新型コロナウイルスについて:その35(まとめ) | Just One of Those Things

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寝込みました。巡回途中ではありますが、既にデータが消えていっているので取り急ぎ新型コロナウイルス関連のものを取り上げます。
 
既に身を守る段階に入っておりますので、身を守るために、下記を熟読してご対処くださいませ。
新型肺炎に関する公式発表と予防について
 
もしもの時のために下記を熟読してくださいませ。
「かぜ症状が1週間続く」に注意 新型肺炎診た医師語る
 
尚、新型肺炎についてのホットラインが厚生労働省が開いておりますので、該当する方は下記にご連絡くださいませ。
新型肺炎 電話相談窓口や予防法は?
 
ペットを飼われている方への注意突起です。
”【拡散希望】ペットにアルコール含有ウェットティッシュはNG”
 
最新情報は下記でご確認くださいませ。
「新型肺炎」-NHK News Web
 
≪NHK特設サイト≫
特設サイト 新型ウイルス肺炎
SARSを上回るスピードで感染拡大を続ける新型コロナウイルス。症状は?治療は?注意が必要な人は?予防や対策は?未知のウイルスを「正しく怖がる」ための最新情報をまとめています
 
科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズより、新型コロナウイルス編。
 
≪これまでのデータ一覧≫
 
新型コロナウイルスについて。(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その2(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その3(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その4(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その5(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その6(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その7(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その8(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その9(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その10(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その11(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その12(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その13(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その14(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その15(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その16(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その17(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その18(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その19(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その20(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その21(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その22(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その23(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その24(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その25(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その26(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その27(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その28(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その29(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その30(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その31(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その32(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その33(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その34(まとめ)」。
 
流れを知るためにも、続報を時系列で以下に取り上げていきます。
 
 

2月5日。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、中国内陸部の河南省駐馬店にある駅城区は、当局が把握していない感染者について、通報すれば5000人民元(日本円でおよそ8万円)の報奨金を出すとして、住民に情報提供を呼びかけています。
 

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新型肺炎 感染者通報すれば報奨金 中国河南省 駅城区
2020年2月5日 15時41分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、中国内陸部の河南省駐馬店にある駅城区は、当局が把握していない感染者について、通報すれば5000人民元(日本円でおよそ8万円)の報奨金を出すとして、住民に情報提供を呼びかけています。

このほか、外部からこの地区に入り、当局に届け出をしていない人についても、通報した住民に対して、およそ1万6000円の報奨金を出すとしています。
 
駅城区の担当者はNHKの取材に対し「毎日、通報の電話があり、受ける電話はすべて通報だ」としたうえで、「感染のある地域から来る人に対して警戒を強め、感染拡大を予防するためだ」と話していました。
駅城区ではこのほか、外出は5日に1回、1世帯につき1人だけに制限し、

事実上、外出禁止などの措置を取っているということです。
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2月5日。横浜港沖に停泊しているクルーズ船で、新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受けて横浜市は、対策会議を開き、クルーズ船が6日午前8時ごろに、食糧や物資の補給などのため横浜港の大黒ふ頭に着岸することになったと明らかにしました。市は、要望があれば、保健師を派遣して船に残った人の健康相談に応じることにしています。
 
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クルーズ船 あす午前8時ごろ横浜港大黒ふ頭に着岸へ
2020年2月5日 16時44分 NHK
 
©NHK

横浜港沖に停泊しているクルーズ船で、新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受けて横浜市は、対策会議を開き、クルーズ船が6日午前8時ごろに、食糧や物資の補給などのため横浜港の大黒ふ頭に着岸することになったと明らかにしました。市は、要望があれば、保健師を派遣して船に残った人の健康相談に応じることにしています。
 
©NHK

3日から横浜港の大黒ふ頭の沖合に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、10人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたことを受けて、横浜市は対策会議を開きました。
 
この中で市の担当者はクルーズ船が6日午前8時ごろに、船の運航会社からの要請で、食糧や物資の補給などのために、大黒ふ頭に着岸することになったと明らかにしました。
 
市は、要望があれば補給の際にマスクなどの物資を提供するということです。
 
また、長期間の停泊で船に残された人が健康不安を訴えるケースに備え、要望があれば保健師を派遣して健康相談に応じることも明らかにしました。
 
感染が確認された10人のうち3人は、市内の「横浜市立市民病院」に搬送されたということで、横浜市の林文子市長は「大変厳しい状況と受け止めている。不安を感じている乗客、乗組員は多いと思うので、一意団結して全力で支援し、皆さんをお守りしたい」と話していました。
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2月5日。中国の湖北省武漢からチャーター機で帰国し、千葉県勝浦市のホテルに滞在している人たちは、今月8日に再度ウイルス検査を行うことになり、検査結果が陰性であれば早ければ翌日にも帰宅する見通しとなりました。
 
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ホテル滞在の帰国者 8日の再検査で陰性なら帰宅へ 千葉 勝浦
2020年2月5日 16時56分 NHK
 
©NHK

中国の湖北省武漢からチャーター機で帰国し、千葉県勝浦市のホテルに滞在している人たちは、今月8日に再度ウイルス検査を行うことになり、検査結果が陰性であれば早ければ翌日にも帰宅する見通しとなりました。

感染が拡大している新型コロナウイルスについて、WHO=世界保健機関が潜伏期間は想定より短いという知見を示したことを受けて、政府は4日、中国 武漢から帰国した人たちの施設での滞在期間を10日間に短縮すると発表しました。
 
これを受けて、先月29日に中国の湖北省武漢からチャーター機で帰国し、現在、勝浦市のホテルに滞在している170人余りの人たちは、10日が経過する今月8日に再度、ウイルス検査を行うことになりました。
 
現場で対応に当たる国の担当者によりますと、検査結果が陰性であれば、早ければ翌9日にも帰宅する見通しだということで、その際の交通手段については現在、検討中だということです。
 
一方、このホテルに一時滞在し、陽性反応が出た2人と相部屋だった2人については、検査の日程を遅らせることも検討しているということです。
 
こうした方針についてホテルで滞在する人たちからは、早く自宅に帰れるのはうれしいという声のほか、ホテルから出てすぐに家族と接触しても問題はないのかといった質問も出たということです。
 
内閣官房の山口英樹内閣審議官は「検査結果が出たあと、なるべく皆さんに早く自宅に帰ってもらえるよう準備を進めたい」と話していました。
 
■官房長官「10日間の観察期間後 再度検査」

菅官房長官は、午前の記者会見で、中国 武漢からチャーター機で帰国した人たちの施設での滞在期間について「WHO=世界保健機関などの知見も踏まえつつ、厚生労働省で専門家に諮りながら方針を決めている。すべての人たちにすでにウイルス検査を実施しており、10日間の健康観察期間の最終日に再度検査を実施し、陰性の結果が出た場合には、自宅に帰ってもらう」と述べました。
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2月5日。新型のコロナウイルスをめぐり、中国から帰国した人を診察した京都市の医療機関が感染の可能性があるとして市に検体の検査について相談したところ、国の基準では検査対象にあたらないとして断られていたことがわかりました。医療機関からは、「柔軟に対応してほしい」という戸惑いの声があがっています。
 
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中国から帰国 発熱などの症状も検体の検査受けられず 京都
2020年2月5日 16時57分 NHK
 
©NHK

新型のコロナウイルスをめぐり、中国から帰国した人を診察した京都市の医療機関が感染の可能性があるとして市に検体の検査について相談したところ、国の基準では検査対象にあたらないとして断られていたことがわかりました。医療機関からは、「柔軟に対応してほしい」という戸惑いの声があがっています。

京都市内にある診療所では、中国の江西省や上海に2週間余り滞在し、帰国した男性が3日、39度の熱とのどの痛みなどを訴えて診察を受けました。
 
この診療所によりますと、男性に肺炎の症状はみられませんでしたが、インフルエンザの症状とも異なっていたことなどから、院長は、男性が新型コロナウイルスに感染している可能性があるとして、京都市に検体の検査について相談したということです。
 
これに対し京都市は、中国・湖北省への滞在歴がないことなどから、国の基準では検査対象にあたらないとして対応を断ったということです。厚生労働省は、検査対象の基準について、発熱やせきなどの症状があり、湖北省に渡航歴があるか、症状のある湖北省に滞在した人と濃厚接触をした人などとし、きのう、全国の自治体に通知しています。
 
男性はその後、熱は下がったものの、せきなどの症状が出たため、自宅で療養してもらい、経過をみているということです。診療所の院長は、「自覚症状がない患者からもコロナウイルスは検出されており、湖北省と接点がないと検査しないことに疑問を感じる。医師が検査を必要だと判断したケースには柔軟に対応してほしいし、医療機関としても、現状ではどうすればいいか分からない」と話しています。
 
京都市健康安全課は、検査を断っているケースもあるとしたうえで、一般論として、「検査には長い時間がかかり、国の基準以外にも検査対象を拡大してしまうと、際限がなくなり、より優先すべき疑わしい事例の検査に時間がかかるなど混乱してしまう。限られた機材と人材の中ではすべてに対応するのは難しい」とコメントしています。
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2月5日。新型コロナウイルスをめぐって、中国 武漢からチャーター機で帰国した人や感染者が確認されたクルーズ船の乗客など感染がないことを確認するため、一定期間宿泊施設などで滞在している人たちについて、専門家は精神面でのケアの重要性を指摘しています。
 
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新型肺炎 宿泊施設滞在者の心のケアが重要 専門家が指摘
2020年2月5日 16時59分 NHK
 

新型コロナウイルスをめぐって、中国 武漢からチャーター機で帰国した人や感染者が確認されたクルーズ船の乗客など感染がないことを確認するため、一定期間宿泊施設などで滞在している人たちについて、専門家は精神面でのケアの重要性を指摘しています。

新型のコロナウイルスをめぐっては、政府のチャーター機で武漢から帰国した日本人が滞在する宿泊施設に、被災地などで心のケアにあたる災害派遣精神医療チーム「DPAT」が合わせて4チーム派遣されていて、滞在している人たちの対応にあたっています。
 
「DPAT」での活動経験があり、緊急時の心のケアに詳しい赤城病院の関口秀文医師によりますと、一般的に、身体的にも精神的にも制限された環境では、ストレスが加わって気分の浮き沈みが起きたり、昼夜が逆転して睡眠に影響が出たりするなど、精神の不調を訴える人が出てくることが懸念されるということです。
 
特に新型コロナウイルスでは「新たな感染症にかかるかもしれない」という恐怖や不安が常にあるほか、家族などにうつさないだろうかとか、職場にはいつ復帰できるのかなど、多くのことを考えてしまい、先の見えない不安を助長させるおそれがあるということです。
 
対策としては問診をして精神的な状態を確認するほか、医師などの専門家から新型コロナウイルスに関する正確な情報を伝えることで、先の見えない不安を少しでも減らすことが重要だということです。
 
また、滞在場所での生活が過剰に制限されてしまわないよう、行政や医療関係者が連携して、なるべく日常生活に近い環境を整える必要があるとしています。
 
一方、滞在場所で受け入れや支援を行う人たちも慣れない環境や人間関係にストレスを感じる傾向があるため、労務管理などを適切に行っていく必要があると指摘しています。
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2月5日。新型コロナウイルスの感染拡大で茂木外務大臣は、中国の湖北省から希望者を帰国させるため6日チャーター機の第4便を派遣する方向で最終調整していることを明らかにしました。
 
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湖北省からのチャーター機第4便 あす派遣で最終調整 茂木外相
2020年2月5日 17時44分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの感染拡大で茂木外務大臣は、中国の湖北省から希望者を帰国させるため6日チャーター機の第4便を派遣する方向で最終調整していることを明らかにしました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は、中国の湖北省に滞在する日本人の帰国を支援するため、これまでに3便のチャーター機を派遣し、合わせて565人が帰国しました。
 
茂木外務大臣は5日昼すぎ、国会内で記者団に対し、6日、チャーター機の第4便を派遣する方向で中国側と最終調整していることを明らかにしました。
 
そのうえで「帰国したい日本人はおよそ140人いる。また、人道的観点から、例えば中国籍の配偶者など、日本人と何らかの関係を持つ人の搭乗についても中国側との調整が進んでいる」と述べ、第4便に搭乗するのは、200人程度になるという見通しを示しました。

■官房長官「第4便以降も希望があれば調整」

菅官房長官は午後の記者会見で、「政府としてはあらゆる手段を尽くして帰国希望者は全員帰って来ることができるようにという思いで取り組んでいる。仮にチャーター機の第4便の運用以降にも、帰国を希望する邦人がいれば各方面と調整を進めていきたい」と述べました。

■これまで3回で565人帰国 うち9人の感染確認

中国の湖北省武漢からは先月29日以降、政府が用意したチャーター機で3回にわたって合わせて565人が帰国し、このうち9人の感染が確認されています。
 
厚生労働省によりますと、先月29日に羽田空港に到着した第1便では、帰国した206人のうち4人の感染が確認されました。
 
先月30日の第2便では、帰国した210人のうち3人の感染が確認されました。
 
さらに、先月31日の第3便では帰国した149人のうち2人の感染が確認されています。
 
厚生労働省によりますと、チャーター機で帰国した565人のうち、入院をしているのは4日午後5時現在で、感染が確認された9人を含め合わせて13人となっています。
 
また、感染が確認された9人のうち、発熱や肺炎などの症状があったのは5人、症状がなかったのは4人です。

■外務報道官「第4便 夜の出発で調整」

外務省の大鷹外務報道官は、記者会見で「チャーター機の第4便の運航はこれまでの3つの便と同様の形を想定している。運航時間は、今回も夜に日本を出発する方向で調整している」と述べました。
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2月5日。加藤厚生労働大臣は、記者会見し、3日から横浜港沖に停泊しているクルーズ船で、発熱の症状が見られる人などに新型コロナウイルスの検査を行った結果、これまでに10人の感染が確認されたことを明らかにしました。
 
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クルーズ船 10人のウイルス感染を確認 加藤厚労相
2020年2月5日 18時07分 NHK
 

©NHK
 
加藤厚生労働大臣は、記者会見し、3日から横浜港沖に停泊しているクルーズ船で、発熱の症状が見られる人などに新型コロナウイルスの検査を行った結果、これまでに10人の感染が確認されたことを明らかにしました。

加藤厚生労働大臣は、新型コロナウイルスに感染していた香港の男性が乗船し、3日から横浜港沖に停泊しているクルーズ船、「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗員への対応について5日午前、記者会見しました。
 
加藤大臣は、発熱などの症状があった人や、症状がある人と濃厚接触した人、合わせて273人から検体を採取し、ウイルス検査を行ったところ、これまでに10人の感染が確認され、神奈川県内の医療機関に搬送し入院させることを明らかにしました。
 
船内には、日本人のほか、香港や台湾を含む56の国と地域の人がいるということで、感染が確認された10人のうち3人は日本国籍だということです。
 
また、加藤大臣は、ほかの乗客・乗員は、ウイルスの潜伏期間を踏まえ、原則として14日間は引き続き船内に待機させると説明しました。
 
さらに高齢者や持病がある人は感染すると重症化する可能性が高いとして、追加でウイルスの検査を行う方針も示しました。
 
加藤大臣は、「乗員・乗客の健康状態に十分配慮し、それを最優先にしつつ、感染の拡大防止に向け万全の対策を講じていきたい」と述べました。

■自民 政府に体制強化など提言へ

自民党は対策本部を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、簡易検査キットの開発促進や観光業など中小企業への支援、それに、感染症対策のための法整備や体制強化などを、近く政府に提言することを確認しました。
 
岸田政務調査会長は「状況は日々刻々と変化しており、今後、影響が広がることが予想される。緊張感を持ちつつ冷静に政治の責任を果たしていきたい」と述べました。

■野党4党「政府は万全の対策を」

立憲民主党など野党4党の国会対策委員長らが会談し、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、引き続き万全の対策をとるよう政府に求めることを確認しました。
 
立憲民主党の安住国会対策委員長は「クルーズ船の状況が一段落するか、感染者がある程度落ち着いてくるかしないかぎりは、加藤厚生労働大臣の委員会出席は配慮したい。厚生労働省には集中して対応にあたってもらいたい」と述べました。
 
日本維新の会の馬場幹事長は記者会見で「クルーズ船の中に2週間も朝から晩までいると精神的に影響があると思う。心理学の専門家を乗船させてケアに努めるなど対策を万全にしてほしい。また、観光業など経済的な損失を心配する人もいるが、影響があるからといって対策を緩めるべきではないし、感染者が滞在した場所などの情報も開示すべきだ」と述べました。
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2月5日。新型コロナウイルスに感染していた香港の男性が乗船し、横浜港沖に停泊していたクルーズ船で、発熱の症状がある人などのウイルス検査が行われ、これまでに31人の結果が判明し、このうち10人がウイルスに感染していたことが確認されました。
 
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クルーズ船 ウイルス陽性は10人 うち乗客9人 日本国籍は3人
2020年2月5日 18時08分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスに感染していた香港の男性が乗船し、横浜港沖に停泊していたクルーズ船で、発熱の症状がある人などのウイルス検査が行われ、これまでに31人の結果が判明し、このうち10人がウイルスに感染していたことが確認されました。

10人のうち、乗客は9人で、日本国籍が3人、中国籍が3人、オーストラリア国籍が2人、アメリカ国籍が1人となっています。また、フィリピン国籍の乗務員1人も含まれているということです。
 
©NHK

厚生労働省によりますと、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は3日夜から横浜港の大黒ふ頭の沖合に停泊し、船内で乗客と乗員全員の合わせて3700人余りの検疫が行われました。
 
そして、発熱やせきなどの症状があった120人と、症状がある人や香港の男性と濃厚接触した153人の合わせて273人から検体を採取して順次、ウイルス検査を実施しています。
 
これまでに31人分の結果が判明し、このうち乗客9人と乗員1人の合わせて10人がウイルスに感染していたことが確認されました。
 
クルーズ船には海上保安部の船が派遣され午前7時半ごろから感染が確認された男女10人を神奈川県内の複数の医療機関に搬送しています。
 
10人は、50代と60代がそれぞれ4人、70代と80代がそれぞれ1人で、いずれも症状が重い人はおらず、このうち50代の女性1人と60代の男女2人の3人の乗客は日本人だということです。
 
感染が確認された人のうち2人は、先月22日にクルーズ船が立ち寄った鹿児島県で、ウイルスに感染していた香港の80代の男性と、オプションのバスツアーで半日一緒に過ごしていたということです。
 
国内で感染が確認された人は33人となりました。
 
船内に残るおよそ3700人の乗客と乗員については原則として14日間、
船内にとどまり、客室などで待機してもらう方針だということです。
 
クルーズ船は先月20日に横浜を出発し、鹿児島を回って香港に立ち寄った際、船を下りた香港に住む80歳の乗客の男性が、新型コロナウイルスに
感染していることが確認されていました。
 
厚生労働省は国内では現在、流行が認められている状況ではなく、かぜやインフルエンザ対策と同様に、手洗いやせきエチケットなどの感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。

■陽性反応の10人 うち日本国籍は3人

クルーズ船の運航会社はホームページで、新型コロナウイルスの陽性反応が確認された10人について国籍などを明らかにしました。
 
10人のうち、乗客は9人で、
▽日本国籍が3人、
▽中国籍が3人、
▽オーストラリア国籍が2人、
▽アメリカ国籍が1人となっています。
また、フィリピン国籍の乗務員1人も含まれているということです。

■運航会社「最低14日間停泊」

クルーズ船の運航会社はホームページでコメントを出し、「船は引き続き検疫下におかれ、横浜港にとどまります。厚生労働省の定めにより、検疫期間は最低14日間となります」と今後も横浜港での停泊を続けることを明らかにしたうえで、「乗務員はお客様全員が快適に過ごしてもらえるように努力します」としています。
 
また、横浜港で食料などの積み込みを行う前に、真水の精製など運航に必要な作業を行うとして、停泊している場所をいったん離れる可能性も示唆しています。

■乗客と乗員 273人から検体採取
 
©NHK

厚生労働省によりますと、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は、横浜港沖に到着した際、乗客2666人、乗員1045人の合わせて3711人が乗船していました。
 
乗客には合わせて56の国と地域の人がいて、このうち日本人の乗客は半数近い1281人います。
 
乗客と乗員のうち、発熱やせきなどの症状がある120人と、症状がある人や香港の男性と濃厚接触した153人の、合わせて273人から検体を採取してウイルス検査を行っています。
 
このうち、香港の男性と先月22日に鹿児島でオプションのバスツアーに参加し濃厚接触した人は36人いるということです。

■鹿児島でバスツアーに40人参加 2人の感染確認

今回のクルーズ船ツアー客で最初に新型コロナウイルスの感染が確認された香港の80代の男性は、先月22日船が鹿児島に立ち寄った際、現地でバスツアーに参加していました。
 
バスツアーには男性を含めてクルーズ船の乗客40人が参加し、午前中から半日かけて、県内の観光地を回ったということです。
 
その後、バスツアーの参加者のうち男性を含む4人は25日に立ち寄った香港で船を下り、残りの36人はそのままクルーズ船でベトナム、台湾、那覇を経由して横浜に向かったということです。
 
厚生労働省は、この36人の乗客について、香港の男性と濃厚接触があったと判断してウイルス検査を実施し、このうち2人の感染が確認されました。
 
また、運転手とガイドは健康観察をしているということです。

■クルーズ船 16日間で香港、台湾などめぐる旅程

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は、アメリカのクルーズ会社が運航している大型客船です。
 
先月20日に横浜を出て、鹿児島、香港、ベトナム、台湾、それに那覇を16日間でめぐり、4日午前6時半に横浜港に到着する予定でした。
香港当局によりますと、このクルーズ船に乗っていた香港に住む80歳の男性が、先月25日香港で船を降りたあとに新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
 
男性は乗船する前の19日からせきの症状があり、20日に横浜港からクルーズ船に乗船し、22日に鹿児島を経て25日に香港で下船したということです。
 
鹿児島では下船して船の乗客を対象にしたバスツアーに参加していたということです。
 
男性の感染確認を受け、クルーズ船は3日から横浜港の沖に停泊し乗客と乗員全員に検疫が行われ、発熱やせきなどの症状があり、感染が疑われる人などにはウイルス検査を行っています。
 
厚生労働省によりますと、船には当初、乗客2666人、乗員1045人の合わせて3711人が乗っていました。
 
5日午前9時の時点でウイルスへの感染が確認され病院に搬送された人などを除く3699人が船内に残っています。
 
乗客のおよそ半数、1281人が日本人で、香港や台湾など合わせて56の国と地域の人がいたということです。
 
運航会社によりますと、当初、同じ船で4日夕方横浜港を出発する予定だった別のクルーズについては中止したということです。

■厚労相「検査の結果までに複数日」

加藤厚生労働大臣は衆議院予算委員会でクルーズ船の乗客・乗員に行っている検査について、「各地で出された分析結果を国立感染症研究所に渡し、最終的な判断を行う手続きで進めている。きょう中に全部できるかというと難しく、複数日かかる」と述べました。
 
また、感染の有無を迅速に調べる簡易検査キットの開発について「検査キットを作り、性能試験をするプロセスなどが必要で、それなりの時間がかかる」と述べたほか、ワクチンの開発についても、安全性の確保などが必要だとして一定期間を要するという認識を示しました。

■乗客の70代男性「一刻も早く対応を」
 
©NHK

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客の70代の男性は5日午前、NHKの電話取材に対し、「妻が使っている薬がまもなく切れるので一刻も早く対応してほしい」と話しています。
 
男性によりますと、5日午前8時すぎ、船内放送で10人の感染が確認されたことや原則14日間、全員、それぞれの部屋にとどまるよう案内があったということです。
 
男性は「きのうまでは共有スペースで卓球などをして過ごすことができたが、けさからは部屋から出られない状態です。朝食を食べようとレストランに行きましたが、『食事は部屋でとってください』と言われ、ルームサービスを待っているがまだ届いていません。船内は混乱した様子はないが、どうしようもないので部屋にいるしかありません」と話していました。
 
そのうえで「妻が使っている血行をよくするための漢方薬があと数日で切れるので心配です。船内は高齢者が多く、高血圧の薬などを使っている人もいると思うので、一刻も早く対応してほしい」と話していました。
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2月5日。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国では、死亡した人の数が500人に迫っています。最も状況が深刻な湖北省武漢では突貫工事で建設された専門病院に加えて、体育館などを転用した臨時の病院の運用に向けた準備が進められていますが、患者の増加に歯止めがかからない中、医療体制の整備が差し迫った課題となっています。
 
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新型肺炎 武漢 患者増加に歯止めかからず 医療体制整備が課題
2020年2月5日 18時21分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国では、死亡した人の数が500人に迫っています。最も状況が深刻な湖北省武漢では突貫工事で建設された専門病院に加えて、体育館などを転用した臨時の病院の運用に向けた準備が進められていますが、患者の増加に歯止めがかからない中、医療体制の整備が差し迫った課題となっています。
 
©NHK

中国の保健当局、国家衛生委員会は5日、新型コロナウイルスに感染した肺炎の患者の数が新たに3887人増えて2万4324人になったと発表しました。また、死亡した人は湖北省で65人増えて合わせて490人となり500人に迫っています。
最も状況が深刻な武漢では1000人の患者の受け入れが可能な専門病院が、4日から運用を始めましたが、本格的な患者の受け入れにはまだ数日かかる見通しです。
武漢では、突貫工事で建設されている2つ目の病院の運用が6日から始まる予定となっているほか、市内の体育館や国際会議場などが、臨時の病院として転用されることになっています。このうち、体育館ではベッドなどを運び込む作業がほぼ完了し、早ければ5日夜にも最初の患者を受け入れるとしています。
中国メディアによりますと、これらの臨時の病院は症状が軽い患者を対象にしていて、武漢では、こうした施設が合わせて11か所整備される予定です。
一方で、湖北省では4日1日だけで、3000人以上の新たな感染が確認されていて、医療体制の整備が差し迫った課題となっています。
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前日入手していたもので、文字数が上限となりましたので、科学もののの枠で続報を取り上げます。
 
≪NHKのコンテンツ≫
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※巡回等ブログ活動が大変遅れており、大変申し訳ございません。
 
 
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