新型コロナウイルスについて:その41(まとめ) | Just One of Those Things

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巡回途中ではありますが、既にデータが消えていっているので取り急ぎ新型コロナウイルス関連のものを取り上げます。
 
既に身を守る段階に入っておりますので、身を守るために、下記を熟読してご対処くださいませ。
新型肺炎に関する公式発表と予防について
 
もしもの時のために下記を熟読してくださいませ。
「かぜ症状が1週間続く」に注意 新型肺炎診た医師語る
 
尚、新型肺炎についてのホットラインが厚生労働省が開いておりますので、該当する方は下記にご連絡くださいませ。
新型肺炎 電話相談窓口や予防法は?
新型ウイルス 相談・受診の目安を公表 厚労省
新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター
 
ペットを飼われている方への注意突起です。
”【拡散希望】ペットにアルコール含有ウェットティッシュはNG”
 
最新情報は下記でご確認くださいませ。
「新型肺炎」-NHK News Web
 
≪NHK特設サイト≫
特設サイト 新型ウイルス肺炎
SARSを上回るスピードで感染拡大を続ける新型コロナウイルス。症状は?治療は?注意が必要な人は?予防や対策は?未知のウイルスを「正しく怖がる」ための最新情報をまとめています
 
科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズより、新型コロナウイルス編。
 
≪これまでのデータ一覧≫
 
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流れを知るためにも、続報を時系列で以下に取り上げていきます。
 
 

2月9日。中国で新型のコロナウイルスに感染して死亡した人の数が2003年に流行した新型肺炎、「SARS」の世界全体の死者の数を上回りました。
 

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中国で新型肺炎の死者803人に SARSの死者774人を上回る
2020年2月9日 7時28分 NHK
 
©NHK

中国で新型のコロナウイルスに感染して死亡した人の数が2003年に流行した新型肺炎、「SARS」の世界全体の死者の数を上回りました。
中国で感染拡大が最も深刻な湖北省の保健当局は、8日、新たに81人が死亡したと発表し、中国での死者の数は、あわせて803人となりました。
 
これは2003年に流行した新型肺炎、「SARS」でWHO=世界保健機関が終息を宣言するまでの世界全体の死者774人を上回ったことになります。
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2月9日。新型のコロナウイルスの感染拡大が深刻な中国の湖北省武漢にある大学病院で、感染が確認された患者のおよそ4割が院内感染したとみられる、と病院の専門家のグループがアメリカの医学雑誌に論文を発表しました。
 
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新型ウイルス 武漢の大学病院 患者の約4割が院内感染か
2020年2月9日 11時04分 NHK
 
©NHK

新型のコロナウイルスの感染拡大が深刻な中国の湖北省武漢にある大学病院で、感染が確認された患者のおよそ4割が院内感染したとみられる、と病院の専門家のグループがアメリカの医学雑誌に論文を発表しました。

武漢大学の病院の専門家のグループは7日、アメリカの医学雑誌に新型のコロナウイルスの感染に関する論文を発表しました。
 
それによりますと、グループは先月1日から28日にかけて、この病院で感染が確認された患者138人について調査したところ、全体の41%に当たる57人が医療スタッフや別の病気で入院していた患者で、病院内でヒトからヒトにウイルスが感染したとみられると指摘しています。
 
このうち、院内感染した70%に当たる40人が医療スタッフで、外科病棟に入院していた1人の患者から、この病棟に勤務する医療スタッフ10人余りに感染したとみられる例も報告されています。
 
さらにグループは患者たちの症状を調べたところ、発熱やけん怠感といった多くの人に共通する症状のほかに、下痢の症状や吐き気を訴えた人がいずれも10%いたということです。
 
グループは「典型的ではない症状の患者をふるいにかけるのは難しいが、濃厚接触者の間でヒトからヒトへの感染が急速に広まるということは重要な特徴だ」として警鐘を鳴らしています。
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2月9日。中国で新型コロナウイルスに感染して死亡した人の数は811人となり、2003年に流行した新型肺炎「SARS」の世界全体の死者の数を上回りました。
 
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新型ウイルス 中国での死者811人に SARSの死者上回る
2020年2月9日 11時41分 NHK
 
©NHK

中国で新型コロナウイルスに感染して死亡した人の数は811人となり、2003年に流行した新型肺炎「SARS」の世界全体の死者の数を上回りました。

中国の保健当局 国家衛生健康委員会は、新型コロナウイルスに感染して死亡した人の数が8日、新たに89人増えて811人になったと発表しました。
 
SARSで、WHO=世界保健機関が終息を宣言するまでに死亡した人の数は世界全体で774人でしたが、これを上回りました。
 
また感染が確認された人は新たに2656人増えて合わせて3万7198人になりました。
 
感染が確認された人は7日まで5日連続で3000人以上のペースで増えていましたが、8日はこれを下回りました。
 
ただ、患者のうち症状の重い人は6188人に上っています。
 
中国国営の新華社通信によりますと、感染拡大が最も深刻な湖北省武漢では、突貫工事で建設された2つ目の病院「雷神山病院」の運用が8日夜から始まり、今後1500人の患者を受け入れるとしていますが、増え続ける重症患者に対応する医療体制の拡充が依然として喫緊の課題となっています。
 
一方、感染拡大の影響で、旧正月「春節」の連休が明けたあとも停止されていた企業活動は、10日から多くの地域で再開される見通しですが、各地で交通手段の制限が続き、帰省先から勤め先のある都市部に戻ることができていない人も多くいるとみられ、企業活動の全面的な再開にはまだ時間がかかるという見方も出ています。
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2月9日。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、加藤厚生労働大臣はNHKの日曜討論で、今週にも緊急の対応策を取りまとめ、ウイルスの水際対策や国内でのまん延防止などに政府を挙げて取り組む考えを示しました。
 
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新型ウイルス 今週にも緊急対策取りまとめ 厚労相
2020年2月9日 11時50分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、加藤厚生労働大臣はNHKの日曜討論で、今週にも緊急の対応策を取りまとめ、ウイルスの水際対策や国内でのまん延防止などに政府を挙げて取り組む考えを示しました。

この中で加藤厚生労働大臣は「国民の命と健康を守るために、水際対策とまん延防止対策を徹底して全力でやっていく。
 
観光産業など地域経済にもかげりが出始めているので、その影響にも十分目配りをしようと、総理から『緊急対策を作れ』という指示が出ており、対策をしっかりと打っていきたい」と述べ、感染拡大の防止や地域経済への支援などを盛り込んだ緊急対応策を今週にも取りまとめる考えを示しました。
 
また、集団感染が確認されたクルーズ船で持病の薬など必要な医薬品が不足している問題について「緊急に薬が必要な方が600人程度いると認識している。9日中には必要な方に対して薬がお渡しできるよう作業を進めている」と述べました。
 
そして、船内での生活が長期化していることから、医師のチームを船に派遣し、高齢者の健康管理にも万全を期す考えを示しました。
 
さらに加藤大臣は、ウイルスの検査体制について「民間の検査会社にも協力をいただいて、体制の構築に入ってきている。さらには大学などいろいろな方にお願いをして、早く、より多くの方に正確な検査ができる体制をつくっていきたい」と述べ、整備を急ぐ考えを強調しました。
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2月9日。新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、厚生労働省は新たに数十人の乗員や乗客についてウイルス検査を進めるとともに、体調不良を訴えている人を医療機関に搬送することにしています。
 
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新型ウイルス 集団感染のクルーズ船 新たに数十人の検査進める
2020年2月9日 11時55分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、厚生労働省は新たに数十人の乗員や乗客についてウイルス検査を進めるとともに、体調不良を訴えている人を医療機関に搬送することにしています。

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、乗客と乗員およそ3700人のうち、日本人28人を含む合わせて64人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
 
クルーズ船は8日に一度港から沖合に離れましたが、9日午前8時半ごろに再び横浜港の大黒ふ頭に接岸し、災害派遣医療チーム=DMATの医師などが船内に入りました。
 
現在、船内に残っている乗員と乗客は合わせて3640人で、厚生労働省はこのうち新たに数十人から検体を採取してウイルス検査を進めています。
 
このほか複数の人が体調不良を訴えているということで、9日にも医療機関に搬送することにしています。
 
また持病の薬など必要な医薬品が不足しているという乗客の声を受けて、厚生労働省は緊急性があると判断したおよそ500人分の薬を運び込むことにしています。
 
厚生労働省は船内に残っている人に対して、原則として今月5日からの14日間は客室などで待機することを求めていて、今後も体調が悪くなった人については順次、検査を実施する方針です。
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2月9日。シンガポール政府は、中国の湖北省武漢から帰国を希望した人とその家族合わせて174人を乗せたチャーター機の第2便が9日朝、シンガポールの空港に到着したと発表しました。
 
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新型ウイルス アジア各国が武漢にチャーター機派遣で続々帰国
2020年2月9日 13時14分 NHK
 
©NHK

シンガポール政府は、中国の湖北省武漢から帰国を希望した人とその家族合わせて174人を乗せたチャーター機の第2便が9日朝、シンガポールの空港に到着したと発表しました。

シンガポール政府によりますと、帰国した人のうち空港内の検査で発熱やせきなどの症状が確認された人は病院に移され、詳しい検査や治療を受けるということです。
 
発熱やせきなどの症状がない人については9日から2週間、隔離された環境を確保できる自宅か、政府が用意する専用の施設での経過観察が義務づけられています。
 
シンガポールのバラクリシュナン外相は「今回の運航に携わってくれた関係者に心より感謝します。シンガポール人が団結してこのウイルスに立ち向かいましょう」とコメントしています。

■フィリピンへもチャーター機で帰国

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、フィリピン政府は、中国の湖北省武漢で暮らすフィリピン人を政府が準備したチャーター機で帰国させることになり、9日、30人がフィリピンに到着しました。
 
今のところ発熱やせきなどの症状を訴える人はいませんが、帰国した人たちは、去年フィリピンで行われたスポーツ大会の選手村の施設に14日間隔離されるということです。
 
フィリピン外務省によりますと、湖北省にはおよそ300人のフィリピン人がいて、このうち武漢にはおよそ150人が暮らしているということで、今後も帰国を希望する人について対応を検討するということです。
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2月9日。新型コロナウイルスによる肺炎の患者の治療に当たった医師がNHKの取材に対し、発熱や全身のだるさが1週間以上続くものの症状は比較的軽いとした一方、日本国内でも感染が広がるおそれはあるとして、持病のある人や高齢者など、重症化するおそれがある人に感染を広げない対策を取る必要があるという考えを示しました。
 
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新型肺炎治療の医師 “高齢者などに感染広げぬよう対策を”
2020年2月9日 16時42分 NHK
 
©NHK
 
新型コロナウイルスによる肺炎の患者の治療に当たった医師がNHKの取材に対し、発熱や全身のだるさが1週間以上続くものの症状は比較的軽いとした一方、日本国内でも感染が広がるおそれはあるとして、持病のある人や高齢者など、重症化するおそれがある人に感染を広げない対策を取る必要があるという考えを示しました。

国立国際医療研究センターの忽那賢志医師は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中国 武漢からチャーター機で帰国した症状が出た人など、5人の治療に当たりました。
 
忽那医師は、実際の患者の症状について知ってもらいたいと、NHKの単独インタビューに応じました。
 
その中で忽那医師は、患者に共通していた症状は鼻水やのどの痛み、それにせきが出て、37度以上の発熱や全身のけん怠感が1週間程度続くことだと指摘しました。
 
中には1週間後に熱が高くなることもあり、インフルエンザやほかのウイルス性の感染症より症状が続く傾向があるとしています。
 
ただ症状は比較的軽く、肺炎になる人もいたものの、全員回復してきているということで、「今のところ、細菌やインフルエンザによる肺炎よりも軽い。感染力は比較的高いが重症度は低い」と話しています。
 
また、症状が出ない人が感染を広げるリスクが指摘されていることについて「基本的にはせきやくしゃみでうつる感染症なので、症状が出ていなければ広がるリスクは低いとみられる」と述べました。
 
その一方、日本で感染が広がる可能性について「感染の拡大を完全に抑えるのはなかなか難しい状況になってきているのではないか。持病のある人や高齢者、それに妊娠中の女性もインフルエンザなどの場合、重症化しやすいので、こうした人たちが感染しないよう、皆さんが手洗いなどの予防対策をしっかり意識して行う必要がある」と述べ、重症化するおそれがある人たちに感染を広げない対策の必要性を強調しました。
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2月9日。WHO=世界保健機関は、新型コロナウイルスをめぐって今週スイスで開く緊急会合に、台湾からの専門家の参加を認めることを明らかにしました。台湾は民進党政権に交代して以降、中国の反対でWHOの年次総会への参加が認められておらず、異例の対応となります。
 
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WHO緊急会合 台湾からの参加認める異例の対応
2020年2月9日 18時02分 NHK
 
©NHK

WHO=世界保健機関は、新型コロナウイルスをめぐって今週スイスで開く緊急会合に、台湾からの専門家の参加を認めることを明らかにしました。台湾は民進党政権に交代して以降、中国の反対でWHOの年次総会への参加が認められておらず、異例の対応となります。

WHOは今月11日から2日間の日程で、新型コロナウイルスの治療法やワクチンの開発などについて協議する緊急の会合をスイスのジュネーブにある本部で開くことにしています。
 
WHOの担当者は今月8日の記者会見で、会合には世界各地の専門家およそ400人が参加し、台湾からの参加も認めることを明らかにしました。
 
中国を含め感染が広がっている国や地域からは電話やインターネットを通じて参加するということで、台湾の専門家もこうした方法で参加するということです。
 
台湾は独立志向が強いとされる民進党政権に交代して以降、中国の反対でWHOの年次総会へのオブザーバー参加が認められておらず、WHOとしては異例の対応となります。
 
新型コロナウイルスに対する国際的な連携が課題となる中、今月6日に開かれたWHOの執行理事会でも、日本を含む各国から台湾当局との情報共有を進めるべきだという意見が相次いでいました。
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2月9日。中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて364人となっています。
 
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新型ウイルス 中国以外の感染者 27の国と地域で計364人
2020年2月9日 18時12分 NHK
 
©NHK

中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて364人となっています。

中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、
▽日本が集団感染が確認されたクルーズ船の70人を含めて合わせて96人
▽続いてシンガポールが40人
▽タイが32人
▽韓国が27人
▽香港が26人
▽台湾が18人
▽マレーシアが16人
▽オーストラリアが15人
▽ドイツとベトナムがそれぞれ14人
▽アメリカが12人
▽フランスが11人
▽マカオが10人
▽UAE=アラブ首長国連邦が7人
▽カナダが5人
▽インド、フィリピン、イギリス、イタリアがそれぞれ3人
▽ロシアが2人
▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、スペイン、ベルギーがそれぞれ1人となっています。
 
このうちフィリピンと香港でそれぞれ1人が死亡しています。
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2月11日。新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、ロシア外務省は中部の都市エカテリンブルクに新たに着任した中国の総領事について、公邸に2週間とどまるよう隔離措置をとったと発表しました。
 
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ロシア 新型ウイルス対策で中国の総領事に2週間の隔離措置
2020年2月11日 22時03分 NHK
 
©NHK

新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、ロシア外務省は中部の都市エカテリンブルクに新たに着任した中国の総領事について、公邸に2週間とどまるよう隔離措置をとったと発表しました。

隔離されたのは、エカテリンブルクの中国総領事館に新たに着任した総領事で、ロシアのメディアによりますと、今月6日モスクワ経由でエカテリンブルクに到着したのちそのまま公邸にとどまっているということです。
 
ロシア外務省は「中国から到着するすべての人に必要な措置だ」としていて、外交官であっても感染拡大を防ぐため厳格に隔離する方針を強調しました。
 
ロシアの当局は今月5日、中国の湖北省から帰国した自国民100人余りも医療施設に2週間隔離していて、国内で感染が広がらないよう対策を強化しています。
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2月12日。新型コロナウイルスの感染が広がっている中国の湖北省・武漢から先月、チャーター機の第1便で帰国し、国が手配したホテルなどに滞在している人たちは、11日全員が改めてウイルス検査を受けました。感染が確認されなければ、12日以降順次、帰宅できる見通しです。
 
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チャーター機第1便の帰国者 感染なければ順次帰宅へ
2020年2月12日 4時58分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの感染が広がっている中国の湖北省・武漢から先月、チャーター機の第1便で帰国し、国が手配したホテルなどに滞在している人たちは、11日全員が改めてウイルス検査を受けました。感染が確認されなければ、12日以降順次、帰宅できる見通しです。

中国の湖北省・武漢からは、先月29日、政府が用意したチャーター機の第1便で日本人206人が帰国しました。
 
このうち帰国した日に行われたウイルス検査で感染が確認されず、発熱などの症状も見られなかった197人は千葉県のホテルや埼玉県にある国の宿泊施設に滞在しています。
 
WHO=世界保健機関がウイルスの潜伏期間について最長で12.5日と示していることから、厚生労働省は潜伏期間がすぎた11日、宿泊施設に滞在する全員を対象に改めてウイルス検査を行いました。
 
結果は13日にかけて判明する予定で、感染が確認されなかった人たちは12日以降順次、帰宅できる見通しです。
 
また、先月30日の第2便で帰国した人で宿泊施設にいる199人は12日から、翌31日の第3便の帰国者では145人が13日から検査を受ける予定で、今月7日の第4便に乗っていた人たちについても今月20日に検査を行う方向で調整が進められています。
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2月12日。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府は入国を拒否する対象を、中国・湖北省に加え、感染が広がっている浙江省に滞在歴のある外国人などにも拡大する方針を固めました。
 
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入国拒否の対象 浙江省に滞在歴ある外国人などにも拡大の方針
2020年2月12日 5時06分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府は入国を拒否する対象を、中国・湖北省に加え、感染が広がっている浙江省に滞在歴のある外国人などにも拡大する方針を固めました。

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府は今月1日から入国申請前の14日以内に中国・湖北省に滞在歴がある外国人と、湖北省で発行されたパスポートを所持する外国人について、特段の事情がないかぎり入国を拒否する措置を実施しています。
 
これに加えて、政府は入国拒否の対象とする地域を感染が広がっている浙江省にも拡大する方針を固めました。
 
そして、12日午前開く対策本部の会合でこうした方針を確認したあと、持ち回りで閣議了解の手続きをとることにしています。
 
また、政府は集団感染が確認されたクルーズ船、「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客と乗員を対象にしたウイルス検査について、地方や民間の検査機関にも協力を依頼するなど、検査体制の拡充を図る方針です。
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2月12日。新型のコロナウイルスをめぐり、アフリカではこれまでのところ感染者は確認されていませんが、南アフリカの研究所は、今後感染が広がることになれば、検査や医療の体制がぜい弱な国々では十分に対応できないおそれがあるとして、警戒を強めています。
 
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新型ウイルス アフリカでも警戒
2020年2月12日 5時46分 NHK
 
©NHK

新型のコロナウイルスをめぐり、アフリカではこれまでのところ感染者は確認されていませんが、南アフリカの研究所は、今後感染が広がることになれば、検査や医療の体制がぜい弱な国々では十分に対応できないおそれがあるとして、警戒を強めています。

新型のコロナウイルスの感染が中国以外の国や地域に広がる中、アフリカではこれまでのところ感染者は確認されていません。
 
これについて、南アフリカの国立感染症研究所のシボンギレ・ワラザ研究員は11日、NHKのインタビューに対し、「感染していても、症状が軽いために検査を受けないままの人がいる可能性はある」と懸念を示しました。
 
一方、南アフリカでは、インフルエンザは冬に当たる4月から6月にかけて流行することから、「新型のコロナウイルスも季節の影響を受けるかどうか注意する必要がある」と指摘しました。
 
そのうえでワラザ氏は、アフリカではマラリアやエイズなどの感染症対策が深刻な課題となっていることを踏まえ、「こうした病気への対応に追われる中、新たなウイルスが広がれば、大きな打撃となる」と述べ、今後、感染が広がることになれば、検査や医療の体制がぜい弱な国々では十分に対応できないおそれがあるとして、警戒を強めていると強調しました。
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2月12日。新型コロナウイルスの感染が中国各地で拡大していることから、南部、広東省の広州市と深セン※市は11日、感染の拡大を防ぐために必要ならば、組織や個人の土地などを収用できるとする措置を決定しました。
 
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中国 広州市など 感染拡大防止へ土地の収用可能に
2020年2月12日 5時52分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの感染が中国各地で拡大していることから、南部、広東省の広州市と深セン※市は11日、感染の拡大を防ぐために必要ならば、組織や個人の土地などを収用できるとする措置を決定しました。

このうち広州市は、地元政府が土地や建物などを臨時に収用できるとしていて、その後、補償や返還をするとしています。
 
また、企業に対しても必要な物資を生産、または供給させることができるということです。
 
同じ広東省の深セン市も同様の措置を決定しています。
 
広東省の新型コロナウイルスの感染者の数は、最も多い湖北省に次ぐ規模となっています。
 
※土へんに川
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2月12日。新型コロナウイルスについて、中国の保健当局のチームを率いる専門家は、2月中旬から下旬にかけて、中国での感染拡大のピークを迎える可能性があるという考えを示しました。
 
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新型ウイルス 中国での感染拡大ピーク2月中旬~下旬か 専門家
2020年2月12日 9時27分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスについて、中国の保健当局のチームを率いる専門家は、2月中旬から下旬にかけて、中国での感染拡大のピークを迎える可能性があるという考えを示しました。

中国の保健当局の新型コロナウイルスの専門家チームでトップを務める鍾南山氏は11日、ロイター通信のインタビューに応じました。
 
この中で、新型コロナウイルスの中国での感染拡大のピークについて、AI=人工知能を活用した予測などに基づき、「今月中旬から下旬にかけてピークを迎える可能性がある。そして、高止まりの状態が続いたあと、下がっていくだろう」と述べました。
 
その理由として鍾氏は、湖北省武漢では依然、深刻な状況が続いているものの、中国の広東省や浙江省などの地域では新たに確認される患者の数が少しずつ減少していることを挙げています。
 
そのうえで、新型コロナウイルスの特徴について、「感染力の強さは衝撃的で、これほど速く、短い期間に感染が広がるとは想像していなかった」と述べ、中国当局としても想定外の感染力だったことを示唆しました。
 
その一方で鍾氏は、「地元の保健当局は、病原体が発見されても適切な対応を行ってこなかった。そのことについて責任を取るべきだ」と述べ、武漢での初期の対応が遅れたことが感染拡大を招いたとして、地元当局を批判しました。
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2月12日。新型のコロナウイルスの感染拡大が続く中国では、患者の数が4万4000人を超え、死亡した人も1113人となりました。WHO=世界保健機関は、新型のコロナウイルスが引き起こす病状について「COVID(コビッド)ー19」と名付けたと発表し、有効な治療法の確立やワクチン開発に向けた計画を作成することにしています。
 
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新型ウイルス 中国 感染者4万4000人超え 死者1113人に
2020年2月12日 11時24分 NHK
 
©NHK

新型のコロナウイルスの感染拡大が続く中国では、患者の数が4万4000人を超え、死亡した人も1113人となりました。WHO=世界保健機関は、新型のコロナウイルスが引き起こす病状について「COVID(コビッド)ー19」と名付けたと発表し、有効な治療法の確立やワクチン開発に向けた計画を作成することにしています。

中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、新型のコロナウイルスの感染が確認された患者の数が11日、新たに2015人増えて、4万4653人になったと発表しました。
 
また死亡した人は、湖北省を中心に97人増え、中国での死者は合わせて1113人となりました。
 
中国を中心に感染が拡大する中、WHOのテドロス事務局長は11日、スイスのジュネーブで記者会見を開き、新型のコロナウイルスが引き起こす病状について「COVIDー19」と名付けたと発表しました。
 
WHOでは、11日から始まった専門家の会合で、有効な治療法の確立やワクチン開発に向けた計画を作成することにしています。
 
こうした中、中国の保健当局の専門家チームでトップを務める鍾南山氏は11日、ロイター通信の取材に対し、感染拡大のピークについて、AI=人工知能を活用した予測などに基づき「今月中旬から下旬にかけてピークを迎える可能性がある」と指摘しました。
 
その一方で、新型コロナウイルスの特徴について「これほど速く、短い期間に感染が広がるとは想像していなかった」と述べ、中国当局としても想定外の感染力だったことを示唆しました。
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文字数の上限が来ておりますので、科学ものの報道データで続報を取り上げます。
 
≪NHKのコンテンツ≫
 
 
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