久寿餅とハンブルグステーキとミックスジュース。ドレミファインバータとワンダースワンの思い出 | ゲイムマンの日本縦断紀行

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ゲーセンでゲームをプレイし、1面クリア毎に増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す「ゲーセン紀行」でしたが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまいました。

現在このブログ上でゲーム『香川県からの脱出』を制作・配信中。

『脱出ゲーム 香川県からの脱出』に登場する、歴史上の人物ゆかりの場所を巡る旅。
川崎大師をひと回りして参拝を済ませ、大山門から外に出ました。

 

 

 川崎大師('23.9.26)

 


9月も終盤だというのにまあ暑かったです。
暑い中で歩き回って、さすがに疲れたので、大山門前のお店でひと休み。
久寿餅の住吉さんです。

 


冷抹茶くずもちセット。
関東のくずもちは葛ではなく、小麦粉のでんぷんを発酵させたものが主流らしいです。
きなこと黒蜜の甘さが、疲れた体にちょうどいい感じ。
もう少し長居したかったんですけど、つい夢中になって食べ切っちゃいました。
川崎大師山門前 住吉

 

帰り道、仲見世でせき止め飴を買いました。休日には飴切りパフォーマンスが行なわれるお店です。
松屋総本店

 

 


川崎大師駅から、京急大師線で川崎駅に戻ります。
車両は1000形(写真は京急川崎駅で撮影)。今やこの1000形も大師線に入るようになったんですね。
私が16年前に訪れたときは、この1000形じゃない方の、昔の1000形がこの路線を走ってました。

今の1000形も長年にわたって増備されているので、同じ1000形でもいろんな種類の車両が存在するみたいですが。
「428」という番号が見えるので、この車両は2005年に製造された4次車のようです。

 


こちらが初代の1000形。この頃には今の1000形も既に登場していたので、今の1000形が「新1000形」とよばれていました。

 

あと新1000形といえば、シーメンス社製の“ドレミファインバータ”の印象が強かったんですが、2008年から国産の新しいインバータに置き換えられ始め、2021年に全廃。特徴的なドレミファ音が発車時に鳴る車両はなくなっています。

 

 川崎

 

京急川崎駅から、再び地下街の川崎アゼリアを通ってJR川崎駅へ。

 


ホテルメッツ川崎にチェックイン。(この写真は翌日に撮影)

ここは確か、私が1999年、初めて行なった旅行系の企画「東京から仙台までワンダースワンの旅」で、最初に宿泊したホテルだったはずです。
『電波少年』の「スワンの旅」のパロディで、東京・お台場から仙台まで、海沿いの町を巡りつつ、当時バンダイが発売していた携帯ゲーム機「ワンダースワン」用のゲームソフトを買うという企画でした。

 

当時の携帯ゲーム機は、『ポケットモンスター』(ポケモン)の成功により任天堂のゲームボーイが圧倒的に強い状況でした(というよりポケモンの成功によって、一時廃れかけていた携帯ゲーム機の需要が回復したともいえる)。
ワンダースワンは、任天堂でゲーム&ウオッチやゲームボーイを開発した、横井軍平氏が開発にかかわったゲーム機で、1999年3月発売。アクションパズル『GUNPEY』のヒットで注目されました。

(※『GUNPEY』は横井氏が1996年に興した株式会社コトから発売された、ゲームつきキーホルダー『プロフェッサーへのへの』を移植したもの。横井氏は1997年に亡くなられており、ワンダースワンではタイトルを氏の名前にちなんだ『GUNPEY』に変えて発売されました)

 

「ワンダースワンの旅」は1999年7月から2001年8月までやっていましたが、その間、2000年12月にワンダースワンカラーが発売され、スクウェアが参入して初期の『ファイナルファンタジー』シリーズが移植されて話題となりました。
しかし、2001年3月に任天堂がゲームボーイアドバンスを発売。ワンダースワンの存在感は徐々に薄れ、2002年に後継機のスワンクリスタルを発売したものの回復に至らず、フェードアウトしてしまいます。

つまり私が「ワンダースワンの旅」を行なっていた期間は、ちょうどワンダースワンが隆盛していく頃から、衰退期にさしかかるまでの期間に重なります。ひとつのゲーム機の始まりから終わりまでを見届けたような感覚でした。
(この後もスクウェアの話題作が発売されたり、スワンクリスタルが発売されたりして、ワンダースワンの歴史はもう少し続くのですが)

 

「ワンダースワンの旅」は1999年7月スタートですが、木更津に至るまでは日帰りでした。
8月に木更津から再開する際、東京湾アクアラインを通って、途中で「海ほたる」に立ち寄ってから木更津入りしようと思い、このルートのバスが出る川崎で前泊したのでした。

 


ホテルの部屋がJR川崎駅のホームに隣接していたので、ホームを上から眺めることができました。

 

 


ホテルの部屋で1、2時間ほど寝ていたみたいです。夜になってました。
晩ごはんを食べに出かけます。

 

ホテルメッツの1階に、つばめグリルがありますが、1999年にはまだなかったラゾーナ川崎が近いので、見て回ることにしました。

 


ラゾーナ川崎プラザは2006年開業。かつて東芝の工場があった場所に造られたショッピングモールです。
JR川崎駅西口直結。
食事どころはいっぱいあります。特に4階に多いです。
4階の屋外には、東芝の工場時代からあったという、出雲神社のほこらもありました。

ラゾーナ川崎プラザ

 



鉄道コム

 

ただ、食べ終わってすぐホテルに戻れるというメリットもありましたし、結局ホテルメッツ1階の、つばめグリルで夕食にしました。
つばめグリルといえばやっぱり、つばめ風ハンブルグステーキ。
やっぱり間違いのないおいしさでした。

つばめグリル

 

 川崎('23.9.27)

 

翌朝。今日は家に帰るだけなので、遅めにホテルをチェックアウト。
せっかく近くにいるので、ラゾーナ川崎でブランチをとることにしました。

 

駅から近い千成屋珈琲で、ランチ営業をやってるようです。
1階のフードコートにも良さそうな店が多くて、迷いましたが、くつろげそうだったので2階に戻って千成屋珈琲へ。

 

千成屋珈琲は大阪・新世界のジャンジャン横丁で1948年(昭和23年)創業。ミックスジュース発祥の店だそうです。
オムライスと、そのミックスジュースを頂きました。
果実感のあるミックスジュース。それに今ちょうど食べたかった感じのオムライス。
うっかり写真を撮り忘れたのが残念。
千成屋珈琲

 

JR川崎駅から南武線に乗って帰路につきました。
少し前に仕事で南武線を使ったときは、ものすごい混雑で辟易しましたが、今回は空いてて快適でした。

 

※『脱出ゲーム 香川県からの脱出』のヒット祈願で、ゲームの登場人物ゆかりの地を巡る旅は、以前にも何度か行なっています。よろしければこちらも御覧下さい。

 

 

大津・建部大社と堺・大鳥大社(日本武尊)、神戸・須磨寺(尾崎放哉) 岡山・吉備津神社と吉備津彦神社(桃太郎) 安倍晴明神社と、あべのハルカス、道頓堀、特急ひのとり

 

 

池上駅 池上本門寺(日蓮) 矢口渡駅、蒲田の屋上観覧車 東急多摩川線・武蔵新田駅から新田神社(1)(新田義興、平賀源内) 新田神社(2) 新田神社(3)

 

東急&相鉄新横浜線&相鉄・JR直通線 緑園都市駅&ゆめが丘駅 藤沢本町(源義経) 辻堂駅北口・テラスモール湘南(前編) テラスモール湘南(後編) 片瀬江ノ島駅

 

多磨霊園(前編) 多磨霊園(後編)(大平正芳、大川博、菊池寛) 虎ノ門の金刀比羅宮 神田明神・将門塚(平将門) 東寺(空海) 白峯神宮(前編)(崇徳天皇) 白峯神宮(後編)(崇徳天皇) 晴明神社(安倍晴明) 北野天満宮(菅原道真)

 

ゲームブック風アドベンチャーゲーム『脱出ゲーム 香川県からの脱出』はこちらから。


※これまでの「日本縦断紀行」はこちら。

 

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