新型コロナウイルスについて:その9(まとめ) | Just One of Those Things

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喉風邪気味はよくなったのですが、この変な気候から体調不調で、ほぼ寝込んでおりまして、ほとんど巡回できておりませんが、取り上げるデータが溜まりに溜まっているので、取り急ぎ取り上げます。この枠は科学もの報道のデータを取り上げる枠ですが、新型コロナウイルス関連のものをとりあげます。

 

 
流れを知るためにも、続報を時系列で以下に取り上げていきます。
 
 
1月23日。外務省は23日午前、中国について出している「感染症危険情報」のうち、湖北省 武漢の危険レベルを引き上げ、中国に滞在していたり、滞在を予定している日本人を対象に、武漢への不要不急の渡航はやめるよう呼びかけています。
 
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外務省 危険レベル引き上げ「武漢への不要不急の渡航やめて」
2020年1月23日 11時49分 NHK
 
©NHK
 
外務省は23日午前、中国について出している「感染症危険情報」のうち、湖北省 武漢の危険レベルを引き上げ、中国に滞在していたり、滞在を予定している日本人を対象に、武漢への不要不急の渡航はやめるよう呼びかけています。

また、引き続き、中国に滞在する日本人らを対象に感染に関する最新の情報を入手し、予防に努めるなど、十分注意するよう呼びかけています。
 
そのうえで、日本に帰国した際、せきや発熱などの症状がある場合は、マスクを着用するなどして、医療機関を受診するよう、呼びかけています。

■官房副長官「感染拡大防止に万全期す」

西村官房副長官は、23日午前の記者会見で「日本時間の今夜、改めて開催されるWHO=世界保健機関の緊急委員会の結果や、中国などの状況を引き続き注視しつつ、感染拡大の防止に万全を期していきたい」と述べました。
 
また、西村副長官は「中国に対しては、すでに感染症危険情報のレベル1を発出しているが、現下の状況や、WHOでの検討状況などを踏まえ、本日、武漢市に対する感染症危険情報をレベル2に引き上げる。引き続き、現地政府や関係機関と連携して情報収集を行い、適切な注意喚起を行っていきたい」と述べました。

■武漢に住む日本人男性「通りは閑散」
 

武漢に住む嶋田孝治さん(72)は、23日朝、武漢郊外にある知り合いの家に行くため市内の道路を車で2時間ほど走ったということです。
 
嶋田さんは「旧正月の影響か、ウイルスの影響かわからないが、通りには車も人も少なく閑散としていた。当局からマスクをするよう言われているので、私もマスクをしているし、知り合いの家の近所の人もみなマスクをしている」と話していました。
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1月23日。武漢の地元当局が武漢と各地とを結ぶ航空便などを停止したことを受けて、中国各地の空港で影響が広がっています。このうち「北京首都国際空港」の国内線の出発ロビーの電光掲示板上では、日本時間の午前11時以降、北京から武漢に向かう便がすべてキャンセルされていました。
 
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中国の空港で影響広がる 北京→武漢便はすべてキャンセル
2020年1月23日 12時32分 NHK
 
©NHK
 
武漢の地元当局が武漢と各地とを結ぶ航空便などを停止したことを受けて、中国各地の空港で影響が広がっています。このうち「北京首都国際空港」の国内線の出発ロビーの電光掲示板上では、日本時間の午前11時以降、北京から武漢に向かう便がすべてキャンセルされていました。
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1月23日。中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎が拡大していることを受けて成田空港の薬局では、中国に帰国する観光客がマスクを大量に買い求める姿が見られました。
 
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成田空港 帰国する中国人がマスクを大量購入「中国では品薄」
2020年1月23日 12時53分 NHK
 
©NHK
 
中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎が拡大していることを受けて成田空港の薬局では、中国に帰国する観光客がマスクを大量に買い求める姿が見られました。

このうち出発ロビーにある薬局には、23日午前、帰国を控えた中国人の観光客が次々と訪れました。
 
©NHK
 
薬局によりますと、肺炎の患者が増加していることが明らかになって以来、マスクを買い求める人が急増し、中には棚から大量にかごに入れてレジに向かう人の姿もありました。
 
薬局の担当者は「こんなことは今までになかった」と話していました。
 
遼寧省大連から観光で訪れていた37歳の女性は「中国ではどの店でもマスクは品薄で、日本のお土産として人気です」と話していました。
 
浙江省寧波から訪れていた42歳の男性は「過度に心配しているわけではありませんが、中国では手に入らなくなっているため、家族や友達のために買いました」と話していました。
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1月23日。中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染が拡大する中、神戸市の中華街では中国の旧正月を祝う「春節祭」が24日から始まり、大勢の中国人観光客が訪れると見込まれることから、飲食店に消毒の徹底などを呼びかけています。
 
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新型ウイルス肺炎 春節祭控え消毒徹底呼びかけ 神戸の中華街
2020年1月23日 14時12分 NHK
 
©NHK
 
中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染が拡大する中、神戸市の中華街では中国の旧正月を祝う「春節祭」が24日から始まり、大勢の中国人観光客が訪れると見込まれることから、飲食店に消毒の徹底などを呼びかけています。
 
©NHK
 
中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染が拡大する中、神戸市の中華街、南京町では24日から中国の旧正月にあわせた「春節祭」が始まり、大勢の中国人観光客が訪れると見込まれています。
 
これを前に中華街では実行委員会や保健所の担当者らが飲食店を回り、感染予防のため店内に消毒液を設置し、店員や客に手を消毒してもらうよう呼びかけました。
 

また、南京町の入り口となる門の前にも消毒液が置かれ、日本語と中国語で「ウイルスの予防のためご自由にお使いください」と書かれた文書が貼られました。
 
南京町商店街振興組合の曹英生理事長は、「感染を予防するための対策を徹底したうえで春節祭を盛り上げていきたい」と話しています。
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1月23日。中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎について、感染の拡大が最も深刻な湖北省の武漢で日本人1人が重い肺炎を起こして入院していることがわかりました。
 
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武漢で日本人1人が重い肺炎で入院 新型かは不明
2020年1月23日 17時50分 NHK
 
©NHK
 
中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎について、感染の拡大が最も深刻な湖北省の武漢で日本人1人が重い肺炎を起こして入院していることがわかりました。
 
©NHK

これは北京の日本大使館が23日、中国に住む日本人向けに開催した説明会で明らかにしたものです。
 
肺炎を起こした日本人が新型のコロナウイルスに感染したかどうかは確認されておらず、日本大使館が、現地の保健当局などと連絡をとって確認を進めています。
 
日本大使館の岡田勝領事部長は「本人や家族とも連絡を取っている。引き続き、現地の保健当局などと連絡をとって確認したい」と話しています。
 
©NHK

また、岡田官房副長官も23日午後の記者会見で、中国 武漢市で日本人1人が重度の肺炎で入院していることを明らかにしました。
 
この中で、岡田官房副長官は「中国の武漢市で邦人1人が重度の肺炎を発症し、入院しているという事実関係は承知している。現在、中国の大使館を通じて、現地の保健当局や家族と連絡を取っているところだ。引き続き政府として適切な支援を行いたい」と述べました。
 
一方で、肺炎が新型コロナウイルスによるものかどうかは分かっていないとしたうえで、年齢や性別などは明らかにしませんでした。
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1月23日。24日から中国の「春節」の大型連休が始まるのを前に、加藤厚生労働大臣は新型のコロナウイルスに感染しているか調べる詳しい検査を国立感染症研究所だけでなく、各地の衛生研究所でも行えるよう体制を強化することを明らかにしました。
 
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春節前にウイルス検査体制強化へ 加藤厚生労働相
2020年1月23日 18時06分 NHK
 
©NHK
 
24日から中国の「春節」の大型連休が始まるのを前に、加藤厚生労働大臣は新型のコロナウイルスに感染しているか調べる詳しい検査を国立感染症研究所だけでなく、各地の衛生研究所でも行えるよう体制を強化することを明らかにしました。

新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎は、中国国内で感染が拡大していますが、24日から中国の旧正月の「春節」に合わせた大型連休が始まり、日本への旅行者が増えることが予想されます。
 
これについて、加藤厚生労働大臣は23日午後、記者団に対し、日本国内で感染が疑われるケースが出た場合に行うウイルスの詳しい検査を東京の国立感染症研究所だけでなく、各地の衛生研究所でも行えるよう体制を強化することを明らかにしました。
 
また、水際対策として中国から日本国内に到着するすべての航空便の乗客に「健康カード」を配布し、体調が悪い場合には自己申告するよう呼びかけるということです。
 
一方、加藤大臣は法律に基づく「指定感染症」に指定するかどうかについて、「中国の状況や、今夜開催されるWHO=世界保健機関の緊急委員会の結果を注視しつつ、検討していきたい」と述べました。

自民・公明両党は感染症に関する作業チームの会合を開き、厚生労働省から最新の状況の説明を受けました。
 
出席した議員からは「過大評価や過小評価をせず、中国にも適切な情報提供を求めながら、正しい情報を国民に伝達する必要がある」、「WHOの緊急委員会で非常事態宣言が出された場合など、最悪のケースに備えて準備を進めるべきだ」などの意見が出されました。
 
そして、政府・与党として、水際対策などの対応に全力をあげることを確認しました。
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1月23日。アメリカ国務省の高官は22日、記者団に対し北京にあるアメリカ大使館や武漢の総領事館を通じて情報収集を行うとともに、中国政府からも状況を聞いているとして「迅速な対応を望む。どうなるか見ていく」と述べ、注視していることを強調しました。
 
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新型ウイルス肺炎 “中国政府に迅速な対応望む” 米国務省
2020年1月23日 18時21分 NHK
 
©NHK
 
アメリカ国務省の高官は22日、記者団に対し北京にあるアメリカ大使館や武漢の総領事館を通じて情報収集を行うとともに、中国政府からも状況を聞いているとして「迅速な対応を望む。どうなるか見ていく」と述べ、注視していることを強調しました。

新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎をめぐってはアメリカでも、西部ワシントン州に住む男性の感染が確認されていて、アメリカは、ニューヨークやロサンゼルスなど5つの空港で中国からの乗客に対する検疫を強化しています。
 
また、この高官は中国政府がかつて新型肺炎「SARS」の情報を隠蔽したことに触れ、「今回も恥になるのを避けるために中国が都合のよい情報しか出さないのではないかと心配した」と述べる一方で、今回の中国政府の対応については「問題の重要性を理解している兆候が見られる」と指摘しました。
 
また、今回の肺炎は台湾でも感染が確認されていますが、台湾は中国の反対でWHO=世界保健機関の年次総会への参加が認められていません。
 
これについて、高官は「いまは重要な時期だ。アメリカはWHOへの台湾の参加を促していく」と述べ、台湾を支持する姿勢を強調しました。

■仏の中国大使館が異例の声明

フランスにある中国大使館は23日、異例の声明を発表し、発熱などの症状を薬で抑えてフランスに入国した、武漢出身とみられる中国人旅行客に対し、すぐに病院に行くよう求めたと説明しました。
 
ネット上では、武漢出身だとする中国人女性が、発熱や咳の症状を薬で抑えて検疫をすり抜け、フランスに入国して友人とともに食事を楽しんでいたとするSNSへの投稿が拡散し、「無神経だ」などという批判があがっていました。
 
フランスにある中国大使館には電話やEメールで、こうした指摘が多く寄せられたということで、大使館としても異例の声明を出すことで批判をかわすねらいがあったと見られます。
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1月23日。中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の患者は湖北省の武漢を中心にほぼ全土で570人を超え死亡した人は17人に上っています。武漢では公共交通機関の運行が停止されて街が封鎖された状態となり、地元当局は市民に動揺が広がらないよう対応に追われています。
 
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新型ウイルス肺炎 中国で死者17人 患者571人 武漢は封鎖状態
2020年1月23日 18時30分 NHK
 
©NHK
 
中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の患者は湖北省の武漢を中心にほぼ全土で570人を超え死亡した人は17人に上っています。武漢では公共交通機関の運行が停止されて街が封鎖された状態となり、地元当局は市民に動揺が広がらないよう対応に追われています。
 
©NHK
 
中国の保健当局によりますと新型のコロナウイルスの感染が確認された肺炎の患者は最も深刻な武漢を中心に中国のほぼ全土にわたる25の省や市などで合わせて571人となり、死亡した人は17人に上っています。
 
感染拡大を抑えるため武漢の地元当局は、日本時間の23日午前11時から武漢を離れる航空便や鉄道の運行を当面、停止し、市民に対して、特別な用事がないかぎり現地を離れないよう求めています。
 
また、武漢の市内でも地下鉄やバスなどの交通機関が運休になり、商店では食品や日用品を買い占める動きが広がるなど市民生活に影響が出始めています。
 
武漢の地元当局は通知を発表し、「食料や医薬品などは十分に備蓄がある。市民はパニックにならず、買いだめをしないでほしい」と強調するなど不安や動揺が広がらないよう対応に追われています。
 
武漢の市民の1人はNHKの取材に対し、「街に人影は少なく近所の店では野菜が売り切れてしまった。不安に感じるので、しばらくは外出せず、家の中で過ごすつもりだ」などと話していました。

■死亡の17人 半数近くが80代

中国の国家衛生健康委員会はこれまでに新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎で死亡した患者17人についての情報を明らかにしました。
 
それによりますと死亡者の半数近くを80代の高齢者が占める一方、40代の死者も出ています。
 
17人を年代別にみますと80代が8人、70代が2人、60代が5人、50代が1人、40代が1人となっています。
 
また死亡した日付をみますと、1月9日に1人、1月15日に1人、1月18日に1人、1月19日に1人、1月20日に3人、1月21日に6人、1月22日に4人となっていて、今月9日に初めて死者が出ていますが、19日以降の死亡者が14人となっていて今週に入ってから死者が増えていることがわかります。

■専門家「ウイルスの潜伏期間平均7日前後」

中国の保健当局の専門家チームのメンバーの1人、高占成医師は21日夜の、中国中央テレビの番組でインタビューにこたえ、新型のコロナウイルスの潜伏期間について、「現在の症例からすると、平均で7日前後だ。短かいと2日から3日で、長くて12日だ」と述べました。
 
また高医師は、患者の症状について、現在の症例からすると発熱や空ぜきが中心で、3日から5日後に息切れがしたり、胸が苦しくなったりして、人によっては呼吸不全やショック症状をおこすと説明しました。

■安倍首相「感染拡大防止に全力」

安倍総理大臣は衆議院本会議の代表質問で、「中国で患者がさらに拡大していることを踏まえ、武漢市に対する感染症危険情報レベルを2に引き上げ、不要不急の渡航はやめるよう促すとともに、中国からのすべての航空便で、機内アナウンスにより、体調不良の自己申告を呼びかけるよう要請している」と述べました。
 
そのうえで、「日本に入国後、発熱やせきなどの症状がある場合に、医療機関を受診するなどの留意事項を記載した健康カードを、中国からのすべての便で配布するよう各航空会社へ要請しているほか、全国で患者の検査を可能とする体制を整備するなど、水際対策の強化などを図る。感染拡大防止に向けて全力を尽くしていく」と述べました。
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1月23日。感染が拡大する新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎。最も深刻な武漢は今どのような状況なのでしょうか。
 
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武漢 “交通機関の停止”の状況は 新型ウイルス肺炎
2020年1月23日 18時31分 NHK
 
©NHK
 
感染が拡大する新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎。最も深刻な武漢は今どのような状況なのでしょうか。

■武漢の様子を生中継 上海ネットメディア
 
©NHK
 
上海のネットメディア「澎湃」は、新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染拡大を受けて、公共交通機関の運行が停止された武漢の様子を生中継で伝えました。
 
このうち、高速鉄道などが停車するターミナル、漢口駅で撮影された映像には、現地時間の23日午前10時に運行が停止される直前の様子が写されています。
 
中国では24日から旧正月の「春節」にあわせた大型連休が始まりますが、中継では実家に帰省するため、鉄道を利用しようと大勢の人が押し寄せ、入り口に殺到する様子を伝えています。
 
駅の入り口にはマスクを着けた武装警察が立っているほか、訪れた人たちが駅員に問い合わせたり、スマートフォンで連絡を取ったりしている様子が確認できます。
 
その後、午前10時になると入り口に鉄柵が並べられ、駅は封鎖されました。
 
重慶の実家に帰省する予定だった男性は「切符も買っているが、何の知らせも受けていない。重慶には戻れないので、ここで宿泊する場所を探して年越しするしかなさそうだ」と話しています。

■地下鉄の駅は封鎖 商店街はシャッターおろす
 
©NHK

武漢市当局は日本時間の23日午前11時から現地を離れる航空便や鉄道などの運行を停止し武漢に住む男性がNHKに提供した映像からは市民の生活に大きな影響が出ていることが確認できます。
 
武漢中心部の鉄道駅では、ふだん大勢の人が集まる入り口にほとんど人の姿が見られず、呼びかけのアナウンスでは「ウイルスへの感染経路を遮断するための措置だ」などと市民に理解を求めています。
 
また、地下鉄の駅も封鎖され、近くの商店街ではほとんどの店が営業を取りやめてシャッターを下ろしています。

■武漢に戻れない学生も

武漢市で暮らす30代の日本男性によりますと23日、北京にある日本大使館からメールが届いたということです。
 
内容は武漢市で移動制限が始まることを伝えるとともに、居場所を確認するもので、「武漢市在住」か「一時不在」、「帰国・転出済み」かを問うものだったということです。
 
男性は10日ほど前に武漢を離れ、東南アジアを旅行中だということで、「一時不在」を選んで返信したということです。
 
男性は武漢の大学に通っているということで、飛行機が飛ばなくなったニュースを聞いて、「早めに出国できてよかったなと思いますが、ニュースを聞くと意外と深刻だったのだなと、びっくりしました。春節休みが終わる来月中旬のタイミングで大学に戻ろうと考えていたんですけれど、今はまだ帰りの便の予約など一切検討できない状況です」と少し困った様子で話していました。

■武漢 人口は約1100万人 交通や物流の要衝
 
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武漢は人口はおよそ1100万人、中国内陸部・湖北省の最大都市です。市内を中国最長の川、長江が流れているほか、中国の東西南北を結ぶ高速鉄道や高速道路が交差し、交通や物流の要衝となっています。
 
武漢は中国有数の自動車産業やハイテク産業の集積地で、市内にある空港は中国各地のほか、日本をはじめ、アジアや欧米の都市とを結ぶ直行便が就航しています。
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1月23日。新型コロナウイルスによるとみられる肺炎が広がる中、都内の医療機関で感染症の患者への対応を確認する訓練が行われました。
 
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新型インフルエンザ発生を想定 都立病院で対応訓練
2020年1月23日 18時34分 NHK
 
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新型コロナウイルスによるとみられる肺炎が広がる中、都内の医療機関で感染症の患者への対応を確認する訓練が行われました。
 
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この訓練は中国を中心に、新型コロナウイルスによるとみられる肺炎が広がる中、感染症の指定医療機関になっている都立駒込病院で行われました。
 
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訓練は、新型インフルエンザの患者が発生したという想定で行われ、空気感染を防ぐため、特殊なシートで覆われたストレッチャーで、室内の空気が外に漏れない病室に運び込まれた患者に対し、防護服を身につけた医師や看護師が採血をしたり、血圧を測ったりしていました。
 
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また、防護服を脱ぐときに感染のリスクが最も高まることから、医師と看護師が2人1組になって鏡を見ながら防護服を脱ぐ順番や消毒の方法など、決められた手順を確認していました。
 
病院によりますと、新型コロナウイルスによるとみられる肺炎の患者が運び込まれた場合も、今回とほぼ同じ手順で対応することになるということです。
 
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駒込病院感染症科の今村顕史医師は「新型の肺炎の患者がいつ訪れてもいいように、夜間の場合どうするかなど準備を進めている。今回のような訓練を行って、皆さんに安心して任せられると思ってもらえることが重要だと思うので、常に迅速に対応していきたい」と話していました。
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1月23日。中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎について、香港の衛生当局は感染の拡大が最も深刻な湖北省の武漢から香港に入った男性2人から新型のコロナウイルスが確認されたと明らかにしました。香港で感染者が確認されたのは初めてです。
 
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新型ウイルス肺炎 香港でも2人感染 初めて確認
2020年1月23日 18時36分 NHK
 
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中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎について、香港の衛生当局は感染の拡大が最も深刻な湖北省の武漢から香港に入った男性2人から新型のコロナウイルスが確認されたと明らかにしました。香港で感染者が確認されたのは初めてです。

香港の衛生当局によりますと感染が確認されたのは武漢から香港に入った39歳と56歳の男性です。
 
このうち39歳の男性は21日、武漢から家族4人とともに高速鉄道で香港に入った際に発熱の症状があるのを衛生当局の係官が見つけ検査した結果、感染が確認されたということです。
 
また、56歳の男性は今月10日から19日まで武漢に住む親類を訪ねたあと、飛行機と列車を乗り継いで香港に戻った際に、発熱の症状があったため病院で受診し、感染が確認されたということです。
 
2人とも現在、病院で隔離されて治療を受けていますが、容体は安定しているということです。
 
一方、マカオでも23日、武漢から訪れた66歳の男性の感染が新たに確認され、マカオでの感染者はこれで2人となりました。
 
こうした事態を受けて、マカオ政府は25日の旧正月にあわせた連休中に予定していたパレードや花火などの催しを取りやめることを決めました。
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文字数の上限が来ましたので、またこの続きをいつもの枠で取り上げます。最新の商法は下記でご覧くださいませ。
 
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※体調不調で巡回等ブログ活動が大変に遅れております。申し訳ございません。
 
 
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