新型コロナウイルスについて:その45(まとめ) | Just One of Those Things

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Let's call the whole thing off

巡回途中ではありますが、既にデータが消えていっているので取り急ぎ新型コロナウイルス関連のものを取り上げます。
 
既に身を守る段階に入っておりますので、身を守るために、下記を熟読してご対処くださいませ。
新型肺炎に関する公式発表と予防について
 
もしもの時のために下記を熟読してくださいませ。
「かぜ症状が1週間続く」に注意 新型肺炎診た医師語る
 
尚、新型肺炎についてのホットラインが厚生労働省が開いておりますので、該当する方は下記にご連絡くださいませ。
新型肺炎 電話相談窓口や予防法は?
新型ウイルス 相談・受診の目安を公表 厚労省
新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター
 
消毒用アルコールについての注意突起です。
消毒用アルコール ひと文字違いが命取り
 
ペットを飼われている方への注意突起です。
”【拡散希望】ペットにアルコール含有ウェットティッシュはNG”
 
最新情報は下記でご確認くださいませ。
「新型肺炎」-NHK News Web
 
≪NHK特設サイト≫
特設サイト 新型ウイルス肺炎
SARSを上回るスピードで感染拡大を続ける新型コロナウイルス。症状は?治療は?注意が必要な人は?予防や対策は?未知のウイルスを「正しく怖がる」ための最新情報をまとめています
 
科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズより、新型コロナウイルス編。
 
≪これまでのデータ一覧≫
 
新型コロナウイルスについて。(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その2(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その3(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その4(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その5(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その6(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その7(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その8(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その9(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その10(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その11(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その12(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その13(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その14(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その15(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その16(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その17(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その18(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その19(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その20(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その21(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その22(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その23(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その24(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その25(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その26(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その27(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その28(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その29(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その30(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その31(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その32(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その33(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その34(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その35(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その36(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その37(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その38(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その39(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その40(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その41(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その42(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その43(まとめ)」、「新型コロナウイルスについて:その44(まとめ)」。
 
流れを知るためにも、続報を時系列で以下に取り上げていきます。
 
 

2月13日。新型のコロナウイルスをめぐり、WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は、中国で新たに確認された患者の数が減少傾向にあることについて「この大流行はまだ広がる可能性はある」と述べ、引き続き警戒が必要だと呼びかけました。
 

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新型ウイルス「まだ広がる可能性ある」 WHOが警戒呼びかけ
2020年2月13日 7時18分 NHK
 
©NHK

新型のコロナウイルスをめぐり、WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は、中国で新たに確認された患者の数が減少傾向にあることについて「この大流行はまだ広がる可能性はある」と述べ、引き続き警戒が必要だと呼びかけました。

中国の保健当局は12日、新型コロナウイルスの感染が新たに確認された患者の数が減少傾向にあるとして、状況は改善しつつあるという認識を示しました。
 
これについて、スイスのジュネーブで12日、記者会見を開いたWHOのテドロス事務局長は「報告される患者の数は落ち着いてきているが、強い警戒感を持って受け止めるべきだ。この大流行はまだ広がる可能性はある」として、引き続き警戒が必要だと呼びかけました。
 
またWHOの別の担当者は、中国の湖北省以外の地域や、中国以外の国や地域での感染状況については「ウイルスが勢いを持って広がっているようには見えない」として、ウイルスを封じ込めるためのあらゆる措置を講じるよう求めました。
 
一方、感染した疑いのある乗客がいるなどとしてクルーズ船の入港が拒否されるケースがあることについて、テドロス事務局長は「根拠に基づいたリスク評価もなしに入港が拒否されたり、遅らされたりしている」と指摘し、クルーズ船や旅行者に対して適切な支援を行うよう各国に訴えました。
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2月13日。新型コロナウイルスの感染が拡大し、マスク不足が問題となるなか、医療機関で医療用マスクが不足した際に都道府県から供給する備蓄分が全くないというところもあることが分かり、厚生労働省は都道府県に対し、十分な備蓄を確保するよう求める通知を出しました。
 
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新型ウイルス 医療用マスクの備蓄分ない都道府県も
2020年2月13日 7時34分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの感染が拡大し、マスク不足が問題となるなか、医療機関で医療用マスクが不足した際に都道府県から供給する備蓄分が全くないというところもあることが分かり、厚生労働省は都道府県に対し、十分な備蓄を確保するよう求める通知を出しました。

厚生労働省によりますと、医療用マスクは1か月当たり全国でおよそ1億枚の需要がありますが、供給の大半を占める中国からの輸入が停滞し、マスクが不足する医療機関が出てくるおそれもあります。
 
厚生労働省は医療機関で足りなくなった場合は、都道府県などの備蓄分から供給するよう求めていますが、今回、都道府県に調査した結果、「備蓄がまったくない」と回答したところが複数あったということです。
 
これを受けて厚生労働省は都道府県に通知を出し、備蓄分がなかったり不足しているところは、新たに購入するなどして十分な数を確保するよう求めました。
 
一方、一般用のマスクなどは店頭などで品薄状態が続いていますが、政府は24時間生産など態勢を強化することで例年以上の枚数となる毎週1億枚以上を供給できる見通しだとしています。
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2月13日。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国では、保健当局が、新たに確認された患者の数は減少傾向にあるとして、状況は改善しつつあるという認識を示しました。習近平指導部は、感染が深刻でない地域には企業活動の再開を呼びかけていて経済への影響を最小限に抑えたい考えです。
 
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新型ウイルス「患者数は減少傾向」中国の保健当局
2020年2月13日 8時14分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国では、保健当局が、新たに確認された患者の数は減少傾向にあるとして、状況は改善しつつあるという認識を示しました。習近平指導部は、感染が深刻でない地域には企業活動の再開を呼びかけていて経済への影響を最小限に抑えたい考えです。

中国では、新型コロナウイルスの感染が確認された患者の数は4万4653人、死亡した人は1113人に上っていますが、中国の保健当局は12日の記者会見で新たに感染が確認された患者の数は、減少傾向にあるとして、状況は改善しつつあるという認識を示しました。
 
中国の国営メディアによりますと習近平国家主席は、12日、共産党最高指導部の会議を開催し「感染拡大の防止に向けて、最も重要な段階に来ている」と述べ、徹底した対応をとるよう指示しました。
 
一方、会議では「影響を最小限に抑え、経済や社会の安定を維持すべきだ」と強調し、減税などを通じて企業の経営を支援することや雇用を守るための政策に力を入れることなどを確認しました。
 
そのうえで、感染拡大を防ぐための対策を確実にとることを前提として、企業活動の再開を進めるよう呼びかけました。
 
中国では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて企業活動にも影響が広がり、民間のシンクタンクの間では1月から3月までの第1四半期のGDP=国内総生産の伸び率は、4%まで大幅に落ち込むという見方も出ています。
 
習近平指導部としては、感染が深刻でない地域には企業活動の再開を呼びかけることで経済への影響を最小限に抑えたい考えです。
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2月13日。先月、中国の湖北省武漢からチャーター機の第1便で帰国し千葉県内のホテルに滞在していた176人は、新型コロナウイルスへの感染が確認されなかったことを受けて、12日に続き残る140人も国が用意したバスなどで帰宅しています。
 
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新型ウイルス 千葉のホテルに滞在の176人 全員が帰宅へ
2020年2月13日 10時39分 NHK
 
©NHK

先月、中国の湖北省武漢からチャーター機の第1便で帰国し千葉県内のホテルに滞在していた176人は、新型コロナウイルスへの感染が確認されなかったことを受けて、12日に続き残る140人も国が用意したバスなどで帰宅しています。

先月29日、新型コロナウイルスの感染が拡大している中国の武漢からチャーター機の第1便で帰国した人のうち176人は、2週間にわたって千葉県勝浦市のホテルに滞在しました。
 
WHO=世界保健機関が示したウイルスの潜伏期間を踏まえ、ホテルの滞在者を対象に改めて検査が行われた結果、全員が陰性で感染が確認されなかったことから、このうち36人が12日夜のうちに帰宅したということです。
 
残る140人は13日中に帰宅する予定で、このうち110人は先ほど午前9時前から国が用意したバスを利用してホテルを出発しています。
 
また30人は、会社が用意したバスなどで帰宅する予定です。
 
ホテルのそばでは地元の人たちが「勝浦でお過ごしおつかれ様でした。次回は磯の香を楽しみにおいでください」と書かれた横断幕を掲げ、バスを見送っていました。

■埼玉 和光市の施設からも帰宅の途に

また、埼玉県和光市の施設に滞在する500人余りのうち第1便で帰国後、新型コロナウイルスの感染が確認されなかった21人も、12日夜から13日朝にかけて帰宅の途につきました。
 
13日は国が用意したバスに20人近くが乗り込み午前9時ごろ、施設を出発しました。
 
国によりますと、第2便で帰国したおよそ200人は改めて行った検査で感染が確認されなければ13日の夜以降、帰宅する予定だということです。
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2月13日。政府は、集団感染が確認されたクルーズ船の乗客について、80歳以上の高齢者や、基礎疾患がある人、それに窓のない部屋に滞在している人を対象に、ウイルス検査を実施して陰性であれば、本人が希望すれば船から降りて政府が用意した施設に移ってもらう方針を固めました。
 
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クルーズ船 高齢者など検査で陰性なら下船の方針固める 政府
2020年2月13日 11時56分 NHK
 
©NHK

政府は、集団感染が確認されたクルーズ船の乗客について、80歳以上の高齢者や、基礎疾患がある人、それに窓のない部屋に滞在している人を対象に、ウイルス検査を実施して陰性であれば、本人が希望すれば船から降りて政府が用意した施設に移ってもらう方針を固めました。
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2月13日。菅官房長官は午前の記者会見で、「クルーズ船の乗員については、マスクや手袋の着用、手洗いなど感染を予防する行動を徹底するとともに、新たに発熱などの症状が示された場合には検査を行い、乗員・乗客の健康確保に最大限配慮して対応している」と述べました。
 
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官房長官 「クルーズ船の乗員 感染予防の行動徹底」
2020年2月13日 12時27分 NHK
 
©NHK

菅官房長官は午前の記者会見で、「クルーズ船の乗員については、マスクや手袋の着用、手洗いなど感染を予防する行動を徹底するとともに、新たに発熱などの症状が示された場合には検査を行い、乗員・乗客の健康確保に最大限配慮して対応している」と述べました。

そのうえで「陽性が確認された乗員と同室の乗員については、自室で待機するとともに、感染を予防する行動を改めて徹底するなど、引き続き感染拡大の防止にしっかり取り組んでいきたい」と述べました。
 
また、菅官房長官は「乗員・乗客の出身国と地域は56か国で、関係する在京の各国大使館などを通じて寄せられる、医薬品などの個別の支援要請への必要な対応や、その他の個別の照会への丁寧な説明など、関係国、地域と密接に連携しながら取り組んでいる」と述べました。

■チャーター機第2便の帰国者 13日中に「検査結果出る」

菅官房長官は、チャーター機の第2便の帰国者について、「これまでにウイルス検査で陰性の結果が得られている方々に対しては、改めて検査を行っていて、結果はきょう中に出る」と述べました。
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2月13日。WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は、12日の記者会見で、クルーズ船が入港を認められないケースが出ていることに言及し、「根拠に基づいたリスク評価もなしに入港が拒否されたり、遅らされたりしている」と指摘し、各国に適切な支援を求めました。
 
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WHO クルーズ船 各国に適切な支援求める
2020年2月13日 12時31分 NHK
 
©NHK

WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は、12日の記者会見で、クルーズ船が入港を認められないケースが出ていることに言及し、「根拠に基づいたリスク評価もなしに入港が拒否されたり、遅らされたりしている」と指摘し、各国に適切な支援を求めました。
 
©NHK

そのうえで、クルーズ船「ウエステルダム」が感染の疑いのある乗客を乗せているとして、日本などに入港を認められなかったことに関して、「数日にわたって海上をさまよっていた船をカンボジアが受け入れることにとてもうれしく思う。感染した人や疑いがある人はいないと聞いている」と述べ、カンボジア政府の措置に謝意を示しました。
 
一方、集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について、テドロス事務局長は、「乗客の健康を守るため、日本政府や船舶の所有者と常に連絡を取っている」と述べました。
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2月13日。新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で乗客・乗員44人の感染が確認されました。
 
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クルーズ船 新たに44人の新型ウイルス感染確認 計218人に
2020年2月13日 13時41分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で乗客・乗員44人の感染が確認されました。

厚生労働省によりますと、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに221人の検査を実施した結果、合わせて44人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
 
乗客は43人、乗員は1人で、日本人は29人いるということです。
 
これで感染が確認された乗客と乗員は合わせて218人となり、厚生労働省が順次、医療機関に搬送しています。
 
これまでに感染が確認され搬送された人のうち、症状が重い人は4人いるということです。
 
国内で感染が確認されたのは、
▽クルーズ船の218人、
▽検疫官1人、
▽チャーター機の12人、
▽それ以外の観光客などが16人の合わせて247人となりました。
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2月13日。新型コロナウイルスの感染が広がっていることを受けて、国はさらなる国内への流入を防ぐため、入国時に感染の疑いのある人を強制的に入院させる措置などをとれるようにする方針です。関連する政令を改正し、早ければ14日にも施行することにしています。
 
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新型ウイルス 入国時の強制入院など可能に
2020年2月13日 15時32分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの感染が広がっていることを受けて、国はさらなる国内への流入を防ぐため、入国時に感染の疑いのある人を強制的に入院させる措置などをとれるようにする方針です。関連する政令を改正し、早ければ14日にも施行することにしています。

新型コロナウイルスによる感染症について国は、法律に基づいて、国内で感染が確認された場合、強制的に医療機関に入院させる措置などをとっています。
 
©NHK

一方、海外で感染が広がっていることや今後もクルーズ船などが入港する可能性があることを受けて、国はさらなる国内への流入を防ぐため入国時の検疫などでとれる措置をさらに拡大する方針です。
 
具体的には感染症が流行する地域から来たり、患者が乗っていたりした船や飛行機などについて、新たな患者や疑わしい症状がある人を強制的に入院させて「隔離」したり、一定期間、船内や宿泊施設などに「停留」させる措置をとれるということです。
 
症状がない人でも感染が確認された場合は患者として扱い、こうした措置の対象とするとしています。
 
入院にかかる費用などは公費で負担するということです。
 
国は関連する検疫法と感染症法の政令を改正し、早ければ14日にも施行することにしています。
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2月13日。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、厚生労働省は13日からウイルス検査の対象を中国 湖北省だけでなく、浙江省の滞在歴があり症状がみられる人などにも拡大しました。
 
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新型ウイルス検査対象 浙江省滞在歴ある人も 厚生労働省
2020年2月13日 16時46分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、厚生労働省は13日からウイルス検査の対象を中国 湖北省だけでなく、浙江省の滞在歴があり症状がみられる人などにも拡大しました。

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府は13日から中国 湖北省だけでなく、浙江省に滞在歴がある外国人なども入国を拒否する措置を始めましたが、厚生労働省はこれに合わせて13日からウイルス検査を行う対象についても拡大しました。
 
これまでは37度5分以上の発熱と呼吸器症状があり、発症からさかのぼって2週間以内に湖北省に渡航歴があったり、湖北省に滞在歴のある人と濃厚接触をした人を対象にしていましたが、これらの条件に浙江省も加わりました。
 
一方でこの基準に該当しなくても、診断した医師や保健所が必要だと判断した場合は検査を行うなど弾力的に対応してほしいとしています。
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2月13日。先月、中国の湖北省 武漢からチャーター機の第1便で帰国し、千葉県内のホテルに滞在していた176人は、新型コロナウイルスへの感染が確認されなかったことを受けて、全員が13日午前までに国が用意したバスなどで帰宅しました。
 
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新型ウイルス チャーター機第1便で帰国した全員が帰宅
2020年2月13日 16時53分 NHK
 
©NHK

先月、中国の湖北省 武漢からチャーター機の第1便で帰国し、千葉県内のホテルに滞在していた176人は、新型コロナウイルスへの感染が確認されなかったことを受けて、全員が13日午前までに国が用意したバスなどで帰宅しました。

新型コロナウイルスの感染が拡大している中国の武漢から先月29日、チャーター機の第1便で帰国し勝浦市のホテルに滞在していた176人は、改めて行われた検査で感染が確認されなかったことから、このうち36人が12日夜のうちに帰宅しました。
 
残る140人も13日、国が用意したバスなどを利用してホテルを出発したということで、午前11時までに滞在者全員が帰宅の途につきました。
 
また、先月29日の検査でウイルスへの感染が確認され、入院し経過観察が行われていた50代の女性については、その後の2回の検査で陰性が確認されたために退院し、ホテルに滞在していた人と共に帰宅したということです。
 
ホテルのそばでは、地元の人たちが「勝浦でお過ごしおつかれ様でした。次回は磯の香を楽しみにおいでください」と書かれた横断幕などを掲げ、バスを見送っていました。
 
今回の対応に当たったホテルの従業員や国、県などの担当者もウイルス検査の結果、すべて陰性だったということです。
 
ホテルでは今後、消毒などの作業が行われ、来月1日の営業再開を目指すということです。
 
内閣官房の山口英樹 内閣審議官は、「ホテルの協力を得ながら、当初から専門知識のある医師などと共に対応に当たることができ、ホテルに滞在した人たちもしっかりとルールを守ってくれた。全員が帰宅できて、ほっとしている」と話していました。
 
これで埼玉県和光市の施設に滞在していた21人と合わせてチャーター機の第1便で帰国し、宿泊施設に滞在していた197人全員が帰宅の途についたことになります。

■帰宅した男性「皆様のご厚情に拝謝申し上げます」

チャーター機の第1便で帰国し、国が手配した千葉県内のホテルに滞在していた30代の会社員の男性は、13日朝、国が用意したバスに乗って帰宅の途につきました。
 
男性はバスの車内から外の様子を撮影した動画を投稿していて、沿道にはホテルの関係者や地元の人たちが大勢集まってバスにむかって手を振って見送っている様子が映っています。
 
男性は動画に添えて、「皆さん、小雨が降る中、お見送りありがとうございました。勝浦を離れるのが少し名残惜しく思います。まだ勝浦タンタンメンも海の幸も堪能していないのでまた来ます」と感謝の気持ちを投稿しています。
 
また、男性はNHKの取材に対し「あっという間にすぎていった2週間でした。帰国に関してさまざまな調整を行っていただいた大使館職員や外務省職員の方々、帰国後、受け入れていただいたホテルのスタッフの皆様、ホテル駐在で対応にあたっていただいた政府関係事務局の方々、そして、励ましのメッセージをくれた勝浦の皆様のご厚情に拝謝申し上げます」とコメントを寄せました。
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2月13日。新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、厚生労働省は80歳以上の高齢者で持病がある人などについて、ウイルス検査で陰性だった場合、14日以降、下船できるようにすることを決めました。
 
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クルーズ船 80歳以上の持病ある人など 優先下船を決定 厚労省
2020年2月13日 16時56分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、厚生労働省は80歳以上の高齢者で持病がある人などについて、ウイルス検査で陰性だった場合、14日以降、下船できるようにすることを決めました。

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、13日までに乗客と乗員の合わせて218人と、船内で検疫を行った男性検疫官1人の感染が確認されています。
 
厚生労働省は船内に残る乗客と乗員およそ3500人について、原則として、初めて船内で乗客の感染が確認された今月5日から2週間がたつ19日までは、客室などで待機するよう求めています。
 
厚生労働省によりますと、当初、船内にいた乗客2666人の多くを高齢者が占めていて、80歳以上の人も226人いたということです。
 
©NHK

しかし待機日数が長くなるにつれて、特に高齢者で持病のある人などは体調が悪化していくおそれがあることから、厚生労働省はそうした人たちが早めに下船できるようにすることを決めました。
 
対象となるのは、80歳以上で持病があったり窓の無い部屋に滞在したりしている人と、その同室の人としています。
 
ウイルス検査はすでに始まっていて、結果が陰性だった場合、本人が希望すれば14日以降、船から降りて政府が用意した宿泊施設に移ってもらう方針です。
 
厚生労働省は今後、対象を80歳未満の人で持病のある人などにも
拡大するかどうか検討することにしています。

■「80歳以上の人から随時実行に移していきたい」菅官房長官

菅官房長官は、13日午後の記者会見で、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船の乗客への対応について「まずは、発熱などの症状のある人や、その濃厚接触者などの検査を行ったうえで検査能力を拡充し、80歳以上の高齢者など優先度の高い人から、できるかぎり検査を進めるべく対応してきた」と述べました。
 
そのうえで「新型コロナウイルスによる感染症とは別に、年齢や基礎疾患などの健康確保の観点から、リスクが高い人は、陰性が確認された場合に下船して宿泊施設で生活するか、船内にとどまるか、意向を聞くことにした。まず、あすから、80歳以上の人から随時、実行に移していきたい」と述べました。

■「感染し搬送された夫の容体が不安」船内の70代女性

クルーズ船で新型コロナウイルスに感染し、現在、横浜市内の病院の集中治療室で夫が治療を受けているという70代の女性が電話取材に応じました。
 
女性は今も船内の客室に1人で残されていて夫の容体が不安だと打ち明けました。
 
女性によりますと、夫は70代で糖尿病のおそれがあるとして複数の薬を常時服用していたということです。
 
今月8日に発熱し、船内で検査した結果、感染の疑いがあるとして9日、病院に搬送されました。
 
女性は「搬送されたあと、主人と1度だけ話しましたが『つらい、助けてくれ』とろれつが回らない様子でした。医師からも電話があり、肺の状態が悪くなりきのうから集中治療室で治療していると説明されました。いつ何があってもおかしくないと感じていて、電話があるとドキッとします」と打ち明けました。
 
また、自分も感染していないか検査してほしいと何度も求めて、昨夜になってようやく検査が受けられたということです。
 
女性は「自分が感染しているかも分からず、複雑な心境でした。陽性だったら、すぐに連絡があると聞いていますが、今も連絡はありません」と話していました。
 
女性はこれまで何度も、夫と2人でクルーズ船の旅行を楽しんできたということで「部屋の掃除などをして気晴らしをしようとしますが、どうしても落ち込んでしまいます。楽しい船旅なのに、天国から地獄に落ちたような感じで、切なくつらい気持ちです」と話していました。

■乗客への医薬品配布状況(12日18時現在)

新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について、厚生労働省は、乗客への医薬品の配布を進めています。
 
このうち、乗客から申し出があった延べおよそ1850人分の医薬品は、11日までに配布を終えたとしています。
 
さらに、11日は、延べおよそ350人分を追加で船に運び込んで配布し、12日は、90人分を新たに運び込み、61人に配布したとしています。
 
厚生労働省は、船内に、医薬品の問い合わせを受け付ける専用ダイヤルを設け、追加の要請にも対応しています。
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2月13日。新型コロナウイルスの感染拡大が最も深刻な中国湖北省の武漢の現状を取材し、SNS上に動画を投稿していた元弁護士の男性が1週間前から連絡が取れない状態が続き、当局に拘束されたか、強制的に隔離されているものと見られています。
 
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新型ウイルス 武漢で取材活動の元弁護士が不明
2020年2月13日 17時38分 NHK
 
©NHK

新型コロナウイルスの感染拡大が最も深刻な中国湖北省の武漢の現状を取材し、SNS上に動画を投稿していた元弁護士の男性が1週間前から連絡が取れない状態が続き、当局に拘束されたか、強制的に隔離されているものと見られています。
 
©NHK

消息が分からなくなっているのは北京在住の元弁護士、陳秋実さん(34)です。
 
陳さんはふだん市民ジャーナリストを名乗って社会問題などを取材し、動画をネット上に投稿する活動をしていて、先月24日に武漢が封鎖される前の最後の列車に乗って現地入りしました。
 
現地からの報道が規制されるなか、陳さんは病院で患者が長い列に並んでいる様子などを動画で撮影し、中国のネット規制をくぐり抜ける特殊な方法でツイッターやユーチューブで発信を続けていました。
 
しかし1週間前の今月6日を最後に投稿が途絶え、陳さんの家族や友人によりますと、電話にも出ないことから、当局に拘束されたか、強制的に隔離されたと見られるということです。
 
陳さんの母親はツイッター上で「皆さん、どうか息子がどこにいるのかわかったら、教えてください」などと訴えています。
 
中国政府は国を挙げて感染拡大を抑え込む方針を打ち出す一方で、ネットやSNSで窮状を訴える市民の投稿を規制したり、当局の対応を批判する市民を摘発したりするなど、情報統制を強めています。
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文字数が上限となりましたので、科学もの報道データの枠で続報を取り上げます。
 
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※巡回等ブログ活動が大変遅れており、大変申し訳ございません。
 
 
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