新型コロナウイルスについて:その48(まとめ) | Just One of Those Things

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Let's call the whole thing off

巡回途中ではありますが、既にデータが消えていっているので取り急ぎ新型コロナウイルス関連のものを取り上げます。
 
既に身を守る段階に入っておりますので、身を守るために、下記を熟読してご対処くださいませ。
新型肺炎に関する公式発表と予防について
 
もしもの時のために下記を熟読してくださいませ。
「かぜ症状が1週間続く」に注意 新型肺炎診た医師語る
”武漢からコロナ見分け方、対処法” シェア拡散希望!るびいさん)
※上記の生データが入ってきておりますが、多くの学者さんの中の研究の1つととらえる方が無難です。症状がなくても感染している場合アリ、国内は重症化するご高齢者や持病を持つ方が非常に多いので、まず感染させないことが必須です。
「今後1~2週間が瀬戸際」国の専門家会議が見解【全文】(2020年2月24日)
 
尚、新型肺炎についてのホットラインが厚生労働省が開いておりますので、該当する方は下記にご連絡くださいませ。
新型肺炎 電話相談窓口や予防法は?
新型ウイルス 相談・受診の目安を公表 厚労省
新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター
 
消毒用アルコールについての注意突起です。
消毒用アルコール ひと文字違いが命取り
 
ペットを飼われている方への注意突起です。
”【拡散希望】ペットにアルコール含有ウェットティッシュはNG”
 
最新情報は下記でご確認くださいませ。
「新型肺炎」-NHK News Web
 
≪NHK特設サイト≫
特設サイト 新型ウイルス肺炎
SARSを上回るスピードで感染拡大を続ける新型コロナウイルス。症状は?治療は?注意が必要な人は?予防や対策は?未知のウイルスを「正しく怖がる」ための最新情報をまとめています
 
科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズより、新型コロナウイルス編。
 
≪これまでのデータ一覧≫
 
新型コロナウイルスについて。(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その2(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その3(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その4(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その5(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その6(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その7(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その8(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その9(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その10(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その11(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その12(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その13(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その14(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その15(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その16(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その17(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その18(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その19(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その20(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その21(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その22(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その23(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その24(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その25(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その26(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その27(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その28(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その29(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その30(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その31(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その32(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その33(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その34(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その35(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その36(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その37(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その38(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その39(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その40(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その41(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その42(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その43(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その44(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その45(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その46(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その47(まとめ)」。
 
流れを知るためにも、続報を時系列で以下に取り上げていきます。
 
 
2月15日。中国で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、首都・北京では帰省先などから戻ってきたすべての人を対象に14日間、自宅などで経過観察する措置がとられることになりました。
 

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新型ウイルス 北京に戻ったすべての人対象に14日間の経過観察
2020年2月15日 6時58分 NHK
 
©NHK

中国で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、首都・北京では帰省先などから戻ってきたすべての人を対象に14日間、自宅などで経過観察する措置がとられることになりました。

中国では湖北省を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大していて、首都・北京でもこれまでに372人が感染し、3人が死亡しています。
 
北京では企業の活動も徐々に再開され、これに合わせて帰省先などから戻ってくる人もいるため、駅や高速道路など各地で体温検査が行われ、感染拡大を防ぐ対策がとられています。
 
こうした中、中国メディアによりますと、北京では14日から帰省先などから戻ってきたすべての人を対象に14日間、自宅などで経過観察をする措置がとられることになったということです。
 
拒否すれば、法に基づいて責任を追及されるほか、北京に戻る前には勤務先などに対し、必ず報告するよう求められているということで、首都で感染が拡大するのを徹底して抑え込む姿勢を示しています。
 
一方、北京の日本人学校は今月16日までとしていた休みの期間を来月1日まで延期したほか、再開の時期も未定となっていて、現地の日本人の生活にも影響が広がっています。
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2月15日。中国で感染拡大が続く新型のコロナウイルスについて、中国の保健当局は14日、新たに143人の死亡が確認され、中国での死者は1523人になったと発表しました。北京では帰省先などから戻ってきたすべての人を対象に、14日間、自宅などで観察する経過措置がとられることになり、首都での感染拡大を抑え込む姿勢を示しています。
 
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新型ウイルス 中国での死者1523人 感染者6万6492人
2020年2月15日 10時33分 NHK
 
©NHK

中国で感染拡大が続く新型のコロナウイルスについて、中国の保健当局は14日、新たに143人の死亡が確認され、中国での死者は1523人になったと発表しました。北京では帰省先などから戻ってきたすべての人を対象に、14日間、自宅などで観察する経過措置がとられることになり、首都での感染拡大を抑え込む姿勢を示しています。

中国の保健当局の国家衛生健康委員会は、新型コロナウイルスによる中国での死者の数が、14日、湖北省を中心に新たに143人増えて、1523人になったと発表しました。
 
感染した人の数は「臨床診断」で判定された人を含めると新たに2641人増えて、合わせて6万6492人となりました。
 
感染拡大が最も深刻な湖北省武漢では、先週解任された省の保健当局トップの後任として新たに就任した王賀勝書記が15日、初めて現地で記者会見しました。
 
王書記は「依然として武漢が感染の拡大防止の主戦場となっている」と述べたうえで「第2の武漢が出現しないように確実に対策をとっていく」と、徹底した対策をとる姿勢を強調しました。
 
中国では企業の活動が徐々に再開され、これに合わせて帰省先などから戻る人もいて、感染拡大を抑えるため重要な時期に来ています。
 
こうした中で首都の北京では、帰省先などから戻ったすべての人を対象に、14日間、自宅などで経過観察する措置がとられることになりました。
 
拒否すれば法に基づいて責任を追及されるほか、北京に戻る前には勤務先などに対して必ず報告するよう求められていて、首都での感染拡大を徹底して抑え込む姿勢を示しています。
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2月15日。男性医師の新型コロナウイルスへの感染が確認されていた和歌山県湯浅町にある済生会有田病院で、新たに同僚の50代の男性医師の感染が確認されました。この病院では一時入院していた70代の男性の感染も確認されていて、県は感染ルートの解明を急いでいます。
 
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新型ウイルス 医師感染の和歌山県の病院 同僚医師も感染確認
2020年2月15日 11時37分 NHK
 
©NHK

男性医師の新型コロナウイルスへの感染が確認されていた和歌山県湯浅町にある済生会有田病院で、新たに同僚の50代の男性医師の感染が確認されました。この病院では一時入院していた70代の男性の感染も確認されていて、県は感染ルートの解明を急いでいます。

新たに感染が確認されたのは、和歌山県湯浅町の済生会有田病院に勤務する50代の外科の男性医師です。
 
この病院ではこれまでに勤務する男性の外科医と、一時入院していた70代の農家の男性が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されています。
 
これを受けて和歌山県は2人とは別に、肺炎の症状が出ていた同僚の医師や、受診歴がある男性などの検査を進めた結果、同じ外科の50代の男性医師の感染が新たに確認されたということです。
 
和歌山県で感染が確認されたのは3人目で、県は感染ルートの解明を急いでいます。
 
県では15日から、済生会有田病院にほかにも感染した人がいないか調べるため、現時点で症状が出ていない医師たちについてもウイルス検査を始めました。
 
今後、手術を担当する看護師などの検査も順次進める予定で、14日時点で158人いる入院患者については、すでに感染が確認された男性と接触する機会が多かった患者を中心に検査することにしています。
 
済生会有田病院は14日から感染防止のため外来の診察を停止し、これまでに病院を利用した患者や家族でせきなどの症状がある人は新たに設けた接触者外来を受診するよう呼びかけています。

■通院の夫婦「早く収束を」

済生会有田病院に2か月に1度通院しているという湯浅町の80代の夫婦は、夫が今月17日と18日に内科と耳鼻科を受診する予定でしたが、14日、病院から「こういう状況なので診察はできませんが、薬だけなら出せます」という電話がかかってきたということです。
 
夫婦は「もう何年もこの病院にかかっているので『診察はだめ』と言われ、困ったなという状態です。患者さんは全員困っていると思う。やっぱりかかりつけの先生に診てほしいし、家から近い病院なので、早く収束してほしい」と話していました。
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2月15日。新型コロナウイルスへの感染が拡大する中、14日、東京や北海道、沖縄など、全国各地で8人の感染が確認されました。感染経路がよく分かっていないケースもあり、感染者の発症前の行動などについて調査が進められています。
 
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新型ウイルス 14日は全国で8人の感染確認 経路不明のケースも
2020年2月15日 11時51分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスへの感染が拡大する中、14日、東京や北海道、沖縄など、全国各地で8人の感染が確認されました。感染経路がよく分かっていないケースもあり、感染者の発症前の行動などについて調査が進められています。
 
©NHK

厚生労働省によりますと、14日に感染が確認されたのは、いずれも日本人で、東京、北海道、神奈川、愛知、和歌山、沖縄の6都道県の30代から70代の男女7人と、チャーター機の第3便で武漢から帰国し、宿泊施設に滞在していた60代の女性の、合わせて8人です。
 
このうち神奈川県では、横浜市の30代の救急隊員の男性が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されました。
 
救急隊員は横浜港のクルーズ船から患者を搬送していましたが、厚生労働省は搬送したその日に症状が出ているため、患者から感染した可能性は低いとみています。
 
各地で感染が広がるなか、現時点で感染経路がよく分かっていないケースもあり、感染者の発症前の行動などについて調査が進められています。
 
国内で感染が確認されたのは、14日までに、クルーズ船の乗客・乗員218人と、検疫官1人、救急隊員1人、チャーター機で帰国した13人、それ以外の人が26人の、合わせて259人となっています。
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2月15日。アメリカの有力紙は、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について、アメリカ政府がアメリカ人の乗客を2機の旅客機で16日にも帰国させるよう準備を進めていると伝えました。
 
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新型ウイルス クルーズ船の米国人乗客 米政府が帰国準備か
2020年2月15日 12時50分 NHK
 
©NHK

アメリカの有力紙は、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について、アメリカ政府がアメリカ人の乗客を2機の旅客機で16日にも帰国させるよう準備を進めていると伝えました。

アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルは14日、CDC=疾病対策センターの幹部がこの日、カリフォルニア州の基地で、中国から帰国したままとどめられている人たちに対して説明した内容を報じました。
 
それによりますと、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」のアメリカ人の乗客らおよそ380人を、国務省が2機の旅客機で帰国させるということです。また、帰国できるのは発熱やせきなどの症状のない人で、早ければ16日にもアメリカに帰国するとしています。
 
ダイヤモンド・プリンセスにはアメリカ人が400人余り乗っていて、アメリカでも日本政府の対応に関心が高まっています。
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2月15日。中国向けにマスクなどの郵便物が急増していることを受けて、日本郵便は15日から、独自にチャーターした貨物機での輸送を始めました。
 
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日本郵便 中国向けマスクなど急増でチャーター便輸送開始
2020年2月15日 14時28分 NHK
 
©NHK

中国向けにマスクなどの郵便物が急増していることを受けて、日本郵便は15日から、独自にチャーターした貨物機での輸送を始めました。
東京 江東区の東京国際郵便局では、15日夜に上海へ向かうチャーター機に乗せる郵便物の発送作業が急ピッチで行われ、空港へ運ぶトラックに次々と積み込まれていきました。
 
日本郵便によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中国向けのマスクなどの郵便物が急増し、先月27日からの2週間に引き受けたEMS=国際スピード郵便の数は、去年の同じ時期の5倍にのぼるということです。
 
その一方で、通常郵便物を運んでいる旅客便が減り、配送に大幅な遅れが出ていることから、民営化以降初めて独自に貨物機をチャーターすることになったものです。
 
日本郵便の郵便・物流業務統括部の三苫倫理部長は「チャーター機や他国経由の輸送などの手段を使って、できるだけ速く多くの郵便物を届けることができるよう取り組んでいきたい」と話していました。
 
日本郵便では2月中に6便をチャーターする計画ですが、中国国内でも物流の停滞が続いていて、配送の遅れは当分続くと見られます。
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2月15日。新型コロナウイルスへの不安が広がっているのを受けて、スマートフォンのアプリなどを通じて新型コロナウイルスの情報を提供するサービスが始まっています。
 
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新型ウイルス スマホアプリで質問に答えるサービス始まる
2020年2月15日 15時25分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスへの不安が広がっているのを受けて、スマートフォンのアプリなどを通じて新型コロナウイルスの情報を提供するサービスが始まっています。

通信アプリ大手のLINEは、厚生労働省の要請を受けて公式アカウント「新型コロナウイルス感染症情報厚生労働省」を開設しています。
 
LINEのアプリを通じて質問を送ると、厚生労働省や自治体などの情報を元にAIが新型コロナウイルスの発生状況や予防方法などについて回答するということです。
 
©NHK
 
同じ公式アカウントから医師に直接相談するサービスも利用できるということで、LINEによりますと、14日までに登録した人は5万人を超えたということです。
 
©NHK
 
スマートフォンを使って医師に相談ができるアプリ「LEBER」を提供している会社では、通常は有料となっている相談を新型コロナウイルスに関する質問に限って無料にしました。
 
このアプリはチャットでAIと対話しながら自分の症状などを入力すると、数分後に実際の医師からアドバイスがメッセージで届くものです。
 
無料相談には、通常のアプリとは別に専用のURLからアプリをダウンロードする必要があるということで、新型コロナウイルスに関する質問の無料受付はことし4月10日まで続けるということです。
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2月15日。アメリカ政府は、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」のアメリカ人の乗客らを16日にも船から下ろし、チャーター機で帰国させることになりました。
 
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クルーズ船 米国人期限待たず帰国へ 他国の対応も注目
2020年2月15日 15時45分 NHK
 
©NHK

アメリカ政府は、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」のアメリカ人の乗客らを16日にも船から下ろし、チャーター機で帰国させることになりました。

アメリカ大使館の発表によりますと、国務省は横浜港に停泊しているクルーズ船のアメリカ人の乗客らを帰国させるためチャーター機を手配しました。
 
チャーター機は16日夕方に日本に到着するということで、準備が整いしだい乗客らを船から下ろし、帰国させる見通しです。
 
クルーズ船の運航会社によりますと、およそ2600人の乗客のうちアメリカ人は416人と日本人に次いで2番目に多く、乗員も12人います。
 
こうしたアメリカ人の中にも新型コロナウイルスへの感染が確認される中、早期に帰国できるようアメリカ政府に対応を求める声が高まっていました。
 
日本政府はこれまで乗客や乗員に対し、最初の感染が確認されてから2週間となる19日まで船内で待機するよう求めていましたが、関係する国の中で初めてアメリカが期限を待たず国民を帰国させる措置に踏み切ったことで、今後、ほかの国の対応も注目されます。

■米国人の乗員乗客へのメール “帰国後14日間は隔離”

アメリカ大使館は、クルーズ船にいるアメリカ人の乗客と乗員に宛てて15日メールを送り、帰国に向けた対応について説明したということです。
 
それによりますと、16日の夜、アメリカ政府のチャーター機が日本に到着し、乗客らは船を下りたあと、バスに乗って飛行機まで移動します。
 
そしてチャーター機に搭乗するまでの間、それぞれの体調を確認し、新型コロナウイルスに感染している兆候が見られた場合は日本にとどまって治療を受けることになるとしています。
 
チャーター機は、アメリカ西部カリフォルニア州のトラビス空軍基地に到着したあと、一部の人はさらに南部テキサス州のラックランド空軍基地に向かうということです。
 
ただ、乗客はアメリカに帰国したあとも検疫のため14日間隔離されなければならないとして、理解を求めています。
 
メールでは「状況は動いている。感染の封じ込めに取り組んでいる船の運航会社と日本政府には深く感謝しているが、アメリカ政府は国民への責任を果たすとともに、日本の医療システムへの負担を減らすため、皆さんが船を下りてアメリカに帰国し、さらなるモニタリングを受けることを勧める」としたうえで「このチャーター機で帰国しない場合、一定の期間帰国できないだろう」とも伝えています。

また、日本政府関係者によりますと、これまでの調整の結果、アメリカ人の乗客およそ400人のうち、ウイルス検査で陽性だった人を除く350人余りを帰国させる方向になったということです。
 
具体的には、アメリカ政府が16日夜にもチャーター機2機を羽田空港に用意して、アメリカ人の乗客はクルーズ船からバスで空港に向かい、チャーター機に乗り込み、17日未明にも羽田空港を出発して、カリフォルニア州にあるアメリカ軍の基地に向かう方向で調整を進めているということです。

■加藤厚労相「日米政府間で調整進んでいると承知」

加藤厚生労働大臣は「アメリカ政府からの要請に基づき、現在、ダイヤモンドプリンセスに乗っているアメリカ国民が下船して、アメリカのチャーター機を利用した出国を行うべく、日本国政府とアメリカ政府の間で調整が進んでいると承知している。アメリカ政府から船に搭乗しているアメリカ国籍の方々に、船にとどまりますか、それともこうしたオプションがあるからそれを使われますかという調査が行われていると聞いている」と述べました。
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2月15日。新型コロナウイルスに感染した疑いのある乗客がいるとして、日本などが入港を認めなかったクルーズ船「ウエステルダム」は、カンボジア南部の港で14日から乗客の下船が始まり、15日、日本人の乗客も全員下船しました。
 
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クルーズ船 カンボジアで日本人全員下船 日本など入港認めず
2020年2月15日 15時52分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスに感染した疑いのある乗客がいるとして、日本などが入港を認めなかったクルーズ船「ウエステルダム」は、カンボジア南部の港で14日から乗客の下船が始まり、15日、日本人の乗客も全員下船しました。

クルーズ船「ウエステルダム」は今月1日に香港を出港したあと、台湾や日本などに入港を認められず寄港先を探していましたが、カンボジアへの入港が認められ、13日、南部シアヌークビルに入港しました。
 
船には日本人の乗客4人乗員1人を含む2200人余りが乗っていましたが、14日から下船が始まり、一部の乗客たちがすでに帰国の途についています。
 
現地の日本大使館によりますと、船に乗っていた日本人の乗客の4人も現地時間の15日午前、それぞれ下船したということです。
 
この船についてカンボジアの保健当局は、船で体調を崩していた20人の検査を行ったところ、新型コロナウイルスへの感染は確認されなかったとしています。
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2月15日。先月、中国湖北省の武漢からチャーター機の第3便で帰国し、宿泊施設に滞在していた日本人144人について、感染が確認されなかったとして、15日までに全員が帰宅しました。
 
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新型ウイルス チャーター第3便で帰国の144人が帰宅
2020年2月15日 15時54分 NHK
 
©NHK

先月、中国湖北省の武漢からチャーター機の第3便で帰国し、宿泊施設に滞在していた日本人144人について、感染が確認されなかったとして、15日までに全員が帰宅しました。

厚生労働省によりますと、先月31日に中国湖北省の武漢から政府が用意したチャーター機の第3便で帰国した人のうち、ウイルス検査で感染が確認されず発熱などの症状が見られなかった日本人145人は、埼玉県和光市にある国の宿泊施設などに滞在してきました。
 
ウイルスの潜伏期間とされる12.5日が過ぎたあと改めて検査を受けた結果、60代の女性1人の感染が確認されましたが、ほかの144人は感染が確認されませんでした。
 
このため14日夜からバスなどで帰宅を始め、政府によりますと、15日正午までに全員が施設を出たということです。
 
チャーター機の第1便と第2便で帰国して宿泊施設に滞在していた人は全員が陰性で、すでに帰宅しています。
 
第4便で帰国して現在宿泊施設に滞在している人は197人いて、今後同じ検査を受けることになっています。
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2月15日。医師の新型コロナウイルスへの感染が確認されていた和歌山県湯浅町にある総合病院で、新たに同僚の医師と入院中の患者の感染が確認されました。この医師の妻も感染が確認されたということです。県は病院内で感染が広がった可能性があるとして感染経路の解明を急いでいます。
 
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新型ウイルス 同僚医師も感染確認「院内感染の可能性」和歌山
2020年2月15日 17時06分 NHK
 
©NHK

医師の新型コロナウイルスへの感染が確認されていた和歌山県湯浅町にある総合病院で、新たに同僚の医師と入院中の患者の感染が確認されました。この医師の妻も感染が確認されたということです。県は病院内で感染が広がった可能性があるとして感染経路の解明を急いでいます。
 
©NHK

和歌山県湯浅町の済生会有田病院では、これまでに外科に勤務する男性医師と、一時入院していた農家の男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたため、県は、肺炎の症状が出ていた同僚の医師や受診歴がある患者などの検査を進めていました。
 
その結果、この病院に勤務する50代の外科医の男性とその50代の妻、それにこの病院に入院している60代の男性の合わせて3人の感染が新たに確認されました。
 
3人はいずれも重症ではないということです。このほかの肺炎の症状があった患者や濃厚接触者などの検査結果は陰性だったということです。
 
これで和歌山県で感染が確認されたのは5人になりました。
 
新たに感染が確認された入院中の患者は病院3階の外科病棟に入院していたということで、県は病院内で感染が広がった可能性があるとして、感染経路の解明を急いでいます。
 
県は、ほかに感染した人がいないか医師や看護師の検査を始めたほか、14日の時点で158人いる入院患者については、感染が確認された人と接触する機会が多かった患者を中心に検査することにしています。
 
済生会有田病院は14日から感染防止のため外来の診察を停止し、これまでに病院を利用した患者や家族でせきなどの症状がある人は新たに設けた接触者外来を受診するよう呼びかけています。

■和歌山県 仁坂知事「院内感染の可能性あると認識」

済生会有田病院で新たに同僚の医師と外科病棟に入院中の患者の感染が確認されたことについて和歌山県の仁坂知事は記者会見で、院内感染が起きている可能性があるという認識を示しました。

■入院患者の男性 感染確認の外科医が診察

和歌山県によりますと、新たに感染が確認された60代の入院患者の男性は、先月28日と31日、済生会有田病院を受診し、今月8日、せきやけん怠感があり、外科病棟に入院したということです。
 
このうち31日に診察した医師は13日に感染が確認された外科医で、当日に発熱の症状が出始めていたということです。
 
病院ではこの外科医のほか、同僚の外科医も感染が確認されていて、同僚の外科医は今月4日に発熱やせきの症状が出始め、男性患者が入院していた今月8日と10日に出勤していたということです。
 
2人の外科医と患者について、和歌山県の仁坂知事は15日の会見で、感染との因果関係は分からないとしたうえで、「濃厚接触があった可能性がある」と述べています。
 
また、2人の外科医は今月4日と5日の少なくとも2日間、ともに出勤していて、いずれもこの時点で発熱の症状が出ていたいうことです。
 
2人の外科医について仁坂知事は同じ外科医で、同僚にあたることから濃厚接触の関係にあったとしています。こうした状況を踏まえ、仁坂知事は院内感染が起きた可能性があるという認識を示しています。

済■生会有田病院 手術や検診も当面中止に

勤務する医師などの感染が確認されたことを受けて、済生会有田病院は14日から外来の診察を停止し、手術や検診なども当面、取りやめることにしています。
 
病院は手術や検診などを予約している患者への説明を順次始めていて、日程を延期するなど調整を進めているということです。
 
薬がなくなった患者については、必要性が高いケースに限って追加の薬を処方しているということです。
 
92歳の祖父が済生会有田病院で手術を受け、17日に検診を受ける予定だという和歌山県内の40歳の男性は「祖父は体調に問題はみられないが、検診が受けられないのはやはり心配です。主治医に診てもらえると祖父も安心するので、早く通常の状態に戻ってほしい」と話していました。

■地元の人たちは…

地元の人たちからは心配する声や冷静に受け止める声が聞かれました。
 
隣の有田川町にある最寄り駅で、患者や見舞いに訪れる人たちを毎日送迎していたという70代のタクシー運転手の男性は「乗客の8割が病院を利用する人なので、ほとんどいなくなり非常に困っています。多くの患者さんを乗せているので、もしかしたら自分も感染しているのではないかと思いとても不安です」と話していました。
 
高校生は「地域のみんなが利用する病院で感染者が確認されたということで不安に思います。発表を受けてどう対策するか家族で話し合いました。除菌シートを持ち歩いて、マスクは絶対に外さないようにしています」と話していました。
 
感染の確認が発表された13日に横浜から帰省してきたという20代の女性は「本当にびっくりしました。これから横浜に戻りますが、家族を残していくのが心配です」と話していました。
 
一方、50代の男性は「地域のほかの病院などにも感染がひろがっていないかと警戒しています。不安ではありますが、そればかりでも前に進めないのでしっかり対策していくしかないと思っています」と冷静に受け止めていました。

■イベントに影響も

周辺の自治体では多くの人が集まるイベントを中止する動きも出ています。
 
湯浅町に隣接する有田市は毎年恒例の「健康フェア」が16日に開かれる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、主催する有田市は中止を決めました。
 
イベントでは医師による講演会や骨密度の測定コーナーなどが設けられる予定でしたが、有田市は来場者の健康や安全面を第一に考えた結果、中止を決めたということです。
 
予定されていた会場の有田市保健センターでは、歯の健康チェックで使うための薬品や綿棒、それに子どもたちに配るために用意されていたポップコーンなどの菓子が部屋に置かれたままになっていました。
 
有田市保健センターの石井理恵さんは「去年の9月ごろからイベントの準備をしていたので残念です。落ち着いたら改めて開催を検討したいです」と話していました。
 
このほか湯浅町やその周辺の自治体でも、婚活イベントやトークショーの中止が決まるなど影響が出ています。
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