ゲイムマンの日本縦断紀行

ゲイムマンの日本縦断紀行

ゲーセンでゲームをプレイし、1面クリア毎に増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す「ゲーセン紀行」でしたが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまいました。

現在このブログ上でゲーム『香川県からの脱出』を制作・配信中。

 新札幌 ('02.5.31)

 

妙に駅が混雑してるな、と思ったら、札幌駅で信号機が故障し、ダイヤが乱れているのだとか。
高校生の帰宅ラッシュと重なって、混んでいたのだ。
駅構内のアナウンスで気がついたが、ここから札幌駅までなら地下鉄でも行ける。
ので、地下鉄乗り場へ移動。
なお、JRより\50高い(ゲーム路銀 -\310=-\6,500)。
5時25分発。5時56分着。東西線は空いてたが、乗り換えた南北線が混んでいた。

 

 

 札幌(さっぽろ)

 

JRはまだ止まっていて、JRの改札前は人であふれている。
(後でニュースを見ると、6時15分に運転を再開したらしい。)
今朝ロッカーに入れていた荷物を出して、駅前のホテルへ。
ロビーにドイツのサポーターの一団がいた。
ドイツ三色旗の色の服を着てる人がいるからわかりやすい。

 


6時30分、ホテルを出て、エスタに向かう。
ナムコ・プラボに行く前に、おなかがすいていたので(昼ごはんを食べていなかった)、エスタ内のラーメン屋で晩ごはん。
みそラーメンと鮭いくら丼とのセットを注文。うまい。

 

    
日本縦断ゲーセン紀行 ルール説明
スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。
ゲーセンでゲームをプレーして、1面クリアーするごとに、「ゲーム路銀」は¥100ずつ増える。
(ただし、1プレー¥50円のゲームなら¥50ずつ、1プレー¥200なら¥200ずつ。ゲームをプレーするためのお金も、「ゲーム路銀」から捻出する)
この「ゲーム路銀」だけを交通費にして、日本縦断を目指すのだ!
(現在のゲーム路銀 -¥6,500※北海道内はマイナスでも可。

 

エスカレーターで、1階下のナムコ・ワンダーパークに進もう。
ワンダーパークは子供向け遊具と、UFOキャッチャー(ナムコなのになぜかUFOキャッチャー)がメーン。
一角にはゲーマーズがあった。勢いあるなブロッコリー。

 

別の一角がプラボになっていて、メダル機とアップライト機がまとめられていた。
オールドゲーム発見! ボスコニアン、ドラゴンスピリット、スプラッターハウス、リターンオブイシター、メトロクロス、……あんまり得意じゃないものばかり。
『ナムコクラシックコレクションVol.2』の、『パックマン』アレンジモードをプレー。
ラッキーなことに、5機設定になっていた(通常は3機)。
10面クリアー。-100+1,000

 

じゃあ同じマシンで、『ディグダグ』のアレンジモードを。
やはり5機設定だったが、6面がワナだった。
うっかり岩を落としたが最後、敵が一斉に攻めてきて、次々と自機を失ってしまう。
何とか乗り越えたときには残り1機。結局8面でアウト。-100+700
次はおなじみ『ミスタードリラーG』。アメリカ面クリアーで-100+1,000

 

 

 

隣にある『もじぴったん』というゲームが気になったんで、やってみる。
縦横いずれかで単語ができるように、マスの中にひらがなを入れていくパズルだ。
予期しないところで変な単語ができるのがおもしろい。
3面クリアーまで。-100+300

 

昔よくやった『ボンバーマンワールド』をプレー。
5面クリアーするも、最初のボスでアウト。-100+500

 

もう一度『もじぴったん』。しかしまた3面まで。-100+300
もう1回。2面で考えすぎてタイムアップ。-100+100
4度目のトライでやっと5面クリアー。
5面でクリアーということでおわかりかもしれないが、かんたんコースだったのだ。
-100+500
「いす」→「すいす」とか、「かれ」→「かれし」とか、「まる」→「なまる」→「はなまる」のように、先を考えて単語を作っていくのが重要だということに、やっと気がついた。

 

 

 

最後に『ナムコクラシックコレクション』のもう1作品、『ラリーX』のアレンジモード。7面クリアーで-100+700
トータル-900+5,100=4,200
ゲーム路銀 -\6,500+\4,200=-\2,300)。

 

※ナムコはその後もごく最近まで、エスタで営業を続けていました。
札幌エスタが2023年、市街地再開発のために閉館となり、それに伴ってナムコは、東急百貨店さっぽろ店に移転したそうです。

 



鉄道コム

 

ホテルの部屋に戻って、テレビをつけてまもなく、セネガルが先制点を入れた。

※ソウルで行なわれた日韓ワールドカップの開幕戦、フランスvsセネガル。この試合は結局セネガルがそのまま1-0で勝利し、話題となりました。

 

現在のゲーム路銀
-\2,300

 

(続く)

 

札幌観光情報サイト ようこそさっぽろ JR北海道 札幌市交通局

 

 

※最近の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちら。

 


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『脱出ゲーム 香川県からの脱出』に登場する歴史上の人物を訪ねる旅。
平敦盛・熊谷直実像や、宝物館を見て、ようやく須磨寺の本堂に向かいました。

 

 

 須磨寺 ('23.12.24)

 


須磨寺の宝物館の前には、ユニークかつユーモラスな像がいろいろ並んでいました。
(須磨寺ではこれらを総称して「おもろいもん」と呼んでいます)

こちらは「わらべじぞう」。
六地蔵自体は珍しいものではありませんが、この「わらべじぞう」はそれぞれ個性的なポーズをとっており、またそれぞれにセリフが設定されています。
前掛けに隠されて、ポーズがよく見えないのが惜しいです。

 


亀の背中に、七福神が刻まれた、マニコロというチベット仏教の仏具が乗っています。

 


「ぶじかえる」像。目玉と首が回ります。
立札に、「ビックリしたい人は目玉を、借金で困っている人は首をまわして下さい」と書かれています。
おそらく、この説明を見た人は全員思うでしょう。「『ビックリしたい人』ってどんな人だよ?」と。

 


宝物殿と「おもろいもん」を見ていたら、唐門に入る前に午後1時を回ってしまいました。

 


ようやく本堂に参拝です。
御本尊は聖観世音菩薩。不動明王と毘沙門天が両脇にまつられています。
現在の本堂が建ったのは1602年(慶長7年)。豊臣秀頼が寄進しています。再建時の奉行は片桐且元。

 

豊臣秀頼と片桐且元といえば、過去に私が訪れた、京都の東寺の金堂、北野天満宮、竹生島の都久夫須麻神社など、さまざまな寺社の主要な建物を再建しています。

東寺の金堂に参拝したとき私は、「なのに秀頼は神仏に救われなかったんだなあ……」と思っていましたが、考えてみれば菅原道真や崇徳天皇、平将門のように、悲劇的な最期を遂げた人物が、死後に神として神社にまつられ、今日、人々の崇敬を集めている例も多くみられます。
ですから、秀頼の寄進を受けた寺社の中で、秀頼を末社にまつる寺社がどこかにあってもいいような気がします。
(大阪城の豊國神社には、秀吉、秀長とともにまつられているそうですが)

 

なお、本堂の内陣はそれ以前の、1368年(応安元年)に造られたものが現存しており、重要文化財に指定されています。

 

須磨寺の創建は886年(仁和2年)。真言宗須磨寺派の大本山。
和田岬で漁師が引き上げた聖観音像をまつるため、淳和天皇の勅命で恵偈山北峰寺が建立されました。
その後、光孝天皇の勅命により、聞鏡上人が上野山福祥寺を建立し、北峰寺から遷した聖観音像を本尊としました。これが仁和2年の須磨寺の開基だそうです。
現在も須磨寺の正式名称は「上野山福祥寺」(じょうやさんふくしょうじ)です。

ただし、須磨寺に伝わる記録には、聖観音像は源頼政(源三位頼政)が1169年(嘉応元年)に安置したという記述もあるそうです。

 

須磨寺

 


本堂の隣に、護摩祈祷などを行なう護摩堂。
1903年(明治36年)に再建された建物ですが、2012年(平成24年)に改修されたため、新しく見えます。
不動明王、摩利支天、神変大菩薩をまつっています。
摩利支天は、大石内蔵助も信仰していた護身の神様(私は東京高輪の泉岳寺で、お守りをお受けしたことがあります)。
神変大菩薩は修験道を創始した役行者のことだそうです。

 


本堂の周りにも、いろんな“おもろいもん”がありました。
こちらは福禄寿の像。

 


巨大なお数珠が吊り下がっています。
肩に掛ける、というか背中に乗せて祈ると、弘法大師が1つ願いを叶えてくれるという「一願成就の大数珠」。

 


寺務所の中に、からくり時計がありました。
毎正時に動くのですが、次回までまだかなり時間があるようです。
先にほかの所を見てみましょう。

 

須磨寺

 



鉄道コム

 

(続く)

 

※『脱出ゲーム 香川県からの脱出』のヒット祈願で、ゲームの登場人物ゆかりの地を巡る旅は、以前にも何度か行なっています。よろしければこちらも御覧下さい。

 

JR大津駅 瀬田の唐橋 建部大社(日本武尊) 建部大社、琵琶湖線 大阪駅となんば駅 南海・浜寺公園駅 阪堺・浜寺駅前駅と浜寺公園 夜の浜寺公園と堺市

 

JR阪和線・東羽衣支線 大鳥大社(前編)(日本武尊) 大鳥大社(後編) 仁徳天皇陵 堺シャトルバスなど 阪神なんば線 阪神本線、神戸三宮

 

(※関西・岡山ダイジェスト) 大津・建部大社と堺・大鳥大社(日本武尊)、神戸・須磨寺(尾崎放哉) 岡山・吉備津神社と吉備津彦神社(桃太郎) 安倍晴明神社と、あべのハルカス、道頓堀、特急ひのとり

 

 

池上駅 池上本門寺(日蓮) 矢口渡駅、蒲田の屋上観覧車 武蔵新田駅から新田神社(1)(新田義興、平賀源内) 新田神社(2) 新田神社(3)

 

東急&相鉄新横浜線&相鉄・JR直通線 緑園都市駅&ゆめが丘駅 藤沢本町(源義経) 辻堂駅・テラスモール湘南(前編) テラスモール湘南(後編) 片瀬江ノ島駅

 

多磨霊園(前編) 多磨霊園(後編)(大平正芳、大川博、菊池寛) 虎ノ門の金刀比羅宮 神田明神・将門塚(平将門) 東寺(空海) 白峯神宮(前編)(崇徳天皇) 白峯神宮(後編)(崇徳天皇) 晴明神社(安倍晴明) 北野天満宮(菅原道真)

 

ゲームブック風アドベンチャーゲーム『脱出ゲーム 香川県からの脱出』はこちらから。


※これまでの「日本縦断紀行」はこちら。

 


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 野幌森林公園 ('02.5.31)

 


午後1時30分、北海道開拓の村を出る。
森の中の裏道を通って、

 


北海道開拓記念館へ。
北海道の歴史について、詳細に紹介されている。
アイヌと和人の交易や戦いの歴史があるのが北海道ならでは。
ざっと見て回っただけだったが、出たときには3時を回っていた。

※北海道開拓記念館は、2015年(平成27年)から、北海道博物館となっています。
北海道博物館のホームページはこちら。

 

 

 

開拓記念館の裏に野幌森林公園のシンボル、北海道百年記念塔が見える。行ってみよう。
道がまた森の中に消えていくので、不安に思ったが、記念館の警備のかたに聞くと、その道で合っているそうだ。

 


森を抜けると、高さ100メートルの塔が目の前にそびえ立っていた。
北海道開拓百年を記念して、1970年に建てられた百年記念塔だ。
一見、中には入れないように見えるが、真下に行くと入り口があった。
ただし、23.5メートル上の展望台まで、階段しかない。
暑い中、狭い階段をひぃはぁ言いながら上っていく。
ま、あの東京湾観音よりはまだマシか。
途中、風の入る所もあるし。

 

※「日本縦断ゲーセン紀行」の前に行なっていた企画「東京から仙台まで ワンダースワンの旅」で、千葉県の東京湾観音を登っていたのです。真夏に行ったのでそうとう暑かったです。

 


札幌の街並みが広がる。
真正面には、明日サッカーワールドカップのドイツ対サウジアラビア戦が行われる札幌ドームも見えた。

 


反対側には野幌森林公園の森が広がる。
開拓の村からここまで、かなりの距離を歩いてきたが、これでも森林公園全体のうち、ほんの一部でしかないのだ。

 

※北海道百年記念塔は、老朽化のため2014年(平成26年)から立入禁止となり、2023年(令和5年)に解体されました。

 



鉄道コム

 

森林公園の入り口にある、「開拓の村入口」バス停(朝着いたのとは別のバス停)に来た。
ここまで来れば、バスの本数が多いのだ。
もう少し歩けば、函館本線の森林公園駅もあるが、私は新札幌駅にまだ用事があるので、バスで戻ることにする。
3時53分にバスが来たが、満員なので1本待つ。
3分後に来たバスは、がらがらだった。
どこから来たかで混み具合が全然違うということか。

 

 新札幌

 


4時2分、新札幌駅着(ゲーム路銀 -\200=-\6,190)。
またマイナス6,000円を超えた。

 


サンピアザ水族館へ(入館料\900)。
デパートの一角ながら、魚のサーカスもある本格的な水族館。
ラッコの餌づけにホッケを与えるところが、さすが北海道。
ゴマフアザラシやペンギンもいた。

新さっぽろサンピアザ水族館のホームページはこちら。

 

私が新札幌に来た理由は、この水族館が見たかっただけではない。
新札幌にはデパートが多い。ゲームコーナーもあるだろう。
そこでゲーム路銀を稼ごうというつもりだ。

 

    
日本縦断ゲーセン紀行 ルール説明
スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。
ゲーセンでゲームをプレーして、1面クリアーするごとに、「ゲーム路銀」は¥100ずつ増える。
(ただし、1プレー¥50円のゲームなら¥50ずつ、1プレー¥200なら¥200ずつ。ゲームをプレーするためのお金も、「ゲーム路銀」から捻出する)
この「ゲーム路銀」だけを交通費にして、日本縦断を目指すのだ!
(現在のゲーム路銀 -¥6,190※北海道内はマイナスでも可。

 

駅ビル「DUO-1」の案内を見ると、地下1階に「ハロータイトー」とある。
行ってみると、けっこう広いゲームコーナーだった。
ただし、客層が女子高生中心だからか、スペースの大部分がプリクラ系と、UFOキャッチャー……タイトーだからカプリチオか……系。
アップライトのビデオゲームは数少なく、やったことのないゲームばかり。
名前は聞いたことがある『式神の城』もあるが、自信がない。
それなら早々に場所を変えよう。

 

 

駅に戻る。先へ進みたいところだが、いったん札幌に戻ることにする。
以前札幌駅の広告で見た、エスタ内のナムコ・プラボに行こうと考えたのだ。
(7日目-1参照)

 

「札幌駅前、札幌エスタのnamcoプラボへ(札幌)」に続く)

 

札幌観光情報サイト ようこそさっぽろ JR北海道

 

 

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