様の作業を行うということです。
 
ホテルは、来月1日の営業再開を目指すということで、内閣官房の山口英樹内閣審議官は、「通常どおりの営業を行えるよう国の責任でしっかり取り組みたい」と話していました。
 
日本ペストコントロール協会の茂手木眞司理事は、「全館にわたって消毒を施すことで衛生面での安全を確保できる。安心してホテルを利用してほしい」と話していました。
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2月16日。医師や患者などへの新型コロナウイルスの感染が確認された和歌山県湯浅町の総合病院について、和歌山県は16日「検査を進めているがこれまでのところ、新たに感染が確認された人はいない」と発表しました。
 
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和歌山の病院 「新たな感染確認なし」 県が発表
2020年2月16日 18時50分 NHK
 
©NHK

医師や患者などへの新型コロナウイルスの感染が確認された和歌山県湯浅町の総合病院について、和歌山県は16日「検査を進めているがこれまでのところ、新たに感染が確認された人はいない」と発表しました。

和歌山県湯浅町の済生会有田病院では、医師やその妻、それに入院患者など、合わせて5人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されています。
 
このうち、医師2人と患者2人はいずれも外科がある病院3階で勤務したり、入院したりしていたことから県は病院内で感染が広がった可能性があるとして、医師全員と外科に関係がある看護師、それに発熱の症状がある患者など53人の検査を行ったということです。
 
その結果について16日、和歌山県の仁坂知事は44人が陰性で新たに感染が確認された人はいないと発表しました。
 
残る9人は、いずれも看護師で、まだ検査中だということです。
 
県はさらに、看護師や医療従事者などおよそ60人を検査する予定で、数日で結果が判明する見通しだということです。
 
また感染が確認された医師や患者の病院内での行動を調べ、感染経路の解明を急ぐとともに中国からの観光客が立ち寄った施設や宿泊先の調査も進め、体調が悪い人がいないかや、感染が確認された医師や患者との接点がないか、調べることにしています。

■有田病院 感染者の共通点は本館3階
 
©NHK

和歌山県や済生会有田病院のホームページなどによりますと、病院には本館と東館の2つの建物があり、このうち、本館は1階に外来、2階に事務部門などが入り、3階には主に外科、4階と5階には内科などが入っています。
 
県によりますと、感染が確認された医師2人はいずれも外科医で、本館3階で勤務し、同じ控え室を利用していたということです。また、感染が確認された2人の患者はいずれも本館3階で入院していました。
 
このうち、70代の男性は皮膚科を受診した患者で今月1日に発熱の症状が出た後、6日から13日まで入院していたということです。また、60代の男性は外科の患者で今月8日から15日まで入院していたということです。
 
2人が入院していた3階には15日時点で、感染が確認された60代の男性を除いて24人が入院中で、これまでに肺炎の症状がみられ原因がよくわからない6人についてウイルス検査を行い、いずれも陰性だったということです。
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2月16日。新型コロナウイルスをめぐって、中国政府の初期の対応の遅れを指摘する声が出るなか、習近平国家主席は、みずから主導して対策に乗り出す姿勢を強めています。
 
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感染拡大の中国 政府対応に批判の声 習主席は主導姿勢強める
2020年2月16日 19時15分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスをめぐって、中国政府の初期の対応の遅れを指摘する声が出るなか、習近平国家主席は、みずから主導して対策に乗り出す姿勢を強めています。

■陣頭指揮をアピール

湖北省の武漢では、去年12月以降、原因不明の肺炎患者が相次いで見つかっていましたが、地元の保健当局が初めてこの事実を公表したのは12月31日で、習近平国家主席が、情報を速やかに公開して、対策をとるよう指示を出したと公に伝えられたのは、さらに3週間近くあとの先月20日でした。
 
習主席は、日本の元日に当たる、旧正月の「春節」当日にも、共産党最高指導部の会議を開き対策に乗り出す姿勢を強調しましたが、具体的な対応は、李克強首相が担当する場面が多く最高指導部として初めて武漢に入ったのも李首相でした。
 
しかし、感染拡大が続きインターネット上などで中国政府の初期の対応の遅れを指摘する声も出るなか、今月3日、習近平指導部は、最高指導部の会議を開き、政府の対応に問題があったことを初めて認めました。
 
さらに、今月10日、習主席は、初めて対策の現場への視察を行いマスク姿で北京中心部の病院などを訪れて、みずから陣頭指揮をとって対策を進める姿勢をアピールしました。
 
今月13日には、湖北省のトップを事実上更迭して習主席の元部下で、関係が深いとされる幹部を後任に起用する人事が発表され、習主席が主導して対応に乗り出す姿勢を強めています。
 
一方、中国メディアは、15日、習主席が先月7日の時点で、新型コロナウイルスへの対策を指示していたことを明らかにしました。
 
先月7日の習主席の指示は、これまで伝えられておらず、早期に対策を指示していたと強調することで、対応の遅れについての批判をかわそうというねらいがあるとみられます。

■初動の遅れ 批判相次ぐ

新型コロナウイルスの感染拡大について、中国では政府の初動の遅れによって十分な警戒が呼びかけられず、感染拡大につながったなどとして、市民から批判の声が相次いでいます。
 
湖北省武漢では、去年12月8日に原因不明の肺炎患者が出たことが確認されたあと、12月31日になって初めて武漢の保健当局が原因不明の肺炎について発表しました。
 
武漢の保健当局は、その後、先月中旬までは、ヒトからヒトへの感染が明確に確認されたことはなく感染が広がるリスクは低いなどと繰り返し強調していました。
 
しかし、関係者の間では、早い段階でヒトからヒトへの感染が起きているという見方が出ていたと指摘されています。
 
先月まで、武漢の病院で実習をしていた日本人の男性は、NHKの取材に対し、先月3日ごろの段階で医療従事者にも感染の疑いがあると知らされ、病院内では、ヒトからヒトへの感染が疑われるとして警戒が呼びかけられていたと証言しています。
 
こうした警戒の呼びかけは、一般の市民に伝わることがないまま感染は爆発的に広がりました。
 
さらに、当局が発表する前の去年12月30日の段階で、SNS上で警鐘を鳴らし「デマを流した」などとして、警察から処分されていた武漢の眼科医の李文亮氏がみずからも感染して今月7日に死亡したことを受け、市民の間では当局の対応への批判が一気に高まりました。
 
中国メディアの取材に対し李氏は、「健全な社会は『1種類の声』だけになるべきでない」と訴えていてインターネット上では当局による言論統制や、情報公開の在り方に対して批判的な意見が相次いでいます。
中国当局は、これを受けて哀悼の意を表し、全面的な調査を行うとしたものの、政府の対応に批判的な意見に対しては監視を強め、ネット上での書き込みの多くは削除される状況が続いています。

■相次ぐ地方幹部の更迭

中国では、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な湖北省を中心に、地方政府の幹部を更迭する動きが相次いでいます。
 
このうち、今月13日には、湖北省トップの蒋超良書記と武漢市トップの馬国強書記の2人を交代させる人事が発表され、感染拡大の防止対策が十分ではなかったとして、更迭されたものとみられます。
 
また、これに先立って、今月11日にも、湖北省の保健当局のトップとナンバー2の2人が、事実上、更迭させられたほか、武漢など各地で、政府幹部の処分が伝えられています。
 
こうした背景には、習近平指導部として、地方政府の責任を明確にすることで、国民の不満の矛先が習近平国家主席本人や共産党の最高指導部に向かわないようにするねらいもあるとみられます。

■開催危ぶまれる全人代

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、中国では、年に1回、向こう1年間の重要政策などを決める、全人代=全国人民代表大会が来月、予定どおり開催できるかどうかも危ぶまれています。
 
全人代は、中国の経済成長率の目標を公表するなど、向こう1年間の重要政策などを決める重要会議で来月5日に北京で開催されることが決まっています。
 
しかし、毎年、これに先立って開かれる地方レベルの会議が、雲南省と四川省に加え、広東省・広州や山東省・青島など主要都市でも相次いで延期され、開催のめどすらたたない異例の事態になっています。
 
全人代には、中国全土から各省や直轄市、自治区の代表など3000人近くが出席しますが北京では、14日から北京に戻るすべての人を対象に14日間の経過観察を義務づける措置もとられており、予定どおり、開催できるかどうか、危ぶまれています。
 
全人代は、1998年以降、毎年3月5日に開幕することが慣例となっていて、仮に延期される事態となれば、極めて異例です。

■専門家「党内外で不満高まる」

中国の情勢に詳しい神田外語大学の興梠一郎教授は新型のコロナウイルスをめぐる中国政府の対応について、「インターネット上でかなり不満が高まっている。死亡した医師の李文亮さんが英雄視されているのも世の中の不満のあらわれだ」と指摘しています。
 
また、中国メディアが習近平国家主席が先月7日の共産党最高指導部の会議で新型コロナウイルスへの対策をみずから指示していたと伝えたことについて「普通、内輪の話は外に出さないが急に発表された。釈明のようにも見え、共産党内外で不満が高まっているようにみえる」と分析しています。
 
そのうえで、今後の対応について「習主席に責任があると皆が感じ始めている中で、挽回するためにメディアを通じて世論をコントールしようとするはずだ」と述べています。
 
一方、国の重要政策を決める全人代=全国人民代表大会が来月に予定されていることについて、「全人代では地方から代表が集まるため共産党幹部に感染が拡大するのは避けたいところで、延期も考えられる」と指摘しています。
 
さらに、日中両政府が4月を軸に調整を進める習主席の国賓としての日本訪問についても、「感染のピークがいつ来るかによるが、感染拡大が収まっていない段階で訪日すれば、日本、中国双方にとってマイナスだ」と述べ今後の政治日程に影響が出る可能性があるという見方を示しています。
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2月16日。新型コロナウイルスについて、専門家会議の座長を務める国立感染症研究所の脇田隆字所長は、感染経路を特定できない可能性がある感染者が各地で相次いでいることから「国内の感染が発生早期で、さらに進行していくと考えられる」という認識を示し対策を進めていく方針を明らかにしました。
 
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新ウイルス 国内の感染は「発生早期」感染研所長
2020年2月16日 20時15分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスについて、専門家会議の座長を務める国立感染症研究所の脇田隆字所長は、感染経路を特定できない可能性がある感染者が各地で相次いでいることから「国内の感染が発生早期で、さらに進行していくと考えられる」という認識を示し対策を進めていく方針を明らかにしました。
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2月16日。東京都は、東京 大田区の医療機関に勤める男性医師など新たに5人が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。医師の同僚の女性看護師が、タクシーの運転手などに感染者が相次いでいる屋形船の新年会に参加して感染したことが確認されていて、都は、医師がいつどこで感染したのかさらに調べています。
 
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“屋形船で感染拡大か” 新型ウイルス 東京で新たに5人感染
2020年2月16日 20時43分 NHK
 
©NHK

東京都は、東京 大田区の医療機関に勤める男性医師など新たに5人が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。医師の同僚の女性看護師が、タクシーの運転手などに感染者が相次いでいる屋形船の新年会に参加して感染したことが確認されていて、都は、医師がいつどこで感染したのかさらに調べています。

都は、16日午後7時半から記者会見を開き、新型コロナウイルスに新たに5人が感染したことを明らかにしました。
 
都によりますと、このうち1人は東京 大田区の「牧田総合病院」の「蒲田分院」に勤めている60代の男性医師です。
 
この男性医師の同僚で「牧田総合病院」に勤める女性看護師は、タクシーの運転手などに感染者が相次いでいる先月18日の屋形船の新年会に参加して感染したことが確認されています。
 
男性医師は、女性看護師のほか複数の人とともに病院の外で食事をしたことがあるということですが、いつどこで感染したのかはわからないということで、都が感染ルートを調べています。
 
また、屋形船の新年会に参加した60代のタクシー運転手の男性と参加した運転手の家族の30代の男性もそれぞれ感染していることが新たに確認されました。
 
都は、「屋形船という比較的閉じられた空間の中で感染が広がった可能性がある」と話しています。
 
16日は、このほか都内に住む30代の会社員の男性と埼玉県に住み都内の医療機関を受診した60代のハイヤーの運転手の男性も、それぞれ感染していることが新たに確認されました。
 
これで都内で感染が確認されたのは19人になりました。
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2月16日。愛知県に住む60代の男性が、新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。男性は、すでに感染が確認されている名古屋市の60代の女性の知人だということで、県などが詳しい感染経路を調べています。愛知県内で感染が確認されたのは、これで5例目です。
 
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新型ウイルス 愛知県で新たに1人感染確認
2020年2月16日 20時44分 NHK
 
©NHK

愛知県に住む60代の男性が、新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。男性は、すでに感染が確認されている名古屋市の60代の女性の知人だということで、県などが詳しい感染経路を調べています。愛知県内で感染が確認されたのは、これで5例目です。

愛知県によりますと、新たに感染が確認されたのは、県内の尾張地方に住む60代の男性で、15日、38度の発熱があったため、愛知県内の医療機関を受診したということです。
 
その後名古屋市の愛知県衛生研究所で遺伝子検査を行った結果、16日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

男性は入院していますが、症状は軽いということです。
 
愛知県内で感染が確認されたのは、これで5例目です。
 
愛知県によりますと、この男性は、すでに感染が確認されている先月から今月7日にかけてハワイに旅行していた夫婦のうち、60代の妻の知人だということです。
 
このため愛知県は、男性がこの妻と接触があったのかなど詳しい感染経路をはじめ男性が立ち寄った場所などについても調べています。
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2月16日。新型コロナウイルスの感染が各地で相次ぐ中、政府は16日、感染症の専門家などで作る会議を開き、「国内の感染が発生早期」だという共通認識を確認したうえで、患者が重症化する前に適切に医療を受けられるよう、受診の目安を早急にとりまとめることになりました。
 
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「国内の感染は発生早期」受診の目安策定へ 専門家会議
2020年2月16日 20時55分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの感染が各地で相次ぐ中、政府は16日、感染症の専門家などで作る会議を開き、「国内の感染が発生早期」だという共通認識を確認したうえで、患者が重症化する前に適切に医療を受けられるよう、受診の目安を早急にとりまとめることになりました。

総理大臣官邸で開かれた会議には、国立感染症研究所の脇田隆字所長をはじめ、感染症の専門家や医師などが出席しました。
 
会議では感染経路を特定できない可能性があるケースが複数出ていることから「国内の感染が発生早期で、さらに進行していくと考えられる」という共通認識を確認したということです。
 
また、感染した人が重症化する前に適切に医療を受けられるよう医療機関を受診する目安について、かぜの症状がある人で発熱や強いだるさ、息苦しさがなどの症状がどの程度の期間続いたら受診すべきか議論したということです。
 
さらに高齢者や糖尿病などの持病があり、感染すると重症化しやすいとされる人については、症状の期間が短くても受診をするよう目安を作ることを議論したということで、厚生労働省は目安を取りまとめ、17日にも公表する方針です。
 
また、感染拡大を抑えるため、テレワークや時差出勤の促進や、不要不急の会合の自粛などを呼びかけていくことになりました。
 
加藤厚生労働大臣は、「これまでとは違う局面となっていて患者が増加する局面を想定すべきだという指摘をいただいたので、前広にいろいろなことを考えていく。目安は今夜取りまとめて17日中に公表したい。高齢者や基礎疾患のある方は人混みをできるだけ避けてもらいたい。国内の医療資源を結集して連携の強化を図りながら、国民に安心してもらえるよう感染症対応に万全を期していきたい」と述べました。
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2月16日。新型のコロナウイルスの感染拡大で、中国の湖北省から希望者を帰国させるためのチャーター機の第5便が、16日夜8時すぎ羽田空港を出発しました。
 
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チャーター機 第5便が中国 武漢に向け出発
2020年2月16日 20時55分 NHK
 
©NHK

新型のコロナウイルスの感染拡大で、中国の湖北省から希望者を帰国させるためのチャーター機の第5便が、16日夜8時すぎ羽田空港を出発しました。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、政府は、中国の湖北省に滞在する日本人の帰国を支援するため、これまでに4便のチャーター機を派遣し、合わせて763人が帰国しています。
 
16日夜は、そのチャーター機の第5便が午後8時すぎに、武漢に向けて羽田空港を出発しました。
 
第5便には、これまでと同様、医療チームなど政府の関係者が乗り込み、マスクや消毒液などの支援物資のほか、武漢から羽田への戻りの便で客室乗務員が着用する防護服も積み込まれたということです。
 
政府は、この第5便をもって、チャーター機による帰国支援に一区切りをつけたいとして、現地に滞在する日本企業の駐在員などに帰国希望の再確認を行ったということです。
 
第5便は、日本時間の17日未明に武漢の空港に到着し、帰国希望者などを乗せて、17日午前中に羽田空港に戻る見込みです。
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2月16日。新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船、「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに70人の感染が確認されました。クルーズ船の乗員・乗客で感染が確認されたのは合わせて355人となりました。
 
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クルーズ船 新たに70人 新型ウイルス感染確認 計355人に
2020年2月16日 21時36分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船、「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに70人の感染が確認されました。クルーズ船の乗員・乗客で感染が確認されたのは合わせて355人となりました。

厚生労働省によりますと、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で16日、検査結果が判明した289人のうち新たに70人の感染が確認されました。
 
このうち症状がない人は38人だということです。これまでクルーズ船で延べ1219人の乗員・乗客に検査が行われた結果、感染が確認されたのは合わせて355人となりました。
 
厚生労働省によりますと、感染が確認された355人のうち18人が重症となっていて、集中治療室で治療を受けている人もいるということです。
 
ほかにも感染が確認されていない1人が重症だということです。

感染が確認された人のうち日本人は半数近い169人で、そのほか、アメリカやオーストラリアなど合わせて21の国と地域の人たちの感染も確認されています。
 
また、年齢別では20代が16人、30代が13人、40代が18人、50代が29人、60代が75人、70代が151人、80代が51人、90代が2人と、60代以上が8割近くとなっています。
 
感染が確認された人たちは順次、医療機関に搬送されています。
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文字数が上限となりましたので、科学もの報道データの枠で続報を取り上げます。
 
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※巡回等ブログ活動が大変遅れており、大変申し訳ございません。
 
 
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