武蔵新田('23.6.18)
「池上へ、ゲームのヒット祈願に向かう」
「池上本門寺へ行ってきました」
「ナムコの聖地・矢口渡と、蒲田の屋上観覧車」
の続きです。
東急多摩川線・武蔵新田駅から、ゲーム『香川県からの脱出』のヒット祈願のため、新田神社へ向かいます。
新田神社は南北朝時代の武将、新田義興(新田義貞の次男)をまつる神社ですが、讃岐出身で『香川県からの脱出』にもご登場頂いた、平賀源内にたいへんゆかりの深い神社です。
なので、例によって、勝手にゲームに登場させたことの事後報告を兼ねて、こちらの神社に参詣することに致しました。
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武蔵新田駅から新田神社までは徒歩3分。すぐ近くです。
ただ、「新田神社にお願い事をする際は、新田義興公の家来をまつる十寄(とよせ)神社に、先にお参りするべし」という言い伝えがあると聞いたので、新田神社の前を通り過ぎて、商店街をなおしばらく歩き、十寄神社に向かいました。
十寄神社。新田神社の境外末社的な、小さなお社ではありますが、歴史は古いようです。
1358年(南朝では正平13年、北朝では延文3年)、義興公が討ち死にしてからほどなくして、新田神社が創建されたのですが、十寄神社の創建もそれとほぼ同時期とのこと。
義興公とともに討ち死にした十人の家臣がまつられており、もとは「十騎明神」と呼ばれていました。
やがて「十騎」が「十寄」に変わり、さらに読み方が「とよせ」に変わったらしいです。
現在も社殿の脇の小さなほこらに、「十騎神社」と表記されています(十寄神社の末社かもしれません)。
社殿は第二次世界大戦時の空襲で焼失し、戦後に再建されましたが、老朽化のため1980年(昭和55年)に建て替えられました。
社号標や狛犬は、江戸時代のものが現在も残っています。
十寄神社に参拝。
来た道を引き返し、あらためて新田神社に向かいます。
新田神社は前述の通り、御祭神・新田義興公が矢口の渡しで討ち死にした1358年(南朝・正平13年/北朝・延文3年)に創建されたそうです。
義興公の命日は10月10日なので、その年のうちにということは、亡くなってから本当に間もなくまつられたということになります。
鳥居をくぐるとまず、背の高い御神木が目立ちます。樹齢七百年の欅(けやき)の木。
江戸時代に落雷に遭って幹が大きく裂け、さらに1945年(昭和20年)の空襲にも遭いましたが、枯れることなく現在も毎年葉を茂らせており、さらに宿り木が寄生して早春に花を咲かせています。
なので、この御神木に触れると、健康長寿・病気平癒・若返りの御利益を得られるとされています。
もちろん私も、祈りを込めて御神木の幹に手を触れました。
……このブログで何度か書いてますが、私は“パワースポットクラッシャー”なので、私に憑いてる負のパワーが勝って、御神木が枯れてしまわないか、少し不安ではありますが。
まあ、過去に訪れたパワースポットそのものに損害を与えたことはおそらくないと思いますので、大丈夫だと思います。
私がパワースポットを訪れても、良い事が起こらないとか、訪れた直後に信じられないくらい悪いことがたまに起こるとか。
(参拝した翌日から高熱で2週間寝込む、迷走神経反射性失神で倒れる、自宅の玄関のドアが突然壊れる、幸せを祈った相手が怪我して入院する、等)
そういう「パワースポットのパワーを打ち消す」という類のクラッシャーなので。
今回こそは、何か良い事が起こればいいなあと思います。
御神木の隣に、末社の稲荷社。この地域の農業を守る神様として勧請されたそうです。
今では新田神社の周りは商店街ですが、お稲荷さんは商売繁盛の神様でもあるので、やはり地域の守り神であることには変わりないでしょう。
社殿は空襲で焼失しましたが、1960年(昭和35年)に明治神宮から、戦後しばらく本殿の代わりに使っていた仮殿を譲り受けて、再建されました。
大きな矢のオブジェが目立ちますが、これについては後述します。
※これまでの「日本縦断紀行」はこちら。
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周りの人に知ってもらいたいこと
(「高齢者と同居しています」「基礎疾患を持っています」等)