新型コロナウイルスについて:その7(まとめ) | Just One of Those Things

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風邪気味で寝たいのも山々なのですが、どんどんデータが溜まっていくので、取り急ぎ取り上げます。この枠は科学ものの報道データを取り上げることになっていますが、新型コロナウイルス関連のものをとりあげます。

 

科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズより、新型コロナウイルス編。
 
前回の「新型コロナウイルスについて。(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その2(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その3(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その4(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その5(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その6(まとめ)」より。
 
流れを知るためにも、続報を時系列で以下に取り上げていきます。
 

 

1月22日。中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染が広がっている問題で、死亡した人は2人増えて6人となりました。中国の保健当局などによりますと、感染が確認された患者は300人を超えていて、中国政府は感染の拡大防止の対策を強化する方針を示しています。
 

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新型ウイルス肺炎 拡大止まらず 中国の死者6人 患者300人超
2020年1月22日 4時37分 NHK
 
©NHK

中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染が広がっている問題で、死亡した人は2人増えて6人となりました。中国の保健当局などによりますと、感染が確認された患者は300人を超えていて、中国政府は感染の拡大防止の対策を強化する方針を示しています。

中国では新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染が相次ぎ、国家衛生健康委員会によりますと、これまでに感染した患者は、武漢を含めた湖北省で270人、北京で5人、上海で2人、広東省で14人と、合わせて291人に上ったということです。
 
さらに重慶や天津、それに浙江省などの地方の保健当局は、それぞれこの肺炎への感染が確認されたと発表し、国が発表した人数とあわせると患者は300人を超えています。
 
このうち感染が最も深刻な武漢市の周先旺市長は中国中央テレビの取材に対し、武漢での死者が2人増えて6人になったと明らかにしました。
 
中国政府の専門家チームは、新型肺炎「SARS」のウイルスよりも感染力は強くないとした一方で「ヒトからヒトへの感染が確認された」と明らかにし、警戒が必要だとしています。
 
このほか国家衛生健康委員会は、貴州省や江西省などでも感染が疑われる例があるとしていて、中国政府は感染の拡大防止の対策を強化する方針を示しています。
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1月22日。中国で新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎の感染が広がっている問題で、アメリカのCDC=疾病対策センターは、西部ワシントン州に住む男性から新型のコロナウイルスが確認されたと発表しました。アメリカで感染が確認されるのは初めてで、CDCは検疫態勢を強化する空港を増やして、感染の拡大を防ぐことにしています。
 
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新型ウイルス肺炎 アメリカでも初の感染者確認
2020年1月22日 4時38分 NHK
 
©NHK

中国で新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎の感染が広がっている問題で、アメリカのCDC=疾病対策センターは、西部ワシントン州に住む男性から新型のコロナウイルスが確認されたと発表しました。アメリカで感染が確認されるのは初めてで、CDCは検疫態勢を強化する空港を増やして、感染の拡大を防ぐことにしています。

アメリカのCDC=疾病対策センターは21日、西部ワシントン州に住む男性から新型のコロナウイルスが確認されたと発表しました。
 
アメリカで感染者が確認されるのは初めてです。
 
CDCなどによりますと、この男性は今月15日に中国・武漢から帰国し、体調不良で医療機関を受診しました。
 
その結果、症状や旅行歴などから新型コロナウイルスの感染が疑われたため、詳しく検査をしたところ、感染が確認されました。
 
男性は現在、州内の医療機関で隔離されて治療を受けていて、状態は安定しているということです。
 
CDCは旧正月の連休にあわせて中国からの旅行客が増えるのを前に、ニューヨークやサンフランシスコ、ロサンゼルスの3つの空港に加えて、新たにシカゴとアトランタの空港でも中国からの乗客に対する検疫態勢を強化することにしています。
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1月22日。新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染拡大以来、中国の保健当局は、22日午前初めて記者会見し、患者の数は、これまでに440人、死者は9人に上っていると発表しました。そのうえで、「ウイルスは変異する可能性がある」として感染がさらに拡大するリスクがあると指摘しました。
 
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新型ウイルス肺炎 死者9人 患者440人に 「さらに感染拡大も」
2020年1月22日 12時19分 NHK
 
©NHK

新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染拡大以来、中国の保健当局は、22日午前初めて記者会見し、患者の数は、これまでに440人、死者は9人に上っていると発表しました。そのうえで、「ウイルスは変異する可能性がある」として感染がさらに拡大するリスクがあると指摘しました。

中国政府で保健衛生を担当する国家衛生健康委員会は22日、北京で新型の肺炎の感染拡大以来初めて記者会見しました。
 
この中で、李斌(り・ひん)副主任は、感染は湖北省武漢を中心に広がり、これまでに中国各地で440人の感染が確認され、死者は9人に上っていると発表しました。
 
そのうえで、「ヒトからヒトへの感染や医療従事者への感染が見られるほか、一部の住宅地などで地域的な感染が見られる」と述べました。
 
さらに、「感染経路は呼吸器感染が中心で、ウイルスは変異する可能性がありさらに感染が拡大するリスクがある」と述べました。
 
また、今後の予防対策について李副主任は国をあげて感染拡大を最小限に抑え込む方針を示したうえで、「他の地域の人は武漢には行かず、武漢の人も他の地域に出ないようにしてほしい」と述べより徹底した対策が必要だという考えを示しました。

■菅官房長官「感染拡大の防止に万全を尽くしたい」

菅官房長官は、22日午前の記者会見で、「家族間などの限定的なヒトからヒトへの感染の可能性は否定できないが 現時点で、持続的なヒトからヒトへの感染は確認されておらず、WHOの西太平洋地域事務局もこの認識であると報告を受けている。中国で、引き続き患者数が増加している中で、一層の警戒が必要で、水際対策などの措置を着実に講じるとともに、日本時間の今夜開催されるWHOの緊急委員会の状況を注視し、引き続き感染拡大の防止に万全を尽くしていきたい」と述べました。
 
公明党の山口代表は、党の中央幹事会で、「中国の人たちは、春節の時期に世界中に旅行に行く。その一番の人気訪問先は日本であり水際対策が重要だ。中国側とよく連携して、感染の広がりを防ぐ取り組みが大事だ」と述べました。
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1月22日。中国で新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎への感染が広がっている問題を受けた北朝鮮の動きです。
 
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新型ウイルス肺炎 北朝鮮国営航空 外国人観光客は乗せない対応
2020年1月22日 12時53分 NHK
 
©NHK

中国で新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎への感染が広がっている問題を受けた北朝鮮の動きです。
 
北朝鮮国営のコリョ(高麗)航空はNHKの取材に対し、北京からピョンヤンに向かう便に中国人を含む外国人観光客の搭乗を受け付けないことになったと明らかにしました。

また、北京を拠点に北朝鮮への観光ツアーを取り扱っているコリョツアーズも、北朝鮮が22日までに外国人観光客の受け入れを中止したとしています。
 
国営の朝鮮中央テレビは、21日夜の定時ニュースで新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染について伝え、北朝鮮保健省の担当者は「この悪性ウイルスについての広報活動を強化し、感染の拡大を防ぐための国家的な取り組みを力強く展開している」と述べ、北朝鮮としても、国内へのウイルスの流入に神経をとがらせていることがうかがえます。
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1月22日。来月、中国の武漢で行われる予定だった東京オリンピック、ボクシングの「アジア・オセアニア予選」は、新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎の感染が広がっていることから、出場者の健康面などを考慮し中止されることが決まりました。
 
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東京五輪ボクシング予選が中止 新型肺炎の影響で 中国 武漢
2020年1月22日 13時23分 NHK

来月、中国の武漢で行われる予定だった東京オリンピック、ボクシングの「アジア・オセアニア予選」は、新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎の感染が広がっていることから、出場者の健康面などを考慮し中止されることが決まりました。

東京オリンピックの「アジア・オセアニア予選」は、来月3日から14日まで中国の湖北省武漢で予定されていましたが、現地では、新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎の感染が広がっていて、予選の主催者側は、「出場者や関係者の健康面と安全面などを考慮して中止する」と発表しました。
 
主催者側によりますと、新たな日程や開催地については、今後、IOC=国際オリンピック委員会が発表するとしています。
 
東京オリンピックのボクシングは、出場枠を争う、世界の各地域の予選が来月から順次始まり、「アジア・オセアニア予選」には男子6階級、女子5階級の合わせて11人の日本代表が派遣される予定でした。
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1月22日。中国の湖北省武漢で新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎の感染が広がっている問題で、マカオの衛生当局は、武漢からマカオを訪れていた52歳の女性から新型のコロナウイルスが確認されたと発表しました。マカオで感染者が確認されたのは初めてで、地元政府はカジノで働くすべての人たちにマスクの着用を指示するなど、対策を強化することにしています。
 
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新型ウイルス肺炎 マカオで感染者を初確認 武漢から訪問の女性
2020年1月22日 14時33分 NHK
 
©NHK

中国の湖北省武漢で新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎の感染が広がっている問題で、マカオの衛生当局は、武漢からマカオを訪れていた52歳の女性から新型のコロナウイルスが確認されたと発表しました。マカオで感染者が確認されたのは初めてで、地元政府はカジノで働くすべての人たちにマスクの着用を指示するなど、対策を強化することにしています。

マカオの衛生当局によりますと、この女性は今月19日の夜、武漢から高速鉄道やバスを乗り継ぎ、隣接する中国広東省の珠海を経由してマカオに入ったあと、21日夜、のどの痛みなどを訴えて医療機関を受診し、感染が確認されたということです。
 
女性は現在、マカオの医療機関に隔離され、容体は安定していますが、マカオに入ったあとカジノを訪れたと話しているということです。
 
マカオには毎年、中国本土から2500万人以上が訪れ、地元政府は新たにカジノで働くすべての人たちにマスクの着用を指示し、マカオを訪れる人に健康状態の申告を求めるなど対策を強化することにしています。
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1月22日。中国で、新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染が広がっている問題を受けて、愛知県の中部空港でも対策が行われています。
 
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新型ウイルス肺炎感染拡大 中部空港でも春節を前に対策
2020年1月22日 15時09分 NHK
 
©NHK

中国で、新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染が広がっている問題を受けて、愛知県の中部空港でも対策が行われています。
 
©NHK
 
中部空港は、中国南方航空とウルムチ航空の2社が武漢との直行便を週5便、運航していて、検疫所では感染拡大を防ぐ取り組みが強化されています。
 
検疫所では検疫官がサーモグラフィーなどを使い、乗客の中に肺炎による発熱が疑われる人はいないか確認していました。
 
検疫所は先週から、せきや発熱といった症状のある人は検疫官に申し出るようポスターで呼びかけていますが、ポスターを張り直して、せき止め剤や解熱剤を服用している場合も申し出るよう呼びかけています。
 
空港会社によりますと、中部空港では中国の春節の期間に合わせて台北や上海と結ぶ一部の便の増便が決まっているということで、感染拡大を防ぐ対策が続けられる見通しです。
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1月22日。中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染が広がっていることを受けて、仙台市に本社がある生活用品メーカーでは、全国のドラッグストアなどからマスクの注文が急増し、対応に追われています。
 
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大手生活用品メーカーでマスクの注文急増 新型ウイルス肺炎で
2020年1月22日 16時01分 NHK
 
©NHK

中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染が広がっていることを受けて、仙台市に本社がある生活用品メーカーでは、全国のドラッグストアなどからマスクの注文が急増し、対応に追われています。

大手生活用品メーカーのアイリスオーヤマは、中国の自社工場でマスクを生産し、国内のドラッグストアなどに向けて出荷しています。
 
例年なら花粉症のシーズンに向けて注文が増えるということですが、今週に入って注文が先週の同じ時期に比べて3倍に急増しているということです。
 
インフルエンザが流行した去年の同じ時期に比べても2倍に増えているということで、宮城県角田市にある会社の物流センターでは、マスクが入った段ボール箱が次々と出荷されていました。
 
中国の工場では、23日から10日間、春節のため生産が止まるということで、会社では22日急きょ、工場に増産を要請するなど対応に追われています。
 
アイリスオーヤマの中嶋宏昭広報室長は「予想を上回る注文の増加に驚いています。これからさらに肺炎が流行しても在庫をきらさない体制を整えていきます」と話していました。
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1月22日。新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染拡大について、中国の新聞各紙も大きく報じています。
 
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新型ウイルス肺炎 中国国内の反応は
2020年1月22日 17時22分 NHK
 
©NHK

新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染拡大について、中国の新聞各紙も大きく報じています。
 
©NHK
 
複数の新聞が1面で報じ、北京での新たな患者の発生状況や、保健当局の対応、それに、感染拡大を抑えるため、武漢発着の航空便や鉄道のチケットのキャンセルが無料になったことなどを伝えています。
また、北京の街中では、マスクを付けた人の姿が目立つようになっています。
 
幼い子どもも含めて全員がマスク姿の家族連れも見られ、父親は「旧正月の『春節』を迎えると人の行き来も多くなるので、自分の身は自分で守るべきだと思います」と話していました。
 
また、別の男性は、「感染拡大が心配です。インターネット上で状況を紹介するアプリがいろいろあるので、毎日チェックしています。自分と家族を守るためにも公共の場所にはなるべく行かないようにしています」と話していました。

北京にある日本大使館などによりますと、武漢には、およそ500人の日本人が住んでいるとみられています。
 
このうち、患者が集中している地域から20キロほど離れた場所でカレー店を営む嶋田孝治さん(72)は、「例年と同様、旧正月を前にして、ふるさとに帰った人が多く、街の中は閑散としている。ウイルスが、人から人に感染すると伝えられたきのうくらいから周辺でもマスクをする人が増えているが、それ以外はみな、ふだん通りの生活を送っている」と話していました。
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1月22日。中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の患者が相次いでいる問題で、中国の保健当局のチームを率いる専門家は、ウイルスの感染源について海鮮市場で売られていた野生動物の可能性が大きいと指摘したうえで、「まだ分からないが例えばタケネズミやアナグマのようなものだ」と述べました。
 
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新型ウイルス肺炎「感染源は市場の野生動物か」中国の専門家
2020年1月22日 18時13分 NHK
 
©NHK

中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の患者が相次いでいる問題で、中国の保健当局のチームを率いる専門家は、ウイルスの感染源について海鮮市場で売られていた野生動物の可能性が大きいと指摘したうえで、「まだ分からないが例えばタケネズミやアナグマのようなものだ」と述べました。
 
©NHK
 
中国の保健当局の新型コロナウイルスの専門家チームのトップで、2003年に中国で新型肺炎「SARS」の感染が広がった際に、当時の政府の対応を批判するなどしたことで知られる鍾南山チーム長が、20日夜、中国中央テレビのインタビューに答えました。
 
この中で鍾チーム長は「現在出現している新型コロナウイルスは、『SARS』や『MERS』とは性質が全く異なるウイルスだ。感染は始まったばかりで坂を上っているような状況なので感染力や毒性はそこまで強くない。一方で、この病気は始まったばかりの段階なので今の致死率を全面的に説明することはできない。この病気がどう発展していくか見なければならない」と述べました。
 
そのうえで「武漢でも2つの地区での発症が全体の45%を占めている。2つの地区には比較的規模の大きい海鮮市場があり、感染源が何かはまだ基本的には分からないが、さまざまな調査から見て海鮮ではなく食材として売られていた野生動物の可能性が大きい。例えばタケネズミやアナグマのようなものだ」と述べました。
 
また鍾チーム長は感染拡大の防止策として特別な事情がないかぎり武漢には行かないことや、かぜを引いたら病院に行くこと、またウイルスは飛まつの中に存在するため、マスクを着用することなどを呼びかけていました。
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1月22日。中国政府で保健衛生を担当する国家衛生健康委員会は、新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染拡大以来、22日、初めて北京で記者会見を行いました。会見では、中国各地で感染が拡大していることを明らかにし、今後、ウイルスが変異する可能性もあり感染拡大のリスクがあるなどと現状について報告した上で記者からの質疑に応じました。その要旨です。
 
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【質疑詳報】新型ウイルス肺炎 中国政府が初めて会見
2020年1月22日 18時35分 NHK
 
©NHK

中国政府で保健衛生を担当する国家衛生健康委員会は、新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染拡大以来、22日、初めて北京で記者会見を行いました。会見では、中国各地で感染が拡大していることを明らかにし、今後、ウイルスが変異する可能性もあり感染拡大のリスクがあるなどと現状について報告した上で記者からの質疑に応じました。その要旨です。

Q:ウイルスの由来は?
 
A:現在の状況から見ると、武漢の海鮮市場で売られていた野生動物だと考えられる。
 
Q:イギリスの大学が患者は2000人近くにのぼる可能性があるという推計結果を発表したが中国としてこうした予測はあるか?
 
A:新たなウイルスを正しく認識するうえで、事実は事実として理論は理論として分けて考えるべきだ。われわれはこの問題についてみんなが提起することを歓迎するし、ウイルスへの認識が深まればそれぞれの理論モデルが正しいか検証されるだろう。現在われわれが把握している状況はイギリスの科学者が計算したようなものではない。
 
Q:中国政府は発生状況を隠し虚偽の報告を行っていることはないのか?
 
A:情報公開は非常に重要でわれわれは情報を出すことを重視している。春節の期間中も日々、発生情報を報告し、発表する必要がなくなるまで続けていく。
 
Q:武漢の現在の状況については?
 
A:全国の感染の9割以上が武漢に集中している。ヒトからヒトへの感染や医療従事者への感染が見られるほか、一定の範囲の中での住宅地などで地域的な感染が見られる。
 
Q:春節の時期を迎えるため武漢から多くの人が旅行に行くとみられるが感染拡大のリスクは?
 
A:中国各地で当番体制を強化して感染拡大の防止措置をとるよう求めている。また、武漢の空港や鉄道の駅、長距離バスターミナルでは体温の検査を行って発熱した病人を選別していく。必要がなければ他の地域の人は武漢には行かず、武漢の人も特別の事情がないかぎり他の地域に出ないように呼びかけている。
 
Q:この問題における国際的な協力についてはどのように進めている?
 
A:WHO=世界保健機関と密接な意思疎通を保ちウイルスの遺伝子情報を共有するなど専門のチームを立ち上げ交流を行っている。また、WHOの専門家を武漢に招待して病気の現状への理解を深めてもらい協力を強化している。感染が確認されたタイ、日本、韓国、アメリカなどの担当部門や中国にある大使館とも意思疎通を保ち情報共有を行っており、相手国の関心事項に適宜、回答している。
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1月22日。中国で新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎の感染が広がっている問題で、タイ保健省は22日、新たに2人の感染がタイで確認されたと発表しました。このうち1人は中国の武漢を訪れていたタイ人の女性で、タイ人の感染が確認されたのは初めてです。
 
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新型ウイルス肺炎 タイで新たに2人感染 タイ人は初めて
2020年1月22日 18時37分 NHK
 
©NHK

中国で新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎の感染が広がっている問題で、タイ保健省は22日、新たに2人の感染がタイで確認されたと発表しました。このうち1人は中国の武漢を訪れていたタイ人の女性で、タイ人の感染が確認されたのは初めてです。

タイ保健省によりますと、新たに感染が確認されたのは73歳のタイ人の女性と、68歳の中国人観光客の男性です。タイで感染が確認されたのはこれで4人となり、タイ人の感染が確認されたのは初めてです。
 
タイ人の女性は先月、中国の武漢を訪れて、タイに帰国したあと発熱などの症状を訴えて今月15日に医療機関を受診し、検査の結果、22日までに新型のコロナウイルスに感染していることが確認されたということです。
 
また、中国人観光客の男性は今月19日、武漢から旅行でタイを訪れ、空港で発熱があったことから医療機関に搬送され、感染が確認されたということです。
 
タイでは旧正月の大型連休の時期に中国人旅行客が増えることから、当局は空港での水際対策を徹底することにしています。
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文字数の上限が来ましたので、続きは、従来の枠で取り上げます。
 
新しい情報を知りたい方は下記をご覧くださいませ。
 
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※我が家のにゃんこの喉風邪はだいぶんよくなりましたが、主人の喉風邪がまだ治っておらず、私も喉風邪気味ということで、巡回等が大変遅れております。申し訳ございません。
 
 
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